B&B| 鉢底石 1L /園芸用土
カラーとは
カラーは、3月から7月にかけて市場に出回る花です。 色のバリエーションが豊富で、フラワーアレンジメントでは定番の品目と言えるでしょう。 切花や鉢花としても、根強い人気があります。白のカラーが一般的ですが、 多彩なカラーバリエーションがあり、見る人を楽しませてくれる素敵なお花です。 この記事では、カラーの基本情報やお役立ち情報について紹介します。
科目名:サンテデスキア属サトイモ科
カラーはサンテデスキア属サトイモ科の花です。 サンテデスキア属のなかでも特に葉や花の色がきれいなものをカラーと呼び、園芸用として栽培しているそうです。また、サンテデスキア属の総称をカラーと呼ぶ場合もあります。 カラーは、サトイモ科ということで、どことなくサトイモに似た形をしています。 ユリに似た花ですが、全くの別物です。
学名:Zantedschia Spreng
サンテデスキア属の学名はZantedschia Sprengです。 カラーもこのZantedschia Sprengの中に入ります。 英名では、カラーはCalla lilyと表記されます
サンテデスキア属ともいう。南アフリカが分布の中心。 この属の植物は、仏炎苞や葉が美しいものがあり観葉植物として栽培されるものがあり、園芸ではカラー (calla) またはカラーリリー (calla lily) と呼ばれる。
花名由来
カラーの由来は諸説ありますが、ギリシャ語で美しいという意味の「カロス」が由来だという説が一般的なようです。カロスという由来の通り、カラーには美しいカラーバリエーションが多くあります。
カラー/品種・原種
原産地
カラーの原産地は、南アフリカです。 南アフリカを中心に、観葉植物として、栽培されてきました。 湿地性と畑地性の二種類に分類されますが、あまり大きな違いはないでしょう。
カラー/花言葉・開花時期
花言葉
カラーの花言葉は、「淑女のしとやかさ」「華麗な美」です。 カラー自体が女性的な花姿なので、この花言葉が選出されたのだと考えられます。
開花時期
カラーの主な開花時期は5~7月、春から初夏にかけて花を咲かせる事が多いようです。 カラーは大きく2種類に分けられ、春に花を咲かせるものと、初夏に花を咲かせるものとに分けられます。前者は湿地性、後者は畑地性のカラーに分類され、鉢花や切り花として市場に流通しています。
カラー/特徴
カラーの特徴としては、一概にカラーと言っても多くのカラーバリエーションが揃っている点です。定番の白だけではなく、紫、黄色、ピンクなど色鮮やかな品種が多いです。 黄色やピンクなどのカラーは、とても綺麗な色の為に、切り花や鉢花、フラワーアレンジメントで大人気です。
カラー/育て方・栽培方法
難易度:★★★☆☆
カラーの育て方は、鉢植えと地植えの二種類に分けられます。 カラーを栽培するスペースがある場合は地植えを、ない場合は鉢植えで育てましょう。少し栽培が難しい品目です。初心者なら、最初は失敗しにくい鉢植えがおすすめです。
植え付け
カラーの植え付けは、3月から5月にかけて行います。 それではカラーの球根を植え付けましょう。 浅く植え付け過ぎないようにします。 鉢植えで育てる場合は、腐葉土や花に必要な栄養素が入っている、専門の園芸用土を購入を勧めます。鉢植えで育てる場合は、鉢底に鉢底石を敷きます。水はけがよくなる効果があります。
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鉢やプランター等の底に軽く敷き詰めるだけで、吸水性、排水性が良くなります。
水やり
カラーは、多くの水を必要とします。 しかし、与え過ぎは多湿を原因としてカラーが病気になりやすくなってしまうので注意が必要です。育苗期は特に病気になりやすく、葉が5~6枚になるまでは、過剰な水やりは避けるようにしましょう。 それ以降は、ツボミが確認できるまで、朝夕にたっぷり水やりをしていきます。 カラーのツボミが確認出来たら、控えめな水やりに戻します。湿地性のカラーは、畑地性のカラーより多めに水をあげるようにします。
