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ライラック(色)の意味とは?色別にある花言葉も合わせてご紹介!

ライラックの色ってどんな色?ラベンダーカラーとの違いは?そんなライラックの色の意味についてお答えします。ライラックの花の特徴や、その花言葉を紹介。ライラック色のその他の草花とその花言葉も一緒にまとめました。ライラックの美しい色にあなたも染められてみませんか?
更新: 2021年3月1日
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ライラックの花の色を知っていますか?

ライラックという花があることはご存知でしょうか? 棒状に伸びて花の一つ一つは可憐な小さい花ですが、 まとまって咲く姿がとっても華やかな印象を受ける、豪華な花ですよね。 そんなライラックは、フランスが原産で「リラ」とも呼ばれています。

このライラックの美しい色に魅了される人は多く、 ライラックまつりが各地で開催されるたびに人気が急上昇していくんですよ。 その人気の秘訣はやはりきれいな色味にあるといえます。 この「ライラック色」について詳しく解説していきたいと思います。

ライラック色の意味を知りたい

ライラック色とは、ラベンダー色とはまた違ったカラーとして定義されています。 人気が急上昇しているライラック色ですが、その色の定義について色見本を見ながら説明していきます。

出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1326688028

見本の画像の上から1番目・4番目がライラックです。見本では、ライラックのほうがパステルカラーになりますね。

見本を見てわかる通り、ライラック色というのは、紫系の種類の中でも淡いパステルカラーだということがわかりますね。 ラベンダー色の、濃くてシャープなイメージよりもライラック色の可憐な色が人気の秘密なんですね。

透き通るような、優しい紫色を「ライラック」と定義しています。 ライラックの色は、JIS慣用句の一つとしてしっかりと定義されているんですね。

ライラックは色の一つ。 ライラックの花の色を由来とする、明るい紫色である。 日本工業規格において、JIS慣用色名の1つとしてこの色名が次のようにマンセル値で定義されている。

紫の中でも、明るい種類をライラック色としています。

ライラックとラベンダー色の違いを解説

ライラック色の定義は分かったけど、ラベンダー色との違いがまだあやふやという人も多いと思います。 ラベンダー色との違いを色見本と比較してみましょう。 ラベンダーカラーは、遠くから見てもぼやけることがないですね。 シャープでしっかりとした濃いめの紫をしています。


このラベンダーカラーにいは、青みがかった色を使って表現しています。 だから濃くシャープな印象になるんですね。 その点、ライラックカラーは少し赤みがかかります。 淡く透き通るような印象の紫をライラック色と呼んでいるんですよ。 これでラベンダー色とライラック色の違いが明確に分かったでしょうか?

ライラックは4色 花の見本をチェックしよう

ライラックは一般的に4色の種類に分けられています。 見本にある画像を見てもらえるとわかりやすいと思います。 白・ピンク・ブルー・ライラックの4色です。

近年、見本画像以外にもライラックの覆輪のふちどりのあるものや、 かけ合わせたかのような色合いも含め7色に色分けされるケースもあります。 この場合は、白・ピンク・ブルー・ライラック・パープル・マジェンタ・ヴィオレットになります。

開花するときの気温によっても、色味の出方が変わってきます。 お気に入りのライラック色を探すのも楽しいですね。

ライラックの色別花言葉とは

ライラックの花言葉には、「友情」・「大切な友達」・「思い出」・「青春の思い出」などの 友達や学生時代を意味する花言葉が多いんです。 また、「純潔」という花言葉もあります。 まさに青春のシンボルともいえる花が、ライラックなんですね。

卒業や友達へのプレゼントには、応援する意味で、この花言葉と一緒にそれぞれの種類のライラックを贈りたいものです。 色の種類から花言葉をまとめてみました。 ・ピンクライラック ・ムラサキライラック ・ホワイトライラック ・ブルー系ライラック

①ピンクライラックの花言葉・意味

「思い出」・「愛の芽生え」

ピンク系の愛らしいライラックの花言葉は「思い出」や「愛の芽生え」です。 ライラックの花の一つ一つは、小さなハート形をしているといわれているので、花言葉の意味にぴったりくるのではないでしょうか? 思いを抱く、恋人にこれからも一緒にいたいという意味で花束にして贈ると、喜ばれるのではないでしょうか?

