(SOTO)新富士バーナー 虫の寄りにくいランタンケースセット/ST-233CS/SOTO
SOTO フォールディングランタン ST-213
新富士バーナー:新富士 レギュレーターランタン ST-260
SOTO プラチナランタン SOD-250
SOTO-新富士バーナー株式会社-
キャンプや登山など、夜になると重宝されるアイテムの一つとして「ランタン」が挙げられます。しかし、必須アイテムと言っても過言ではないアイテムだからこそ、様々なブランドから数多くのランタンが販売されているのも事実です。それゆえに、どのブランドのランタンを購入しようか迷う方も多いでしょう。 今回は、そんな方のために、あえて一つのブランドに絞り、おすすめのランタンをご紹介します。そして、ご紹介するブランドとは、非常に人気のある新富士バーナーの「SOTO」というブランドです。
「SOTO」のおすすめランタンをご紹介
SOTOと言えば、ガスバーナーのイメージが強いですが、それは間違っていません。SOTOの歴史をたどると見えてくるものがあります。SOTOというブランドについては、また別の機会でご紹介するとし、今回は、そんなSOTOのおすすめランタンをご紹介します。
「SOTO」おすすめランタン1/4:虫の寄りにくいランタン ST-233
(SOTO)新富士バーナー 虫の寄りにくいランタンケースセット/ST-233CS/SOTO
□寸法 :直径136×高さ375mm(使用時) 直径136×高さ225mm(収納時) □重量 :1.3kg(本体のみ) □明るさ :660ルクス(ST-760使用時) 550ルクス(ST-700使用時) □使用燃料:SOTO製品専用容器(CB缶) □使用時間:約3.0時間(ST-760使用) 約3.5時間(ST-700使用時) □点火方式:圧電点火方式 □材質 :本体ケース/樹脂、ハーフスクリーンホヤ/耐熱ガラス、ヘッドカバー/スチール(耐熱塗装)、燃焼塔・フレーム/ステンレス □付属品 :マントル1枚 ※燃料となるガスは、純正のCB缶のみを使用しましょう。
<特徴その1> パワーブースターが標準装備されていることにより、安定した明るさを保てます。ガス式のランタンに欠かせないマントルは、付属で1枚のため、オプションで予備を購入するとよいでしょう。 <特徴その2> 夜のテントサイトでランタンを使用する際に問題視されるのが、虫問題ではないでしょうか。明るい場所に集まる蚊や蛾など、何度も追い払った経験のある方がほとんどだと思います。しかし「虫の寄りにくいランタン ST-233」は、3つの効果で虫対策に非常に優れたランタンです。 では、虫対策における「3つの効果」とは、具体的にどのような効果なのでしょうか。
3つの効果で対策万全
効果1/3:虫の嫌う波長の長さ
「虫の寄りにくいランタン ST-233」の最大の特徴として、「ハーフストライプホヤ」というオレンジ色の光を出すためのカバーが装備されています。下の画像のオレンジ色の部分のことです。
虫は、白色や黄色など、波長が短い光に寄せ付けられます。しかし、この「ハーフストライプホヤ」により、虫が嫌う波長の長いオレンジ色の発光を可能にし、虫を寄せ付けにくい仕組みになっています。
効果2/3:蚊トリフレクター
「蚊トリフレクター」により、市販の蚊取りマットが装着可能となっています。下の画像の円筒金属部分にひっかける部品がついているのが分かると思います。
市販の蚊取りマットを、最も集まりやすいランタンに装着できることで、虫を最大限に寄せ付けない仕組みとなっているわけです。
効果3/3:光を遮断
虫は基本的に木々が生い茂った場所に発生します。したがって、虫の発生源に光を当てなければ、虫が寄ってこないという発想から生まれた効果です。前述の蚊取りマットを装着できるリフレクターが、その役割を果たします。
SOTO「虫が寄りにくいランタン ST-233」の評価
虫が寄りにくいランタンということで、非常に優秀なランタンです。明るさも申し分なく、燃料となるCB缶も安価に購入できます。LPガス仕様のランタンに比べて、使用時間が短いのは難点ですが、経済性はこちらのランタンが優ります。3時間以上の継続点灯であれば問題ないでしょう。 Amazonの口コミにおける評価は非常に高く、CB缶を使用していることから、扱いやすいという声が上がっています。しかし、中にはランタンの大きさをもう少しコンパクトにしてほしいという声もありました。口コミ評価は総合的に見てかなり高いです。 以上から結論を述べると、LPガスランタンに不安を感じる方、虫が苦手な方、安価に手に入れたい方にはおすすめのランタンです。ST-233というランタンは、虫が寄りにくい仕組みを売りにしているため、その点を重要視して購入を検討しましょう。
