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クロダイ仕掛けはこうして作る!釣れる仕掛けとそのコツを徹底紹介!

クロダイ釣りの中でも一番簡単な「ぶっこみ釣り」。 仕掛け、作り方、エサ、道具等を紹介しながら、釣り方とコツを紹介します。 初心者の方でもクロダイ釣れるように、『仕掛け』の作り方をわかりやすくセクション毎に説明させて頂きます。
2020年8月27日
akihiro532492
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目次

クロダイ ぶっこみ釣りの仕掛けについて

『ぶっこみ釣り』における 仕掛けの「作り方」を分かりやすくするために、 「手書き(竿、道具、仕掛け)」全体図を 作成しました。 初心者の方でも簡単にできる「仕掛け」です。 それぞれの仕掛けは、以下のセクションで 説明してます。

クロダイ 釣果実績 50㎝を超えた『大物』

今秋の9月上旬に「ぶっこみ釣り」にて釣り上げた、50㎝オーバーの 「大物」です。 この黒鯛を釣り上げた「仕掛け」を中心に「エサ」、「道具」、 「釣り方」のコツを紹介します。 「ぶっこみ釣り」は、「撒き餌」等の「フカセ釣り」や、 カニ等の「落し込み釣り」を比べて、 簡単で手軽に「初心者」でも、すぐにできる釣りです。 竿・リール・仕掛けは安く手に入れることができ、 黒鯛「入門」としては、おすすめな釣りです。

9月2日 (土)17:00の釣果

クロダイ ぶっこみ釣りのおすすめの釣り場

おすすめとしては、河口域です。淡水と海水が入り混じる場所。 川なのですが、20キロ先は海という場所です。 河口域は、漁業利用料は、不要で釣り人にやさしい場所です。 テトラ帯があるところでは、 カニ等の「落し込み釣り」ができます。 また、防波堤や沿岸部があるところは、 撒き餌等の「フカセ釣り」が出来る場所もあります。 撒き餌の「フカセ釣り」については、禁止場所もありますので、 釣り場の看板等を確認する必要があります。

クロダイ 仕掛け 釣果時期について

黒鯛の釣果時期は、河口域(海水と淡水が入り混じるところ)だと、 7月上旬~9月下旬がおすすめです。 10月以降は、海へ下るようです。 夏は、淡水に上り、秋には海に戻るのでしょうか・・・・!? 黒鯛狙いであっても、夏の河口域は、「ウナギ」「フナ」「コイ」の川魚、 「スズキ(シーバス)」「ヒラメ」「コチ」海魚も釣れます。 水族館にいるような「エイ」が意外と釣れてしまいます。 何か、あがってくるか分からないのが魅力があり面白いです。

8月15日(火)13:00 釣果

9月1日(金)21:06 釣果

8月18日(金)20:00 釣果

10月9日(月)14:35 釣果

釣れてしまうんです。 写真は、小さいですが、座布団級の大きさもいるので、 竿が折れそうになります。 釣れた際は、毒があるのでご注意を。 大きいのは、引き上げると、竿が折れるので途中で 切ることもおすすめします。

クロダイ 仕掛けの作り方について 『竿』編

ぶっこみ釣りでは、 ①安さと手軽さを求めるなら、4mから5mの「投げ竿」で、  20号~30号の錘が耐えられるもの。  (竿に30-420)と表記されています。  「初心者」の方におすすめします。 ②高級感と釣り上げる精度を求めるなら、4mから5mの  「5号」の「磯竿」がおすすめです。  (竿に5-420)と表記されています。  2本目の竿におすすめします。 竿の長さについては、釣り場の河口域状況によって代わってきます。 周りが障害物なく、投げ入れることができる場所は、5m。 周りに障害物などがある場合は、4mがよいと思います。 長いほうが、遠投ができます。 しかし、場所がせまいと、扱いにくい。 釣り用語で手返しが悪い状況になってしまいます。 短いほうは、長い竿と比べると飛距離が落ちます。 その分、扱いやすい竿になります。 メリット、デメリットがあり、釣り場にあわせた竿を購入するのがよいです。

初心者の方には、最初は、手ごろな値段の「投げ竿」をお薦めします。

クロダイ 仕掛けの作り方について 『リール』編

スピニングリールの3000番台から5000番台のリールがよいです。 遠投として、50mから100mが投げれるものがいいです。 メーカーものの高いリールは必要なく、 釣り具屋さんの特売コーナーにある 安いリールで対応が可能です。 (ドラグ機能だけはあったほうがよいです。) 黒鯛がかかった際、黒鯛は、必死の抵抗で、 奥へ奥へ潜り込む習性があります。 その際、ドラグを緩めないと、プチンとラインが切れてしまいます。 クロダイが、かかってから釣り上げる為の格闘!?の際は、 ドラグ機能を有効に活用する必要があります。

