【アクアテラリウム】水槽の中に作る「陸と水」のアートをご紹介!のイメージ

【アクアテラリウム】水槽の中に作る「陸と水」のアートをご紹介!

アクアリウムとテラリウムを1つにしたアクアテラリウムをご存知でしょうか?水槽の中で自然と同じように水部分と陸部分とで構成され、オリジナルの小さな世界を作る事が出来ます。今回はアクアテラリウム水槽の材料や作り方について解説します。

2020年06月06日更新

杠葉 狼
杠葉 狼
北の大地で生まれ育ち、自然と慣れ親しんできました。自衛官の親の影響かサバイバル・DIY・園芸や動植物大好き人間です。
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目次

  1. アクアテラリウムは水槽の中の小さな世界
  2. アクアテラリウム水槽のレイアウトを考える
  3. アクアテラリウム水槽作りに必要な材料
  4. アクアテラリウム水槽作りに最適な道具は?
  5. アクアテラリウム水槽向きの植物は?
  6. アクアテラリウム水槽に生き物は入れられる?
  7. アクアテラリウム水槽の陸地の作り方
  8. アクアテラリウム水槽の水部の作り方
  9. アクアテラリウム水槽の水の管理はどうする?
  10. アクアテラリウム水槽の注意点
  11. 5/6.安定した場所に置く!
  12. アクアテラリウム水槽のメンテナンス方法は?
  13. アクアテラリウム水槽を作ろう!

アクアテラリウムは水槽の中の小さな世界

アクアテラリウムはアクアリウムのように水槽の中に小さな世界を作ります。水部と陸地、両方作るために作り方など多少手間はかかりますがそう難しいものではありません。 材料もコケや観葉植物、水草など市販されているもので十分なんです。コケなどは自生している草を採取して使う人もいます。

アクアテラリウム水槽のレイアウトを考える

アクアテラリウム水槽を作りたいと思ったなら、まずはアクアテラリウム水槽のレイアウトを考えましょう。 レイアウトを考える段階で使用する水草やコケ、植物そして砂や砂利を決めます。最初にきちんと決めておかないと、後で相性の悪いものだった、使えない砂だったなんてことになる可能性もあります。

初心者は簡単なレイアウトから始めよう!

今までアクアリウムやテラリウムなど全く作ったことのない、アクアテラリウム水槽初心者は、シンプルかつ作り方の簡単なレイアウトから始めることをおすすめします。 慣れない作業で思うようにいかないことが多く、いきなり難しいレイアウトにチャレンジしてしまうと、思うように出来なくて途中で投げ出してしまうことになりかねません。

小さ目の水槽やガラス容器がレイアウトしやすい

大きな水槽だと空白部分が目立ってしまうために、色々とあれこれ詰め込んだレイアウトになりがちです。 慣れないうちは、作り方や手順、管理方法を覚えるためと思って小さ目の水槽やガラス容器で作る事をおすすめします。 面積が小さい分、余計な空白が目立つこともなく、シンプルなレイアウトに収まるので、手入れも比較的簡単に済みます。

アクアテラリウム水槽作りに必要な材料

アクアテラリウム水槽を作るにあたって必要な材料は主に下記のようなものがあります。 ・陸上・水中に使う水草やコケなどの植物 ・土や砂、砂利、ソイル ・石や流木など ・カルキ抜き ・微生物 ・水のろ過に使用するろ材 最低限これだけの材料があれば作ることができます。 材料を購入する際は、少し量を多めに購入しておいた方が良いでしょう。

流木はあく抜きをしよう!

水槽用に市販されている流木の中にはあく抜き済みのものもありますが、拾ってきた流木やあく抜きされていない流木を購入した際は水にしばらくつけたり煮たりしてあく抜きをする必要があります。 あく抜きをしないと水に入れたときに流木からあくが流れ出し水が茶色くなってしまうのです。見た目的にも汚くなってしまうのであく抜きをして使いましょう。

アクアテラリウム水槽作りに最適な道具は?

