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【初心者でも簡単】韓国料理で目にするえごまの育て方を解説!種から栽培するコツも!

更新: 2021年12月27日
吉川
えごまは実はとても体によく、簡単に栽培できる野菜の一つです! そして、食用部位が葉、種とほぼすべて食べられる素敵な野菜です。 えごまを家庭で簡単に栽培できる方法を10の項目に分け紹介したので、是非家庭でえごまを栽培してみてください。
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1.そもそもえごまとは?

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えごまとはシソ科の一年草で、地方では食べると十年寿命が伸びると言われるほど健康に良い植物です。 えごま油として摂取することが多いかもしれませんが、実は葉も種も食べることができるんです! これだけ素敵な野菜を家庭で栽培できたらいいと思いませんか? 初めてでも簡単に栽培できる方法をまとめてみました。

2.最初にえごまの特性、注意点を知っておこう

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えごまの特性・特徴

・シソ科の1年草で、種は太陽を好む好光性種子です。 ・えごま自体の形はシソによく似ており、茎はまっすぐのび高さは100~120cmほどになり、葉に白い毛が はえています。えごまの葉は7~12cm位の大きさの卵形で独特の香りがあります。花弁が4枚の5ミリほどの白色の花を多数つけます。 ・開花時期はおおよそ10月頃です。

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えごまの注意点

・えごまの種をまく時期は5月~6月が適しています。 ・えごまは耐寒性があまりなく、耐暑性も低いため、苗が大きく育って来たら水やりを欠かさず、西日の当たらないところで管理することをおすすめします。 ・プランターは幅70cm、深さ20cmのものであれば沢山育てられます。 置き場所は、日なたから半日陰(一日の半分日が当たっていたら良)で風通しのよい場所を選んでください。 ・土が乾燥しすぎないように水をあげてください。 えごまは土が乾いてきたら水をあげるというペースが育てやすい方法です。 湿気を好む植物ですが、湿気が多いとそれだけ病気になりやすいので水のあげすぎは注意してください。 ※家庭で他にもプランターで栽培している方が対象になりますが、紫蘇との寄せ植え、近くで育てることは絶対に避けてください。 交雑していつの間にか紫蘇が生えるという事になります。

3.えごまを栽培するにあたって用意するもの

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えごまの栽培で用意するものはこちらです。 ・えごまの種  ・プランター(巾70cm 深さ20cm程)  ・片手で使える小さいスコップ ・砂利や小石 ・野菜用培養土 ・肥料(液体肥料がおすすめです) ・ジョウロ ・剪定ハサミ ・不織布の様な光が通る布やネットと楊枝(害虫対策) 砂利や小石はプランターの下に敷く程度で良いので庭の砂利や河原の砂利でも代用可能です。 ジョウロは6l程のものが扱いやすいです。水をあげるときだけでなく液体肥料の希釈時にも使えます。 剪定ハサミは忘れがちになるので注意してください。 収穫、剪定に便利ということもありますが、植物を必要以上に傷めないという利点があります。

4.えごまを栽培するために種を手に入れよう

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えごまの種子を手に入れるためにホームセンターに行くことをおすすめします。 地方でえごまを取り扱っているお店がない場合や、時期がズレた場合はインターネットショッピングで購入できるのでぜひ調べてみてください。速く手に入れたい方にもオススメです。 種にも種類があり、黒色と白色、早生・中生・晩生の品種があるので栽培する場合はご自身の住んでいる地域の気候に適した品種を選ぶことが大切です。

5.プランター栽培の準備をしよう

プランターを用意したら、最初にプランターの底に砂利をかるく敷きます。 この方法を採る事によって、水はけが良くなります。 またこの時はプランターが軽いので、先に栽培したい場所へ持っていき作業をすると負担が少なく済みます。 えごまは半日陰(一日の半分日が当たればよい)でも成長しますが、プランターを置く場所はなるべく日当たりがよいところを選んでくださいプランターを設置してください。 また、えごまは水分を好みますが過湿気味にならないように風通しが良いところを選ぶ事も重要です。

