「オカッパリの貴公子」 川村光大郎さん
川村光大郎さんとは
さわやかなルックスやイベントで見せる明るい性格だけでなく、確かな釣りの実力で人気の川村光大郎さん。 「オカッパリの貴公子」」「岸釣りプリンス」といった異名まで持っています。 一体どんな方なのでしょうか?
プロフィール
生年月日:1979年2月14日生まれ 出身地:茨城県 年齢:38歳 血液型:O型 主なフィールド:霞ヶ浦水系
川村光大郎さんのバス釣り史
バスフィッシングとの出会いは、7才の頃いとこに連れられて行ったバス釣りでした。 ブラックバスが水草の下からルアーを目がけて飛び出し、大口を開けて食らいつくシーンに衝撃が走ったそうです。 以来すっかりバス釣りのとりことなった川村さん。 以降は『ルアーマガジン』の人気企画「陸王」で初代の同タイトルを獲得しました。 『Basser』では2004年のオカッパリオールスター第1回水郷大会、第5回霞ヶ浦大会、第7回千葉・茨城大会でも勝って、これまで3勝しています。
川村光大郎さん、現在はOSP退社後に独立!
OSP社員だった川村さん
川村さんは、OSPの社員として9年間、バスフィッシングで用いられるタックルの開発にも携わり、ルアー開発とプロモーションを担当していました。
川村さんの手掛けた大ヒットルアー
・ドライブクロー ・ドライブスティック ・ドライブクローラー など、在籍中はOSPの大ヒットルアーを手掛けてきました。 その川村さんがOSPを退社したというニュースは衝撃が走りました。
新ブランドの立ち上げ!川村光大郎さんボトムアップ代表へ
なぜ新ブランドの立ち上げに至ったのか?
OSPでのご活躍があったにもかかわらず、ご自身のこだわりをさらに追求したルアーの開発に集中できる環境が必要だったこと、そしてプロアングラーとしてさらなるスキルアップを目指し活動の幅を広げるために、新ブランドの立ち上げに至ったということです。 当初から独立したいという希望があったわけではなかったそうで、経験を積み重ねていった結果の決断だったのですね。
支援企画クラウドファンディングでわずか半日で目標支援金額達成!
支援企画のクラウドファンディングで、川村さんは巨大水槽の購入のために支援を呼びかけていました。 巨大水槽でチェックすることで、普段ならばわからない発見がたくさんあるからです。 水槽があれば、バスの動きや体勢などを間近ではっきりとチェックすることができて、さらにルアーの動きを横や下からも見れることができ、魚と同じ目線でルアーの動きを追うことができます。 巨大水槽は、ルアーの開発には欠かせない設備なんです。 その支援金の呼びかけも、わずか半日で目標金額に達成しました。 賛同者の多さ、人気の高さがうかがえますね。
川村光大郎さんの開発した人気ルアーに込めた思い
オリジナリティがあり、オンリーワンであること
すでに世にあるルアーよりもっと釣れる新しいルアーを作りたい!オリジナリティがあり、オンリーワンの性能を兼ね備えたものでなければ、販売する意味がないと考えています。
フィッシングプレッシャーに対応できるルアー
最近の多くのフィールドでは、バスが何度も釣られることで、ルアーを判別して賢くなってきています。 そうすると、バスもルアーの動きに騙されないので、釣るのが難しい環境になってきています。 そんな環境に慣れたスレバスに対応できるような品質を目指し、ブラックバスが本能で反応してしまう要素をできる限り取りこんだルアーの開発を川村さんは宣言しています。
釣れる楽しさを提供したい
昨今の簡単にはバスが釣れないという厳しいフィールド環境に合ったルアーや、ストレスフリーなフィッシングギアを生産することで、バスアングラーの方々にさらなる釣れる楽しさを提供したいと考えています。 ブラックバスを釣るために、ルアーは最も重要なアイテムです。 ブラックバスの本能に訴えるポイント(動き・音・振動・リアリティなど)を細かい部分まで追及し、できる限り商品に反映させる意気込みです。
釣れるルアーを追及する!ただそれだけ!
ご自身の納得のいく限りの時間を費やして、ていねいに開発に挑むようです。 とにかく良く釣れるルアーであることが1番と考えており、そのうえで使いやすさにも考慮しています。 バスフィッシング業界に身を置く自分たちこそが、自信を持っておすすめできるルアーを生産する!という熱意のある川村さんです。 そのために、商品のリリースには時間がかかりますが、絶対的な自信を持ったものしか世に出さないという信念をお持ちです。 真摯にルアーの開発に取り組む川村さんの心意気が伝わってきますね。
待望の第1弾!そのルアーとは?
BREAVOR 5.7in (ブレーバー5.7in/ボトムアップ)
待望の第1弾!商品名はBREAVOR 5.7in (ブレーバー5.7in/ボトムアップ)です。 川村さんが人一倍こだわったルアーです! 水中でどんな動きを見せてくれるのでしょうか?
水中での動きに注目!
ネコリグ使用をメインに設計されたワームですが、テール部分のくびれをカットして使うこともできます。 場数をこなしてきた川村さんならではの、気転のきいた発想ですね! このなまめかしいワームの動きなら、初めて釣りをする子供でも釣れてしまうような気がします。 カラーも全部で12色あり、どれも試してみたいものばかりです!
さいごに
いかがだったでしょうか? 川村光大郎さんの少年のように純粋なまなざしで、バス釣りを楽しむための新しいルアーを開発する姿は、新ブランド立ち上げ後の今も変わらず輝いています。 OSP時代にも大ヒットルアーを生み出した川村さんの渾身の第1弾ルアーもご紹介しましたが、ぜひ試してみたいですね!