恋愛で使えるキュンとくる花言葉
恋愛で使えるキュンとくる花言葉を8つご紹介いたします。 意中の相手への贈り物、恋人へのプレゼント、プロポーズ、結婚式のブーケなど、使えるシーンもいろいろ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉1/8. バラ (赤)
「あなたを愛しています」「愛情」「熱烈な恋」「私を射止めて」
バラ/科名・属名
科:バラ 属:バラ たくさんの植物が属すバラ科。バラはその中でも咲き方、樹形などによって様々に分類されています。カラーバリエーションの多さに加え、木立のものからつる性のもの、四季咲き性から一季咲きまで楽しみ方が多種多彩です。古くからある原種に加えて毎年新品種が開発され、世界中で愛される植物です。
バラ/和名・英名
和名:薔薇 英名:Rose 漢字の音読みで「そうび」「しょうび」と読むことも。 古今和歌集では「そうび」と登場しています。
バラ/原産地
原産地:中近東〜アジア周辺 バラの歴史は古く、諸説あります。アメリカでも古くから存在していたようです。ヨーロッパが本場のようなイメージがありますが、十字軍のエルサレム遠征によってアジアからヨーロッパへ伝わったとされています。 ギリシャ神話に出てきたりイギリス王室の紋章となっていたりとその記録も多く、古くから愛されていたことが分かります。
バラ/花名由来
「バラ」という読み方は、棘のある木の意「いばら」が訛ったものと言われています。漢字の音読みで「そうび」と読むことも。 英名のRoseはケルト語の「Rhodd」(赤色)を語源としている、またはギリシャ語でバラを意味する「Rhodon」からきているという説があります。
バラ(赤)/恋の花言葉由来
「あなたを愛しています」「愛情」「熱烈な恋」「私を射止めて」 バラは色によって花言葉が違いますが、やはり恋愛にはこの赤いバラのストレートな花言葉が一番きゅんとしますね。 バラの「愛」を基本とした花言葉ですが、バラはギリシャ神話において愛と美と性の神ヴィーナスの誕生を歓迎して大地が生み出した花がバラだと言われ、ほかにも美や愛の象徴としてたくさん登場する花です。バラから美しく情熱的な魅力を想起する感覚は古代からずっと続いているのでしょうか。
バラ(赤)/誕生花
赤いバラの誕生花はたくさんの説があります。 5/9、6/1、7/6、7/15、12/15… バラのシーズンである5〜6月を誕生花とするものや、四季咲き性からか春以外の日にちも。
バラ/開花時期
バラの開花時期は主に5〜6月です。 バラには開花時期にもいくつか種類があります。多く見られるのは、春の一季咲き、または四季咲き。四季咲きは10月頃まで花を咲かせます。
バラ/その他
バラの花言葉はたくさんあり、色やかたち、本数などによって異なります。
バラの花言葉は色によって違う
白:「純潔」「わたしはあなたにふさわしい」 ピンク:「しとやか」「上品」 黄色:「嫉妬」「愛情の薄らぎ」 青:「奇跡」「夢かなう」 紫:「プライド」 黄色のバラには少しネガティブな花言葉が…。黄色は歴史の中でしばしば忌み嫌う色とされており、そこから由来しているようです。青色のバラは2004年に日本の企業によって開発された新色です。自然界になかった色を生み出したのでこのような言葉がついているのですね。
バラの花言葉はかたちによって違う
赤いバラの蕾:「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」 白いバラの蕾:「恋をするには若すぎる」「少女時代」 開花期と蕾期によって花言葉が違うなんて、バラがどれだけ世界中で深い象徴とされてきたかという証拠でしょうか。
バラの花言葉は本数によって違う
1本:「ひとめぼれ」「あなたしかいない」 3本:「愛しています」「告白」 9本:「いつも一緒にいてください」「いつもあなたをおもっています」 12本:「私とつきあってください」 15本:「ごめんなさい」 21本:「あなただけに尽くします」 99本:「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」 108本:「結婚してください」 ほかにも本数によってそれぞれ花言葉が違いますが、抜粋してみました。プロポーズや告白、結婚記念日など、本数にも意味を込めて愛する人へバラを贈ってみてはいかがでしょうか。15本のバラには気をつけてくださいね!
