シマノ SHIMANO 18 サーベルマスター テンビン L165 船竿 並継
ビギナーでもアマダイが釣れる!?
コツを覚えるだけで釣れる!
アマダイは高級魚として、スーパーや市場でも高値で売られています。 アマダイを釣ってみたい人も高級魚だから釣れない・・・と思っていませんか!? 実は仕掛けや釣り方のコツをマスターすればビギナーの方でも釣ることができるのです。 今回は、そんなアマダイ釣りで必要な仕掛け作りのコツや竿選び、誘い方のコツをご紹介していきます。そのためには、まずアマダイの特徴を知っておきましょう。
アマダイとは
見た目の色や形、名前からアマダイは鯛の仲間と思っていませんか? 実はアマダイはアマダイ属として1つの種類になっています。そのため、鯛ではなかったのです。 そんなアマダイは、日本では主に三浦半島や相模湾、東伊豆の辺りに生息しており、別名冬の女王とも呼ばれています。他にも釣れる場所はたくさんあり、各地方によって呼び方も様々です。
アマダイの醍醐味
アマダイを釣る魅力として、一目置かれているのが甘味のある味わいです。高級料亭でも色の鮮やかさと甘味のある白身を高く評価し提供されるほどの絶品な高級食材でもあります。 特に、釣るシーズンは地方によって異なりますが、11~2月は脂がのって身が引き締まっているので食べるにもおすすめのシーズンでもあります。
アマダイの特徴
1-1見た目の特徴
アマダイを見分けるのに最もわかりやすいのが、頭の形で四角くなっています。 そのため、釣る際に水面まで見えるとアマダイか他の魚かの区別がつきやすい特徴があります。 特に赤アマダイはキレイな背中のピンク色とお腹の白色が特徴でアマダイ専門の釣り人がいるくらい魅力ある魚です。
1-2大きさや危険性
大きさは全種類のアマダイを比べても20㎝~60㎝ほどで水深が深くなると大型に出会いやすくなります。 オコゼやサチウオなどと比べて鋭い歯や尖った背びれ、毒などはアマダイにはないので安心して釣れるのは嬉しいポイントですね。
1-3どんな場所にいる!?
アマダイは海の底で主に生活している根魚です。普段は巣穴に隠れて過ごしており、日中でも食事をしに海底をウロウロしています。そのため、メバルと違い夜行性ではないので日中に釣るのがベストです。
1-4何を食べる!?
アマダイは海藻やエビやイカなどの甲殻類を主に食べます。アマダイの歯は硬い殻を砕けるように平たくゴツゴツしているのが特徴です。 アマダイ釣りをするなら、エサにはオキアミやエビ、イカなどを使用するとゴカイよりも釣果に期待できます。
1-5食べれるアマダイの種類は?
日本で食べられるアマダイは3種類で赤アマダイ、白アマダイ、黄アマダイがいます。 ■赤アマダイ 主にスーパーや市場でよく見かける種類です。 ■白アマダイ アマダイの中でも、最も大きく綺麗であまりお目にかかることのできない種類なのです。 ■黄アマダイ 食用のアマダイの中でもあまり美味しくないと言われているので釣った際はリリースでも良いかもしれませんね。 ちなみに、アマダイの違いは体の色で見分けがつき一目で簡単にわかります。
アマダイの仕掛けを作ろう
アマダイは水深の深いところにいる魚で、船釣りが主になってきます。また、先ほど紹介した巣穴を海底に作る習性を思い出してください。このアマダイの習性に合った仕掛け選びが必要となってきます。 難しそうって思っている方もいるのではないでしょうか。でも、安心して下さい!! 今回はアマダイ釣りで必要な3つの仕掛けをピックアップし、それぞれの特徴やポイントをわかりやすくご紹介していきます。
1、テンビン仕掛け
1-1特徴
アマダイに限らず根魚を狙う時に使用するのがテンビン仕掛けです。テンビンにはジェットテンビンやLTテンビンなど様々な種類があります。今回紹介するのは、一般的な普通のテンビンです。 テンビン仕掛けはオモリからハリまでの距離が離れているのが特徴です。また、エサはハリに直接かけるので根魚のみを釣る際に重宝します。
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1-2テンビン仕掛けのコツやポイント
