サーマレスト|アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス
サーマレスト「Zライトソル」のマットとは
アウトドア好きの願いを叶える?
アウトドア愛好家の皆さんにとって、大自然はオールシーズンで楽しむのが醍醐味ですよね。 星降る夜に雪の上でテント泊したい。でも寒さ対策は大丈夫? 登山泊にチャレンジしたい。重い荷物じゃ足手まとい・・・。 自転車で日本一周するのが夢!疲れたらどこでもマット広げてまったりしたい。 これらの願いを一気に叶えられるのがサーマレストのZライトソルです。
サーマレスト「Zライトソル」の基本知識
サーマレスト(Therm-a-rest)は、独自の技術で最高の寝心地を叶えるキャンプ・登山用マットで、世界中のアウトドア愛好家たちに絶大な人気を誇るアメリカのメーカーです。彼らが開発したクローズド・セル技術のマットは、 柔らかさと丈夫さを兼ねそろえており、タフキャンパーたちが装備の一つにしたい最高のアイテムです。 クローズド・セルのマットはとても軽く、コンパクトで、保温性に優れています。
サーマレスト独自技術 クローズド・セルー1
クローズド・セルのマットは見てわかる通り、表面全体を凸凹が覆っています。これはそれぞれ独立した気泡で、空気の層を作っています。そしてアルミ蒸着加工により、体の熱を反射して気泡内に閉じ込め保温する仕組みです。
サーマレスト独自技術 クローズド・セルー2
マット全体を覆う凸凹は、体重を分散させ、よりバランスのとれた寝心地にする役割もあります。 タフキャンパーの寝床は、必ずしもキャンプ地のように均された平らな所とは限りません。 疲れてほっと一息つきたい時、そこはゴツゴツした岩肌とトゲトゲの木の枝でお尻が痛い!なんて場合もあるでしょう。 Zライトセルはそんな時の強い味方であり、ユーザーはその機能を最大限に感じることができます。
「Zライトソル」の意外な使い道
雪の上でごろ寝してもヒンヤリが伝わらないので、日光浴だって可能です♪ サーマレストZライトソルの使い道は、考え方次第で広がりますね。 アウトドアでの行動範囲がぐっと広がり、自由度が高まります。
サーマレスト「Zライトソル」のスペック
Zライトソルのサイズ展開は、スモールとレギュラーの2つです。 ここでは広げた時と収納時のスペック、身長・目的別でサイズの選びかたを紹介します。
「Zライトソル」を広げた時の大きさ
スモール 大きさ 51×130cm 厚さ 2㎝ 重さ 290g レギュラー 大きさ 51×183cm 厚さ 2㎝ 重さ 410g マットは寝た際に肩からお尻まで当たってることが目安です。 そのため、身長170㎝前後の方ならスモールを選んでも、枕や荷物で補えるので大丈夫でしょう。
「Zライトソル」を収納した時の大きさ
収納サイズ(長さ×直径) スモール 51×10×14cm レギュラー 51×13×14cm ライトソルはアコーディオンの折り畳み形式。 さっと広げてたたためるので、好きな時に気兼ねなく使えます。 エアーマットのように、設置時と退去時の空気の出し入れの手間がかかりません。 そして収納サイズがスモールとレギュラーでは3㎝の差があります。 少しでもパッキングサイズを減らしたい登山家には、スモールを選ぶことがおすすめです。
パッキング時の様子
このように、ザックの下に取り付けることもできます。 コンパクトになることももちろんですが、その軽さから外付けしても違和感なく持ち運ぶことができます。
サーマレスト「Zライトソル」の魅力:パッキング
身軽なパッキング
登山キャンパーは、テントや調理器具など他の持ち物がたくさんあるので、Zライトソルで少しでもパッキングサイズを減らし身軽になれば嬉しいですよね。 とくに冬山に繰り出したい時は、このパッキングの工夫がとても重要になってきます。 強い風が吹く時、厚着とブーツと背中の荷物の重さで、前に進むことがとても難しくなります。
冬対応テントの重さも考慮して
冬山に対応した4シーズン用のテントは、3シーズン用に比べて丈夫に作られているので、重いです。よって、他の装備(マット)は軽いものを選び、総パッキング重量を減らし、無駄な体力を使わないことが必要不可欠です。
サーマレスト「Zライトソル」の魅力:暖かさ
暖かさはマットが担う
ウィンターシーズンの登山泊では、断熱効果の高いマットが必要不可欠です。 キャンプの基本3点セットであるテント、シュラフ、マットの中で保温効果のあるものはどれだと思いますか? テントは冬仕様のものでも、風をしのぐための工夫はしてありますが、保温性はほとんど期待できません。 シュラフも地面からの冷気を完全に遮ることはできないので、断熱マットが無いと寒さを凌ぐことはできません。
保温効果
断熱効果はR値で表すことができます。ZライトソルのR値は両サイズも2.6。 一般的な厚さの銀マットのR値は0.25~0.5。それに比べると圧倒的な断熱力ですね。 Zライトソルは、基本的に3シーズン対応で、氷点下でも寝られるだけの保温効果があります。 極寒時などは、人により感じ方が違うので、マットを重ねて使ったりする必要がある場合もあります。 マット選びを誤ったために、就寝時に地面からの冷気で体が芯から冷え、一睡もできず苦い思いをしたというキャンパーさんの声もとても多く聞かれます。冬山でのテント泊翌日のためにも、ちゃんと睡眠をとり体力回復しなければいけません。 そのためにも、ちゃんと保温してくれるマットはライフラインであると言えるでしょう。
夏には熱を跳ね返す
夏シーズンのテント泊では基本的に、Zライトソルのイエロー面を体に向け、アルミ面は地面に向けます。 地面からの熱を反射させ、体に暖かさが伝わらないようにするためです。
サーマレスト「Zライトソル」の魅力ー耐久性
丈夫で長持ち
Zライトソルはとてもタフで丈夫なので、マットの上に金具の物などを置いても、荒い岩肌に敷いても、エア注入式マットのようにパンクしたりする恐れがありません。自転車旅行でも好きな時に気兼ねなく、ざっと広げてしまえるのでとても便利です。このように、マットを扱うためのストレスを感じたくない人は、Zライトソルがおすすめです。 そして万が一破れたとしても、テープ等で簡単に補修することができます。
使い道は色々!