恋愛で使えるキュンとくる花言葉2/8. チューリップ(赤)
「愛の告白」
チューリップ/科名・属名
科:ユリ 属:チューリップ 春の訪れの象徴のようなチューリップ。冬になると園芸店で球根がたくさん出回り、また切り花としてもポピュラーです。日本では富山県と新潟県が有名な生産地で、カラーバリエーションや模様、咲き方も種類が豊富です。
チューリップ/和名・英名
和名:鬱金香 英名:Tulip チューリップは和名では「うっこんこう」といいます。あまり耳馴染みがありませんね。
チューリップ/原産地
原産地:中央アジア チューリップといえば世界ではオランダが生産地として有名ですが、現在のチューリップのルーツはトルコが原産とされています。16世紀にトルコからオランダに伝わったのち、かなりの高値で球根が取引されるチューリップ・バブルという現象が起きるほどの人気になったといいます。16世紀末にイギリスで栽培が始まると育種が進み、19世紀には多数の品種が生まれました。
チューリップ/花名由来
和名の鬱金香(うっこんこう)は、チューリップの香りがウコンに似ていると言われたことから由来します。 英名のチューリップとは、中近東の人々が頭にまく「ターバン」から由来しています。チューリップがヨーロッパに伝わる際、花の名前を聞かれたトルコ人が花の形状を聞かれたと勘違いし、「チューリパン(ターバンのこと)に似ている」と答えたところ、チューリップという名称で伝わってしまったのが謂れです。トルコではもともと「ラーレ」と呼ばれてたそう。
チューリップ(赤)/恋の花言葉由来
「愛の告白」 赤いチューリップの花言葉も、ストレートな愛情を表しています。 ちなみにチューリップ全体の花言葉は「おもいやり」。ある美しい少女が3人の男性に求婚され、少女は3人ともの気持ちを尊重するあまり1人に選べず、悩んだ末女神に頼んで自分を花の姿に変えてしまったというオランダの伝説に由来しています。赤いチューリップの花言葉は数ある愛の表現のなかでも、おもいやりの気持ちに基づいた愛といったところでしょうか。
チューリップ(赤)/誕生花
3/6 チューリップの誕生花も色によって異なりますが、赤色のチューリップは3月です。春の訪れを感じるチューリップですので、春生まれの方に贈るのにぴったりですね。
チューリップ/開花時期
チューリップの開花時期は3〜5月。 チューリップは早咲き、普通咲き、遅咲きの品種があります。早咲きは3月頃から咲き始め、遅咲きは4月下旬から5月頃まで咲きます。球根が園芸店に並ぶのは9〜11月頃で、切り花のチューリップがお花屋さんに並ぶのは年末年始あたりからです。出会いと別れの春、チューリップを贈って想いを伝えてみてはいかがでしょうか。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉3/8.カーネーション(青)
「永遠の幸福」
カーネーション/科名・属名
科:ナデシコ 属:ナデシコ カーネーションはナデシコ科の多年草です。母の日に贈る花として日本でも馴染み深いカーネーションですが、日本には江戸時代に輸入されました。今ではお花屋さんに周年通して常に並んでいるほどのポピュラーな植物です。
カーネーション/和名・英名
和名:オランダセキチク 英名:Carnation カーネーションは日本にはオランダから伝わりましたが、カーネーションは英語で、世界各国での呼び名はそれぞれです。カーネーションの呼び名はアメリカから母の日の風習が伝わった大正時代に広まったのではないかといわれます。
カーネーション/原産地
原産地:南ヨーロッパ、地中海沿岸地方 カーネーションも歴史が古く、古代ギリシャでも香料として栽培され、キリスト処刑の際に聖母マリアが流した涙から咲いた花という話もあります。イスラム世界ではモスクにも描かれたと言われ、古代の人々にとって馴染みのある花だったことが窺えます。17世紀にイギリスやオランダにおいて育種家たちの手で品種が増え、日本では明治時代に栽培がさかんになりました。
カーネーション/花名由来
江戸時代オランダから日本に伝わったカーネーションは、セキチクという同じくナデシコ科の植物に似ていることからオランダセキチクと呼ばれました。 英名のカーネーションは、肉の色を意味する古フランス語を基とする説、古代ギリシャにおいてカーネーションを花冠にして神々に捧げていたことから花輪を意味するラテン語を元にしている説があります。
