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アメリカンブルーの育て方!冬越しは失敗しやすい?長く育てる5つのコツ!

アメリカンブルーをより知ってもらい、長く育てて頂くコツを一挙に紹介。アメリカンブルーを長持ちさせるための失敗しない冬越しのさせ方を始めとした、アメリカンブルーをより長く、美しいまま育てる方法をわかりやすく解説いたします。
更新: 2023年4月18日
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アメリカンブルーを育ててみよう!

アメリカンブルーはヒルガオ科の植物で、開花期は5~10月。這うように伸びる特徴があり、花壇の地植えだけでなく、ハンギングなどでも親しまれています。

花言葉は溢れる思い、清潔。花がたくさん咲く姿が、「溢れる思い」という花言葉の由来です。 青色の花は「集中力を高める」「創造力を高める」「ホルモンバランスを安定させる」効果があると言われています。

アメリカンブルーを育てる6つのポイント

育て方のポイント①アメリカンブルーの植え方

植え方は、日中に日が良く当たる所で植えると良いでしょう。株のバランスを整えることに気をつけながら株元が確りと埋まるように深めに植えるのが良い植え方です。植える時期は3月~6月です。土は赤玉土6に対して腐葉土を4の割合で混ぜて植えるのがおすすめです。

育て方のポイント②アメリカンブルーの水やり

アメリカンブルーの水やりは朝か夕方の涼しい時間帯に与えるのがおすすめ。湿気の多い環境が苦手なので、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいますので、土の表面が乾かないように気をつけてバランス良く水を与えましょう。

育て方のポイント③アメリカンブルーの肥料の与え方

肥料は化成肥料を土に混ぜておくと良いです。春~秋の季節には1ヵ月に1度は追肥してください。花が長期間開花するので10日は液体肥料を与えましょう。鮮やかな青色に発色してくれることでしょう。

育て方のポイント④害虫ハダニに注意

長く育てる為に気をつけないとならないのは害虫です。高温で土が乾燥した状態が続くとハダニが発生しやすくなります。ハダニはかなり小さな虫で見えずらいです。葉の栄養を吸いとって枯らしてしまいます。無数の白い斑点があったらバダニの可能性大です。

害虫ハダニの駆除方法とは

ハダニに効果的な園芸薬剤を使うと良いでしょう。駆除、予防することが出来ます。簡単にハダニを予防する方法もあります。アメリカンブルーの場合は葉の上から全体的に水を与えることによってハダニの発生をおさえる効果があるので全体的に水を与えると良いでしょう。


育て方のポイント⑤冬の寒さに注意

アメリカンブルーは寒さに弱いので冬期は注意が必要です。5℃以下になると半休眠状態になり枯れてしまう場合もありますので霜に当たらない場所に移動させるか、室内に入れて飼育して冬越しをしましょう。

冬越しする方法

アメリカンブルーは霧に当たると枯れてしまいますので、冬は5℃以下にならない日当たりの良い場所に移動させます。寒冷地では室内での飼育に変えたほうが良いですね。室内で越冬すれば若干葉が落ちても春になると芽が出てくるので、大切に保管しておくと良いでしょう。

育て方のポイント⑥寄せ植え、地植え

寄せ植えとは花を1つの場所に集めて植えるということです。アメリカンブルーだけでも綺麗ですが色々な夏の花たちと合わせて植えると、とても綺麗になるので寄せ植えはオススメです!植え方は多数の花の苗を隙間なく植えれば良いでしょう。

大株にしたい時は地植えが◎日当たりの良い場所に鉢植えにしてアメリカンブルーを育てるよりも、地植えの方がたくさん花が咲きやすくオススメです。

たくさん開花させるには摘芯が◎

たくさん開花させるには、摘芯と言われる作業を行います。解りやすく説明すると上に伸びすぎた部分をカットして、横にたくさん芽を出させる作業のことを言います。

摘芯方法その①

つるが30cm以上に伸びたらカットします。伸びた芽の先を切ることで脇芽を出すことが出来ます。たくさん脇芽を出すことで開花するつぼみがたくさんつくようになります。

摘芯方法その②

花がある程度咲き終わりつぼみがなくなったら全体の1/3ほど切り戻しをします。開花時期には何度も切り戻しをすれば再び開花するでしょう!