肥料
カラーは、園芸用土を入れておけば、元肥は必要ありません。 しかし、将来的には追肥を施す必要があります。 閉じていたカラーの葉が開いてきたら、追肥の頃合いです。 液肥が手軽でお勧めです。一週間に一回程度の頻度でカラーに追肥をしてください。
増やし方
カラーの増やし方は、種から増やす方法と分球(球根)から増やす二種類の方法がありますが、一般的には分球(球根)で数を増やしています。 また、湿地性のカラーは霜が降りる心配のない温暖な地方なら、地植えでも越冬することができます。越冬すると、来年は今以上の花を咲かせます。 鉢植えの場合は、鉢を室内に取り込むことで越冬できます。冬を越せたら、鉢から出して、大きめの余裕のある鉢に植え替えてあげましょう。 しかし、畑地性のカラーは植えでの越冬は難しいといわれていますので、畑地性での越冬は 諦めるのが賢明だといえます。
場所
カラーの原産地は南アフリカです。その為か、高温多湿な環境下では病気にかかりやすくなってしまいます。地植えの場合は、日当たりの良く、吸水性の良い場所で育てるようにしましょう。 鉢植えの場合は、同じく日当たりの良いベランダなどで育てることがおすすめです。
植え替え
湿地性、畑地性のカラー共に植え替えが必要です。鉢植えで育てている場合、2~4年経って生育が遅くなってきたと感じ始めたら、植え替えの時期です。 4月頃が植え替えの目安です。今より大きめの鉢に植え替えてあげます。地植えの場合は、植え替えは不要です。
カラー/その他おすすめ情報
カラーの主な病害虫、その他ちょっとした豆知識やお役立ち情報などをまとめて一挙にご紹介します。これでカラーについて詳しくなれること間違い無しです!
カラーの主要病害虫
軟腐病
カラーがかかりやすい病気です。軟腐病は、高温多湿の環境で発病しやすくなると 言われています。 進行すると、球根が腐ってしまい、カラーも枯死してしまいます。病害は、発生すると防除しても手遅れになる場合がほとんどです。予防として、定植時には球根を水で濡らさないように徹底します。
アブラムシ
カラーにつきやすい代表的な害虫が、アブラムシです。植物の汁を吸って被害を与える厄介な害虫です。アブラムシを目当てにアリもやってくるので、見つけ次第早めに対処するようにします。 害虫はどこからでも飛来してくるので、予防を徹底します。殺虫剤で駆除するのがおススメです。
綺麗な花には裏がある!カラーは有毒の花
実は、カラーは誤食してしまうと、人体に悪影響を及ぼす毒を持った花です。無いとは思いますが小さなお子様等が綺麗だからと言って口にすることのないようにしてください。少量で喉が痛む等の症状が出ます。 綺麗な花にはトゲがある…どころか大体毒を持っています。有毒花について、気になる方は調べてみてください。
カラーの主な使用用途
結婚式のブーケに最適!
カラーはフラワーアレンジメントの中でもよく使用される花です。 特に結婚式でのブーケとしての人気が高く、真っ白なカラーを使用したブーケはとても綺麗で結婚式にぴったりの花といえます。 自身の結婚式で、こんなに純白で綺麗な花がブーケとして登場したらとっても嬉しいですよね。
鉢花を一工夫してオシャレに見せる
カラーは、鉢花としても人気が高い花です。カラーの鉢植えを買って、玄関や室内に飾ってみませんか?ただ置いておくだけでも十分綺麗ですが、自分で一工夫してアレンジすると、より愛着が持てるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか? カラーは、原産地の気候が日本とは大きく異なる為、初心者には難しい花だとよく 言われているそうですが、コツさえわかっていれば育て方はそう難しくないと言えるでしょう。 カラーはとてもポピュラーな花です。お花屋さんをみかけたら、ちょっとだけ寄ってみて お気に入りのカラーを探してみませんか?







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