weber(ウェーバー)グリルとは
weberのバーベキューグリルは、日常的にバーベキューをするアメリカで60%以上のシェアを確立している大変人気なグリルです。人気の理由は、ホウロウでコーティングされた美しいボディと、特徴的な蓋にあります。 weberは、「weber Qグリル」「weberガスグリル」「チャコールグリル」の3タイプのグリルを製造・販売しています。今回は、この中で、比較的買い求めやすい価格帯でありながらも、本格的なバーベキューを楽しめる「チャコールグリル」の魅力を紹介していきます。 キャンプやホームパーティーで気軽に本格的なバーベキューを楽しみたいと思っている方は、ぜひ参考にされてみてください。
weber チャコールグリルの魅力
weberのチャコールグリルの魅力は、コロンとして球体型をしています。特徴的な形なので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。また、特徴的な形をした蓋には、火力を調整する際に必要な穴があります。 これにより、バーベキュー本体の香りや熱を効率的に対流させる事ができるので、お肉やお魚を美味しく調理することができます。また、炭にスモークチップを加えれば、燻製料理を楽しむことができたり、火力を調整しながら蓋をすれば、蒸焼き料理ができるので、バーベキュー料理のレパートリーが増えることでしょう。 さらに、チャコールグリルは、ラインナップやアクセサリーが大変充実しており、これも魅力と一つと言えます。それでは、順にご紹介していきます。
weber チャコールグリルのラインナップ紹介
本格的なバーベキューを楽しむために欠かせないweberのチャコールグリルは、ラインナップが大変充実しています。 weberグリルは、大きく分けて持ち運びに便利なタイプと、据置きタイプの2タイプのチャコールグリルがあります。また、その中でも調理面積のサイズや、機能の充実度合いが、物によって変わってきます。
持ち運びに便利なポータブルサイズ
キャンプ場や、外出先で気軽にバーベキューを楽しみたい方は、持ち運びに便利なポータブルサイズがおすすめです。
持ち運びに便利なweber グリルのサイズは2種類
持ち運びに便利なポータブルサイズの大きさは、直径37センチと47センチの2サイズがあります。どちらも、簡単に持ち運べるように、脚の長さが短くなっていたり、キャスター部分が省かれていたりするので、乗用車に積んでもあまり場所をとりません。 37センチタイプは、2、3人用です。小さなお子さんが2人以上いるご家庭は、お子さんが成長されることを考えて、47センチタイプのグリルを購入されることをおすすめします。
持ち運びに便利なweber グリルの中でも機能はさまざま
持ち運びに便利なポータブルサイズの中でも、37センチタイプには、「ノーマル」と「プレミア」というタイプがあります。こちらの違いは、ロック機能と灰皿の有無です。 こちらの「ノーマル」タイプには、ロック機能がありませんが、灰の受け皿はあります。先ほど紹介した「プレミア」タイプには、ロック機能はありますが、灰の受け皿がありません。 どちらの機能を取るべきなのか悩まれる方も多いと思いますが、外出先の風向きなどの関係で移動しなければいけない場面をを考えると、「プレミア」タイプのロック機能は譲れない機能です。一度火をつけるとボディの部分が高温になりますが、ロック機能があれば、蓋とボディをロックして持ち運ぶことができるからです。
持ち運びに便利な長方形タイプのweber グリル
weberグリルは球体型のものが主流ですが、長方形タイプもあります。長方形ではありますが、蓋の部分に2箇所空気を調整する穴があるので、球体型のグリルと同じようにweberグリルの良さを体感できます。また、こちらもちょっとした持ち運びに欠かせない「ロック機能」がついています。
ご家庭で楽しむならケトルタイプがおすすめ
ご家庭でバーベキューを楽しむのなら、ケトルタイプのチャコールグリルがおすすめです。どれも、車輪付きの三脚タイプで、高さがあるので立って調理するのにちょうど高さです。また、灰をボディから落とすことができるので、手入れが簡単にできます。 このタイプは、コンパクトケトルタイプと、オリジナルケトルタイプの2タイプがあります。また、それぞれ2サイズあります。さらに、オリジナルケトルタイプには、「プレミア」もあるので、合計5タイプのグリルがあります。 何が違うのか、どれが自分のスタイルに合うのか分からないという方のために、順番にご紹介していきます。
weber グリル「コンパクトケトルチャコールグリル」
こちらのコンパクトケトルチャコールグリルは、最低限の使いやすさと持久性を重視したい方におすすめです。しかし、オリジナルケトルと比べると、底が浅いため、熱源の一つである空気の量が低下しまいます。気軽なバーベキューをする分には何ら問題ありませんが、塊肉などを焼きたいと思っている方は、オリジナルケトルを購入される方がいいでしょう。
weber グリル「オリジナルケトルチャコールグリル」
こちらのオリジナルケトルチャコールグリルは、簡単なバーベキューに加え、塊肉や、鶏の丸焼きなどの調理も楽しみたいという方におすすめです。また、ケトルピザキットを買い足せば、オリジナルケトルチャコールグリルをピザ窯のように使用することもできます。このように、バーベキュー以外の楽しみかたも想定している方には、オリジナルケトルがおすすめです。 また、こちらには、ボディの下部分にあるハンドルを回すと、ボディの内側にある3枚の羽根が灰をかき出す「ワンタッチクリーニングシステム」が搭載されています。これにより、溜まった灰のお手入れが楽になります。
weber グリル「オリジナルケトルプレミアチャコールグリル」