カーネーション(青)/恋の花言葉由来
「永遠の幸福」 青いカーネーションとは、日本の企業サントリーとオーストラリア企業の共同開発で生まれた新品種「ムーンダスト」のこと。「ムーンダスト」という名前には月のようにやわらかな包容力のある花にという意味を、花言葉は、幸せのシーンを素敵に演出する花であってほしいという願いを込めてつけられています。発売当初は高価で一部でしか手に入らない品種でしたが近年では広く普及され、日本全国で手に入りやすくなっています。 少し珍しくて引き込まれるような美しい青色は、特別な人に贈るのにぴったりです。
カーネーション(青)/誕生花
ムーンダストは7月の誕生花です。 正式な日にちの設定はないようですが、涼しげな青色と日持ちの良さから由来しているのでしょうか。
カーネーション(青)/開花時期
ムーンダストは切り花のみ流通しており、周年通してお花屋さんに並んでいます。 カーネーション自体の開花時期は4〜6月頃です。そのため鉢植えは春に出回ることが多いです。母の日に流通がピークになりますので、母の日付近は値段が若干高騰します。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉4/8.センニチコウ(赤)
「変わらぬ愛」「不朽」「変わらない愛情を永遠に」「永遠の恋」
センニチコウ/科名・属名
科:ヒユ 属:センニチコウ いちごのように真っ赤な「ストロベリーフィールド」という品種が人気のセンニチコウ。園芸種としても切り花種としても人気の一年草です。テレビドラマで結婚記念日に夫が妻に毎年ストロベリーフィールドをプレゼントしている描写があったことから、日本でも恋愛の花言葉をもつお花としての認識が広まりました。
センニチコウ/和名・英名
和名:センニチコウ 英名:globe amaranths 一般的に浸透しているのは和名のセンニチコウです。センニチコウの名を聞くと、田舎の畑に生えていて、お墓の花や仏壇に供える花…というイメージがありますが、近年では品種改良され園芸や切り花として流通し、ドライフラワーとしても楽しめることから若い人にも人気があります。
センニチコウ/原産地
原産地:熱帯アメリカ 原産地には100種近くが分布しています。暑さに強く日本でも真夏によく咲いてくれ、育てるのも水やりを忘れなければ簡単です。真夏の直射日光にも耐えるので、日当たりが良い場所に置きましょう。
センニチコウ/花名由来
センニチコウは漢字では「千日紅」と書きますが、その由来は開花時期が長いことに関係しています。100日咲くと言われる百日紅(さるすべり)よりも長い間花を咲かせることからこの言葉があてられました。 英名のグローブ・アマランサスは、丸い(グローブ)ヒユ科の植物(アマランサス)という意味があります。
センニチコウ(赤)/恋の花言葉由来
「変わらぬ愛」「不朽」「変わらない愛情を永遠に」「永遠の恋」 センニチコウの花言葉は、センニチコウの花が長く咲き、さらにずっと色褪せず鮮やかな花色を保つことに由来しています。記念日やプロポーズにぴったりのロマンティックな花言葉ですね。センニチコウは小さくかわいらしいお花ですので、あまり仰々しいものがお好きでない方にも贈りやすいのが嬉しいところです。センニチコウだけをブーケに束ねてもさりげなくておしゃれに仕上がりますし、さらにそのままドライフラワーとして楽しめます。
センニチコウ(赤)/誕生花
8/14 赤いセンニチコウの誕生花は夏。暑さにも強いセンニチコウは、真夏の直射日光に赤色が映えて明るく元気な気持ちにさせてくれます。明るく可愛らしい方への誕生日のプレゼントにいかがでしょうか。
センニチコウ/開花時期
開花時期は7〜10月です。 切り花が店頭に並ぶのは夏ですが周年通して入手することもできますので、ウェディングブーケなどに入れたい場合はお花屋さんに相談してみるのも良いかもしれません。鉢植えが並ぶのは夏です。種から育てる場合は気温が上がった5月頃が適期です。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉5/8.ペチュニア(白)
「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「淡い恋」
