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この幼虫はカナブン?それともコガネムシ?その特徴と見分け方を簡単解説!

この幼虫はカナブン?それともコガネムシ?その特徴と見分け方を簡単解説!

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庭の大事な植物を虫に齧られていた!そんな経験をしている人も多いはず。しかしだからといって目に付く虫を全て退治していくのは時間も神経も使います。そこで効率よく見分けていくことができるように、厄介者のコガネムシとそれによく似たカナブンの生態と見分け方を紹介していきます。

花壇の中にいる幼虫は

カブトムシの幼虫?それとも…

夏の終わり以降の時期に、庭の土を掘っていると中から何かの幼虫がでてくることがあります。 コロンと丸まったクリーム色の虫。一見カブトムシの幼虫に見えるかもしれません。しかしその多くの場合がコガネムシの幼虫なのです。

「大事に育てていたら、別の虫だった!」なんてことにならない為にも、コガネムシとそれによくにたカナブンの特徴を説明し、簡単な見分け方を紹介していきます。

コガネムシとカナブンの関係

甲虫目コガネムシ科

コガネムシとカナブンはどちらも甲虫目コガネムシ科の虫です。 カナブンはそこからさらにハナムグリ属に属します。 「どっちがどっちだかわからない、そもそも違いはあるの?」そう思う人もいるかもしれませんが、実はカナブンとコガネムシは異なる特徴をもっています。

なんでもまとめてカナブンに?

混合されがちなコガネムシとカナブンは、実は名前をしっかりとは使い分けられていないことが多いです。 ハナムグリ属を覗いた草食性のものをコガネムシと言うこともあれば、全てひっくるめてコガネムシと呼ぶことがあります。 見分け方はいくつかあるのですが、それを知らない人は全部ひっくるめてコガネムシやカナブンと呼んでいるようです。

厄介者のコガネムシ

コガネムシは金持ちだ?



野口雨情の童謡「コガネムシ」は「コガネムシは金持ちだ」というフレーズから始まります。この曲でコガネムシにプラスのイメージを抱いている人もいますが、実はこの虫、害虫なのです。 コガネムシはその一生で、植物を根っこから芽の先まで喰い荒らす、畑や庭の厄介者です。

幼虫も成虫もガーデニングの天敵

コガネムシは幼虫時代を土の中で過ごし、作物の根を食べます。その食性から幼虫は根切虫と呼ばれます。 食欲旺盛で、近くの根っこは手当たり次第に食べて掘り進んでいくのが特徴です。コガネムシが1つの鉢の中に何匹もいると、植えていた植物の根がすっかりなくなっていた…なんてことも。

コガネムシは春先になると羽化をして地上に出てきて、植物の葉を食べはじめます。葉に丸い穴が無数にあいているようであれば、それはコガネムシに齧られたのかもしれません。

カブトムシのようなカナブン

腐葉土がベッドで食料の幼虫

ハナムグリ属のカナブンは腐葉土の中に卵を産むのが特徴です。カブトムシのようにふかふかの土を好むのです。 卵は2~3週間でふ化し、腐葉土をベッドと食料にして冬を過ごします。 コガネムシの幼虫は粒が荒い固い土でなければ割とどこでも生息できるので、カナブンは住む場所を選ぶ”箱入り“なのかもしれません。

樹液を食べる成虫

成虫になったカナブンは、多くのハナムグリ属の昆虫のように樹液を好みます。樹液のでるクヌギやハルニレといった木でカナブンの成虫を見つけることができます。 カブトムシやクワガタに交じって食事をしていることも多く、カナブンを見つけたらカブトムシを捕まえるチャンスだと言えます。

益虫とも言われている

腐葉土の中で生活をするカナブンの幼虫は、土を食べ、排泄をすることで発酵を促します。十分な発酵をしていない腐葉土は植物に負担をかけるので、土づくりを手伝ってくれるカナブンは益虫だと言われています。

カナブンとコガネムシの見分け方

色で見分ける(成虫) 1/5 

コガネムシとカナブンはどちらも緑色のイメージが一般的ですが、よく見てみるとその色味は異なっています。 コガネムシ ・鮮やかな緑色。陽の光を反射すると、宝石のように艶やか。

カナブン ・緑がかった茶色。見る角度によっては黄土色や赤銅色。 一口にコガネムシ・カナブンと言っても種類が多くいるので、初心者ではこの見分け方は難しいかもしれません。

大きさで見分ける(成虫) 2/5 

両者を見比べたら「カナブンの方が大きい!」とはっきりわかるのですが、単体で見かけると判断がつきにくいかもしれません。 コガネムシ ・17~23mm カナブン ・25~30mm程度 簡単な目安としては、親指の第一関節以上の大きさであればカナブンの可能性が高いです。

見た目の特徴で見分ける(成虫) 3/5 

コガネムシとカナブンの外見での大きな特徴は2つかあります。 コガネムシ ・頭部が丸みを帯びている ・羽の付け根が丸みを帯びた小さな逆三角形 カナブン ・東部が四角形 ・大きな逆二等辺三角形 羽の付け根をみて、遠目でもわかるはっきりとした三角形があるようでしたら、カナブンの可能性が高いです。