「ぶっこみ釣り」の場合は、安価なリールで対応できます。


クロダイ 仕掛けについて 『道糸、天秤、針』編

仕掛けの「作り方」は、シンプルです。 道糸(リールからの糸)に天秤を取り付け、天秤に錘をつけて、 天秤の下に針をつける、 すごくシンプルな仕掛けです。 針は、1本針です。 針を2本針にする「仕掛け」の「作り方」がありますが、 釣果の可能性はあがりますが、 その分、根がかりのリスクが増えます(釣り経験により) 2本針の「作り方」にするくらいなら、2本目の竿を出し、 違う飛距離に遠投したほうが釣果があがるような気がします。

クロダイ 仕掛けについて 『ライン』編

ナイロン4号から5号が必須となります。 50㎝オーバーの黒鯛(年なし)でもライントラブルなどが無い限り、 4号の強さで確実にあがってきます。 「仕掛け」の「作り方」としてラインを大きな号数にするほど、 強度はあがりますが、遠投ができなく、リールに巻く量が少なくなります。 「作り方」として、PEラインやフロロなどの高級なラインがありますが、 『ぶっこみ』釣りの場合は、安いナイロン糸で対応できます。 もちろん、PEラインでも問題ありません。

クロダイ 仕掛けの作り方について 『錘』編

潮の流れによって、錘の号数をかえる必要があります。 大潮のように流れが強い時は、25号~30号のスパイク錘 小潮のように流れが弱い時は、10号~15号のオタフク錘 を使用します。1日の中でも、満ち潮などの状況により、 流れが強い時間帯や弱い時間帯があります。 潮汐表を確認し、流れによって錘をかえるようにします。

スパイクは、流れが強いときに、有効です。 しかし、根かかりのリスクがあること、遠投する際は、投げにくいです。

オタフクは、遠投では、よく飛び、コンパクトなので、根がかりのリスクが少ないです。 しかし、流れに勢いがある際は、不向きとなります。

大潮や小潮などを事前に把握することが必要です。 釣り具屋さんなどで、サービスで頂くことができます。 また、新聞にも毎日掲載されてます。 潮汐アプリもあります。

クロダイ 仕掛けについて 『ケミホタル』編

ケミホタルは、「電池式」と使い捨て式があります。 電池式は600円~800円程度です。 電池も別売りで100円から300円必要です。 「使い捨て式」は一回きりののもです。 100均でも販売しています。 どちらがよいかは、釣りに行く回数により、 何回も釣りに行く方は、「電池式」のほうがコスト安です。 しかし、1回切りの釣りの場合は、もったいないので、 「使い捨て式」がよいと思います。 初心者の方は、最初は、「使い捨て」タイプをおすすめします。

1回きりです。6時間ほど使えます。 初心者の方に、おすすめします。

何回もぶっこみ釣りに、通う方向きです。 長期で考えるとコスト安です。

クロダイ 仕掛けについて 『鈴』編

日中、鈴を竿先につけて、“あたり”を確認する必要があります。 ①スプリングの鈴(竿先に洗濯バサミにように、挟む) ②ネジ式の鈴(竿先に、ネジで固定する) があります。 選ぶコツとして ①は、仮止めなので、投げ込む際や引き上げる際に、  取り外しが必要となりますが、  投げ込んだ際、ラインが鈴に絡まるトラブルがありません。 ②は、ネジの固定式なので、投げ込み際や引き上げる際に、  取り外しが不要で便利です。  しかし、投げ込む際、ラインが鈴に絡む恐れがあるので  注意が必要となります。 また、鈴が1つのと、2つがありますが、 これは、音が大きくなるかの違いです。 黒鯛は、当りが大きいので、1つの鈴で、 気付くことができます。 鈴も2つあると、ラインがからまるトラブルの原因となるので、 1つで対応が可能だと思います。

クロダイ 仕掛けについて 『針』編

セイゴ針14号(ハリス3号)、チヌ針5号(ハリス3号)を 使用しています。 針の選ぶコツについては、大きさは、個人差もあり、 小さい針の方もいれば、大きな針の方もいます。 ハリス付の針を購入してもよいですが、馴れてきたら、 針とハリスを別々に買い、自身で結んで作製するとコストが安くなります。