②ムラサキライラックの花言葉・意味

「愛の芽生え」・「初恋」・「謙虚」

初恋の何とも言えないもどかしさを意味する、ムラサキのライラックの花言葉は、 「愛の芽生え」・「初恋」です。 また、 原木の野生種のライラックの色も、ムラサキです。 野生種のライラックの花言葉は「謙虚」なんですね。

愛とは何かを模索する学生たちを意味して名付けられたのでしょうか。 パッとお目を引くムラサキライラックは、一目ぼれをした相手への思いが詰まっているかもしれませんよ。

③ホワイトのライラックの花言葉・意味


「無邪気」・「若者の純潔」・「青春の喜び」

若々しい緑の草と相まって美しい姿を見せるホワイトのライラック。 その花言葉は、「無邪気」「青春の喜び」などの本当に初々しい花言葉です。 また、「若者の純潔」という花言葉の意味するところには、昔の悲しい逸話が関係しているということです。

ある昔、貴族の男性が村娘に一目ぼれをしました。 仲良くなっていき、二人は婚約をかわしました。 ところが、貴族の男性は都会に住む別の女性に心を惹かれてしまい、一方的に婚約を破棄してしまったんだとか。

本当に悲しい話ですが、最後にはこの村娘は自殺してしまいます。 女性の遺体の上に、ムラサキのライラックを贈ったところ、みるみる花が白に代わっていったそうなんです。 同性同士で、花を贈りあうには問題ないと思いますが、 好きな女性に贈るのは避けたほうが無難だと思います。

④ブルー系ライラックの花言葉・意味

「青春」・「謙虚」・「誇り」

ブルー系の種類のライラックの花言葉は見つかりませんが、やはりライラック全体の花言葉がぴったり当てはまると思います。 「青春」・「誇り」・「謙虚」など、若い学生時代にはまぶしいくらいの青々とした日常だったと思います。

ライラックは外国ではたくさんの種類が植えられているようですから、澄み切った色のライラックを見ると 青春時代を思い出す人が多かったのかもしれませんね。

ライラック色の種類豊富な花を紹介します

ライラックに限らず、ライラック色といわれている草花は、生活の中にたくさんの種類がありますよ。 可憐な花を咲かせるものや、パッと目を引くタイプの花まで、多種多様です。 ここからは、ライラック色をした素敵な花を咲かせる花とその花言葉を紹介していきますね!

紫蘭のライラック色

紫蘭(シラン) ランの仲間です。 開花時期は、4月から5月です。今では絶滅危惧植物とされています。 透き通るようなライラックの色の花は、やはりランと同じ種類とあって凛とした印象が残ります。 花言葉は、「あなたを忘れない」です。

花期も短いですが、来年には大株になってまた会えるように ぜひ、「あなたを忘れない」と思って育ててあげてくださいね。


アジサイのライラック色

土壌が酸性だと、溶けたアルミニウムが吸収されて青みがかったアジサイになり、 逆に土壌がアルカリ性だと赤系の色味を帯びます。 土壌環境によって色が変化するのは、アジサイがアントシアニンという色素を持っているからなんです。

日本の土壌は、放っておくと酸性に近くなっていくというので、外にあるアジサイはたいていが青みがかかっていることが多いです。 そんなアジサイの美しいライラック色に魅了されてみませんか?

花期は5月下旬から7月・9月から10月です。 実は、アジサイは細かく丁寧に剪定さえ捨て置けば、秋にも花が楽しめる四季咲きなんですね! 花言葉は、「辛抱強い愛情」・「あなたは美しいが冷淡だ」です。 冷たい雨に打たれながら、愛を思う姿がぴったりときますね。

ヒヤシンスのライラック色

球根から育てる、水耕栽培や庭植などで楽しむヒヤシンス。 こちらもライラックと同様に、花の色によって花言葉は変わっているようです。 ムラサキライサックのヒヤシンスの花言葉は、「一途な恋」です。 ヒヤシンス全般的な花言葉は、「しとやかな愛」や「スポーツ」といった対照的な言葉になっています。

ヒヤシンスにもいろんな種類の色がありますが、ライラック色のヒヤシンスは、 まさに一途でしとやかな日本女性をイメージしますね。

ライラックの美しい花言葉にかませて庭に植えてみましょう

いかがでしたか?ライラックの色の魅力が伝わったでしょうか。 ライラックの魅力は、なんといってもその甘い香りです。 満開に咲き誇ったライラックのそばを通ると、何とも言えない懐かしさを感じるはずです。

このライラックの香りは、香水やアロマオイルとしてもよく使われているようです。 ライラックは、キンモクセイや沈丁花の仲間なので、あの芳香は忘れられないものになるでしょう。 ライラックの素敵な色を見に行きたいのなら、日本では近年、「ライラック祭り」というものを各地で開催しています。

ぜひ、自分の目で美しいライラックカラーを堪能してくださいね。 庭で育てても、大きくなりすぎず育てやすいのでお勧めですよ。