ペチュニア/科名・属名
科:ナス 属:ペチュニア 春から秋にかけてのガーデニングにかかせない存在のペチュニアは、お花が少なくなる夏に繰り返したくさんのお花を咲かせてくれる人気の植物です。一重咲きから八重咲き、立ち性から這い性など、品種や色が豊富があること、またほとんど手がかからない育てやすさも人気の秘密です。
ペチュニア/和名・英名
和名:ツクバネアサガオ 英名:Petunia ツクバネアサガオという名でヨーロッパから日本に入ってきたペチュニア。当初は日本の土壌には合わず普及しませんでしたが、1989年にサントリーが品種改良し、日本でも人気を博するようになりました。
ペチュニア/原産地
原産地:中南米〜メキシコ ペチュニアの原産は南米で、今流通しているペチュニアは南米に自生する種を元に育種が進みたくさんの品種が生まれました。ペチュニアが葉や茎から少しベタベタする粘液を分泌するのは、南米ではアリが多く葉や花を食べるため、這い上がってくるのを防いでいると言われています。
ペチュニア/花名由来
和名のツクバネアサガオは花の形が羽根つきの羽に似ていること、アサガオに似ていることからつけられました。 ペチュニアはブラジル先住民の言語グラニー語でたばこを意味する「Petun」が語源です。ナス科の植物タバコの花に似ているためと言われています。
ペチュニア(白)/恋の花言葉由来
「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「淡い恋」 ペチュニア全体の花言葉は「あなたと一緒なら心がやわらぐ」、白いペチュニアの花言葉は「淡い恋」。どちらもペチュニアの柔らかい花弁の雰囲気にぴったりです。花が少なくなる時期に優しいお花をたくさん咲かせてくれる姿が人々の心に寄り添っているのでしょうか。まさにきゅんとくる花言葉ですね。
ペチュニア(白)/誕生花
9/25 白いペチュニアの誕生花は9月。9月は園芸種のあいだでも春夏のお花と秋冬のお花の端境期になりますので、この時期にも元気に咲いていてなおしばらく楽しめるペチュニアは本当に重宝します。
ペチュニア/開花時期
5月から10月にかけて、霜が降りるまで咲きます。 直射日光にも強く、水やりさえ怠らなければ繰り返したくさんのお花をつけてくれます。寒さに弱いので冬は枯れてしまいますが、温暖地なら12月頃まで咲いていることもあります。ガーデニングが好きな人なら春に寄せ植えや寄せ鉢などでプレゼントしてみると良いでしょう。冬まで枯れる心配はほとんどないのもプレゼントとして嬉しいところですね。
ペチュニア/その他
お花は色によって花言葉が違いますが、花言葉という観点においてはペチュニアは絞り咲きに注意です。 ペチュニアの絞り咲きには「邪魔者」「恋の手紙を遮断された」という花言葉があり、少し恋愛面でネガティブな言葉が並びます。ペチュニアは絞り咲きだけでもたくさんの品種がありとてもかわいいものが多いのですが、恋愛で使うには少し注意しましょう。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉6/8.アイビー
「永遠の愛」「不滅」「結婚」「夫婦愛」
アイビー/科名・属名
科:ウコギ 属:キヅタ 切り花としても園芸種としても室内グリーンとしても、とにかくよく見かけて愛着のあるアイビー。育てやすくて、今ではお花屋さんや園芸店だけではなく雑貨屋さんなどでも置かれています。よく見ると色や形状も様々で、なんと500種以上も品種があるのです。
アイビー/和名・英名
和名:セイヨウキヅタ 英名:Ivy、English Ivy、Hedera アイビーという名で浸透していますが、ヘデラという名前も馴染みがありますね。実はアイビーの学名は「Hedera helix」で、正式名称としてはヘデラのほうなのです。アイビーというのは、英名のイングリッシュ・アイビーの一部が愛称として浸透したようです。
アイビー/原産地
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア ヘデラは種類がいっぱいありますが、愛称がアイビーとして浸透しているのはセイヨウキヅタです。日本に自生しているものはキヅタといわれるもので、アイビーとは品種が違います。落葉種もありますが、アイビーは常緑種で一年通して葉が生い茂っています。常緑種のアイビーは非常に強健で、もともと自生していなかった地域では侵入生物種として扱われていることもあります。
