はじめに
サルビアのガーデンを見て、サルビアの花言葉を思い出した人も多いのではないでしょうか? サルビアには何種もあり、その中でもよく目にするのは赤のサルビアですね。 ブルーのサルビアもあるのをご存知ですか? そんなサルビアの色別の花言葉や、サルビアの基本情報などを紹介していきます。
サルビアの花言葉:「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」
サルビアの全体の花言葉は、 「良い家庭」・「家族愛」の家族に関する花言葉と、 「尊敬」・「知恵」という知識をさす花言葉ですね。 英語での花言葉は、 「esteem(尊敬、尊重)」・「wisdom(知恵、賢さ)」・「domestic virtue(家庭の徳)」です。 家庭に関係する花言葉なので、どの人にも送って喜ばれる花ですね。
サルビアの花言葉1/2. 赤サルビア
色別に、赤のサルビアの花言葉を紹介します。
科名・属名
シソ科サルビア属です。 別名は、アキギリ属になっています。
和名・英名
和名では、緋衣草(ヒゴロモソウ)と呼びます。 サルビアの英名は、Scarlet sage です。 別名でセージと呼ばれていますね。
原産地
原産国は、ブラジルです。
花名由来
サルビアの由来は、ラテン語の「salvus(健康、よい状態)」を語源としています。 ローマ時代より、サルビアの品種が薬草として用いられたことから 健康というラテン語が付けられていました。 ラテン語の「salvus」がフランスに伝わる際に「sauge」になりました。 その後、イギリスにわたり、「sage」と呼ばれるようになったことが由来になっています。
花言葉:「燃える思い」
赤のサルビアの花言葉は、「燃える思い」です。
花言葉由来
花言葉の「燃える思い」の由来は、赤のサルビアの色からきています。 サルビアの赤は、深くすみやかで情熱的な花色ですね。 その花姿から、赤のサルビアは「燃える思い」という花言葉が付けられました。
サルビアの花言葉2/2. ブルーサルビア
色別に、ブルーサルビアについて紹介していきます。
科名・属名
シソ科サルビア属です。 学名は、Salvia farinaceaです。
和名・英名
英名で、Mealy sage(メアリーセージ)です。 別名は、サルビア・ファリナセアや化粧サルビアといわれています。
原産地
ブルーサルビアの原産国は、北アメリカです。
花名由来
サルビア属は何種類もあり、そのうちに青花の種は複数あります。 一般的にブルーサルビアは、サルビア・ファリナセアをさしています。 長い花筒や唇花では無いため、小型に見えるのが特徴です。
花言葉:「永遠にあなたのもの」・「全て良し」・「貞節」
ブルーサルビアの花言葉は、「永遠にあなたのもの」・「全て良し」・「貞節」です。
花言葉由来
ブルーサルビアの花言葉の「永遠にあなたのもの」は、花期が長いことが由来です。 サルビアは、初夏から晩秋までの長い間にわたって咲き続けるため、「永遠にあなたのもの」と言われています。
誕生花:8/7・31、9/19、10/4、12/18
サルビアの誕生花の日は、8月7日(赤)、8月31日、9月19日、10月4日、12月18日(セージ)です。
開花時期
サルビアの開花時期は、7月から11月と花期が長いのが特徴です。
花言葉を贈るシュチュエーション
花期が長いサルビアなので、贈り物にすると長い時間楽しめるので喜ばれますね。
こんな人におすすめ
結婚している家庭や、夏に結婚式を挙げるカップルに向けて贈るのがおすすめです。 また、家庭で奥さまや旦那様に贈るのもいいですね。 花壇でよく見かける花なので、子供にも喜ばれますし、 記念日にも花言葉と添えてプレゼントするといいと思います。
プレゼントの贈り方
贈り物として、鉢苗を贈りましょう。 夏から秋にかけて花が咲きます。 苗は晩春頃から出回るので、早めに贈って庭に植えるのがおすすめです。
サルビアの飾り方
夏のkサルビアガーデンを見た人も多いと思います。 このように、サルビアは群生して植えることによって、景観草花として使うことがおすすめです。 遠くから見ても目を引く、鮮やかなカラーで夏の暑さにも負けない美しい景色を作りだしてくれますよ。
花と一緒に贈るおすすめグッズやアイテム
サルビアだけでも、もちろん見ごたえがあります。 せっかくだったら、他の草花と組み合わせてみましょう。 オリジナルの花畑が簡単にできますよ。
寄せ植えなら対象的なカラーで