6.えごま栽培の第一歩! 種をまいてみる

種は鉢に20粒位をばらまきます。 どの植物も発芽する確率が必ず100%ではないので少し多めにまきます。 えごまは光が好きな植物です。 種をまいた後土で覆うのは発芽しにくくなるので、軽く土をまぶすか濡れた新聞紙で覆うといいです。 種や幼い苗は外からの刺激に弱いので、水やりを毎日かかさずすることが大切です。 3~4日で発芽してくるので、発芽したらかぶせていた新聞紙は外します。

7.えごま栽培で欠かせない発芽したらするべきこと

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えごまの栽培が本格的に始まります。 発芽したら害虫対策や間引きをしていくことが肝心です。 発芽してから準備していくことで、より大きく育っていきますのでこの2点についてまとめました。

間引きをする

間引きという作業があります。 間引きを行う理由は、殆どの植物が密接していると育ちにくい傾向にあります。 なので発芽したばかりだと、土から引き抜きやすいのでこの時期に間引きを行います。 間引きをする対象は発芽した芽がとても近いもの、プランターに対して量が多すぎると思ったり、プランターの端の方に種が流れ発芽した場合があります。 1回目の間引きは、発芽して5cm位になった時です。 2回目の間引きは、草丈が15cm位の時に行います。 2回目の時は元気に育っているものを残すようにし、鉢に数本を一定の間隔で残るようにします。 間引きはこの2回で大丈夫です。

栽培の敵、害虫対策をしよう

家庭栽培の悩みの種の一つが害虫です。 口に入れるものなので農薬は使いたくないものです。 えごまにつく害虫は厄介なことに、害虫に食害されていることが気づきにくい種類のものです。 害虫の名前は蛾の幼虫ベニフキノメイガで、見つけ次第捕殺しないと葉を全て食い尽くされるので、庭で蛾の幼虫を見た時はすぐに駆除しましょう。 発生する原因としては雨が少なく、気温が高いことです。 発生時期は初夏から場所によっては秋までながいですが、いつの間にか居なくなっていることも多いです。 ベニフキノメイガは柔らかい葉が好きです。 対策として、発芽したこの時期に不織布で覆ってあげたり、苗の周りに楊枝を数本突き刺しておくと効果があります。

閲覧注意 ベニフキノメイガとはどういうものか
ベニフキノメイガの見た目はどういうもので、性質なのか

害虫対策としての環境作りも大切

また、お庭が大きい家庭で栽培されてる方は環境を作るということも害虫対策のひとつです。 水場と餌があれば実は蜂がよってきます。 この蜂に餌として幼虫を食べてもらうという手もあります。 水場は片づけ忘れたバケツに雨水がたまったりすることで蜂は寄ってきます。 餌がなくなれば蜂は居なくなります。 そしてむやみに虫を殺さないことが無農薬で自然のまま害虫駆除ができる環境作りに繋がります。 参考としてベニフキノメイガがどんな虫なのか解説しているサイトのリンクを張っておきます。 少しショッキングな画像もあるので毛虫などが苦手な方は注意してください。

8.えごまが大きくなってきたら

えごまが大きくなってきたら、間引きではなく摘心をします。 摘心とは脇芽を残して芽を残すように上の葉をとる事を言います。 脇芽に栄養が行くようにすることで葉の量が増え全体的に大きく茂ってくれます。

摘心には細心の注意を!


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えごまの本葉が3~4段ほどになったら、先端を指でつまむようにして摘心を行います。 摘心の際は剪定ばさみを使うと苗に傷がつくことがあるので必ず指で行ってください。 成長をして大きくなると、収穫が摘心のようになるので、幼苗の時期だけ注意して行ってください。 収穫量をより多く増やしたい場合は背丈が120cmを超えてきたら芽止めとして摘心を意識してください。 収穫して増えてきた脇芽に更に栄養が行くようになり、より茂るようになります。

9.えごま栽培での肥料のタイミングは?

実はえごまに肥料はほぼ必要ない程成長します。 肥料を上げなくても成長してくれるところも家庭での栽培に向いているポイントの一つです。 中には成長が芳しくないものがあるので、その時に肥料を与えると良いです。 肥料のあげかたは、苗にかかるようにではなく、苗にかからないように根本の方にジョウロを向け土にかけます。

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