アクアテラリウム水槽を作る際には材料の他に道具が必要になります。 ・水草用のピンセット、はさみ ・LED照明 ・バケツ ・水温計 ・土を入れる時に使用するスコップなど 最低限これだけの道具があれば良いでしょう。水質などに気をつかう人は水質チェッカーなども用意しておくとよいですね。

アクアテラリウム水槽向きの植物は?

アクアテラリウム水槽は水部があるため、湿気が多い状態になります。そのため地上部分には湿気を好むコケや、熱帯地方の多湿な地域に生息している観葉植物などを陸地部分のレイアウトにするとうまく行くようです。 コケはネットショップや園芸店で購入することができます。コケも種類が豊富なので、じっくりと見てレイアウトに合うものを選びましょう。

コケもいいけど食虫植物も意外に合う!

アクアテラリウム水槽は湿度が高いのが特徴の一つですが、モウセンゴケやハエトリソウなどの食虫植物の飼育にも適した環境なんです。 アクアテラリウム水槽ではコバエのような小さな虫が湧くことがあり、モウセンゴケやムシトリスミレなどを植え込んでおけば発生してくれた虫を食べてくれるのでおすすめですよ。

アクアテラリウム水槽に生き物は入れられる?

アクアテラリウム水槽では水中に熱帯魚や金魚、メダカなどを入れることが可能です。しっかりと蓋を閉じることができる水槽ならトカゲや蛇などを入れて飼育している人もいます。 水槽内の状態と生息場所の環境があっているものであれば、アクアテラリウム水槽の中に入れることができますが、水や砂が汚れるのでメンテナンスはしっかりする必要があります。

アクアテラリウム水槽にはメダカや金魚がおすすめ!

アクアテラリウム水槽はほとんどの場合上部を開けて管理しています。これは必要以上に湿気がこもってしまうのを防ぐのと換気が目的のことが多いようです。 そのため、陸上部分で爬虫類などを飼育するのは少し難しいかもしれません。そこでおすすめなのがメダカや金魚です。丈夫で飼育しやすいので、飼育初心者にもおすすめできます。

アクアテラリウム水槽の陸地の作り方

アクアテラリウム水槽の陸地部分の作り方は割りと簡単です。 1.流木や岩、石などで土台となる部分を作ります。 2.流木や岩などの土台部分に砂や土、砂利を乗せ、植物を植えこみます。この時積み方やレイアウト次第では滝を作ることも可能です。 3.コケやシダなどを使い活着させます。 これで陸地部分が完成です。

アクアテラリウム水槽の水部の作り方

アクアテラリウム水槽の水部の作り方も割と簡単です。 まず、水のろ過のために底面フィルターを使う場合は先にセットします。その後の手順は次の通りです。 1.底砂にソイルや砂を敷く 2.流木に水草を植え込む ※水を流し込む時は水草などがまだ安定していないので静かに流し込むこと。 これで水中部分が完成です。

アクアテラリウム水槽の水の管理はどうする?

アクアテラリウム水槽内の水は停滞している状態のため、適切な処置をしないと水質が悪化してしまいます。水中にメダカや金魚などを入れる場合はふんや餌の食べ残しで水質の悪化が早まることが多いのです。そのため、ろ過装置を使った水のろ過が必要になります。 アクアテラリウム水槽に使えるろ過装置3つについて解説しましょう。

1/3.底面フィルターは面倒?

底面フィルターは水槽底面にフィルターを設置し、底砂をろ材にして水をろ過するシステム構造になっていて、アクアテラリウム水槽向けのものも販売されています。 水中ポンプを利用するので水に流れができ、水中に酸素がいきわたるので有害物質の発生を抑えてくれますが、一度設置するとメンテナンス時に砂を取り出す必要があります。

2/3.外部フィルターはメンテナンスが楽!

水が少ないアクアテラリウム水槽にも使える外部フィルターは水槽とろ材の入っているフィルターが離れています。水槽の中に吸水口と排水口を取りつけ、外部フィルターにホースでつなぎます。 ろ材が水槽の外にあるため、フィルターのメンテナンスが楽ですがアクアリウム用のため、アクアテラリウム水槽で使用時には少し工夫する必要があります。

3/3.設置が簡単!投げ込み式

投げ込み式のろ過装置は交換式パッドのついた水中フィルターや水中ポンプ単体といったものなどがあります。 水中フィルターが交換式のものは、フィルターを交換するたびにバクテリアがいなくなってしまうため、バクテリアを利用した生物ろ過のフィルターも併用する必要があります。 こちらもアクアリウム用のため、使用する際には工夫が必要です。

生物ろ過とは?

