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フグの生態や基本情報まとめ【魚図鑑】

フグの基本的知識(主にメインは種類について)から、こんなこともいうんだーなどフグについてのあれやこれを載せています。基本的に超初心者向け。フグってどんな生き物なんだろうっと素朴な疑問が浮かんだ方向けに記載しております。
2020年8月27日
三日月゜
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はじめに

こんにちは! 今回はフグについての記事をご紹介したいなと思っております。 基本的な情報を主に、浅く広く見ていきたいなと思っております。

フグ/分類

フグと言っても色々種類があり分類的にフグと言われるフグ目は3亜目9科101属357種で構成されており海水魚が主に中心で構成されています。 以下、フグ目3亜目9科101属357種について説明していきます。

ベニカワムキ亜目

ベニカワムキ科 - Hollardinae亜科

ベニカワムキ亜目は1科11属21種から構成されています。 位置を固定できるほど大きく発達した棘条が腹びれにあります。 6本の棘条が背びれにあり、上顎を少し前に動かすこともできます。 ベニカワムキ亜目の1科、ベニカワムキ科は2亜科11属21種で構成されています。 深海魚が多くインド洋や太平洋、西武大西洋の熱帯・亜熱帯に生息しています。 腹びれと腰骨が左右同じ構造になっており丸みを帯びた尾びれをもっています。 ベニカワムキ科の1亜科、Hollardia亜科は2属5種で構成されています。 主に西武大西洋に生息していますが1種だけハワイ近海に生息しています。 ・Hollardia属‐Hollardia goslinei ・Hollardia属‐Hollardia hollardi ・Hollardia属‐Hollardia meadi ・Parahollardia属‐Parahollardia lineata ・Parahollardia属‐Parahollardia schmidti

ベニカワムキ科 - ベニカワムキ亜科

ベニカワムキ亜目は1科11属21種から構成されています。 位置を固定できるほど大きく発達した棘条が腹びれにあります。 6本の棘条が背びれにあり、上顎を少し前に動かすこともできます。 ベニカワムキ亜目の1科、ベニカワムキ科は2亜科11属21種で構成されています。 深海魚が多くインド洋や太平洋、西武大西洋の熱帯・亜熱帯に生息しています。 腹びれと腰骨が左右同じ構造になっており丸みを帯びた尾びれをもっています。 ベニカワムキ科の1亜科、ベニカワムキ亜科は9属16種で構成されています。 主にインド洋と太平洋に生息してますが西武大西洋に1種だけ生息しています。 ・ウケグチカワムキ属‐ウケグチカワムキ ・ソコカワムキ属‐ソコカワムキ ・ナガカワムキ属‐ナガカワムキ ・ナガカワムキ属‐Halimochirurgus centriscoides ・フエカワムキ属‐フエカワムキ ・フエカワムキ属‐Macrorhamphosodes platycheilus ・ベニカワムキ属‐ベニカワムキ ・ベニカワムキ属‐シマベニカワムキ ・ベニカワムキ属‐Triacanthodes indicus ・ベニカワムキ属‐Triacanthodes intermedius ・ミスジカワムキ属‐ミスジカワムキ ・ミスジカワムキ属‐Paratriacanthodes abei ・ミスジカワムキ属‐Paratriacanthodes herrei ・Bathyphylax属‐Bathyphylax bombifrons ・Bathyphylax属‐Bathyphylax omen ・Bathyphylax属‐Bathyphylax pruvosti ・Johnsonina属‐Johnsonina eriomma ・Mephisto属‐Mephisto fraserbrunneri

モンガラカワハギ亜目

ギマ上科 ‐ ギマ科

モンガラカワハギ亜目は3上科4科61属182種で構成されています。 5科、絶滅科として含まれており、前頭骨の構造が特徴的です。 モンガラカワハギ亜目のうちの1上科、ギマ上科は1科4属7種で構成されています。 ギマ上科は1科しかないのでギマ科は前文と同じ4属7種で構成されています。 浅い海の海底で群れを作って生息しておりインド洋から太平洋にかけて生息しています。 尾びれにV字状の切れ込みが入っており、腹びれは長い1本の棘になっていてそれを支えるために腰骨が左右合わさって1本の棒状になっています。 ・ギマ属 ・Pseudotriacanthus属 ・Tripodichthys属 ・Trixiphichichthys属