初心者の方や、素早く使用したい方におすすめです。


針先が、内側に曲がっていて、黒鯛がかかった際に、すっぽ抜けのリスクがないです。 しかし、先が曲がっている分、餌が付け辛く、とれやすいです。

針が丸いので、どんな餌でも万能に取り付けることができます。

針とハリスを別々に購入すると、コスト安になります。 ハリスの長さも、自身で調整できます。 初心者の方には、「針+ハリス」のセットの購入をおすすめします。

クロダイ 仕掛けについて 『天秤』編

固定天秤を使用しています。誘導天秤もありますが、 値段が高いので固定天秤を使用しています。 誘導天秤の方がよい意見も聞きますが、 黒鯛については、かかった際の、 あたりは、固定天秤であっても、すぐに分かります。

一番コスト安です。 小さい魚には、不向きですが、大物を狙う際は、有効です。

クロダイ 仕掛け 『エサ』について

①エサは「青イソメ」の房掛けです。針にかけられるだけ、何匹もつけます。  釣り具さんや、エサ屋さんにいくと500円~700円程度で  1パック20匹程度 いれてもらえます。  夏場は、暑さに弱いので、長時間保管する『コツ』は  クーラーボックスに入れておくことです。 ②「アケミ貝」のむき身を使用します。貝をとり、むき身だけにします。  針に、大きいアケミ貝の場合は、1個、小さい場合は2個付けます。  貝をそのまま殻ごと付けるやり方や、半分割るやり方もありますが・・・・  値段は、釣り具屋さんで1パック、もしくはグラム単位で販売してます。  500円~700円で15個程度買えます。 ※撒き餌  ぶっこみ釣りは、基本的に「撒き餌」を必要としません。  「撒き餌」は、魚を寄せる為に、  必要となり、ふかせ釣りには、必須となりますが、ぶっこみ釣りには、  必須ではありません。  しかし、沖からの釣りでは、魚が寄らないと釣れない事情もあり、  余裕があるなら、「撒き餌」を撒きながら、黒鯛を寄せてくることも  有効だと思います。

『エサ』を購入するコツ

初めての釣り場では、どこで、エサを買ってよいか分からないでしょう!? 釣り場近くには、「釣り具」屋さんと、 「エサ」だけを販売している「エサ」屋さんもあります。 「エサ」は、「撒き餌」を含め生きエサであれば、 新鮮なものがおすすめです。 そのため、遠方での釣りの場合、現地近くでの購入をおすすめします。 どこに、安くて良いエサが売っているか!?は、 優良なエサ屋を探すコツ!?は、 ネットなどで評判を調べることも良いのですが、 一番良いのは、釣り場に行った際、 他の釣り人(現地っぽい人で釣れている人)に、聞くことです。 『エサは、どこで買ってますか?』 と言う会話からスタートし、 この場所で、おすすめのエサ屋さんありますか?と、 聞き出して良いエサを求めてください。 有名なチェーン店は無難ですが、よいエサに出会うには、 やっぱり地元の「えさ」屋さんが良く、 活きの良い「エサ」を安く販売しているはずです。

クロダイ 仕掛け 『釣り方』のコツ①

沖から、遠投して、投げ込みます。えさが、着水したら、糸ふけをとり、三脚に置いておく。竿先には、昼間は鈴をつけ、夜はケミホタルをつけます。あとは、待つのみです。遠投するので「撒き餌」は必要ありません。20分程度で、エサの付け替えと、投げ直しを行います。 ふかせ釣りだと、「撒き餌」の投げ込み等が必要となりますが、 ぶっこみの場合は、投げ込んだら待つのみです。

クロダイ 仕掛け 『釣り方』のコツ②

当りが来た場合、竿先が不自然な動きをして、鈴がなります。 しばらく様子を見て、続くような場合は、竿を一気にあわせていき、 巻き続けます。 40㎝以上の黒鯛だと、手前までは引き寄せれますが、 玉網が必要となります。 クロダイは、奥へ奥へ引き込もうとする抵抗します。 引き寄せた際に、ラインが切れる可能性が高くなるので、 慎重に巻き寄せることが必要となります。 この瞬間が一番ドキドキするタイミングです。

