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コバエの駆除・対策方法とは?発生原因から探る簡単で効果的な方法8選!

夏に大量発生してしまうコバエ。小さくて動き回るコバエは非常にストレスな存在です。今回はそんなコバエの駆除方法や発生させないための効果的な対策などをご紹介していきます。スプレーやトラップを使って、コバエの発生を根絶、駆除し、快適な夏を過ごしましょう。
2020年8月27日
はっぴーほっぴー
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夏が来ればやってくる嫌な奴

暑い夏。キラキラした海に楽しい川遊び。 素敵な出会いもあるであろう楽しい夏ですが、 そんな季節に水を差す奴が発生するのもこの季節です。 その名はコバエ。 一度発生してしまったら、駆除しても駆除しても現れ、 気分を台無しにしてしまいます。 今回はそんなコバエの駆除や簡単な予防方法、 発生した時の対策についてお伝えしたいと思います。 皆様のお役に立てれば幸いです。

コバエはなぜ発生するの?

基本的に夏に発生しやすいコバエですが、 発生する原因は様々あります。 あんなにゴミの処理など気をつけていたのに、コバエがわいちゃった。 なんで急に植物にコバエが発生したのだろう。 そんな風に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 コバエは一つのことに気をつけていても、 別の原因から発生することもあるのです。 ではその発生の原因を分析していきたいと思います。

コバエの発生原因の一つは生ゴミの処理

コバエと聞いてまず思い浮かぶのが、生ゴミにたかる姿です。 やはり生ゴミはコバエの発生原因の一つ。 料理をすると必ず出てしまう生ゴミですが、 ひどい時には半日放置しただけでコバエが発生してしまいます。 コバエは腐敗物を非常に好みますので、 生ゴミの処理に注意し、発生を予防することが重要です。

水周りや排水溝にも注意が必要

水周りや排水溝からもコバエは発生します。 キッチンにある三角コーナーや、排水溝などの腐敗した水がたまりやすい場所は、 こまめに掃除をしないと、簡単にコバエが大量発生してしまいます。 掃除は非常にめんどくさいですが、水周りが汚いと運気が落ちるという方もいますし、 排水溝などから上がってくるコバエを見ると、テンションもガタ落ちです。 コバエの発生を予防するためには、普段の掃除が非常に大切だという事ですね。

観葉植物やガーデニングから発生するコバエも

室内外に飾っている観葉植物も、コバエの発生源の一つです。 鉢植えなどからコバエが出ると非常に厄介。 大量発生したら目も当てられません。 せっかくリラックス効果を狙って飾っているのに、 逆にストレスの原因になってしまいます。

観葉植物などに発生してしまうと駆除が厄介

観葉植物など、鉢植えに発生するコバエは、 基本的に土が原因です。 一度大量発生してしまうと、最悪土を入れ替えたりしなくてはなりませんので、 簡単ではありません。 普段からの予防や対策が非常に重要になってきます。

コバエの種類

コバエにはたくさんの種類が存在しています。 その種類によって、発生原因や発生場所も様々です。 今回は家庭に発生しやすいコバエ4種類に焦点を当てて、 解説してみたいと思います。

腐敗した果物やお酒にたかるショウジョウバエ

一般的にコバエと言われるのがこのショウジョウバエです。 体長は2mm程度で、卵から成虫になるまで約十日間。 成虫は羽化後3〜4日で産卵を始め、大量発生していきます。 世界中に生息していて、 腐敗した果物や、お酒の匂いを好み、どこからともなく集まってくる厄介者。 夏の嫌な風物詩の一つです。


野菜や肉は注意が必要!排水溝などからも発生するノミバエ

黒くて丸いのが特徴のノミバエ。 こちらも夏になると大量発生する厄介者です。 発生すると色々なところを飛び回るだけでなく、 チョロチョロと走り回るので本当にストレスです。 注意したいのが、ノミバエは食品に直接産卵するという点。 知らずに口にすると下痢や腹痛を引き起こす「ハエ症」の原因になります。