モンガラカワハギ上科 ‐ モンガラカワハギ科

モンガラカワハギ亜目は3上科4科61属182種で構成されています。 5科、絶滅科として含まれており、前頭骨の構造が特徴的です。 モンガラカワハギ亜目のうちの1上科、モンガラカワハギ上科は2科43属142種で構成されています。 特徴としては両眼を別々に動かすことができ体高が高く体の左右は平べったい形をしています。 腹びれが極めて小さいのも特徴であり鞘状鱗とよばれる鱗が頭部や体で覆われています。 モンガラカワハギ上科のうちの1科、モンガラカワハギ科は11属40種で講成されています。 三大洋に生息しており主に観賞魚として人気です。 歯が上顎の外側に4個、下顎の真ん中に3個に2列に並んでおり、貝類やウニなどの固い殻に覆われている生物を捕食して食べる種が多く噛み砕くのに適しています。 ・アカモンガラ属 ・アミモンガラ属 ・キヘリモンガラ属 ・クマドリ属 ・ナメモンガラ属 ・ムラサメモンガラ属 ・メガネハギ属 ・モンガラカワハギ属 ・Balistes属 ・Xenobalistes属

モンガラカワハギ上科‐カワハギ科

モンガラカワハギ亜目は3上科4科61属182種で構成されています。 5科、絶滅科として含まれており、前頭骨の構造が特徴的です。 モンガラカワハギ亜目のうちの1上科、モンガラカワハギ上科は2科43属142種で構成されています。 特徴としては両眼を別々に動かすことができ体高が高く体の左右は平べったい形をしています。 腹びれが極めて小さいのも特徴であり鞘状鱗とよばれる鱗が頭部や体で覆われています。 モンガラカワハギ上科のうちの1科、カワハギ科は32属102種で構成されています。 オーストラリア近海に種の半数以上が生息しており食用種も少し含まれています。 餌を細かく食べるのに適している歯は上顎の外側に3本、下側の真ん中に2本並んでいます。 背びれが2本棘条としてますが2本目は皮膚に埋没してたり失われてたりするくらい小さくなってしまっています。 ・アオサハギ属 ・アザミカワハギ属 ・アナカンタス属 ・アミメハギ属 ・ウスバハギ族 ・ウマヅラハギ属 ・ウケグチノホソミオナガノオキナハギ属 ・カワハギ属 ・コクテンハギ属 ・センウマヅラハギ属 ・テングカワハギ属 ・ニシキカワハギ属 ・ノコギリハギ属 ・ハナツノハギ属 ・ヒゲハギ属 ・フチドリカワハギ属 ・メウスケニア属 ・モロコシハギ属 ・ヨソギ属 ・Acanthaluteres属 ・Cantheschenia属 ・Colurodontis属 ・Enigmacanthus属 ・Eubalichthys属 ・Lalmohania属 ・Meuschenia属 ・Monacanthus tuckeri属 ・Nelusetta属 ・Scobinichthys属   他3属

ハコフグ上科 ‐ ハコフグ科 ‐ イトマキフグ亜科

モンガラカワハギ亜目は3上科4科61属182種で構成されています。 5科、絶滅科として含まれており、前頭骨の構造が特徴的です。 モンガラカワハギ亜目のうちの1上科、ハコフグ上科は1科14属33種で構成されています。 そのハコフグ上科の1科、ハコフグ科は2亜科14属から構成されています。 体が硬い甲羅状になった骨格に囲まれ、体つきが角張った箱状の形をしています。 体高が高く、横幅のある形をし、腹びれ、背びれがないです。 外部からストレスがかかると皮膚から毒をだすのはこの種類です。 そのうちの1亜科、イトマキフグ亜科は7属13種で構成されています。 比較的広い地域であるインド洋からオーストラリア近海に生息しています。 ・イトマキフグ属 ・Caprichthys属 ・Capropygia属 ・Polyplacapros属 ・Anoplocapros属 ・Aracana属

ハコフグ上科 ‐ ハコフグ科 ‐ ハコフグ亜科

モンガラカワハギ亜目は3上科4科61属182種で構成されています。 5科、絶滅科として含まれており、前頭骨の構造が特徴的です。 モンガラカワハギ亜目のうちの1上科、ハコフグ上科は1科14属33種で構成されています。 そのハコフグ上科の1科、ハコフグ科は2亜科14属から構成されています。 体が硬い甲羅状になった骨格に囲まれ、体つきが角張った箱状の形をしています。 体高が高く、横幅のある形をし、腹びれ、背びれがないです。 外部からストレスがかかると皮膚から毒をだします ハコフグ亜科は7属20種で構成されています。 浅い海の海底付近に生息していて背びれと臀びれの後ろまで骨板が閉じているのが特徴です。 ・コンゴウフグ属 ・ハコフグ属 ・ラクダハコフグ属  他4属