クロダイ 仕掛け 『釣り方』のコツ③

4本の竿を持参し、エサと飛距離をかえています。 4本とも、投げる場所とエサをかえて状況を確認します。 可能性を探る戦法です。 4パターンがあれば、魚がどこにいるかわからない場合も、 さぐりをいれることができます。 よく撒き餌を、エサの近くに撒いて、魚を集める手法もあります。 ふかせ釣りには、有効ですが、ぶっこみ釣りについて、 「撒き餌」はそれほど、重要ではありません。 前回、釣れた、えさや飛距離の同じ場所に投げ込んでも、 釣れない場合があります。 4本の竿をだし、 あたりがきたり、釣れてきたら、釣れた飛距離に4本とも あわせるのベストです。 初心者の方は、1本、1本と徐々に増やしていけばよいです。

クロダイ 道具 『玉網』の準備について

釣り上げる際の道具として、直径40㎝程度の玉網が必要となります。 50㎝以上の「年なし」をGETする場合は、 40㎝ぐらいの玉網があると便利です。 35㎝ぐらい玉網でも、すくうことが可能ですが、 アミに入れる際に時間が要してバラすリスクを 考えると大きな網を必要です。

クロダイ 道具 『針外し』について

黒鯛は、一気にえさを飲み込んでいるケースが多いです。 針をうまく外すコツは、手袋を装着し、キャッチャーで、 黒鯛の口を触らない様に、ペンチや針外しで、とることをおすすめします。 針が、取り外しが困難な場合は、ハリスを切ることが安全です。 黒鯛は、鋭い歯を持っているので、手をケガする恐れがあり注意が必要です。 特に、初心者の方は、ハリスを切ることをおすすめします。 大きな鯛を釣り上げれば、ハリスも伸びているし、キズもつきます。 捌いた際に、針は戻ってきますし、針が刺さった状態でも、 黒鯛は生きています。 むしろ、針を獲ろうとして内臓にキズが付くとクロダイが 弱ってしまいます。

針外しの必須アイテムです。 手で外そうとするとケガをする恐れがあるので注意が必要です。


クロダイ 道具 『三脚』について

遠投した竿を置いておく道具として、『三脚』が必要です。 直置きしておくと、 ①あたりがわかりずらい ②竿がキズがつく などの問題があり、『三脚』の設置をおすすめします。 初心者の方は、特におすすめします。 三脚を、固定する「道具」として、水汲みバケツや重石を中央から吊るして固定してください。 三脚の足は、前が1本、後ろが2本のポジションにすると しっかりと固定されます。 黒鯛は、あたりがあると、一気に、引きこみます。 三脚を固定していないと、一気に、三脚が倒れ、 最悪、竿ごと海に流される可能性もあります。 三脚は、必ず固定して使用してください。

クロダイ 道具 『ストリンガー』について

釣り上げたクロダイを、生かしておくコツは、ストリンガーを使用することです。釣り具屋で1000円~購入できます。口の裏アゴから、差し込んでロックし、海で泳がせておきます。釣り堀などでは、スカリにいれておくのもよいのですが、自然な沖堤では、ストリンガーが手軽で便利です。

魚の沈み込み防止の為、浮力の玉付が便利です。

クロダイ 道具 『必要な持ちモノ』について

初心者の方でも、揃えてほしい道具の一式です。 たくさん揃えるもの大変でお金が必要となります。 「ぶっこみ釣り」については、比較的簡単な釣り具さえあれば、 なんとか釣りになるので、初心者の方は、 安価なものを購入しスタートできます。 <クロダイ 釣りに必要な持ちモノ> さお、リール、救命胴衣、帽子、三脚、仕掛け、釣り道具(針、糸など)、 ヘッドライト、タオル、クーラー、玉網、魚キャッチャー、ストリンガー、 針外しペンチ、餌箱、はさみ、ペンチ、(メジャー)

夜釣りの必須アイテムです。

必ず必要ではありませんが、 釣れた際、どのくらいの大きさか、自己満足したいので あるとうれしいです。

クロダイ 召し上がり方

刺身、煮つけ、焼きなど、食べ方にバリエーションがあります。 是非、釣り上げて、美味しいクロダイを召し上がり下さい。

まとめ

「クロダイ」を釣り上げる為の、仕掛けの紹介をさせて頂きました。 実際に釣れた釣果写真をご覧いただき、 仕掛けの「作り方」、釣り方、道具を各セクションごとで説明しました。 「クロダイ」って、なかなか釣れないと思われる方にも、 ぶっこみ釣りだったら気軽に安価でできることを 知ってもらい気軽に楽しんでもらいたいと思ってます。 是非、大きなクロダイを釣り上げてください。