どんなフィルターやろ過装置を使っていても、外すことのできないのが微生物を使ったろ過です。 ろ材に住み着くバクテリアを利用して、アンモニアなどの有毒物質をろ過します。このバクテリアを使ったろ過ではアンモニアが水中に発生するとバクテリアが亜硝酸に分解してくれ、生き物に無害な硝酸に変えてくれます。

アクアテラリウム水槽の注意点

アクアテラリウム水槽の管理には主に6つの注意点があります。 この注意点を忘れてしまうと水草や植物、コケが病気になったり、カビが生えてしまうことも。また水は水質が悪化してしまうので注意しましょう。

1/6.直射日光を避ける

植物があるから出来るだけ日光の当たる場所がいいのでは?と思う人もいるかも知れませんが、直射日光に長時間当てていると水中部分にコケが生えやすい状態になり、気づいたらコケだらけになっていたなんてことがあるんです。 アクアテラリウム水槽は直射日光の当たらない場所で管理しましょう。

2/6.湿度に気を付けよう!

アクアテラリウム水槽の陸地に植え込む植物やコケは湿気のある場所を好みます。そのため湿度が低くなり水槽内が乾燥してしまうと、簡単に枯れてしまいます。 湿度が低いなと思ったら霧吹きなどで湿度を上げ、植物が枯れないよう気を付けてましょう。

3/6.植物の組み合わせに注意!

多肉植物やエアープランツ、観葉植物など様々な植物やコケがアクアテラリウム水槽に使用されますが、種類によっては乾燥を好むものがあります。 湿気を好むものと乾燥を好むものといった、自生環境が相反する植物同士でレイアウトしてしまうと、環境が合わない場合には枯れてしまうことがあります。

4/6.植物の病気やカビに気を付けよう!

アクアテラリウム水槽内は水があるため湿度が高い状態になっています。湿度が高いと病気やカビが発生しやすいため、もし病気やカビが発生したことに気づいたら、すぐに取り除きます。 病気やカビが発生した部分を取り除かずそのままにしていると、水槽内に病気やカビ菌が蔓延し植物が枯れてしまいます。

5/6.安定した場所に置く!

アクアテラリウム水槽の置き場所は水平な、安定した場所が適しています。 不安定な場所に置くと、地震などの際に水槽が落ちてしまったり、何化の弾みでぶつかった際に水槽が床に落ちてしまい、怪我をしてしまうことも考えられます。 基本中の基本ですし、身の安全のためにもアクアテラリウム水槽は水平で安定した場所に置きましょう。

6/6.照明に気を付けよう!

コケや植物は光合成をするために光を必要とします。この光は弱すぎても、強すぎても枯れてしまう原因になります。 アクアテラリウム用のLEDライトや蛍光灯など使用している植物やコケに適したライトを使って、光量を調整するようにしましょう。

アクアテラリウム水槽のメンテナンス方法は?

アクアテラリウム水槽のメンテナンスはよほど状態が悪くない限りはとても簡単です。 2週間に一度くらいの間隔で、定期的にきちんとメンテナンスをしておけば、長くアクアテラリウム水槽を楽しむ事が出来ます。

メンテナンス方法

1.まず陸地部分の植物の状態を確認します。必要に応じて植物やコケのトリミングをします。 2.陸地部分にきちんと水が回っているか、乾いている部分がないかを確認します。 3.水中の生物や水草のチェックとトリミング 4.ライトやろ過装置、ヒーターなどの機材の不具合がないかをチェック

アクアテラリウム水槽を作ろう!

水槽の中の小さな世界は疲れた心身を癒してくれます。熱帯魚や小型の爬虫類などを同じ水槽に入れて飼育すれば、癒し効果倍増でしょう。 オリジナルの小さな世界をイメージして、お気に入りのコケや植物でアクアテラリウム水槽を作ってみませんか?

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