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【花言葉辞典】「愛」の花言葉特集!花の由来や開花時期をご紹介

愛にまつわる花言葉についてまとめました。 プロポーズや告白などのイベントに気持ちのこもった花などはいかがでしょうか。 愛についての花言葉は、花以外に観葉植物にもあるって知っていましたか? 愛のこもっている奥深い植物たちを紹介します。
2020年8月27日
ayaka.9359
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はじめに

花言葉とは、19世紀の西欧で盛んになり、現代の日本では西欧で広がった花言葉を核にし、様々なバリーエーションが出来ています。 花以外に、樹木や草にも花言葉がつけられており、花詞と表記をされることもあります。 花言葉と聞くと、真っ先に思い浮かぶのが“薔薇”ではないでしょうか? プロポーズや、愛する人に贈る花として有名で、薔薇の花言葉は【愛情】です。 今回は【愛】を意味する花言葉をもった植物をご紹介していこうと思います。

【愛】のつく花言葉

【愛】と聞くと、とてもロマンチックなイメージを思い浮かべてしまいます。 ロマンチックなシーンに似合う花とは、どのような種類があるのでしょうか。 【愛】を意味する花は、【誠実】【幸福】等の意味をもっているものも多く、温かく純粋な心を表しているのではないかと思ってしまいます。 見た目も可愛く美しい、【愛】の花をご覧ください。

花言葉①「あなたを愛してます」/薔薇(赤)

やはり、【愛】の代表的な花は薔薇ではないでしょうか? 美しく綺麗な見た目は、とても魅力があり惹きこまれそうになります。 薔薇の花言葉は「あなたを愛しています」の他にも、 「愛情」「情熱」「熱烈な恋」 西洋では、 「I love you」「Love」「Beauty」 という意味があります。

科名/属名

バラ科/バラ属

和名/英名

薔薇/rose

原産地

薔薇は歴史がとても古く、紀元前5000年頃のメソポタミア文明が起源でないかといわれています。 原産地は西アジア・中東です。 ですが、日本も薔薇の自産地であり、品種改良に使われている原種のうち、3種類は日本原産です。

花の名前の由来

バラの花名の由来は、棘のある低木の総称である『イバラ』から由来されているといわれています。 薔薇という漢字は、中国から伝わったものと考えられています。 中国では、“そうび”や“しょうび”といわれているそうです。 英名のroseは、「rhodon」から由来されているといわれています。 rhodonはギリシャ語で薔薇を表す言葉だそうです。

愛にまつわる花言葉の由来

薔薇は色も種類も豊富で、花言葉も豊富です。 薔薇の花言葉のなかには、見た目でついたものもいくつかあります。 ですが、薔薇の歴史はとても長いです。 歴史が長く、花言葉について計り知れない部分がたくさんあります。 その中でも、はっきりと分かっている部分があります。 『何故、薔薇には愛や恋に関する花言葉が多いのか』 それは、薔薇が愛と美の女神、そしてヴィーナスの象徴であるからです。 そして、貴族が恋人に贈る花として薔薇が使われていたからです。 この2つが愛や恋の花言葉が多い由来となっています。

贈るバラの本数で花言葉が異なる

薔薇を贈る本数で、花言葉の意味が変わることを知っていますか? 薔薇1本の花言葉 「ひとめぼれ」「あなたしかいない」 薔薇3本の花言葉 「愛しています」「告白」 薔薇5本の花言葉 「あなたに出会えてよかった」 薔薇12本の花言葉 「私と付き合ってください」 薔薇100本の花言葉 「100%の愛」 薔薇108本に花言葉 「結婚してください」 とてもロマンチックですよね。 薔薇の花束を恋人に贈るとき、本数に込められた花言葉と贈る人の気持ちを照らし合わせてプレゼントをするのもいいかもしれません。

花言葉②「愛慕」/ヒマワリ

夏の花を代表するヒマワリ。 鮮やかな黄色い花びらと、生き生きとした姿に元気をもらえる花として知られています。 ヒマワリの花言葉は「愛慕」の他にも、 「私はあなただけを見つめる」「情熱」「熱愛」 西洋では、 「I stare at only you」 という意味があります。

