アブラムシ駆除に牛乳スプレー?効果と作り方の手順・注意点をご紹介!のイメージ

アブラムシ駆除に牛乳スプレー?効果と作り方の手順・注意点をご紹介!

一度は聞いたことのある、アブラムシ駆除に牛乳スプレー。手軽で無農薬で安全そう・・・でも実際のところどうなの?作り方は?効果は?デメリットは?・・・といった牛乳スプレーの疑問にお答えします!アブラムシの驚きの生態もお伝えしていきます。

2019年06月23日更新

夏野のばら
夏野のばら
庭の改造に躍起になっています。ほとんど土木工事です。 屋内では、猫、金魚、めだか、どじょう、えび。時々編み物。
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目次

  1. アブラムシ!でも農薬は使いたくない・・・
  2. アブラムシってどんな生き物?
  3. 牛乳スプレーがアブラムシを駆除できる理由
  4. 牛乳スプレーの作り方
  5. 牛乳スプレー体験!
  6. 牛乳スプレーは効果高し!
  7. 牛乳スプレーの気になるにおい
  8. 牛乳スプレーのまとめ
  9. 牛乳スプレーは効果高し!場面で使いわけよう!

アブラムシ!でも農薬は使いたくない・・・

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そんなときは牛乳スプレーの出番

かわいい植物。 今日も元気かな~、と顔を寄せて見てみると・・・ アブラムシ発見! 彼らは大量発生しては植物の栄養を吸い取って、弱らせてしまいます。 それに気持ちが悪いですね。 駆除したいけれど、触りたくないし、農薬はもっと使いたくない・・・ そんなときに、牛乳スプレー。 一度は聞いたことがあるけれど、実際のところどうなのでしょうか? 実は、農家さんも利用している方法なんですよ。

アブラムシってどんな生き物?

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アブラムシ。 ごま粒のように小さくて、たくさん発生する。 アリが運んできて、アブラムシのおしりからでる甘露をなめ取る。 テントウムシがアブラムシを食べる。 小学校の時にならった知識はこれくらいではないでしょうか。 しかし、驚きの生態があったのです。 駆除の前に、敵、アブラムシのことをもう少し深く知ってみましょう。

アブラムシが増えてしまう秘密!メスがすごい!

アブラムシは大きくはカメムシの仲間です。 針状の口を植物に突き刺して、液を吸って集団で生活します。 春から夏、つまり暖かい季節には、なんとメスのみが存在するのです! アブラムシは卵胎生、つまり、卵を体の中で孵化させて子供を産みます。 更に、メスは卵から孵化した時点で既に、体内に数匹~十数匹もの子供を宿しているのです! これが、爆発的に増える秘密だったのです! 秋から冬、つまり寒くなって生存が難しくなる季節になるとオスが発生し、冬越しのできる卵を産みます。 しかし、西日本以南の暖かい地域ではメスがずっと子供を生み続けることができ、年間を通して発生する虫ともなっています。

アブラムシがもたらす被害

アブラムシが植物の液を吸うことで、植物の元気がなくなってしまいますが、枯死させるほどではありません。 一番の問題は病気を媒介することです。 様々なウイルス病、そしてすす病です。 アブラムシは初夏には翅のあるアブラムシが生まれて移動するので、被害は拡大してしまいます・・・。

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牛乳スプレーがアブラムシを駆除できる理由

牛乳をうっかりこぼしたことはありませんか? 拭かずに放置してしまうと牛乳が固まって、コップのふちやテーブルにこびりついてしまいますね。 アブラムシの駆除には、この、牛乳の固まる性質を利用します。 牛乳が固まる際にアブラムシの気門を塞いで窒息させ、更に圧死させてしまうのです。

牛乳スプレーの作り方

牛乳スプレー:用意するのは2つだけ!

用意する物 ・牛乳 ・スプレーボトル 作り方はかんたん! スプレーボトルに牛乳を入れるだけです! 牛乳を水で薄める方もおられますが、濃度が薄くなると固まる力も弱くなるので、原液がおすすめです。 スプレーボトルは100均の物で十分です。

牛乳スプレー:天候と時間に注意

牛乳スプレーの乾く力を利用してアブラムシを駆除します。 ですので、牛乳が乾くだけの時間と天候が必要です。 30分~2時間は必要でしょう。 また、同じ理由で、植物が濡れていてはいけません。 前日の雨で濡れていたり、朝うっかり水をやってしまったりしていませんか? 牛乳スプレーの効果を引き出すには・・・ ・晴天 ・午前中 ・植物自体が乾いている この3つの条件をそろえましょう。

牛乳スプレー:植木鉢の場所に注意

牛乳スプレーを屋内、またはベランダで使うには注意が必要です。  牛乳が植木鉢の周りにも撒き散らされて、掃除しきれないと悪臭を発したり、カビの発生源になってしまうからです。 可能なら ・台所の流しの中や、浴室に植木鉢を移動させる ・段ボール箱などの中に入れる ほうが後々楽ですね。

スプレーしましょう!