フグ亜目

4科29属154種で構成されています。 腹びれとヒレに棘条がないのが特徴です。

ウチワフグ科

1属1種の構成です。 インド洋からアフリカ東岸、オーストラリアや日本近海の広い範囲で分布しています。 合計で3本の歯板を持っていて上顎に2枚、下顎に1枚となっています。 腹びれがなく、腹部が大きく垂れ下がり尾びれは二又に分かれているのが特徴です。 ・ウチワフグ属

フグ科 -フグ亜科


フグ科は2亜科19属130種で構成されています。 そのうちの1亜目、フグ亜科は18属98種にて構成されています。 鼻孔と側線ははっきりしており、体が丸みを帯びているのが特徴です。 ・オキナワフグ属 ・サバフグ属 ・シッポウフグ属 ・トラフグ属 ・モヨウフグ属 ・ヨリトフグ属       他12属

フグ科 ‐ キタマクラ亜科

フグ科は2亜科19属130種で構成されています。 そのうちの1亜目、キタマクラ亜科は1属32種で構成されています。 左右に平べったい形をしており鼻孔と側線はあまりはっきりしないです。 インド洋、太平洋に主に分布してます。 ・キタマクラ属

ハリセンボン科

6属19種で構成されています。 体中に棘が生えていて腹部を膨らませることで一部のハリセンボン科は棘が立っているように見えます。 ・イシガキフグ属 ・ハリセンボン属 ・メイタイシガキフグ属 ・Allomycterus属 ・Lophodiodon属 ・Tragulichthys属

マンボウ科

3属4種から構成されています。 体長2mで体重1トンを超える大型の魚。 熱帯地方や亜熱帯地方で生息しており、腹びれ、尾びれがないです。 その代わり背びれや臀びれは大きく発達しており舵取りの役割も果たしています。 両顎に歯板を1枚ずつもっているため口は小さく浮き袋や側線はないです。 ・クサビフグ属 ・マンボウ属 ・ヤリマンボウ属

フグ/外国名

Blow fish・Puffer・Globe fish・fugu

呼び方としては3つあり使い方や漢字によって呼び方が異なります。 研究対象としてみた場合や「河豚」と書く場合、Blow fish(ブローフィッシュ)・、Puffer(パァファ〔ル〕)と明記します。 食べ物としてみた場合や「フグ」明記だとPuffer(パァファ〔ル〕)やGlobe fish(グローブフィッシュ)・fugu(フグ)と呼ばれています。 どれも「膨らんだ」みたいな意味合いになるそうです。

フグ/学名

Tetraodontidae

ラテン語でデテトラオドンテイダエと読みます。

フグ/由来(漢字)

河豚

中国語から由来。 「河」は河川などの淡水域に中国で食用とされていたフグが生息していたためです。 「豚」はその鳴き声が豚のようであったことから河豚とつけられたそうです。

フグ/由来(カタカナ)

正式に「フグ」と呼ばれるようになったのは江戸時代中頃だと言われています。 それ以前の平安時代などには「布久(ふく)」や「布久閉(ふくべ)」と呼ばれていたそうです。 ただ現在でも中国地方や下関など一部の地域では「ふく」と呼ばれているそうです。

フグ

「フグ」と呼ばれるようになったのにはいくつか説があると言われています。 1.水中でゴカイ類と呼ばれる餌を食べる際に胃の一部に水を飲みこみ吹き出して砂中の砂をどかして餌を探して食べていたことから「吹く」と呼ばれるようになりました。 2.怒るとお腹をぷっくらい膨らますその姿から「ふくるる」と名付けられその「ふくるる」を略してフクと呼ばれるようになりました。 3.怒ってフクれる姿が「フクベ(ひょうたん)」に似てるからその名にされたともいわれています。

フグ/生息地域・分布

生息地域・分布

温帯から熱帯域に広く分布していますが淡水や汽水域にも生息しているフグもいます。 主な漁場としては東シナ海や日本海、瀬戸内海周辺や千葉県以南の太平洋などです。

フグ/生態・生育環境

生態


「潜砂行動」と言われフグは砂に潜る習性があります。 状況としては下顎やお腹で砂をかき分け頭部だけが砂から出てる状態のことを言います。 フグが潜砂行動をとる理由としてはいろんな仮説が存在し、一つは外敵から身を守るためや、一つはリラックスするため、一つは環境の変化に対応するため、一つは睡眠をとるためなど様々な説があります。

