登山家の必需品!?ハイドレーションとは?
最近山ガールなど女性にも男性にも人気のある山登りですが、皆さんはしっかりと水分補給をしているでしょうか。 水筒やペットボトルなど様々な入れ物はありますが、歩きながら飲むことができるハイドレーションというものが注目を集めています。
登山に持っていきたい給水パック
複数層にラミネート加工されたフィルム状のソフトボトルに、飲み物を吸引するためのチューブが取り付けられたものです。専用のバックパックからチューブを出してそのまま飲めるシステムになっている優れものです。
袋とボトルの2種類
登山家でおすすめする人も多いマストアイテムになりつつあります。袋パックとボトルタイプのハイドレーションがありますが、用途を考えて手に入れると良いでしょう。
ハイドレーションのメリットとデメリット
メリット
歩いたまま飲めるハイドレーションはとても便利な商品です。 容器も飲み物の重さを差し引くと、1リットル用で30 g と軽量で持ち歩きにも苦労しないのが特徴です。 細菌の繁殖を防ぐ機能も付いているものもあります。
デメリット
残念ながら軽量を売りにしているハイドレーションにはデメリットも存在します。安いのものは破れやすいので注意が必要です。収納する際も折りたたむと水漏れを起こしてしまうので丸めなければなりません。 ハイドレーションに対応したザックを買えば解消されるのですが 、そのぶん割高になってしまいます。
水筒とハイドレーションを比べてみた
山に持ち込むなら水筒とハイドレーションどちらがいいのかというと、はっきり言ってどちらが正しいとは言い切れません。 ハイドレーションは水筒に比べ重量は軽いので持ち運びに関してはハイドレーションの方が優れていると言えるでしょう。
頑丈さに関しては注意が必要
頑丈さで言うと水筒の方が高いので甲乙つけがたい両者です。ハイキング気分で山登りをするのであれば水筒で十分ですし。本格的な山登りであるならばこまめに水分補給ができるハイドレーションがおすすめです。
初めての1人登山。思い通りにいかず。
— まつ(登山日記) (@2609matsu) September 30, 2017
でも、ハイドレーション。これ、買って良かった!水飲むのに手間いらず! pic.twitter.com/sjpD4RYvf5
ハイドレーションの手入れ方法
午前中の山歩き使ったハイドレーションをジャグがわりに。
— じゃいあん (@d300___) August 26, 2017
点滴みたいですよね。笑 pic.twitter.com/WIITetCerA
ハイドレーションはただの水筒のように簡単に洗っておくだけではいけません。しっかりとした手入れをしなければならないのです。ハイドレーションを使った後は必ず洗浄をすることから始めましょう。濡れたままほっておくとカビの原因になります。 一番簡単な手入れ方法はハイドレーション専用の掃除用ブラシを使って中性洗剤とお湯を使ってしっかりと洗いお湯でよくすすぐ方法です。デリケートなので注意しましょう。
キャメルバッグのハイドレーションも実に便利 pic.twitter.com/1U9hDXxnlK
— なぬらに@社畜の王子 (@nanura2) July 29, 2017
手間を考えるとハイドレーションがおすすめ
登山をする時には、バックパックの中にいれる荷物には考えに考えを重ねている人が多いようです。そのため休憩ごとに荷物を出し入れするよりも、チューブから吸い出せるハイドレーションに魅力を感じるケースが多いのです。
袋とボトル選ぶならどっち?
ハイドレーションの袋タイプとボトルタイプどちらを選んだ方がいいのでしょうか。それは用途によって変わります。
今日もハイドレーション日和になりそう:sunny:️ pic.twitter.com/ax0taWUxfV
— よっしーCBR706RR (@michimani210) July 14, 2017
チャレンジするルートで考える
本格的に険しい山を登るのであれば、より軽量の袋タイプがおすすめです。険しい道ほど重いものを持っていると大変です。 簡単な山登りであれば重量もさほど気にならないので、少し頑丈なボトルタイプがいいでしょう。とはいえ使い勝手は人によって違うので、自分が使いやすく安心できると思った方を使うほうが賢明といえるでしょう。
#ミリタリー物販
— ユーヤーマウス (@sumibiboy) September 16, 2017
実物 キャメルバック
ハイドレーション
数回使用 3k pic.twitter.com/TRwlBdpqnp
スペースいらずの袋タイプ
袋タイプのハイドレーションは、バックに入れたまま飲めるハイドレーションシステムと袋が一体化されているものです。一番シンプルな形のハイドレーションとなります。 使い終わった後も丸めることでスペースも取らず軽いため 、登山者にもとても人気のあるタイプです。 少し破れやすい面もあるのでその点に気をつけて使いましょう
ハイドレーション買ったよ
— ??えっくん?? (@jhDpMfFw5UbGyH4) August 4, 2017
なかなかいい感じじゃない?
ただガーミンの位置が… pic.twitter.com/LM2Er6XNwH
頑丈さで勝負のボトルタイプ
ボトルタイプは、ボトルとチューブが別売りになっているタイプがほとんどです。袋タイプよりも長持ちしますし、強度の面においてもこちらの方が上です。 山登りというよりは自転車レースやサイクリングなどの方に人気がある商品です。 袋タイプと違い中身が見えるので、残りの量がはっきりとわかるのもボトルタイプならではの長所ですね。
チューブで飲みすぎストップ
山登りに限らず最近では様々なスポーツをする際にこまめな水分補給が必要とされています。そしてその水分補給の時に一番心配なのが、飲み過ぎでしまって飲み物が足りなくなってしまうことです。
登りやすく飲みやすくを意識
ハイドレーションは、チューブを通して飲むので自然と飲む量に制限がかかり、ちょうどいい量の水分補給をすることができます。 また休んで水分補給するよりは、動きながら水分補給する方が効率が良いという結果も出ているので、一度使ってみてはどうでしょうか。
冷凍しても使えるハイドレーション
季節にもよるのですが、暑い時期に山に登る時、冷たい飲み物が飲みたいのは皆さん感じることではないでしょうか。 ですが冷凍した飲み物はどうしても重量が増してしまうので、あまりお勧めできません。
冷凍ハイドレーション pic.twitter.com/tRIOaEUtsa
— JACK (@JACKofimperial2) July 26, 2014
涼をとるために冷凍ハイドレーション
暑さが厳しい夏には、背中に冷凍ハイドレーションを背負うことで軽減できるので愛用する人も多いようです。 ハイドレーションによって冷凍できる量も決まっているので、事前にしっかりと調べてから、利用方法を守って安全に使っていきましょう。
最後に!ハイドレーションが一番いいの?
山登りをする際、水分補給をする道具としてハイドレーションは一番なのでしょうか。 答えは、そうとも言いきれないようです。
実用的に使ってこそ意味がある
ハイドレーションは確かに軽量で歩きながら飲めるので便利ではあるのですが、人によっては飲みにくく感じたり、少し破れやすいため玄人向けのものになってしまう傾向が強いようです。 趣味で楽しく山登りしたいのであれば、ハイドレーションをわざわざ用意する必要もないのではないでしょうか。 自分の荷物や 使いやすさ、用途によって使い分けることが一番のポイントですね。