科名/属名


キク科/ヒマワリ属

和名/英名

向日葵(日輪草)/Sunflower

原産地

原産地は、北アメリカ大陸の西部にある、テキサスやカリフォルニアだそうです。 ヒマワリは、紀元前よりインディアンの人たちの食用植物として扱われていたそうです。 当時は、生き生きとした花姿より「インディアンの太陽の花」等と呼ばれていました。 ペルーでは、太陽神の象徴としてヒマワリが選ばれていました。

花の名前の由来

ヒマワリという花名の由来は、漢字からきています。 太陽の進む方角に顔を向けている姿から“向日葵”と名づけられました。 日向は、ヒマワリが日のあたる方角に顔を向けるところから、“日向”という漢字があてられ、 葵は、四方に向きながら花びらが開き、花びらを開いた姿のまま回るという意味をもつ“葵”という漢字があてられました。

愛にまつわる花言葉の由来

ヒマワリの花言葉の「私はあなただけを見つめる」は、ヒマワリの花が太陽の動きに合わせて動くことから由来されています。 「愛慕」「情熱」は、真夏の暑い時期に、ひたむきに元気に咲く姿から由来されているそうです。 ヒマワリの花言葉はどれも高貴で崇拝する意味をもっています。 「私はあなただけを見つめる」という花言葉は、暑さに負けないヒマワリの姿にピッタリですね!

ヒマワリはプロポーズにも使われている?

ヒマワリは、鮮やかな黄色の花びらをもった植物です。 ヒマワリの花びらの黄色は人の心を晴れやかにするといわれています。 そして、見た人の気分を上げるパワーに満ち溢れています。 ヒマワリを見た人がポジティブになる、という意味でも、「私はあなただけを見つめる」という花言葉も、想う人に贈る花としてピッタリです。 なので、プロポーズに使われる花としてヒマワリが選ばれることも多いのです。

「母への愛」/カーネーション(赤)

毎年、5月の第2日曜日は母の日です。 母の日は、お母さんに感謝を伝える日としてカーネーションを贈ることが定番となっています。 赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」です。 お母さんへ送る花としてピッタリですよね。 カーネーションの花言葉は他にも、 「愛を信じる」「熱烈な愛」 西洋では、 「My heart aches for you(あなたに会いたくてたまらない)」 という意味があります。

科名/属名

ナデシコ科ナデシコ属

和名/英名

カーネーション/ carnation

原産地

カーネーションの原産地は、南ヨーロッパです。 また、西アジアの地中海沿岸ともいわれています。 カーネーションは、イスラムの国ではチューリップやバラと並び、愛好されていた植物と伝えられています。 日本へ輸入されたのは、江戸時代初期以前にアンジャという蘭だそうです。

花名の由来

カーネーションという名前の由来は、古代ギリシャ時代から由来しているとされています。 古代ギリシャ時代、人々はオリンパス山の神々のうち1人である主神ゼウスに花冠を捧げていました。 カーネーションは、ゼウスへ捧げる花冠に使われていたのです。 ギリシャでは、花輪をラテン語でcoronaと表し、その名前にちなんでcarnationと呼ばれるようになったのです。

愛にまつわる花言葉の由来


ある一説として、イエス・キリストが十字架にかけられた時、その姿をみた母である聖母マリアが涙を流しました。 その涙を流した後に咲いた花がカーネーションだったそうです。 そして、もう一説として、イタリアの昔話になります。 イタリアで産まれたマルガリータという一人の娘がいました。 マルガリータは、結婚して間もない夫と、戦争で別れることになったのです。 夫は、彼女が胸につけていた白いカーネーションを自分の胸につけ、戦争へいきました。 その後、戦死した夫の胸には、赤く染まったカーネーションがついており、妻への強い愛情を示していたといわれています。 どの説にしろ、カーネーションに込められている花言葉は人を想う愛情なのだと思います。

カーネーションは色で花言葉が違う!

