さつまいも収穫時期の見極め方!正しい知識で美味しいお芋を収穫しよう!

さつまいも収穫時期の見極め方!正しい知識で美味しいお芋を収穫しよう!

さつまいもの正しい収穫時期を学ぶことで、これまでよりも、さらにおいしいさつまいもが食べられます。
収穫時期・収穫方法などは、思っていたやり方とは少し違っています。
おいしいさつまいもを収穫するための、正しい情報を学びましょう。

記事の目次

  1. 1.さつまいもはいつ収穫するの?正しい収穫時期
  2. 2.さつまいもの収穫で気をつけること
  3. 3.甘いさつまいもを作るには?収穫時期の作業
  4. 4.おいしいさつまいもを作るポイント
  5. 5.おすすめのさつまいもを選ぶ
  6. 6.まとめ

さつまいもはいつ収穫するの?正しい収穫時期

さつまいもは5月~10月下旬までが生育期間です。 収穫はこのあとの、「10月の終わりから11月の初めにかけて」の時期です。 さつまいもを植えてから収穫するまでの栽培日数は、110日~150日を目安にしてください。 植えつけた日を記録したり、カレンダーや手帳に書き込んだり、パソコン・スマホなどに大体の収穫時期を書き込んでおきましょう。 そうすると、栽培日数から週末・休日を利用した収穫日を、前もって決めておくことができますよ。 また、葉の色が薄くなったり、赤・黄色変わったりするのも、サツマイモを掘り起こすときのサインです。 さつまいもは、収穫する時期と栽培日数、葉の色を見て、収穫する時期を決めましょう。

さつまいもの収穫で気をつけること

栽培日数から収穫する時期を決めたら、次は収穫です。ここで間違った収穫方法を選んでしまうと、味が大きく変わってしまいます。 注意する点を守って収穫をすると、甘いさつまいもが食べられますよ。

一株まるごと掘り起こす

さつまいもは株ごと引き抜きます。1本ずつ掘り起こすと時間がかかってしかたがありません。また、スコップ・シャベルの先などで傷をつけけ、味を落としてしまいます。 株ごと引き抜いても大丈夫です!さつまいもは、伸ばしたつるから根が大きく育つ塊根(養分を貯えて塊のようになった根のこと)をつけます。つるが繋がっているため、一回の作業でたくさんのさつまいもが掘り起こせます。

掘り起こす手順

手順は次のとおりです。 1.鎌を使って地上部と切り離します。地上に出ている茎を15cmほど残してください。 2.茎から離れたところへスコップを入れて、土を掘り返します(このとき、さつまいもを傷つけないよう慎重に)。 3.さつまいものうえに被さる土を軽くよけたら、株を一気に引き抜きましょう。 これで、繋がったつるにできたさつまいもが、土の外へ出てきますよ。

収穫時期の前に「試し掘り」をする

さつまいもは、大きく育ってしまうと甘みが少なくなり、おいしくありません。 甘いさつまいもを育てたいなら、収穫する前に掘り起こす「試し堀り」をしましょう。 これは、収穫する1か月前に行うもので、事前にさつまいもの大きさを確認しておく作業のことです。 芋が大きく成長していれば、収穫を早め、サイズが小さいときは収穫する時期を遅せます。 さつまいもは土のなかで成長する植物ですから、大きさを確認するために、一度試し堀りをする必要があるのです。

試し掘りをする時期

【試し堀りをする時期】 苗(挿し穂)を植えてから約90日(3カ月) 【収穫に適したさつまいもの大きさ】 20cm~25cm(品種によって大きさは異なります) 試し堀りをしたときに、掘り起こしたさつまいもが小さかった場合は、2週間を目安に、栽培する日数を延ばすと、ちょうどよいサイズのさつまいもが収穫できます。

甘いさつまいもを作るには?収穫時期の作業

収穫したさつまいもを食べても、さつまいも本来のおいしさは味わえません。 収穫したあとに「貯蔵」という、保管をしておく作業が必要になります。

貯蔵期間は1カ月~2カ月

貯蔵するときの温度は13~16℃、湿度は80~90%を保ってください。 保存する場所は、涼しい日陰の室内に置き、段ボールなどに入れておきましょう。 ただし、発泡スチロール・ビニール袋は控えてください。さつまいもは収穫したあとも呼吸をしています。密閉されてしまうと、呼吸ができません。 これらの容器や袋に入れるときは、穴を空けておくことを忘れずに。

収穫時期は、霜が降りる11月下旬まで

11月に入ると気温の低下とともに、霜が降り始めます。 温かい地域で生まれたさつまいもは、寒さに強くありません。 畑や菜園に霜が降りてしまうと、土のなかに増えた水分によって、さつまいもは腐ってしまいます。 これではせっかくの収穫は台無しです。 「10月の下旬から11月の上旬」は、霜と天候に注意を払ってください。天気予報も1週間先の週間天気に目を通しておきましょう。 寒冷地で育てる場合は、これよりも早い時期に収穫をしてください。 10月に入ってから中旬までの間を、収穫時期の目安としましょう。