生育環境

生まれた時の水の温度によって海水、淡水、汽水とわかれます。 海水、淡水の違いは塩分濃度によるものです。 汽水は海水と淡水が混じった水にことです。

フグ/飼育方法

それぞれ種類によって飼育方法は様々で気にする点は以下7つです。 ・水槽のサイズ ・餌の種類と回数 ・混泳 ・水換え ・レイアウト ・水つくり・水質 ・フィルター

フグ/飼育できる種類

主な種類

アベニーパファー、南米淡水フグ、インドエメラルドパファー、デトラオドンミウルス、インドシナレオパードパファー、ミドリフグ、ハチノジフグ、シマキンチャクフグなど

フグ/水槽

水槽サイズ

30cm水槽 → 全長5cmくらいで単独飼育 60cm水槽 → 全長10cmくらいで複数飼育可 ちなみに複数飼育する場合は大きめの水槽のほうがよいとされています。

フィルター

外掛け式、底面式、上部式、外部式などがあります。 フグにかじられる可能性があるのでスポンジ式は不可です。

フグ/特徴・形態

身体的特徴

冒頭のフグ目フグ亜目フグ科の欄でも少し触れましたがフグの身体的特徴についてです。 まず気になるのはそのシルエットです。 魚は一般的に6つのびれが存在します。 前から胸びれ、棘上か軟条、腹びれ、背びれ、尾びれに尻びれです。 ですがフグには棘上か軟条、腹びれがないのが特徴です。 なので泳ぎ方もほかの魚とびれの使い方が違ってきます。 ほかの魚が主に泳ぐ際、使用するのが尾びれなんですがフグにとって尾びれは方向転換するためのの舵取りの役目になっています。 なのでフグは泳ぐ際、背びれと尾びれを使って泳いでいるのです。 それと水を吸い込んだり空気を吸い込んだりして膨らんだりするのも特徴の一つですし体内に毒をもっているのも特徴です。

こちらも冒頭のフグ目フグ亜目フグ科の欄で少し触れましたがフグの歯についてです。 フグの歯は板歯とよばれる大きな歯でできています。 人間みたいに細かく分かれているわけでもなくサメみたいにギザギザしているわけでもないです。 上顎、下顎にそれぞれ2枚ずつで計4枚あり鳥のくちばしみたいな形の歯をしています。 その先端のくちばしみたいな歯はとても強力で釣り糸などは簡単に噛み切ってしまうほどです。 なので捕獲されたフグは「歯切り」と呼ばれる方法でそのくちばし部分の歯をカットし他の魚や人を傷つけないようにします。

フグ/釣り情報

アカメフグ・・・10月ごろから春先にかけてがおすすめです。         日本各地をはじめ、黄海、東シナ海などに生息してます。         東京湾、内湾や岩礁交じりの海域でよく釣れます。         カットウ釣りがおすすめです。     カワハギ・・・船釣りだと秋から冬にかけてがキモが大きくなってきてるのでおすすめです。        ノベ竿だと4月から6月ですが基本的に一年中釣れます。        本州から九州に生息してます。        東京湾や三浦半島などは船釣りがメインです。        ノベ竿だと岩礁や海藻交じりの海底がある堤防がおすすめです。        船釣り、投げ釣り、波止・堤防釣り、ミャク釣りなどおすすめです。 ギマ・・・6月から8月がおすすめです。      千葉県以南やインド洋、西太平洋など温帯から亜熱帯に生息してます。      主に東海地方、たまーに東京湾内でも釣れます。      船釣り仕掛け、投げ取り仕掛けがおすすめです。。 ショウサイフグ・・・10月から12月ごろか初夏がおすすめです。           ただ一年中通して釣れます。           主に東北以南の太平洋側や東シナ海に生息してます。           東京湾や茨城県、千葉県などでも釣れます。           カットウ釣り、食わせ釣りがおすすめです。 ハリセンボン・・・初夏から秋がおすすめですが場所によっては一年中釣れます。          日本各地に生息しており南西諸島は一年通して釣れるのでおすすめです。          狙い目は漁港内の波が静かなところです。          ミャク釣りがおすすめです。。

フグ/味・選び方

味・選び方

魚なのでやはり鮮度が大切で、味はコリコリやプリプリしててクセも特になくおいしいです。 肝や内臓系は食べれるのと食べれないのがいるので要確認になります。 食べれる種類としては、トラフグ、シマフグ、ショウサイフグ、アカメフグ、コモンフグ、シロサバフグ、ミゾレフグ、キタマクラ、オキナワフグ、ハリセンボン、ヒトヅラハリセンボン、イシガキフグ、ネズミフグ、メイタイシガキフグなど。