花壇に植える場合や、寄せ植えの場合、サルビアの赤やブルーを引き立ててくれるような対照的な色を選びましょう。 ビビットな色味になり、夏の暑さもさっぱりと感じさせてくれます。 サルビアは、草丈が低くこんもりと咲きます。 背丈の違う植物で、高低差を付けるとよりおしゃれになります。
サルビアの種類
サルビアの種類にはいくつもありますが、 その中でも園芸品種として広く使われている種類を紹介します。 カラーもあるので、花言葉に合わせてみてくださいね。 ・サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア) ・サルビア・レウカンサ ・サルビア・ネモローサ ・サルビア・アズレア ・サルビア・ガラニチカ ・サルビア・コクシネア ・サルビア・コスミックブルー ・サルビア・プラテンシス について紹介していきます。
サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア)
サルビア・ファリナセアは、青色の花のサルビアとして有名な品種です。 暑さに強く、霜が降りる頃まで長期間で咲く品種です。 花の色は、寒くなるにつれて徐々に濃くなっていきます。 花言葉の「永遠にあなたのもの」にぴったりのサルビアの品種です。
サルビア・レウカンサ
サルビア・レウカンサは、大型のサルビアの品種です。 メキシコで見られるサルビアで、庭に植えるとよく群生します。 洋風のイングリッシュガーデンのお庭にはプレゼントすると喜ばれます。 白色や紫色やピンク色の花を咲かせて、柔らかなしなやかな花姿が特徴的です。
サルビア・ネモローサ
サルビア・ネモローサは、花穂がとにかく長い品種です。 すっと伸びた穂が美しく、シャープな印象のサルビアですね。 細く長い穂には、小さな紫色の花がたくさんつきます。 高さは40から60cmの小型のサルビアの品種です。 狭い庭や、寄せ植えのアクセントとして贈ることがぴったりですよ。
サルビア・アズレア
サルビア・アズレアは、花の色が水色で、淡いブルーをしています。 園芸では、スカイブルーのサルビアとして流通しています。 北アメリカが原産で、小ぶりな花がよくつきます。 ブルーサルビアの、「すべてよし」にぴったりのサルビアですよ。
サルビア・ガラニチカ
サルビア・ガラニチカは、夏の耐暑性もあり、冬の耐寒性も備えている健常な品種のサルビアです。 花の色は藤紫色をしているのが一般的です。 濃緑の茎に、深い藤色が美しく大人のサルビアのイメージですね。 プレゼントの相手が、大人の女性や大人の男性ならぴったりのサルビアです。
サルビア・コクシネア
サルビア・コクシネアは、甘いチェリーのような赤色が人気の品種です。 耐暑性・耐寒性も備えている、比較的丈夫なサルビアです。 花の色は、赤色・ピンク色・白色などをつけるので女性に人気のサルビアです。 愛の花言葉、家族の花言葉を持つサルビアなので、女性に対して贈るプレゼントとしてお勧めします。
サルビア・コスミックブルー
サルビア・コスミックブルーは、夏の耐暑性と冬の耐寒性があるので、植えっぱなしでどんどん増えていきます。 初心者でも簡単に育てることができる品種なので、ガーデニングは初心者という人に贈っても安心ですね。 美しいブルーの花に、少し焦げ茶の茎が映えて落ち着いた印象のサルビアです。
サルビア・プラテンシス
サルビア・プラテンシスは、小ぶりな花をたくさん咲かせる品種のサルビアです。 園芸店では多く出回っている品種の一つですね。 いくつも咲かせるので、穂は太くなり遠くから見ても見ごたえがあります。 庭の色を添えるような役割をしてくれるサルビアの品種なので、引っ越し祝いや結婚祝いに 花言葉と添えて送ってみてはいかがでしょうか?
サルビアとセージの違い
サルビアとセージは同じ植物だと思っていませんか? 実は、サルビアもセージも同じシソ科アキギリ属の植物なんです。 違いは名前をよく見るとわかりやすいです。 サルビアは上記の通り、英語で書くとsageですね。 その名称がサルビアになっています。 しかし、セージのほうは名称自体が「セージ」です。 また、別名は薬用サルビアといいます。 呼び方に「セージ」と記載していますが、サルビアとセージは違う植物なので、 花を贈る際には十分気を付けてくださいね。
まとめ
いかがでしたか? サルビアの基本情報と、花言葉・色別花言葉がわかったら、次は実際に庭に植えたり贈りものにしてみましょう。 初心者にも育てやすく、夏の暑さに負けないサルビアは見ているだけで元気が出てきますね。 花の色は、秋にはいっそう美しくなっていきます。 花言葉の「燃える思い」や、「永遠にあなたのもの」の花言葉と一緒に あなたの気持ちも届くといいですね。