「SOTO」おすすめランタン2/4:フォールディングランタンST-213
SOTO フォールディングランタン ST-213
□寸法 :直径136×高さ375mm(使用時) 直径136×高さ225mm(収納時) □重量 :1.25kg(本体のみ) □明るさ :450ルクス(ST-760使用時) 350ルクス(ST-700使用時) □使用燃料:SOTO製品専用容器(CB缶) □使用時間:約4.0時間(ST-760使用) 約4.5時間(ST-700使用時) □点火方式:圧電点火方式 □材質 :本体ケース/樹脂、ハーフスクリーンホヤ/耐熱ガラス、ヘッドカバー/スチール(耐熱塗装)、燃焼塔・フレーム/ステンレス □付属品:マントル1枚 ※燃料となるガスは、純正のCB缶のみを使用しましょう。
持ち運びを楽にした一台です。さらに安全に配慮したランタンでもあります。ランタン本体下部のケースは、耐久性に優れた樹脂製でできており、ケースの下部を広げる形状にすることで、安全性をより考慮したランタンとなりました。 虫が寄りにくいランタン「ST-233」と比較すると、明るさが多少劣っており、その分使用時間は伸びています。使用する分には問題ないでしょう。「ST-233」に比べ、低燃費仕様となっています。 参考程度に、以下に使用時の画像を載せておきます。天井に設置されている白色光に比べ、やや暖色といった感じです。
付属品として、マントルが1枚付いていますが、予備のマントルを同時購入することをお勧めします。また、燃料となるガスは、「ST-233」と同様、SOTOの専用CB缶ですが、CB缶は付属していないので注意しましょう
SOTO「フォールディングランタン ST-213」の評価
Amazonの口コミにおける評価は星5つのうち4.0の評価。 やはり、安価で購入でき、ガソリンランタンなどに比べ、手間がかからないといった声が多かったです。明るさは、LPガスランタンやガソリンランタンと比較すると劣りますが、他の電池式ランタンと併用して、明るさを補っている方もいました。 フォールディングランタン「ST-213」の仕様と口コミを踏まえ総合的に評価すると、コスパレベルは中の上。キャンプを始める方の入門ランタンといった感じでしょう。 より明るいランタンを求めるのであれば、虫が寄りにくいランタン「ST-233」をおすすめします。
「SOTO」おすすめランタン3/4:レギュレーターランタン ST-260
新富士バーナー:新富士 レギュレーターランタン ST-260
□寸法 :幅100mm×奥行130×高さ150mm(使用時) 幅65mm×奥行105×高さ150mm(収納時) □重量 :247g(本体のみ) □明るさ :150ルクス(ST-760使用時) 150ルクス(ST-700使用時) □使用燃料:SOTO製品専用容器(CB缶) □使用時間:約4.5時間(ST-760使用) 約4.5時間(ST-700使用時) □点火方式:圧電点火方式 □材質 :メッシュホヤ・燃焼塔・器具栓つまみ/ステンレス、ボンベホルダー・点火スイッチ/樹脂 □付属品 :専用収納ケース、マントル1枚 ※燃料となるガスは、純正のCB缶のみを使用しましょう。
高地や寒地におけるランタンの使用は、低温化が原因で香料が落ちてしまいます。しかし、この「レギュレーターランタン ST-260」は、その常識を覆すランタンです。 さらに、ノズル詰まりによる故障の心配もなく、光量の細かい調整が可能な点も特徴です。ホヤは壊れにくいメッシュ製でできており、 経済的なカセットガスコンロと言えるでしょう。 付属品には、専用ケースも付いています。マントルは1枚のみのため、予備のマントルを常備することをおすすめします。
上の画像は実際にランタンを使用した際の画像です。明るさは手元が十分に照らされる程度だと考えてよいでしょう。非常に温かみのある光色です。ソロキャンプ時に活躍しそうな1台です。 では、「レギュレーターランタン ST-260」について、もう少し詳しく見ていきます。