フグ/栄養・寄生虫


・タウリンが豊富です。 ・コーラーゲンが豊富です。 ・セレン・グリシンが含まれています。 ・ビタミンDとカルシウムが含まれています。 ・ナイアシンが含まれています。 美容、健康にいいものばかり含まれてます。 ウミチョウという寄生虫がつくことで知られています。 ダニ程度の大きさですが猛毒をもっています。 ただ水洗いで落ちますし目視でもわかるので念入りに確認が必要です。

フグ/料理・調理方法

料理・調理方法

切り身にしてお刺身にしたり、唐揚げ、天ぷら、、鍋などが一般的な料理ですね。 他にもお味噌汁とかサラダとかにいれたりヒレ酒とか混ぜ込みごはん、パスタにも混ぜれたりします。 皮をはいでから食べる魚もいるので注意。 内臓類も中には危険なものがあるので要確認してから食すようにしてください。 ただフグには毒が含まれているものが大半で通常だとフグ調理師免許が必要なものになってくるのであまり一般家庭での調理はおすすめできないです。 なので今回調理方法は省略します。

漁法

漁法

定置網、引っかけ釣り、一本釣り、底引き網、刺し網、まき網、はえ縄など

フグ/毒

毒の種類

フグの毒として有名なのがトラフグに含まれる「テトロドトキシン」と呼ばれています。 それともう一つフグの中に「パフトキシン」という毒を持ったフグが存在してまして、中でもハコフグが有名です。 毒自体はこちらのパフトキシンのほうが強いのとストレスなど加わった時に水中で皮膚から毒をだすので注意が必要です。

テトロドトキシン

毒力は青酸カリの約1,000倍と言われています。 それも部位や種類によって含有量が異なります。 主に一番多いと言われているのが肝臓や卵巣です。 食べると吐血や、手のしびれ、中毒症状を巻き起こし最悪の場合死に至ることがあります。 その毒力は強く、死亡率は高いと言えます。

パフトキシン

水溶性の粘液毒の一つです。 皮膚に毒をもっている他に肝臓に多くもっていると言われています。 フグだと主にハコフグがもっていることで有名です。

毒のでき方

毒のでき方としては2つの仮説があります。 一つはフグ自身が生産している内因説と餌などを食べて外部から取り込まれている外因説です。

フグ/その他

フグ/ 地方名

ふく・・・主に山口県下関や北九州にて、縁起をかついで「不遇、不具」と通じることから「福」に繋がったといわれています。 きたまくら・・・主に高知県で使われている言葉。 くろもんふぐ・・・おもに大分で使われている言葉。 ブッキン・・・主に熊本県にて呼ばれている呼び方です。        フグの形状や生態からそう呼ばれるようになったそうです。 テッポウ・・・主に大阪にて呼ばれているそうです。 鉄砲(テッポウ)に当たったら危ないというとこからフグの毒に当たったら危ないという言葉へときているそうです。        つけられるようになった経由ですが、当時、フグは禁止食として扱われていたので隠語としてテッポウとといわれるようになったそうです。         なのでフグ鍋をテッポウのちり鍋、略して「てっちり」。         フグの刺身がテッポウの刺身、略して「てっさ」と呼ばれてます。 トミ・・・主に千葉県にて呼ばれているそうです。      フグを食した場合フグの毒に当たるのは宝くじのようだと言われ、宝くじのように当たらないことからトミと呼ばれるようになったそうです。 いかふぐ・・・主に富山県にて使われている言葉。        名古屋河豚・なごや・・・主に市場で呼ばれている呼び方です。        「身の終わり」という単語がすごく関係していて「美濃尾張(みのおわり)」に通じているとされています。        美濃尾張と当たれば身の終わりのような意味合いです。        そしてその尾張といえば名古屋なので名古屋河豚と呼ばれるようになったそうです。        ただ市場によっていろんな呼ばれ方はしてるみたいです。 がんば・・・主に長崎県の一部の地域で使う言葉。       命を落としてでも食べたいというとこからきています。       棺桶をがん箱と言っていて略した形のがんばになったそうです。 ジュッテントン・・・主に鹿児島で使われる呼び方です。           フグを食べて毒に当たった際に十回転んで倒れるほど苦しむ様子からなまって十転倒(ジュッテントン)になったそうです。