摘芯方法その③

たっぷりと水を与えて土が乾かないようにして育てましょう。10日~14日くらいで発根し、根が十分に生えたら鉢や地面に植え変えましょう。

挿し木や株分けの方法


挿し木のポイント

5月~9月に挿し木をすると良いです。まずは7cm~10cmほどの長さに茎をカットします。上の部分だけ葉がつくような状態がベストです。下の葉は取ってしまうと良いでしょう。さらに切り口を斜めにカットして水に30分~1時間浸けて置きます。

切り口に植物成長調整剤を塗ります。植えつけ用の土は赤玉土7に対して腐葉土4を混ぜた物を使うと良いでしょう。肥料はいりません。たっぷりと水を与え土が乾かないようにして育てましょう10日~14日くらい発根し、根が十分に生えたら鉢や地面に植え変えましょう。

株分けのポイント

3月~4月が良いでしょう。土から株を取り出します。2株~3株に手で裂いて分けましょう。傷んだ根はハサミで丁寧にカットして個々を植え付ければ大丈夫です。植えつけてから1ヵ月くらいは肥料はあげないようにしましょう。逆に枯れてしまう場合があります。

アメリカンブルーの品種をチェック

ブルーコーラル

アメリカンブルーの枝変わりを約3年かけて固定された更に綺麗な上位品種です!ブルーコーラルはアメリカンブルーより更に素晴らしい特徴があります!

①茎は細いが丈夫で、株張りがすごく良い。

葉も小さく茎も細いが丈夫で期部からの分枝が多いので枚数が非常に多くアメリカンブルーの約3倍の葉をつけます。

②花の数がとても多い

葉の枚数や枝数が多いので花もたくさん咲きます。花の数もアメリカンブルーより3倍咲きます。

③植え替えた後の育成スピードが速い

アメリカンブルーの新品種ブルーコーラルの凄い所は生育スピードの早さです!5月に植え替えた9月には100に近い花を咲かせることも出来ます!

④摘芯回数少なくて良い

アメリカンブルーは株張り良く花を多く付けるには何度も摘芯をしないとなりませんがブルーコーラルの場合数回でもたくさん花が咲くようになります。そして害虫にも強く丈夫なのでエボルブルスの中でも1番良い品種と言えるかも知れません。


ハワイで品種改良されたブルーデイズ

ブルーデイズはアメリカンブルーよりも葉に産毛が多いのが特徴です。アメリカンブルーをハワイで改良された品種です。花の咲く時期が長く2cmの青色または紫色の花を咲かせます。

ブルーデイズの特徴は他のアメリカンブルーよりも枯れにくいとも言われています。冬越しに失敗した場合にはブルーデイズで最チャレンジしてみると良いかも知れませんか基本的には寒さに弱いエボルブルス属ですので、注意しましょう。

ブルーシエルはコンテスト受賞品種

ジャパンフラワーセレクションで受賞したのがブルーシエルです。フランス語で青い空という意味で天気の良い清々しい青空のような色の花と言われています。最もたくさんの花が開花してくれる品種です。そして花の色も濃いので青色が強めが好きな方にオススメです。

ピロサスは日本で1番栽培されている品種

出典: http://la-fleur.jp/item/?icode=44-001

北アメリカの原産アメリカブルーを更に改良したのがピロサスです。日本に出回っているアメリカブルーはこの種が多く最もポピュラーなエボルブルス属かも知れません。こちらもブルーデイズ同様に葉や茎に白い産毛があるのが特徴的です。

原産ブラジル品種、エボルブルス・グラメラッス

アメリカンブルーの元祖種と言えるグロメラッスも日本で良く栽培されています。ですが、やはり改良があまり進んでいない品種の為、色や葉や花などを良く栽培するのにはあまりオススメは出来ません。ですが、白い品種や薄いピンク色の品種などもあります。

アメリカンブルーでガーデニングを楽しもう

昔は結構な高値で売られていた苗でしたが、最近では1苗100円以下で売られている場合もありますのでオススメの花となっています。