「ノーマル」と「プレミア」の違いは、灰の受け皿の違いと、温度計の有無です。「ノーマル」タイプの灰皿が平らであるのに対し、「プレミア」タイプは、灰が飛び散らないように筒のような形になっています。 また、「プレミア」タイプには、蓋の部分に温度計が付いています。鶏肉の丸焼きや、燻製、ピザなど、温度を調整しながら調理した方がいい料理に重宝します。
weber グリルの使い方
それでは使い方についてご説明します。特に、「点火」「火力の調整方法」「炭の配置」についてご紹介します。
weber グリルの使い方①点火方法
点火は、バーベキューをする際に一番の難関と言っていいほど、難しく経験や知識が必要になってきます。マッチで点火させる方法もありますが、今回は、所用時間20分前後と比較的簡単に点火させることができる「チムニースターター」をご紹介します。 「チムニースターター」は、大きなビールジョッキのような形をしています。非常に簡単な作りですが、火起こしに大変便利です。 準備するものは、「チムニースターター」と、着火剤と、炭のみです。うちわなどであおぐ必要はありません。着火剤は、新聞紙でも代用できますが、専用の着火剤を使用した方がより素早く火を起こすことができます。 使い方は、これらをグリルの上に置いたら、着火剤に火をつけ、火が大きくなるのを待つだけです。とても簡単に火起こしができるので、バーベキューを楽しむためには無くてはならない商品と言えるでしょう。
weber グリルの使い方②火力の調整方法
チャコールグリルは、炭と空気が熱源であるため、途中で炭を継ぎ足さなくても、空気の入り具合を調節するだけで、火力を調整することができます。 使い方は、強火にしたい場合は、まず蓋を外し、ボディの下部分にある空気穴も全開にしてください。弱火にしたい場合は、蓋部分の空気穴とボディ部分にある空気穴のどちらともを絞った状態にしてください。中火にしたい場合は、様子を見ながら、蓋とボディ部分にある空気穴の締め具合を調整してください。 このように、weberグリルは、空気穴の締め具合を調整するだけで簡単に火力を調整することができます。
weber グリルの使い方③炭の配置について
weberグリルは、炭の配置を変えるだけで、熱の流れを変えることができます。 お肉や野菜、ソーセージなど、程よく均一に焼きたい場合は、炭を平らに馴らしてください。鶏の丸焼きなど、時間をかけてじっくり焼きたい場合は、炭を両サイドに寄せてください。そうすることで、熱を対流させることができます。 また、これはちょっとした裏技ですが、写真のように炭をどちらかに寄せることによって、網の上で強火、中火、弱火ゾーンを作り出すことができます。炭がある部分が強火、真ん中が中火、炭が無い部分が弱火ゾーンになります。このように、炭の使い方を工夫すれば、お肉と野菜を同時に焼いたり、焼いたお肉を網の上で保温しておいたりする事ができます。
weber グリルのお手入れ方法
安定したバーベキューを楽しむためには、使い終わった後のお手入れが大変重要になってきます。次にご紹介するお手入れ方法を入念に行って、大切に使うようにしてください。
専用ブラシで手入れをしょう
三角の形をしたこweber社製のブラシは、使いやすさを重視した作りになっているので、大きな網でも素早く手入れすることができます。また、こちらのブラシは、スチールステンレスで出来ているので、耐久性にも優れています。そのため、比較的長く使うことができます。
網のお手入れ方法
片付けを面倒に感じている方も多いかもしれませんが、網が熱いうちにブラシでお手入れをすれば、10~15秒程度で網の汚れを落とすことができます。網が冷めてしまうと、手入れが大変になってくるので、面倒に感じても熱いうちに行うようにしてください。
便利なweber グリルのアクセサリー
鉄板
網の上に置いて使う鉄板も販売されています。こちらの鉄板は、鋳物製なので、熱をしっかり保ってくれます。また、2.5センチの深さがあるので、細切れ肉やホルモン、焼きそば、お好み焼き、目玉焼きなど、網の上では出来ない鉄板料理を安心して楽しむことができます。 鉄板があれば、バーベキュー料理のレパートリーが増えることでしょう。weber グリルで色んな鉄板料理も楽しみたい方は、ぜひ鉄板の購入を検討してみてください。
ピザストーン
鉄板と同じように、weber社製のピザストーンがあることをご存知でしょうか。こちらは、直径34センチ、取手の部分を合わせても42.5センチなので、47センチ以上のグリルであれば、すっぽりと入る大きさです。 こちらのピザストーンは、グリル内の熱を分散させるだけでなく、ピザの余分な水分を吸収してくれるので、「外はカリカリで、中はもっちり」とした美味しいピザを焼くことができます。
weber グリル専用カバー
weberのグリルは、サビに強いホウロウ加工がされているので、外に置いても問題ありません。しかし、長期間使わずに外に置いておく場合は、専用カバーをつけて置いた方が、次回バーベキューをする際にスムーズに使うことができます。 グリルの大きさに合わせて、それぞれ専用のカバーがあるので、長期間使う予定のない方は、ぜひチェックしてみてください。
weber グリルならではのバーベキュー料理を楽しもう
アメリカで60%以上のシェアを誇るweber グリルの特徴と魅力をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。簡単に本格的なバーベキューを楽しむための構造や、アクセサリーの豊富さに魅了されている方も多いと思います。 weber グリルを購入する際は、どれくらいの人数で、どこでどのように使うのかをよく検討することをおすすめします。今回ご紹介した事が、少しでも参考になれば幸いです。