一般的に、カーネーションと聞いたら赤い色が思い浮かぶと思います。 ですが、今ではカーネーションの色のバリエーションも様々です。 母の日や恋人にカーネーションを贈る時、色別に違う花言葉に目を向けてみるのもいいかもしれません。 ピンクのカーネーション 「感謝」「上品・気品」「暖かい心」 オレンジのカーネーション 「純粋な愛」「あなたを熱愛します」 青のカーネーション 「永遠の幸福」 素敵な花言葉ですよね。 その他の色にも花言葉がありますので、気になった方は検索をしてみてください。

花言葉③「幸福な愛」/ブルースター

花嫁が身につける花として有名なブルースターは、“サムシングブルー”といわれ、身につけた花嫁は幸せになるといわれています。 ふわりとした青い色は、見ている人を優しく、穏やかな気持ちにしてくれますよね。

科名/属名

キョウチクトウ科/ガガイモ亜科ルリトウワタ属

和名/洋名

瑠璃唐綿(ルリトウワタ)/blue star 洋名ではブルースターの他にも、 Oxypetalum(オキシペタラム) Tweedia(ツイーディア) とも呼ばれている。

原産地

原産地はブラジル南部~ウルグアイだといわれています。

花の名前の由来

ブルースターとは、園芸で呼ばれている名前です。 ブルースターの本当の名前は瑠璃唐綿(ルリトウワタ)といいます。 では、なぜブルースターと呼ばれているのでしょうか。 瑠璃唐綿には、青く綺麗な花びらが5枚 花開きます。 花開いた時の姿が星の形をしていることから“青い形をした花”という意味でブルースターと呼ばれるようになったそうです。 洋名では、Tweedia(ツイーディア)と呼ばれており、ブルースターと呼ばれることはあまりないそうです。

愛にまつわる花言葉の由来

ブルースターの花言葉の由来は西洋からきているといわれています。 西洋では、“幸せな結婚生活を送ってほしい”という意味を込めて、花嫁がもつアイテムとして使われています。 青い色は「誠実」を象徴する色といわれており、花言葉の由来にも繋がります。 そして、ブルースターは男の子が産まれたお祝いに贈られる花として贈られています。 ブルースターは、青く綺麗な見た目としても美しいですが、「幸福な愛」「信じあう心」といわれている花言葉も素敵な言葉ですよね。

ブルースターを購入した際に注意したいこと

ブルースターを購入した際、注意しなければいけないことがあります。 ブルースターは茎を切ると、切った断面から白い液体が出てきます。 その液体を素手で触ってしまうと、肌の弱い人はかぶれてしまいます。 触ってしまった時は、すぐに水で洗い流してください。 茎の断面から出てくる白い液体は、かぶれを起こすだけでなく、茎の断面で固まってしまい、茎が水を吸えなくなってしまい枯れてしまいます。 そのようなことが起こらないように、茎を切ったときは1分ほど風にあて乾かしてから花瓶にいけてください。 愛する人に贈った花で、かぶれたり辛い思いはしてほしくないと思います。 ワンポイントアドバイスとして、相手に伝えてみるのもいいかもしれません。

開花時期

上記で紹介した3種類の花の開花時期を書いていこうとおもいます。 薔薇の開花時期 周年出回っています。 ですが最盛期は6月です。 ヒマワリの開花時期 7~9月 種をまくタイミングや、育てている地域によって開花時期が異なります。 ブルースターの開花時期 7~10月

花の他にも、愛にまつわる言葉をもった植物がある

今までは、愛にまつわる花言葉を、花に焦点をあててお話しをしてきました。 ですが、愛にまるわる言葉をもつものは花以外にもあるのです。


観葉植物

お部屋を飾るインテリアとして、玄関先を明るく飾る主役として、今や観葉植物はたくさんの人に愛される植物になりました。 そんな観葉植物にも花言葉があったことをご存知ですか? 「愛」の花言葉をもつ観葉植物を4種類ご紹介します!

