サボテンの寄せ植えとは
最近では花屋さん以外にも雑貨屋さんなどでサボテンの寄せ植えを良く見るようになりました。おしゃれな鉢に入っている物も多く、部屋の中に一つ飾るだけでとてもおしゃれに見せることが出来るので若い女性を中心に大変人気となっております。 サボテンの寄せ植えとは、その名の通り色々な種類のサボテンを1つ鉢の中に入れ育てる事を指します。サボテンの種類は大変多く、一見サボテンに見えないようなものや花が咲くものなど多種多様な姿のサボテンがあります。それらを、相性などを考えながら植えていくのがサボテンの寄せ植えです。

寄せ植えはコツを押さえることが大切
寄せ植えは、自分の好きな鉢を選び自由に作る事が出来ます。土などの上にカラーサンドを使うなどすれば、さらにポップに仕上げることも可能でしょう。ですが、きちんとした方法を知らずにやみくもに寄せ植えを行ってもおしゃれな物を作り上げることが出来ません。 そこで、誰でも簡単におしゃれなサボテンの寄せ植えを作るコツをご紹介させて頂きます。
サボテンの寄せ植えをおしゃれに作るコツ ①
サボテンの身長に注目
サボテンには多くの種類があります。その中には背の高いものもあれば丸くコロコロとしている物もあるでしょう。それら、背の高さの違うものを一緒の鉢に植える事がおしゃれに見せるコツの一つです。 高さのあるものを後方にして、丸い小さなサボテンを手前に置くだけで一つの鉢の中で遠近感を出す事が出来ます。この方法を取るだけでも、寄せ植えをぐっとおしゃれに見せる事が出来るのです。更に、植える際にそれぞれ直線を意識する事によって、よりメリハリのある姿にする事が出来ます。
サボテンの寄せ植えをおしゃれに作るコツ ②
サボテンを育てる為には、基本的に水はけのよい土が必要です。その為、植物の育てる鉢を使わなければいけないと思っている方も多い事でしょう。ですが、土を工夫したり、水やりを考える事によって様々なケースの中で育てることが出来ます。
鉢の定義に囚われない
通常の鉢植えで育てるのと、ガラスやブリキの缶などで育てるサボテンでは、イメージが全く異なります。よりおしゃれに見せたいのであれば、サボテンを入れる入れ物からこだわる必要があるでしょう。お部屋の中で育てる際には、自分の家のイメージを考えそれに当てはまるものを選んだうえでサボテンの寄せ植えを作る事も重要なポイントかもしれません。 サボテンは、種類によっては土を入れなくとも育てることが出来る物もあります。その為、他の植物に比べより柔軟な環境で育てることが出来るので、アイディア次第で様々な環境で育てる事が出来るでしょう。

サボテンの寄せ植えをおしゃれに作るコツ ③
メリハリを付ける
寄せ植えを作るとき、どうしても自分の好みのサボテンばかり選んでしまう傾向にあります。そうすると、見た目に差があまり出ないので、結果的に何だかつまらない印象になってしまいます。サボテンの寄せ植えを作る際には、相性などを考える事も大事ですが、見た目のバランスも大きなポイントになります。 大きさや高さなどの違う種類を一緒に合わせる事によって、簡単にメリハリのある寄せ植えを作る事が出来ます。ただし、あまりにも性質の違うサボテンを選んでしまうと枯れてしまう原因にもなる場合があります。どんなおしゃれに作る事ができたとしても、枯れてしまっては意味がありません。その為、見た目だけではなく水などの量などもきちんと考えつつ種類を選ぶ事をお勧め致します。

サボテンの寄せ植えを作る際に必要な道具
サボテンの寄せ植えを作る際には、まず入れる為の容器が必要となります。通常の園芸用の鉢でも構いませんし、思い思いのケースで寄せ植えを作る事が出来ます。作り方は変わらないので、自分が好きな容器を用意しましょう。 その際、土をいじる為のシャベルやスプーンなどがあると便利でしょう。更には、サボテンはとげがある植物です。その為、手を怪我しないようにする為にピンセットや軍手も必要です。
土は多肉植物用がおすすめ
土はサボテンや多肉植物用の培養土を用意してください。通常の土よりも水はけがよいのでサボテンが枯れてしまう原因を少なくすることが出来ます。まら、鉢底石か軽石などを入れる事によって、水分を調節する事が出来るようになるでしょう。 サボテンや多肉植物用の培養土は粒が大きいので、底に穴があるタイプの鉢だと土が中から出てきてしまう恐れがあります。その為、鉢底ネットを敷く事もお忘れなく。

サボテンの寄せ植えをおしゃれに見せる方法~初心者編
横一列に並べてみる

サボテンの寄せ植えは、基本的にはメリハリをつけて植える事が基本とされています。しかし、物によっては横一列に並べる事によって、可愛さを引き出す事が出来る場合もあります。 その作り方のコツとしては、小さい丸いサボテンを選ぶ事です。高さが無く、コロコロとした印象の強いサボテンを使用する事で、よりその丸みを強調させ可愛い雰囲気を出す事が出来るのです。