Zライトソルは摩擦に強いので、ヨガマット替わりにもできます。 森ヨガ、山ヨガ、ビーチヨガなど色々な場所で楽しめちゃいます。
サーマレスト「リッジレスト」と「Zライトソル」の比較
サーマレストマットの他のラインナップにリッジレストがあります。 ここではリッジレストの特徴を知り、Zライトソルと比較してどう違うのか、選ぶならどちらがいいのかを検証します。
リッジレストとは
サーマレストのクローズド・セルマットの種類は他にリッジレストがあります。リッジレストシリーズの中でも、リッジレストソーライトとリッジレストソーラーは、アルミ蒸着加工がしてあります。
サーマレスト「リッジレストソーライト」のスペック
リッジレストソーライトのサイズ展開はスモール、レギュラー、ラージの3つですが、ここではスモールとレギュラーのスペックを見ていきましょう。
サーマレスト|アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス
スモール 大きさ 51×122cm 重量 260g 収納サイズ 51×17cm 厚さ 1.5 cm R値 2.8 レギュラー 大きさ 51×183cm 重量 400g 収納サイズ 51×20cm 厚さ 1.5 cm R値 2.8
Zライトソルと比較してどこが違うのか?
寝心地
まず一見してわかるのが、表面を覆う気泡の形です。 リッジレストは横に細長いセルが並んでいます。 厚さは、リッジレストのほうが0.5㎜薄くなります。 Zライトソルの厚さは、寝心地に影響するのでしょうか? 実際に試したユーザーさんによる声を紹介します。
「リッジレストよりもZライトソルの方が横になった時の感覚が柔らかく、寝やすいかと思います。」
テント泊で背中が痛く眠れないという方は、Zライトソルを選ぶといいですね。
暖かさ
断熱効果を比べてみると、リッジレストR値=2.8、ZライトソルR値=2.6となり、 0.2の差があります。しかし、実際に氷点下でテント泊で両方のマットを使用したユーザーさんで、保温効果の差を感じた方はほとんどいないようです。
収納サイズ
リッジレストはくるくる丸めて収納するタイプです。 【リッジレストソーライト】 スモール 51×17cm レギュラー 51×20cm 【Zライトソル】 スモール 51×10×14cm レギュラー 51×13×14cm Zライトソルは折り畳み式で、収納の仕方が違いますが、大まかに比較するとZライトソルのほうが大きめとなります。 しかし、マットは通常バックパックの外側に紐で括り付けることが多いので、パッキングに影響はあまり出ないと考えられます。
価格
【リッジレスト ソーライト 】 スモール ¥3,200~ レギュラー ¥4,800~ 【Zライトソル】 スモール ¥5,500~ レギュラー ¥7,200~ Zライトソルのほうが少し高めとなりますが、全部の比較項目を考慮すると、どちらがお得でしょうか?
結局どちらを選んだほうがいいの?
寝心地、暖かさ、価格、収納サイズを比較した結果、寝心地の違いが最も明らかに感じられます。 Zライトソルの寝心地の良さを数割の値段の差で手に入れる価値はあると思います。
まとめ
今回は、よりタフなキャンプや登山などに適したマット、「Zライトソル」を紹介しました。 リッジレストと比較して、最高の寝心地、より軽いパッキング、丈夫さといった魅力がいっぱいのZライトソル。 高機能なマットであなたのアウトドアライフの自由度を広げ、大自然をもっと身近に感じることができるといいですね。