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定番「EPIガス」の魅力と特徴について解説!登山・キャンプにはこれだ!

アウトドアの定番「EPIガス」。高地や寒地で問題なく使用できる「EPIガス」の製品は、だれしもが認める世界最高峰の品質を誇ります。今回は、そんな「EPIガス」の魅力を、歴史を辿りながらご紹介します。また、人気のガスストーブも併せてご紹介します。
2020年8月27日
Koki Shibata
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この記事で紹介しているアイテム

EPIガス| REVO-3700ストーブ

EPIgas| NEO STOVE S-1030 ストーブ

イーピーアイガス|APSA-III STOVE S-1020

EPIガス| SPLIT ストーブ

世界に認められたEPIガス

キャンプや登山など、アウトドアの定番「EPIガス」。愛用している方も多いかと思いますが、冬季や標高の高い寒地でも燃焼能力は劣らず、通年通して使えることから、多くのユーザーから高い評価を受けています。 今回は、そんなEPIガスの魅力や特徴を踏まえご紹介します。

EPIガスの魅力とは

職人の技術と想い

世界から認められた最高品質のEPIガスは、職人の技術と想いから成り立っています。そんなEPIガスの魅力を詳しく見ていきましょう。最後にはEPIガスが誇る数々の製品をご紹介したいと思います。

EPIガスの歴史を辿る

EPIガスの歴史1/4「ヨーロッパのとある街で誕生」

ロンドンから北へ300km行ったところにある街、「ストックポート」からEPIの歴史は始まりました。

写真は現在のストックポートにあるとある街並みを映したもの。中世を感じるのどかな街です。 そして1961年に、地元に残る伝統的な技法に最新技術を加え、安全性を重視したレジャー用のガスストーブとランタンを生産し始めました。EPIガスの「EPI」とは、「Euro Pleasure International」 の頭文字をとってつけられました。 彼らの躍進は日本ではなくヨーロッパから始まるのです。

EPIガスの歴史2/4「ガスストーブの先駆者」

1973年に、「セルフ・シーリング・セーフティ・バルブ」というものを発表したEPIガス。 これは、左の画像のようなカートリッジ直結式のガスストーブ(コンロ)設計を可能にした革新的な発明でした。カートリッジそのものがガスストーブ(コンロ)の基台となり、コンロの役割を担い、簡単にお湯を沸かしたり、料理をしたりする光景は、現在では当たり前のようになっていますが、この当たり前を具現化したのがEPIガスなのです。

EPIガスの歴史3/4「バックパッカーストーブを開発」


カートリッジ直結式のガスストーブ(コンロ)開発後、1975年には、バックパッカーストーブの発売を開始しました。このガスストーブ(コンロ)は、バックパッカーへの想いが込められており、軽量でコンパクトに設計され、それまでの概念を一新し、各国の登山家や山岳隊、冒険家を支え、ベストセラーとなりました。

ちなみに、1枚目の画像が当時発売されていたバックパッカーストーブです。現在のガスストーブとほとんど同形のガスストーブ。この革新的開発がいかに重要であったかと感じるものです。 そして、二枚目の画像は、当時の有名冒険家・植村直己さんの遠征をサポートした際に撮られた1枚です。

EPIガスの歴史4/4「日本に拠点を移す」

ヨーロッパで革新的な開発を続けてきたEPIガスは、1994年より、日本国内での製造を開始しました。国内生産になり、「メイドインジャパン」だからこそ実現できる高品質な製品は、安全性と機能性に優れ、さらに信頼性も増しました。 そして、現在のEPIガスが存在するというわけです。

日本人としてのプライド

ヨーロッパで培った職人の技術は、やがて日本人の卓越した技術者に引き継がれ、日本人のプライドと器用さで、さらに高品質な製品へと生まれ変わりました。一つ一つ手作業で造り上げられた細かい部品は、厳重管理のもと、入念なチェックを受けて組立工程へと移ります。その後、完成した製品は、様々な条件を想定した使用実験を行い、我々のもとへと届くのです。 EPIガスの製品は信頼性の高い安全で高品質な製品作りを維持し、今後もさらに進化していくことでしょう。 そんな素晴らしいEPIガスが誇るふたつの技術を紹介します。

EPIガスの技術1/2「S.F.P.M.」

コンパクトでありながら、耐風性にも優れたバーナーヘッド。髪の毛よりも細いS.F.P.M.(シンタード・ファイバー・ポーラス・メタル)によって、バーナーヘッドにとって理想的な炎口密度を得ることに成功しました。このS.F.P.M.による軽量化の実現に加え、炎がバーナーヘッドから離れて燃焼する”リフティング”という現象を抑えることにも成功しました。

EPIガスの技術2/2「マイクロアジャスト機構」

EPIガスならではの「とろ火」を実現したのが「マイクロアジャスト機構」という技術です。つまみ一つで、とろ火から強火までを自在に操ることが可能になりました。そして、とろ火を実現したことにより、必然と燃焼効率も向上します。 日本が誇る職人が、ひとつひとつ丁寧に手作業で加工することにより、EPIガスのストーブ(コンロ)は小さな炎でも安定して燃焼し続けることが可能なのです。