さあ、牛乳スプレーを使ってみましょう! 彼らは葉の後ろなどにも潜んでいます。 葉をめくったり、上から下から、いろんな方向からスプレーしましょう。

牛乳スプレー体験!

実際のところ牛乳スプレーの威力はどうなのでしょうか。 実際に作って実践してみました。 使用した牛乳は「雪印メグミルク成分無調整」の原液です。 使用した植物は庭のヨモギです。 朝方に雨が降ったので、採取したのち密閉した室内に入れ、除湿乾燥機をかけて乾燥させ、晴天と同じ条件としました。 牛乳スプレーが乾くまで、除湿乾燥機をかけつづけました。

サンプルのヨモギとアブラムシ

育てている花にはアブラムシがついていなかったので、急遽庭のヨモギを取って来ました。 新しい葉の影に、10匹くらい潜んでいるようです。

牛乳をしっかりかけます!

葉っぱの表や、重なり合っているところも漏らさずにスプレーします。 葉を伝って、牛乳がかなりぽとぽとと垂れていきます。 かなりしっかりスプレーをかけたのですが、アブラムシは吹き飛ばされたりしませんでした。 敵ながらなかなかやるものです。 牛乳の匂いがたちこめますが、ひるまずスプレーします。

そのまま放置

屋内で乾燥させます。 葉っぱから牛乳が垂れて、下に敷いている紙を濡らしています。

3時間ほど経過後は

3時間放置して、乾燥させました。 ヨモギを観察すると・・・なんということでしょう。 アブラムシが健在です。隠れていたところからは出てきたようですが・・・しかし! あきらめきれない筆者は、アブラムシを指でつんつんつついてみました。 すると、ぽろりと落ちたではありませんか! 牛乳スプレーでアブラムシ駆除、成功です!

牛乳スプレーは効果高し!

効果は高く7割駆除

牛乳スプレーで、アブラムシを駆除することができました。 葉の表面にいつまでものこっていたのは、牛乳の力で、植物と一緒に固まってしまったためのようです。   およそ10匹いたアブラムシのうち、生存していたのは3匹、駆除できたのは7匹でした。 農薬と違って全滅には至らないので、何回か繰り返し実施したり、他の方法を併用する必要がありそうです。

仕上げはシャワーで牛乳を洗い流す

牛乳スプレーをした後の植物には、牛乳の白い跡が残っています。 また、植物、土、スプレーした周囲には牛乳が散らばり、夏の暑い日などにはすぐに腐って悪臭を放つこともあります。 腐敗は悪臭だけではなく、カビや病気を発生させたり、ハエなどを呼び込む原因となります。 アブラムシの死骸も、牛乳と一緒に植物にくっついたままになっています。 仕上げにシャワーをしっかりかけて、牛乳を洗い流しましょう。    

牛乳スプレーの気になるにおい

ここまで繰り返し、「におい」という言葉がでてきました。 皆さんもご存知のように、牛乳の腐敗臭はかなり強烈です。 また、牛乳に含まれる脂肪分が、シャワーで洗い流すのを難しくしています。  (1)住居に影響 自宅の屋内やベランダで行うと、臭いに悩まされる場合があります。 臭いが自宅内に留まるならまだしも、マンションやアパートなど、隣家とはパーテーションで区切られているだけのベランダでは、ご迷惑をかけてしまいます。  (2)食べ物への影響 食用の植物が牛乳臭いのは、食欲が失われてしまいます。 サニーレタスやバジル、イタリアンパセリなど、葉物野菜は加熱せず食べることがほとんどですから、衛生的な心配もあります。

牛乳スプレーのまとめ

牛乳スプレーのメリット3つ

・無農薬で安心、安全 ・すぐに用意できる ・駆除効果がある

牛乳スプレーのデメリット3つ

・牛乳臭い ・汚れては困る屋内や、ベランダでは不向き ・全滅させられないので繰り返しスプレー、または他の方法を併用する

牛乳スプレーは効果高し!場面で使いわけよう!

いかがでしたか? 農家でも使われているアブラムシ駆除法、牛乳スプレー。 かなりのアブラムシへの駆除効果が期待できそうです。 しかし一方で、においの面での大きなデメリットもありました。 利用する環境、育てている植物の種類によって、うまく使い分けていきましょう。 その中で環境への影響も気になる農薬の代わりに、手軽に作れて効果も高い「牛乳スプレー」を良かったらあなたもぜひ体験してみませんか。 あなたのガーデニングライフが、一層豊かになりますように。

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