雨が降ったあとは、収穫を避ける

水分を含んでいると、保存をする間に腐ってしまう危険があります。 そこで、収穫する時期は、晴れが続く日を狙いましょう。 これで、収穫をしてから、目安となる期間まで「貯蔵」することができます。

さつまいもを日にあてる

掘り起こしたさつまいもは、つるを取って、1本ずつに分けてください。 そして、2~3日を天日で干しておきます。 ここで、水を使って土を落とさないようにお願いします(水分はさつまいもの天敵、保管する間に腐らせてしまいます)。 天日干しは土をつけたまま行い、干したあとに手で払います。 あとは新聞紙に包んで、涼しい場所で保存をしてください。

おいしいさつまいもを作るポイント

甘いさつまいもには保存する期間や収穫する時期、収穫前の試し掘りのほかにも、こなしておくべきポイントがあります。 難しいことではありません。手順と知識を知れば、誰にでもできる作業ですよ。

ポイント1.与える肥料

・肥料はN(窒素):P(リン酸):K(カリ)=3:7:10に配合されたものを使いましょう。 私たちはさつまいもの大きい根の塊を食べています。 しかし、根に行き渡るはずの栄養が花や葉、茎などに集中すると、求める大きさに生長してくれません。 そこで、追肥に使う肥料はこのような種類・割合を選んでください。 肥料にはカリを多く含むものを使います。カリは根の生長を促し、光合成で作られた糖をでんぷんに変えて、細胞のなかに貯めてくれるからです。

さつまいも専用の肥料がある

アミノール化学研究所 サツマイモ専用肥料600g 1個(600g)

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このほかにも、さつまいも専用の肥料も売られていますよ。 さつまいもの栽培は、窒素の割合が大きくなると「つるボケ」という症状に見舞われます。 つるだけが生長して実や花がつきにくくなってしまう状態です。 実と花がなかなかつかない場合は、「葉やつるを大きくする」植物のサイクルに留まっています。 大きくて太いさつまいもを収穫したいなら、さつまいもに合わせた肥料を使うことをおすすめします。

ポイント2.肥料の与え方・与える時期

根の回りに化学肥料、または液体肥料(薄めたもの)を撒いてください。 ・化学肥料は1本あたり10gほどの量です。 与える時期は植えつけから3週間後が目安です。また、葉が黄色に変わったときも、追肥を行いましょう。

おすすめのさつまいもを選ぶ

家の畑で育てるさつまいもなら、好きな食感や甘さに合わせた品種を作りたいものですね。 しっとり派、ほくほく派。なかにはバランスの取れた種類が食べたい、という方もいるでしょうか。 そこで、食感別のさつまいもを紹介します。お気に入りの食感からさつま芋の品種を選びましょう。

おすすめ1.べにはるか(しっとりタイプ)

貯蔵する前でもしっとり、としているさつまいもです。保管をして寝かせたものは、「しっとり」から「ねっとり」へ食感が変わり、甘みも増します。 ・貯蔵期間は2カ月がベストです ・特徴を活かした料理:焼きいも、お菓子(スイートポテトなど) このほか、しっとりタイプには、蜜がたっぷりの安納芋があります。

おすすめ2.ベニアズマ(ほくほくタイプ)

収穫した直後は、粉っぽい質感で甘さを抑えたさつまいもです。 貯蔵をしたあとでは、収穫直後のべにはるかほどの甘さに変わり、少しだけしっとりとします。 ベニアズマは、貯蔵から2カ月で粉っぽい質感から「しっとり」へ変わり、甘みを増す品種です。 ほくほくした食感を味わうなら、ベニアズマを選んで、2カ月よりも前に食べましょう。 特徴を活かした料理:ふかし芋、大学芋、てんぷら ほくほくタイプは、皮が白い黄金千貫などがあります。

おすすめ3.高系14号(バランスタイプ)

収穫した直後は、しっとりとして甘みが少ない食味を持っています。 貯蔵したあとでは、食感と甘みは、べにはるかとベニアズマの中間です。 ねっとりは苦手、けれど甘みは欲しい、という方には高系14号がおすすめ。 特徴を活かした料理:しっとり、ホクホク、どちらの料理にも合う品種です。 バランスタイプには、なると金時、土佐紅、五郎島金時などがあります。

まとめ

さつまいもの収穫時期と収穫方法を紹介しました。さつまいもは収穫してからの手間暇が大切です。収穫をしてからも、おいしくなるまでには時間を必要とします。 春に植えた苗を気長に育てて、秋の終わりに、甘みを貯えたさつまいもを堪能しましょう。 秋の収穫作業は大人数で行うと、盛り上がります。離れた家族や親せき、友人を集める恒例行事にしてはいかがでしょう。

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ライター

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ガーデニング、観光地・スポットを紹介するトラベル、キャンプ・登山などで使うアウトドア用品の紹介記事を書いています。心がけていることは、わかりやすい内容や、丁寧な解説です。閲覧した記事のほかにも、気になる記事があれば、目を通してみてください。


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