マイクロレギュレーターの搭載
前述において、高地や寒地での使用時でも光量が安定していると述べましたが、これは「レギュレーターランタン ST-260」に内蔵された「マイクロレギュレーター」の効果なのです。
マイクロレギュレーターの効果:連続使用に強い
外気温10℃で使用した際、一般的光量の変化は右肩下がりになります。しかし、「レギュレーターランタン ST-260」の場合、変化グラフを見ていただけるとわかる通り、点火後3時間経過しても最大の明るさを保っていられるのです。
SOTO「レギュレーターランタン ST-260」の評価
Amazonの口コミによる評価は星5つのうち4.4と高評価。 非常にコンパクトな造りとなっており、ツーリングキャンバーやソロキャンバーの評価が多かったです。また、本体価格が約4,000円(2017年11月現在)とコストパフォーマンスが良い点も評価されています。 口コミの評価を踏まえた総評は、このモデルのランタンの中では上位ランクに入るでしょう。前述にあるように、ソロキャンバーにはおすすめのランタンです。
「SOTO」おすすめランタン4/4:プラチナランタン SOD-250
SOTO プラチナランタン SOD-250
□寸法 :幅77mm×奥行65×高さ110mm(使用時) 幅33mm×奥行58×高さ142mm(収納時) □重量 :210g(本体のみ) □明るさ :120ルクス □使用燃料:SOTO製品専用容器(OD缶) □使用時間:約6.0時間(SOD-725T 1本使用時) 約2.0時間(SOD-710T 1本使用時) □点火方式:圧電点火方式 □材質 :発光体/プラチナ、ヘッドガード・リフレクター・器具栓つまみ・発光体ガード/ステンレス、点火スイッチ・空気調整レバー/樹脂 □付属品 :専用収納ケース ※※燃料となるガスは、純正のOD缶のみを使用しましょう。
ガスランタンの欠点ともいえるマントル。マントルは衝撃に弱く、マントルを保護するためのホヤも必要となります。しかし、「プラチナランタン SOD-250」は特殊で、マントルとホヤを持たず、リフレクターを身につけています。このリフレクターは、就航効果のために付けられたものです。 また、プラチナ発光は耐風性にも優れ、風除けなしでも、リフレクターのみで風の影響を受けることなく使用できます。
上の画像は、点灯時の画像です。非常に暖色の強いランタンです。そして、これまでご紹介したランタンとは違い、OD缶モデルとなっています。
SOTO「プラチナランタン SOD-250」の評価
Amazonの口コミにおける評価は、星5つのうち4.0と高評価。 非常にコンパクトな上、風や衝撃に強い点が評価されています。しかし、ホヤがない分、趣に欠けるという声も上がっています。さらに、価格帯もあまり評価されていません。 口コミを踏まえた総評としては、コストパフォーマンスはいまいちといった結果です。ソロキャンプ向きのランタンですが、「レギュレーターランタン ST-260」に比べ明るさも劣っており、高価なランタンです。SOTOのガスランタンの中では、最も評価しづらいランタンと言えるでしょう。 ただ、光色は非常によく、キャンプ場における雰囲気づくりには良いかもしれません。テントサイトを照らす目的ではなく、インテリアとしての価値を見出すことができれば、おすすめのランタンと言えるでしょう。
「SOTO」の虫が寄りにくいランタンが非常に良い
以上が、SOTOのおすすめランタンのご紹介でした。 結論、「虫が寄りにくいランタン」が最も実用性に長け、照明としての役割を果たすアイテムとしては、最もおすすめしたいランタンです。キャンプ経験者であれば、虫が寄ってくるテントサイトほど居心地が悪いことはお分かりいただけると思います。 最後に、今回ご紹介したランタンを目的・用途別に分けてみました。 □照明目的 :「虫の寄りにくいランタン ST-233」と「フォールディングランタンST-213」 □ソロキャンプ向け:「レギュレーターランタン ST-260」 □インテリア向け :「プラチナランタン SOD-250」 自分の目的・用途に合った購入を検討してみてください。
「レギュレーターランタン ST-260」の外気温10℃における光量変化を現したグラフ(縦軸:明るさ、横軸:時間)