出現場所で見分ける(幼虫・成虫) 4/5

食性の異なるコガネムシとカナブンは主な生息域にも違いがあります。 コガネムシ ・植物の葉を食べるので、比較的どこにでも出現 カナブン ・樹液が主食となっているので、山間部 町中を飛び回っている甲虫目の多くはコガネムシです。 カナブンは夜行性ではないので、街灯に集まっているようであればそれはコガネムシです。

歩き方で調べる(幼虫) 5/5

幼虫は外見で判別がつかない程そっくりです。そこで両者の見分け方は動きを見ていくことになります。土から掘り出して歩き方を見てみてください。

コガネムシ ・体がひっくり返っていても体を捻って体制を直し、さっさと歩きだす カナブン ・ひっくり返されたカメのように四苦八苦する 素早く動くものはコガネムシ、のんびりとしたものはカナブンと思っていただいて大丈夫です。

カナブンの飼育

ペットとしてのカナブン

カブトムシと似たような生態をしているハナムグリ属のカナブンはペットとしても飼育されています。飼育本こそ出回ってはいませんが、インターネット上ではファンの間で飼育の情報交換が行われています。カブトムシのように強さや大きさを競わせるのではなく、光沢のある美しい羽を愛でます。

飼育は簡単で、カブトムシの飼育セットが始められます。市販の昆虫マット(腐葉土)を床材にして、適度にスプレーで加湿してあげれば大丈夫です。後は昆虫ゼリーや砂糖水を与えればいいので、餌に困ることもないでしょう。

カナブンの寿命

カナブンの寿命はおよそ2年です。 カナブンはその一生の半分以上を土の中で過ごします。卵、幼虫、蛹の期間は土の中で生活をし、地中にでるのは成虫になってからです。成虫になってからはおよそ9カ月程生きます。シロテンハナムグリ以外のカナブンは、成虫になってからの越冬はしません。

カナブンのラジコン?

カナブンの飛翔を制御する研究

2015年にアメリカとシンガポールの学校の共同研究で、カナブンの飛翔を制御する研究が発表されました。

筋肉に電気刺激を与えて行動を制御をするといった内容で、「カナブンのラジコン」や「カナブンのドローン」だと世間を驚かせました。研究に使われたのはアフリカに生息する体長が60mmにもなるクビワオオツノハナムグリというカナブンです。

動物の行動をコントロールする研究は昔から各国で行われていますが、カナブンの行動制御をするこの研究は高い水準に達していると言われています。ラジコン化したカナブンは、人の入り込めない隙間の探索といった災害時での活躍が期待されています。

コガネムシの駆除方法

幼虫の発生

庭に幼虫が発生してしまったら、それは十中八九コガネムシです。幼虫が発生は次のような状態で気づくことができます。

・植物に元気がない(水や日光が十分で温度も適切な状態なのに葉が枯れる) ・プランターの土がごっそり減っている(プランターを動かしたら土が下からこぼれている) ・土がふかふかになっている(指を入れたらすっぽり入る) 複数あてはまった場合、コガネムシが土の中にいることを疑いましょう。

幼虫の駆除

コガネムシの幼虫は植物の根を食い荒らしてしまうので、早めの駆除が必要となってきます。一般的な駆除方法は以下の2つです。

・殺虫剤のオルトラン剤を撒く ・土を掘り返して一匹一匹を取り除く 土を掘り返して除去する場合、コガネムシは土深くまで入り込んでいる場合があるので、しっかりと掘って確認することが大事です。

生まれたばかりの頃は小さいので見落としてしまいがちですが、すぐに大きくなるので日を置いてから再度確認すると効果的です。

成虫の駆除

コガネムシが何匹もブンブン飛び回っていたら、あまりいい気がするものではありません。庭も食い荒らされてしまいます。 コガネムシの成虫はフェロモンを使ったトラップの設置が有効です。 使うフェロモンの種類によってはハナムグリ属の虫も引っかかることがあるようです。

予防・活用方法

卵を産ませない

コガネムシの産卵を防ぐため、不織布で土の表面を覆うと効果的です。見栄えを気にするのなら、 コガネムシが苦手とする粒の荒い土や固い土…例えば粗目の飾り砂で表面を覆ってもいいでしょう。

土の再生に

コガネムシの幼虫は大事な根を食べてしまうため、害虫と呼ばれていますが、逆に考えると土の中の掃除屋でもあります。コガネムシがいた土はふかふかになるのです。

植物を植え終わった後の土にコガネムシを入れておくと、土の中に残った根や発酵しきっていない有機肥料を処理してくれます。 成虫になるまでの間古い土の中で飼育し、土を再生してもらうという活用もできます。

まとめ

コガネムシとカナブンは似ているようで、意外と異なる特徴を持っています。虫が苦手な人も勇気をだして観察をしてみると、すぐに見分けがつくようになります。 目に付く虫を全て退治していくのは時間も神経も使いますし、今回紹介した見分け方を是非活用していってください。

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