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ゴムの木の育て方!基本情報まとめ【植物図鑑】

ゴムの木を知っていますか?とても丈夫で育てやすいことから、初心者向けで、お部屋のインテリアに人気の観葉植物です。こちらではゴムの木の育て方と基本情報をご紹介します。植物のことを詳しく知って、緑のある暮らしを楽しんでみませんか?
2020年8月27日
なつぞう
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目次

はじめに

今回の【植物図鑑】では、観葉植物のゴムの木についてご紹介します。 強い生命力を感じさせる楕円型の大きな葉と動きのある太い幹の姿がとても魅力的です。インテリアグリーンとして、幅広い世代の方に愛されています。

ゴムの木とは

科名

ゴムの木は、クワ科です。 同じクワ科には他に、果物のイチジクやビールの原料として知られるホップなどがあります。

学名

学名は、フィカスです。 英語では、Ficusと記載します。 フィカス・プミラやフィカス・ウンベラータなど、800種類もの品種があります。

花名由来

かつて、ブラジルが原産地のパラゴムノキが天然ゴムの主な原料でした。 幹の部分を削って得られる乳液が、天然ゴムの原料となるそうです。産業としては、パラゴムノキ、家庭用の観葉植物としては、インドゴムノキの名が流通しています。

ゴムの木の花言葉・開花時期

ゴムの木の花言葉と開花時期をご紹介します。

花言葉


ゴムの木の花言葉は、“永遠のしあわせ”です。

由来

しなやかな動くのある幹の姿と鮮やかな葉の葉脈の色から、強い生命力を感じます。生きることへのエネルギーが永いしあわせを運んでくれるのでしょう。 丸い葉の形が、お部屋の気をおだやかにするともいわれ、風水グリーンとしてもおすすめされています。

ゴムの木の育て方・栽培方法

ゴムの木の育て方と栽培方法についてご紹介します。

難易度

とても丈夫で育てやすいことから、初心者の方におすすめです。

時期

通年とおして、葉の青々とした姿を楽しむことが出来ます。ぐんぐん育つ生育期は、5月~9月です。 購入の際は、葉の色や状態をしっかり確認しましょう。(乾燥していたり、葉の色が薄く黄色い場合は弱っています)

植え付け・植え替え

鉢の底から根が飛び出していたり、ゴムの木自体が大きくて鉢とのバランスが悪い場合は植え替えをしましょう。 新しい土を入れて、ひとまわり大きなサイズに植え替えます。生育期の5月~9月に行いましょう。小さな鉢の場合も1~2年に一度は植え替えをすることで、生き生きと育ちます。

水やり


水やりは、基本的に土の表面が乾いてからたっぷりとあげましょう。 高温多湿の環境を好みます。葉の上にホコリがたまるので、汚れを落とすためにも葉に直接水をかけても良いでしょう。 生育期は水をぐんぐん吸いますが、休育期の冬の時期は水やりの回数を減らします。鉢の中が加湿過ぎて、根腐れを起こすことのないように気を付けます。

肥料

肥料は置き肥と液肥の2タイプがあります。 ◇置き肥の場合 月に一度、土の上に置きましょう。鉢の大きさや肥料の成分によって量を調整します。詳しくは使用する肥料のパッケージに記載された情報を参考にして下さい。 ◇液肥の場合 月に2~3回与えるようにしましょう。根に直接かからないように気を付けます。 ※肥料をあげすぎると、根が弱ってしまうこともあります。 ほどほどにしましょう。 ※冬の間は肥料は必要ありません。

剪定

枝が伸びきってしまったり、葉同士が重なり合って増えてきたときは、剪定をします。 (日々のお手入れとしては、茶色くなってしまった葉や乾燥してしまった葉などはこまめに切り落とします。) 剪定をすることで、ゴムの木全体のバランスを整えましょう。時期としては、成長期の6月もしくは9~10月がおすすめです。休育期に切り落としてしまうと、株が弱ってしまい、枯れることもあります。気を付けましょう。 切る場所は、枝の分かれ目の部分です。新しい芽が出ているところから1センチ前後を目安にします。剪定後のゴムの木全体の姿をイメージしながら、バランスをみて切る場所を選ぶようにしましょう。 ※ゴムの木は、枝を切ると白い樹液が出てきます。肌の弱い方は手荒れの原因になることもあるので気をつけてくださいね。

増やし方

ゴムの木は、挿し木・取り木で増やすことができます。 葉のついた元気な枝を10センチほどで切り取ります。白い樹液をきれいに洗い流したら、湿らせた水苔を枝下に巻き付けます。乾燥しないように、ビニール袋などで覆いましょう。こまめに霧吹きなどで保水して管理します。根が出てきたら、鉢土に植えつけましょう。

場所

ゴムの木は、日当たりの良い場所を好みます。直射日光だと葉が焼けてしまうことがあるのでレースのカーテン越しの明るさがおすすめです。 寒さに弱いので、冬場も10℃以上を保てるお部屋に置きましょう。冷たい風に当たりすぎると、ストレスを感じ、葉が落ちてしまいます。

寄せ植え

観葉植物を2~4種類まとめて大きな鉢に寄せ植えてみるのはいかがでしょうか。 ゴムの木をメインに、アイビーやオリヅルラン、シュガーバインなどボリュームのある小さな葉のある植物と相性が良いです。

ゴムの木の特徴

◎丈が高くなってくると倒れやすいため、支柱を立てます。 (プラスチックのグリーンポールなど園芸用に販売されているものが数多くあります。) ◎曲げ方 アート作品のようにきれいなアーチ状に曲がった状態で販売されていることがあります。 初めてだとなかなか難しいようですが、ワイヤーなどを幹にくくりつける“曲げ木”という作業をすることで成形できます。 ◎風通しが悪い場合、カイガラムシなどの病害虫が発生します。 葉についた場合はお掃除ブラシなどでこまめに落としましょう。


ゴムの木の品種・原種

原産地

ゴムの木の原産地は、熱帯アジアです。

分布域

ゴムの木の仲間であるフィクス属は、世界中の熱帯から暖帯にかけて800種類以上の品種が分布されています。

ゴムの木のその他おすすめ情報

◎ゴムの木の人気品種名をご紹介します。 ・ベンジャミン ・ガジュマル ・プミラ ・アルテシーマ ・バーガンディ ・ウンベラータ ・ロブスター 種類によって耐寒性が異なりますが、基本的な育て方は一緒です。 葉の形や色など、お好みの種類を見つけてみましょう。

まとめ

ゴムの木をインテリアグリーンに取り入れて、お部屋のイメージを変えてみませんか? 日常に緑がある生活はとても癒されます。 丈夫で育てやすいゴムの木は初心者の方にもおすすめです。 まずはお気に入りの品種からはじめてみましょう!