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アオハダの育て方!育てる際に知っておきたい6つの基本情報!

今回はアオハダの名前の由来と特徴、基本的な育て方をご紹介していきます。アオハダは自然な樹形が美しく、シンボルツリーとしても人気の樹木です。小さな花や赤い実がつき、生長がゆるやかで、こまめな剪定の必要がないのも人気の理由です。
更新: 2021年2月26日
crowd87
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目次

アオハダとは?

アオハダとは、モチノキ科モチノキ属の落葉高木で、「青肌」「青膚」ともいいます。 北海道から九州にかけて山地で自生し、高さは8mほどです。中には10mを超えるものもありますが、自然樹形の美しさからあまり手入れの必要がないのでシンボルツリーとしても人気があります。

「アオハダ」の名前の由来とは?

アオハダの名前の由来は「青い肌」です。 アオハダの樹皮は薄く、剥ぐと青い肌が見えます。そのため「青肌」と表記するのも納得できますよね。 また、アオハダから出る樹脂からトリモチを作っていたとされています。

アオハダの特徴について

まず頭に入れておきたいことは、アオハダは雌雄異株(しゆういしゅ)です。 赤い実をつけるイメージが強いアオハダですが、雄雌を対に植えるなどの条件があり、全てが結実する訳ではないので注意が必要です。

耐寒性があって育て方も簡単なアオハダの特徴を部分ごとにまとめていきます。株立ちも楽しめる庭木としても人気です。

アオハダの葉

アオハダの葉は丸みを帯びていて、きれいな葉色です。 落葉高木であるため、若芽から落葉までの四季の葉の変化を楽しむことができます。

アオハダの若葉は「おひたし」などの料理として食べることができ、お茶の代用としても利用できます。

秋の時期にはうっすら黄葉します。 年間を通して1本の木の変化を楽しみたいという方におすすめです。


アオハダの幹

「アオハダ」という名前の由来にもあるようにアオハダは幹肌に特徴があります。 樹肌は白い斑が入っているものが見られます。

アオハダの花

アオハダの開花時期は5~6月です。 緑白色のちいさな花が可愛らしいですよね。

アオハダの実

雄雌異株のため、雄雌を対に植えることができれば雌株は9~11月に7mmほどの赤い実をつけます。 アオハダ以外にも赤い実がなる樹木は多く、さまざまな年代の方に人気があります。

アオハダの苗を入手しよう!

通販で購入ができる

アオハダの樹形や習性が理想のシンボルツリーだと感じた場合はさっそく苗を入手しましょう。 ネットでもきちんと詳細が載っていますので、手軽に購入できます。 葉がない状態の苗でも、植え付け後に時期が来るときちんと芽を出してくれます。

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アオハダの育て方で大切な6つの基本情報!

アオハダを植えることを検討している方や苗をゲットした方は、基本的な育て方を知ることが大切です。 植え付けやその後の管理方法を6つにまとめましたので、チェックしてみてください。

【その1】アオハダの植え付けについて

アオハダの植え付け時期は12月から3月頃が適しています。 日当たりの良いところ、もしくは半日陰の場所を選びましょう。 また、アオハダは根を浅くはる樹木です。 そのため、根付く前の幼木は強風や衝撃で倒れてしまうことがありますので、支柱で補強をして倒れないようにしてください。

アオハダの植え付けの手順

1.植えたい位置に広めの穴を掘ります。 2.腐葉土や堆肥を混ぜ込みます。 3.植え付けていきます。 根の回りの土が一度乾燥すると乾燥した土は水を吸収しなくなることが多いので、植えつける時に「腐葉土」を加えて土の保水性を高めておくことがポイントです。

植え付けたあと、しっかりと根付くまでの間は乾燥に注意しましょう。

【その2】アオハダの日当たりについて

アオハダは半日陰でも生育する樹木ですが、害虫予防も兼ねて日当たりと風通しに配慮した方が育てやすいです。

【その3】アオハダの水やりについて

地植えをしている場合は水やりの必要はありません。 ただし、植え付けてから根が十分に伸びる前の時期は、水枯れを起こしやすくなりますので水切れしないように気を付けてください。

水枯れを起こすと葉が周りから枯れることや葉の変色と落葉が多くなるので、植え付けをしてから最初の夏越しはとても重要なポイントだと思っておくと良いです。

水やりのポイントとしては、1日のうちに何度も与えるのではなく、日中を避けた時間にたっぷりと与えるようにしてください。


【その4】アオハダの肥料について

肥料については、春・秋・冬に与えます。 また、根が浅く張りますので直射が当たると根の温度が上昇しやすくなります。 そのため、藁やバーグ等を根元に敷き詰めて地温の上昇を抑えるようにしましょう。

【その5】アオハダの害虫について

アオハダは害虫がつく心配はほとんどありません。 ただし、日当たりが悪い・風通しが悪いという条件があると「黒斑病」が出ることがありますので、不要な枝の剪定をすることが重要になってきます。

【その6】アオハダの剪定について

アオハダの剪定は、落葉する時期に行います。 アオハダは生長が比較的ゆるやかであるため、基本的に自然な樹形を生かすような剪定で十分です。 ただし、日当たりや風通しを良くするためにも、古い枝や込み入った不要な枝を落葉している時期に取り除くようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アオハダの育て方は特別難しいことはなく、大切なポイントといえば根が張るのが浅いという部分の手助けをするように、根付くまでの期間は補強と水の管理をすることです。

アオハダは耐寒性があり落葉高木なので、四季の中で「花」「赤い実」「黄葉」が見られる樹木です。 シンボルツリーを検討している方はぜひチェックしてみてください。