仕掛けを作るは、テンビンを付けるとラインからハリまで長くなります。 そのため、狭い場所で作業するとハリとラインがぐちゃぐちゃになってしまいます。 出来るだけ広い場所での作業をおすすめします。 また、エサも水中で取れないようにハリにしっかり付けましょう。 オモリは潮の流れで変えていくので20号や30号など数種類を持っていくのをおすすめします。
2、ビシ仕掛け
2-1ビシ仕掛けの特徴
テンビン仕掛けとの違いは、オモリがコマセビシに変わったことです。コマセビシとはかごになっており、その中にオキアミなどを入れることができます。 コマセビシを使うことで水中の魚を集めることが可能になり、釣果がぐんと上がります。 ただ、アマダイ以外の魚も寄ってくるのでエサの量が多く必要になります。
2-2ビシ仕掛けのコツやポイント
テンビン仕掛けよりも多く竿を動かすのがコツです。竿を動かすことでビシからエサがまかれて魚が勝手に集まってきます。 出来るだけ、まかれたエサとハリにつけるエサは同じような物が良いです。例えば、コマセビシにオキアミを入れたら、ハリにもエビをつける等がコツとなります。 エサも他の魚に取られることが多くなるので、細目にハリにエサが付いているか、仕掛けがぐちゃぐちゃになっていないかを確認しておきましょう。
3、同付き仕掛け
3-1同付き仕掛けの特徴
同付き仕掛けは、一番下にオモリがありその次に針、ラインと一直線に繋がっているタイプです。 そのため、テンビン仕掛けのように自然にエサを泳がすのではなく、自分でエサを動かすイメージと思ってください。 同付き仕掛けは一直線に繋がっているので底を取るのが最も簡単で、技術が高い人ならエサが生きているように動かすことができます。
3-2同付き仕掛けのコツやポイント
水中に仕掛けを入れたら、オモリが底に着くのを確認しましょう。その後、少しラインを巻いてピンとラインを張るのがコツです。ラインがピンと張れていないと魚がかかったのがわかりません。 あとは、上下に竿をたまに動かすだけなので作業としては簡単ですね。
アマダイ釣りのおすすめ釣り竿選び
釣り竿の種類も様々で、魚の特徴に合わせた竿選びも重要になってきます。適当に選んだ竿がアマダイ釣りに合っていないと全く違った釣果となってしまいます。 そのため、アマダイ釣りにはできるだけ固めの竿を選びましょう。
アマダイ釣りの誘いのコツ
アマダイ釣りの基本
根魚釣りの基本は仕掛けを底につけて待つことです。ここでのコツは針にエサが付いていることが重要です。 当たり前だろと思っているかもしれませんが、ただ待っていても釣れない・・・ってことがよくあります。 そんな苦い経験をした人にも役立つ情報です。 アマダイ釣りの基本は仕掛けを底につけて、数分でエサのチェックをする。 この基本さえ実践すれば、針にエサが付いているのでビギナーでもアマダイを釣りやすくなるのです。
アマダイのおすすめの誘い方
1-1誘い方
ビギナーの人にはビシ仕掛けでの誘い方をおすすめしています。その理由に単純に釣れやすいからです。 1、ビシ仕掛けを水中に入れて底に着いたら上下に数回動かします。 ※ラインは巻かずに竿だけを動かすのがポイントです。 この、竿を上下する理由は魚がハリにかかっているかの確認と、エサをばら撒くためです。 2、その後は、少し待ちましょう。 3、再度1と2を繰り返します。
1-2竿に反応来た時のポイント
竿にピクピクと反応が出てきます。ここで注意するのが、竿にピクピクと反応がなくなった場合です。 この場合は魚にエサを取られて針だけになっている可能性大です。すぐに、エサチェックをしましょう。 あとは、同じ作業を繰り返すだけです。
誘い方はこれだけのシンプル作業なのです。
アマダイの場合は誘いのコツは少なく、きわめてシンプルで簡単なのがわかっていただけたでしょうか。 あとは、「慌てずゆっくり」動かす事を心掛けるだけでビギナーでも釣果を伸ばすことができます。
まとめ
今回ご紹介した、アマダイ釣りの仕掛けのコツやポイントを正しく行うだけでビギナーでも釣ることができます。というのも、プロもほとんど同じものを使用しているからです。 アマダイ釣りに限ってはシンプルで釣りやすく、他の魚とも巡り合えることができます。 ぜひ、自分に合った仕掛けでアマダイ釣りにチャレンジしてみてください。