アイビー/花名由来
和名のセイヨウキヅタは日本にもともと自生していた同種のキヅタにちなみます。 ヘデラとはラテン語で「しがみつく」が語源です。アイビーは茎から木根を出して樹木や壁を這い上がっていきます。ちなみにトラディショナルなスタイルで知られるアイビー・ファッションの「アイビー」の由来は、このファッションが流行った大学の校舎に絡まるアイビーのことだという一説もあります。
アイビー/恋の花言葉由来
「永遠の愛」「不滅」「結婚」「夫婦愛」 結びつきが強いイメージの多い花言葉は、アイビーのどんな場所もしっかりつかまって上へ上へと伸びていく姿が由来しているのでしょうか。また、永遠や不滅などのイメージにはアイビーの枯れにくく丈夫な性質が関係しているのかもしれません。
アイビー/誕生花
1/21 寒い冬でもしっかりと育つアイビーは、誕生日プレゼントにもぴったりですね。雑貨屋さんなどでもよく見かけるアイビーですが、室内でも戸外でも簡単に育てられますので、初心者の方にも贈りやすいことがその人気の理由でしょう。
アイビー/開花時期
アイビーは一般的には花は咲かず、葉を鑑賞する植物です。周年出回っていますので、いつでも鉢植え・切り花ともに手に入れることができます。 アイビーは「結婚」という花言葉から、ウェディングブーケにとても人気のリーフです。アイビーを入れて動きをつけたり、下に長く垂らしてふんわり揺れる姿もとても美しいです。 また、贈り物としてはアイビーだけをかわいい鉢に入れた鉢植えでもかわいいですし、旬のお花と一緒に寄せ植えにするのも素敵ですね。アイビーは流通が多くてその形態も多様なので、贈り方を選ぶことができるのも魅力のひとつです。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉7/8.ストック(赤)
「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」「私を信じて」
ストック/科名・属名
科:アブラナ 属:アラセイトウ ストックは春先にもりもりと穂状にお花を咲かせるアブラナ科の植物です。2月ごろから5月頃までずっと咲いてくれるため、冬のガーデニングに華やかさを添えてくれます。切り花としても広く流通しています。ふんわりと良い香りのするお花を咲かせます。
ストック/ 和名・英名
和名:アラセイトウ 英名:Stock 和名は漢字で紫羅欄花と書きます。学名は学者の名前をとった「マッティオラ・インカナ」とつけられていますが、日本ではストックの名が一般的です。
ストック/原産地
原産地:南ヨーロッパ 南ヨーロッパでは多年草のストックですが、日本では一年草扱いです。古代ギリシャから栽培されていたといわれ、その香りの良さからスミレやユリなどと同様に広く愛されてきました。
ストック/花名由来
和名のアラセイトウは、白い毛が生えている葉や手触りが毛織物の羅紗(ラセイタ)に似ていたことからつけられた「葉ラセイタ」という呼び名が訛ってできた語と考えられています。たしかにストックの葉は手触りが良く、華やかな花ではなくて葉の特徴をとったところが面白いところですね。 英名のストックは花茎が太くて真っ直ぐに伸びている姿から、「茎」という意味でつけられたとされています。
ストック(赤)/恋の花言葉由来
「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」「私を信じて」 ストック自体の花言葉は「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」、赤いストックの花言葉が「私を信じて」。ストックの花言葉に「永遠」がつくのは、花保ちが良く香りが長く楽しめる特性に由来していると考えられます。赤色の「私を信じて」は、「求愛」や「愛情の絆」と合わさって、誠実な愛を伝えるのにぴったりのきゅんとくる花言葉です。
ストック(赤)/誕生花