観葉植物の花言葉①「夫婦愛」/ フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータは観葉植物です。 大きくハートの形をした葉をもつ植物で、見ている人々を癒してくれます。 ウンベラータは、ハートの形をしていることから「永久の幸せ」という花言葉ももっています。 風水として、恋愛運があがるアイテムとしても人気があるようです。 他の植物にはない、独特な形をしているので、お部屋のアクセントとして飾るのもいいと思います。

観葉植物の花言葉②「永遠の愛」/アイビー

アイビーは観葉植物や、フラワーアレンジメントとしても用いられています。 樹木や石垣・岩などにしっかりとつかまり成長していく植物です。 どのような場所でも成長し、枯れない姿から、“人と人との繋がりが途切れないように”と願いが込められています。 そして、枯れることなく、伸び成長し続ける姿から「永遠の愛」といわれ、ウエディングではシンボルとして扱われ、花飾りなどで使われる植物になったのです。

観葉植物の花言葉③「守り抜く愛」/オリヅルラン

オリズルランを見たことがある人は多いのではないでしょうか? 玄関先などで、生き生きとしたオリズルランを飾っていると気持ちがいいですよね。 オリズルランの花言葉は「守り抜く愛」「子孫繁栄」などがあります。 なぜ、このような花言葉がついたかというと、オリズルランの増やし方に由来があるそうです。 オリズルランは、鶴のような形をした小さな子株を植え替えして増やします。 その子株を“愛”“子供”と表し、たくさん子株ができることから“演技がいい”といわれているそうです。 オリズルランは、空気を綺麗にする力があります。 子供にも安全と言われている観葉植物ですので、贈り物としても最適です。

観葉植物の花言葉④「永遠の愛」/ドラセナ

雌龍という意味をもつドラセナ。 なぜ、雌龍といわれているかというと、ドラセナの種類で真っ赤な樹液を出すものがあるからだそうです。 では、「永遠の愛」という花言葉がなぜついたのでしょうか。 それは、ドラセナが幸福の木と呼ばれているからだそうです。 ハワイでは、ドラセナを家の前に置くと縁起のいいことが起こるといわれており、玄関先にはドラセナを置くという風習ができています。 ドラセナは「隠しきれない幸せ」という意味もあり、幸せな木と呼ばれている理由がよく分かります。 どの言葉を調べても幸福という言葉に繋がるので、恋人に贈るプレゼントとして選んでみてもいいかもしれないですね!

「愛」の言葉

ここまで、いろいろな「愛」にまつわる花言葉をもっている花や植物を見てきました。 愛の花として有名な薔薇・夏の代名詞であるヒマワリ・花嫁を美しく飾るブルースター どの花も綺麗で素敵な容姿です。 自分が恋人に贈るなら...なんて気持ちを膨らませながら花を選ぶことができたら幸せですね。 花や観葉植物をもらって嬉しくない人はいないと思います。 一生懸命、自分のことを想い選んでくれた植物の花言葉が「愛」にまるわるものだったら尚更 嬉しいものです。

怖い意味もある?

同じ花なのに色によっては怖い意味をもつ種類もあるのです。 例えば、赤いカーネーションは「母への愛」ですが、黄色いカーネーションは「軽蔑」です。 このようなことがあるので、植物を贈る時に色による花言葉には注意していきましょう。

最後に

花束や、綺麗にラッピングされた観葉植物はプロポーズやサプライズのプレゼントに最適です。 花にまつわる花言葉、花の本数で変わる花言葉、観葉植物にまつわる花言葉など花言葉には奥が深いことが分かります。 花言葉の由来を知っているのと知らないのとでは、贈る花に込める想いの深さが変わると思っています。 この記事を読んで少しでも花言葉へ興味をもち、プレゼントを贈るさいのお役に立つことができていれば幸いです。 プロポーズをするときに、ベタな薔薇の花束は嫌だ!という方は、夏場でしたらヒマワリの花束をおすすめします! また、1種類の花に絞らず、いくつかの花をフラワーアレンジメントしてもらったのを用意するのもいいかもしれません。