また、鉢も丸いものでは無く縦長な物を選ぶ事によってより整列しているイメージを持たせる事が出来るでしょう。この際、余りにも傍に植えてしまうと乾燥が出来ずに枯れてしまう恐れがあります。その為、ある程度の距離を保って植えることが大事なポイントでしょう。
土の色を変えてみる
サボテンの寄せ植えは、様々な容器で作る事が出来ます。同じサボテンを植えたとしても、容器の違いによって様々な個性を出す事が出来るでしょう。容器との相性によって、オシャレに見えるポイントを大きく変える事が出来ます。 ですが、その際土そのものの色で作ってしまうとおしゃれ度が半減してしまいます。どこか生活感が出てしまいおしゃれインテリアとしての役割を果たさなくなってしまうのです。そこでお勧めなのがカラーサンドです。

カラーサンドとは、色のついた土の事を指します。これらは水を吸って固まる性質があるので、部屋の中で土が落ちてしまう心配もありません。水はけがよくサボテンにピッタリの土なのです。普通の土の上からかけるだけで、あっという間におしゃれな寄せ植えにする事が出来ます。 カラーサンドの色は様々なものがあります。その為、自分の好みに合わせて色を選ぶ事が出来るのも嬉しいポイントの一つです。
サボテンの寄せ植えをおしゃれに見せる方法~上級者編
ブリキ缶を利用する

オシャレな寄せ植えの多くは、ブリキ缶を使用しています。みずみずしい緑のサボテンと、赤錆が妙にマッチするので、ブリキ缶を利用するだけであっという間に簡単におしゃれな寄せ植えを作る事が出来ます。 ブリキ缶にも様々な物があり、缶詰をそのまま自分でリメイクして鉢を作る作り方もあればブリキ缶に似せて作ったものなども販売されています。その為、自分の植えたいサボテンをイメージしながら鉢をチョイスしましょう。 あまりにも茶色いサボテンを、赤錆のあるブリキ缶に植えてしまうと枯れているような印象になってしまうので、そちらは注意してください。
木製を使えばナチュラルに
色々なケースで作る事が出来る寄せ植え。どのケースが良いか迷ってしまう事も多いでしょう。そんな時は、自分のイメージに合わせてケースを選ぶ事もいいかもしれません。 例えば、ナチュラルな雰囲気にしたいのであれば木製のケースを使用してみてはいかがでしょうか。 木製とサボテンの相性は抜群!!簡単におしゃれで優しい雰囲気の寄せ植えを作る事が出来るようになります。 作り方も他の物と変わらないので、ナチュラルな雰囲気が好きな方は是非参考にしてみてください。

動物やフィギュアを使う
サボテンの寄せ植えの中に、一つの世界を作り出す事もお勧めの方法の一つです。作り方としては、動物のフィギュアや人形などを使う事で、簡単に可愛いくておしゃれな世界観を作り出す事が出来ます。空いたスペースに置くだけなので、誰でも簡単に実践する事が出来るでしょう。

透明なケースを利用
サボテンの寄せ植えはガラスケースの中でも作る事が出来ます。透明なグラスの中にカラーサンドなどを入れる事によって、どこから見ても清潔感のある綺麗な雰囲気の寄せ植えを作る事が出来ます。 生活感の無いスッキリとした寄せ植えを作る事が出来るので、インテリアに囚われる事無くどなたのお家でも置く事が出来るでしょう。

サボテンの寄せ植えの管理方法

置き場所
サボテンの寄せ植えをつくる際は、作り方を学ぶだけではなくを枯らさな方法を学ぶ事も大事なポイントです。サボテンは、直射日光をあまり好みません。その為、日当たりの良い風通しの良い場所に起きましょう。 部屋の中に置く場合には、一日に数時間でも日光が当たる場所を選んで置いてあげる事によって、枯れる事を防ぐ事が出来ます。ですが、余りにも日に当たり過ぎるのも良くありません。成長が加速しすぎて形が崩れてしまうからです。

寄せ植えの作り方として、株をあまり近くに寄せ過ぎないという方法があります。これは、高温多湿によって枯れてしまう事を防ぐ目的があります。その為、それぞれのサボテンの相性を見つつ作り方を考えていきましょう。
水やり

サボテンは乾いた場所に生息しているイメージがあります。作り方の中でも、出来るだけ水はけのよい土を選ぶ事もあり、水はあまり必要ないと考えている人も居るでしょう。ですが、サボテンを枯れないようにする為には、水も大事なポイントとなります。 枯れないためには、土が乾いたら下から出てくるまでたっぷり与える事です。毎日与えるのではなく、乾いたら与えることが大事な水やり方法の一つです。 心配でこまめに水を与えてしまうと、根腐れの原因となるので注意が必要です。

サボテンの寄せ植えを育てる注意点
サボテンは基本的に、高温で乾燥した場所を好みます。また、種類によっては多湿を嫌うものもあります。その為、寄せ植えの相性を考える際には、見た目だけではなく育てる条件もしっかりと考える必要があるでしょう。その相性を間違えてしまうと、大事に育てても枯れてしまう事もあります。 また、株同士の間隔が無いと風通しが悪くなり根腐れの原因となります。その他にも、背の高いサボテンの後ろに小さいサボテンを植えてしまうと日光が当たりにくくなるなどの問題もあります。その他、注意が必要です。

サボテンの寄せ植えを作ってみよう
サボテンの寄せ植えは、コツを掴めば誰も簡単に作る事が出来ます。ケースとサボテンの相性によって、様々な雰囲気の寄せ植えを作る事が出来るので、自分の好みのイメージに合わせて沢山作ってみてはいかがでしょうか。 最初は簡単な物から作りだし、どんどんコツを掴む事によってより自分らしい作品を作る事が出来るようになるでしょう。 家の中にグリーンがある事によって、生活に潤いを与えることが出来ます。是非実践してみてください。