EPIガスが誇る人気ガスストーブのご紹介

EPIガスの歴史を辿りながら現在に至るまでの経緯をお伝えする中、EPIガスの魅力についてもご紹介しました。 日本人のプライドと技術が生み出し続けてきたEPIガスの革新は、今もなお続いています。 では、そんな素晴らしいEPIガスが誇る、数々の人気ガスストーブをご紹介します。 モデルにより燃焼時間や燃料消費率、使用人数などが異なるので、一つずつ製品情報を踏まえながら見ていきます。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)1/7


REVO-3700 STOVE

EPIガス| REVO-3700ストーブ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

□サイズ:使用時/H86×Φ152mm      収納時/H89×D52×W54mm □重量:111g □出力:3700kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力;4200kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:308g/h □燃焼時間:約60分 □付属品:スタッフサック、専用ケース

EPIガス人気ナンバー1のモデルです。S.F.P.M.の採用により軽量コンパクト。それに加え高火力。高い耐風性も備えており、極小のとろ火まで可能。一台は持っておきたい逸品です。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)2/7

QUO STOVE

EPIガス|QUO STOVE S1032

出典:Amazon
出典:Amazon
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□サイズ:使用時H79×Φ105mm      収納時H89×D52×W54mm □重量:98g □出力:2300kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力:2600kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:190g/h □燃焼時間:約120分 □付属品:専用ケース □カートリッジ互換性:なし コンパクトボディの高性能な直噴型ストーブです。

コンパクトサイズのガスストーブ(コンロ)。カートリッジの互換性に関しては、あまり推奨できないため、互換性なしとします。以降はすべてのガスストーブ(コンロ)において互換性なしと表記します。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)3/7

NEO STOVE

EPIgas| NEO STOVE S-1030 ストーブ

出典:Amazon
出典:Amazon
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□サイズ:使用時 H93×Φ205mm      収納時 H132×D82×W84mm □重量:185g □出力:4000kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力:4500kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:330g/h □燃焼時間:約50分 □付属品:専用ケース □カートリッジ互換性:なし

2~3人用の調理に適した中型ストーブです。強火からとろ火まで自在に調節が可能。シンプルかつ軽量設計のNEO STOVEは登山からキャンプまで幅広い活躍を見せます。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)4/7

BPS-III STOVE

□サイズ:使用時 H80×Φ142mm      収納時 H83×D52×W94mm □重量:165g □出力:3200kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力:3700kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:265g/h □燃焼時間:約90分 □付属品:スタッフサック □カートリッジ互換性:なし

標高の高い山や極寒の地で実力を発揮するシンプルストーブです。頑丈なステンレス製ゴトクはコンパクトに収納が可能です。 2~3人用の調理に適した中型ストーブになります。 4,000kcalと高火力ですが、とろ火も可能です。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)5/7


APSA-III STOVE

イーピーアイガス|APSA-III STOVE S-1020

出典:Amazon
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□サイズ:最大使用時 H90×Φ250mm(ゴトク径/Φ160mm) 最小使用時 H90×Φ226mm(ゴトク径/Φ140mm)      収納時 H180×D96×W104mm □重量:425g □出力:3360kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力:4000kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:280g/h □燃焼時間:約85分 □付属品:専用ケース □カートリッジ互換性:なし

カートリッジ直結式のガスストーブではなく、自動点火スイッチが手元にあることで、誰でも安心して操作ができる分離型ストーブです。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)6/7

SPLIT STOVE

EPIガス| SPLIT ストーブ

出典:Amazon
出典:Amazon

□サイズ:最大使用時 H104×Φ186mm(ゴトク径/Φ144mm) 最小使用時 H91×Φ166mm(ゴトク径/Φ122mm) 収納時 H120×D85×W121mm □重量:234g □出力:3600kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力:4200kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:300g/h □燃焼時間:約65分 □付属品:専用ケース、セーフティリング □カートリッジ互換性:なし

軽量で丈夫なチタン製ゴトクを採用した分離型ストーブです。

EPIガスの人気ガスストーブ(コンロ、バーナー)7/7

GSSA STOVE

□サイズ: 本体 H116×Φ182mm 脚 H215×Φ12mm 収納時 H285×D143×W143mm □重量:975g □出力:5800kcal (230Rカートリッジ使用時) □最高出力:6500kcal (230P+カートリッジ使用時) □ガス消費量:484g/h □燃焼時間:約30分 □付属品:専用ケース □カートリッジ互換性:なし

残念ながら廃盤となってしまった製品です。ガスストーブの最上位モデルですが、災害時などにも非常に重宝する逸品です。

EPIガス製品を使ってほしい

EPIガスの魅力とガスストーブのご紹介をしてきました。 EPIガスの魅力が十分に伝わったのではないでしょうか。 歴史のあるアウトドアブランドは数多く存在しますが、ガスストーブに長けたブランドとしてはEPIガスはとてもおすすめです。 EPIガス製品の使用経験がない方は、ぜひ一度手にしてみるのもいいのではないでしょうか。 きっと今以上の価値をガスストーブに見出せるでしょう。