排水溝や食物だけではないノミバエの行動範囲

ノミバエは一度発生したら、部屋のいたるところを飛び回ります。 ワンルームに住んでいる場合などは非常に厄介です。 デスクに向かっていてもコバエが寄ってきて、 作業に全然集中できず、イライラしてしまいますね。 コバエは光を好むので、パソコンや蛍光灯などに反応して寄ってきます。 チョロチョロと動き回る上に、小さいのでなかなか駆除しきれない上に、 エンドレスで発生して来る始末。 非常に厄介なコバエの一つです。

水周りに発生しやすいチョウバエ

お風呂やトイレなどで見かけるハートの形をしたのがチョウバエです。 基本的に壁に張り付いているイメージで、一見害がなさそうですが、 外から細菌を運んできたりすることもありますので、 注意が必要です。 一般的には集合住宅などの浄化槽、トイレの貯水槽から発生しやすく、 飲食店や家畜などを飼っている場所などにも多く見られます。

観葉植物などに発生するキノコバエ

観葉植物などに大量発生するのがキノコバエです。 原因は腐葉土などの土。キノコバエは有機土を主食としています。 そして水分を保持する能力の高い土は、常に湿った状態になり、 キノコバエが産卵しやすい環境なのです。 一度大量発生すると、土を総入れ替えしなければならず、 非常に大変な思いをすることになります。

コバエを駆除するには!発生源の対策方法4選!

発生してしまったコバエを駆除するにはどうしたらいいか。 まずは発生源を特定し、根絶しましょう。 予防をしてから駆除するのがコバエ対策の正しい方法です。

コバエ発生源の対策方法①

窓からの侵入を防ぐ

コバエは外から侵入してくる場合が多いです。 侵入を防ぐためには、網戸などをしっかりしめたり、 隙間が開かないように工夫します。 これはどんな虫にも言えることですが、 侵入経路を断つのが一番のポイントと言えるでしょう。

コバエ発生源の対策方法②

生ゴミはこまめに捨て蓋をする


ゴミはこまめに捨てる。これは鉄則ですよね。 夏などは食品の腐敗も早く、コバエがすぐに発生してしまいます。 生ゴミなどはできるだけ水を切ってから、 コバエが侵入しづらく、発生してもコバエが出て来にくい、 蓋のついたゴミ箱に入れるようにしましょう。 できるだけ早くゴミ収集に出すのもポイントの一つです。

コバエ発生源の対策方法③

排水溝対策をしっかりする

排水溝はコバエの発生する大きなポイントの一つです。 できるだけこまめに掃除し、市販されている排水溝用の薬品を投与して、 発生を予防するのがおすすめです。 キッチンだけでなく、お風呂の排水溝からも発生するので、 水周りは普段から綺麗にしておくのが、 コバエ予防の第一歩ですね。

コバエ発生源の対策方法④

観葉植物はまず土を見直す

観葉植物にコバエが発生してしまったら、 成虫は掃除機などで吸い取ってから、土上5cmを入れ替えましょう。 観葉植物に発生しやすいキノコバエは、 土上5cmに産卵するので、その卵たちを取り除きます。 それでも発生する場合は、土を全て取り替えるのが一番です。 取り替える土は、腐葉土などの有機土は避け、 表土3cm〜5cmは、赤玉土などの無機土で覆うと効果的。 観葉植物用に売られている無機土などもおすすめです。

薬を使った予防や駆除方法

土の取り替えが面倒だという方は、 薬品を土に敷いてコバエを駆除するという方法もあります。 ダントツ水溶剤や、オルトラル粒剤などが効果的だと言われ、 その他には竹酢液を薄めて撒くという方法もあります。 ただし、薬だけでは根本的な解決にならない場合もあるので、 コバエの発生が続く場合は、 やはり土の入れ替えなどを検討した方が良いでしょう。

発生してしまったコバエの駆除方法4選

発生してしまったものは仕方ありません。 発生源を根絶したら、現在発生しているコバエを退治していきましょう。 小さくて素早いコバエですので、駆除も大変ですね。 できるだけ簡単に駆除できる方法をお知らせしたいと思います。

発生したコバエの駆除方法①

コバエの駆除には殺虫スプレーが簡単!