1/20 春先の花壇を彩ってくれるストックは、鉢植えでも庭植えでも育てやすいのが特徴。暑さに弱く寒さに強いため、戸外で育てる植物です。素敵な鉢に入れてプレゼントすると、庭先やベランダに華やかさを春の訪れを感じさせてくれるでしょう。切り花としても花保ちが良く香りも良いため、ストックで花束を作るのもおすすめです。ふんわりとやわらかくかわいい仕上がりになるでしょう。
ストック/開花時期
開花時期は2月〜5月。 秋に種まきをすると、2月頃に開花します。ポット苗は11月ごろから園芸店に並び、鉢や庭に植え替えると5月頃まで楽しめます。切り花は年末頃からお花屋さんに並びます。パステルカラーでやわらかい花弁は、春がやってきた!という温かな気持ちにさせてくれます。
恋愛で使えるキュンとくる花言葉7/8.オレンジ
「結婚式の祝宴」「純粋」「愛らしさ」「華美」
オレンジ/科名・属名
科:ミカン 属:ミカン フルーツで馴染み深いオレンジ。香りも良く甘くておいしいオレンジですが、その甘さにふさわしい幸福に包まれた花言葉を持ちます。 オレンジは初夏に白いお花をつけ、お花も甘い香りがします。ミカン属はオレンジ類、グレープフルーツ類、ブンタン類などの8種類に分かれます。わたしたちが一般的にオレンジとしているものは、オレンジ類のネーブルオレンジやバレンシアオレンジのことを指しています。
オレンジ/和名・英名
和名:オレンジ、アマダイダイ 英名:Orange オレンジの和訳を「みかん」とすることがありますが、一般的にわたしたちがみかんと認識しているのはミカン属のなかのミカン類で、同じミカン属でも違う種類の近縁種です。また、オレンジは厳密的にはダイダイとも別の種類ですが、ダイダイに似ていてダイダイより甘いためにアマダイダイという名がついています。
オレンジ/原産地
原産地:インド オレンジはインドのアッサム地方の野生ミカンがもとになっています。その後中国に定着し、ポルトガル人によって地中海沿岸に広まり、品種改良されたものが今のオレンジ類の元祖とされています。日本でもネーブルオレンジが広島・愛媛・和歌山などで栽培されていますが、現在出回っている多くのオレンジはカリフォルニア産です。
オレンジ/花名由来
オレンジの花名の由来は、インドのドラヴィダ語で香り高いという意味の「naru」を語源としています。そこから西洋に伝わるにつれ変化し、フランス語の「orange」が英語になって今に至っています。
オレンジ/恋の花言葉由来
「結婚式の祝宴」「純粋」「愛らしさ」「華美」 オレンジの花言葉はギリシャ神話でゼウスが結婚式でヘラにその花を贈ったことが由来し、西洋では花嫁がオレンジの花を花冠につけるという習慣が生まれました。年を越しても実が成り続けている姿から、日本においても古くから繁栄を表す縁起の良い植物とされています。 オレンジの花は入手しにくいですが、この幸福に満ちた花言葉からウェディングフラワーにオレンジの実を入れるなど、結婚式でも人気の植物です。
オレンジ/誕生花
9/7 オレンジの誕生花は秋。オレンジは周年手に入りますので果実としてプレゼントするのも良いですが、オレンジの香りはアロマとしても古くから愛されています。鎮静効果や美容効果の高いオレンジの香りのものをプレゼントするのも素敵ですね。
オレンジ/開花時期
オレンジの開花時期は4〜6月です。 オレンジは園芸店で苗木を手に入れることができます。実がなるのは12月頃で、寒いのが苦手です。関東以南ではバレンシアオレンジが育てられますが、ほかの柑橘類であれば東北以南でも育てられる品種もありますので、是非探してみてくださいね。
オレンジ/その他
4/14はオレンジデー
大切な人との愛を確かめるオレンジデーなるものがあるのをご存知ですか? 日本記念日協会に登録されている記念日で、バレンタインデーで女性が男性へ愛を告白し、ホワイトデーで男性からお返しし、次のオレンジデーで恋人や夫婦が愛を確かめる、という「第3の愛の記念日」なんだそう。4/14にはオレンジのスイーツやオレンジ色のアイテムなども多くみられるようです。この機会に便乗して、普段からの感謝や口に表せない愛情を表現してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、恋愛に関する花言葉を8つご紹介いたしました。 これから愛を伝える人も、これから結婚式を挙げる人も、恋人同士や夫婦のかたも、言葉とともにお花を添えて愛を表現してみてはいかがでしょうか。