コバエは小さい上に飛び回るので、 やはり殺虫スプレーがおすすめです。 たくさんのものが市販されていますが、 発生しているコバエの種類によって使い分けるのもポイントです。 ものによっては対応していないコバエもあるので、 発生しているコバエがどのような種類のコバエなのかをしっかりと把握して、 商品説明をよく読んで、購入してくださいね。

発生したコバエの駆除方法②

網戸から侵入を狙うコバエには網戸用の防虫スプレーがおすすめ

最近では網戸に張り付く虫対策グッズとして、 網戸に吹きかけるタイプの防虫スプレーがあり、 簡単でおすすめです。 その他にも吊るしておくタイプや、 玄関先に置いておくタイプなどもよく見かけるようになりました。 コバエの侵入を予防するには、 コバエを寄り付かせないというのもポイントの一つですね。


発生したコバエの駆除方法③

逆に寄せ付けて駆除する

殺虫剤で狙える範囲で発生しているコバエはいいのですが、 発生源以外も飛び回るノミバエのようなハエもいます。 そういったハエには、トラップを仕掛けましょう。 一番代表的なものはハエ取り紙。 昔からあるトラップの一つですね。 現代風じゃない・・となめてはいけません。 ハエ取り紙の効果は絶大。 八百屋さんや魚屋さんなど、未だに吊るしてあるところをよく見かけます。 お困りの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

発生したコバエの駆除方法④

めんつゆトラップも効果的

コバエ用トラップの一つにめんつゆを使うという手もあります。 家にある材料を使ってできますし、おすすめトラップの一つです。 やり方はいたって簡単。 底の浅い容器に水とめんつゆ、食器用洗剤を入れて混ぜるだけ。 コバエは匂いの強いものによって行く習性があるので、 めんつゆでおびき寄せ、洗剤で殺す!といった具合です。 めんつゆの他にも、お酢を使ったトラップや、 強いアルコールなどもおすすめ。 ただしアルコールは逆にコバエ発生の原因にもなるので、 飲みかけのビールをそのまま放置するなどはやめましょう。

めんつゆトラップに似た商品も多数存在

ゴキブリホイホイならぬ、コバエホイホイというような商品も、 最近では見かけるようになってきました。 仕組みはめんつゆトラップとほぼ変わりませんが、 コバエの種類によっては効かない場合もありますので、 商品説明をよく見て、発生しているコバエにあったトラップグッズを購入してくださいね。

キノコバエやチョウバエの駆除方法

キノコバエやチョウバエの成虫は、掃除機で吸い取るのが簡単です。 キノコバエやチョウバエは、ゴミや腐敗物などを餌にしていないので、 掃除機の中で繁殖することはありません。 幼虫や卵などは、先ほどお伝えした薬品を使うのも効果的です。 そしてキノコバエの場合、一番正確な駆除方法なのは土の入れ替えということもお忘れなく。

コバエの駆除・対策方法のまとめ

いかがでしたか。 コバエの駆除、対策方法についてご説明してまいりました。 まとめると、 1.コバエが発生しにくい環境を作る。 2.もし発生してしまったらまず発生源を絶つ。 3.発生源を絶ったらスプレーやトラップなどで徹底的に駆除。 というのが大事だということが分かりました。 夏などの暑い時期はどうしてもコバエが発生しやすくなってしまいます。 しっかりと対策をして、嫌なコバエを寄せ付けないよう、 頑張ってくださいね。