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初心者向けトレランシューズの正しい選び方ガイド!

登山でもない、ランニングでもないトレイルランニング(トレラン)。トレランには、専用のシューズがあるんです。その特徴と初心者におすすめのトレランシューズをご紹介します。スピードハイクやFAST PACKINGなどにも活躍するトレランシューズに注目です。
更新: 2022年1月19日
natusa
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この記事で紹介しているアイテム

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トレイルランニングとは

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トレランは、山道(トレイル)のようなアップダウンのある未舗装の道を走る(ランニング)ことを表します。全力で走り続けている印象があるかもしれませんが、なにもずっと全力で走る必要はありません。特に初心者の場合、登りは歩いて、平坦地や下りだけ走る方法でもかまわないのです。 普通のマラソンのようにずっと一定のペースで走ることがないトレラン、不定期に負荷がかかることによって、効果的なマラソンのトレーニングになります。また、山登りをする人にとっては、移動距離が長くなるので色々な山に行けるようになります。

トレランには専用のシューズがあるの

登山より早く山登りをして、通常のランニングで走るのとは違う未舗装の道を走る、それがトレラン。だからトレランシューズは、登山靴とランニングシューズの中間といった感じの靴になります。トレランシューズは軽量なので、FAST PACKING(ウェアやギアを軽量化し、長い距離を素早く行動する近年注目の登山スタイル)やスピードハイクをしている人も使っていることが多いです。

トレランシューズの特徴

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見た感じはランニングシューズのようなトレランシューズ。登山靴と違いローカットになっていますし登山靴よりずっと軽量になっています。ゴアテック素材で防水機能の付いたモデルもあります。 まず、ソール(靴の底の部分)には登山靴のようにゴツゴツのパターンがついています。 ランニングシューズと比べると、未舗装で足を痛めないようにランニングシューズより全体がやや厚くできています。ランニングシューズにはない機能がいくつかあります。 また平坦地と違うトレイルを走るために、靴のねじれが生じやすいので、それを防ぐための機能がついています。

トレランシューズの機能 その1 トウガード

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トレイルを走るので、足先が石や木の根などにぶつけても保護してくれる役割がある、つま先の部分を保護するためのトウガードがついています。 これは登山靴にはついていますが、ランニングシューズにはあまりついていない機能です。

トレランシューズの機能 その2 ソール

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土に触れる部分のソール、それぞれメーカーによってソールのデザインに工夫がされています。 また石や木の根などを踏んだ時に足の裏にダメージがないように、またねじれを防ぐために、ランニングシューズは比較的硬い素材で作られています。 ミッドソールと呼ばれる硬い部分がサンドイッチされて、より足裏を保護するタイプもあります。初心者の場合は硬めのソールを選ぶとよいですね。

トレランシューズの機能 その3 タン(ベロ)

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シューレース(靴ひも)の下の部分のことですが、この部分も間に入った砂や小石が中に入っていかないように、本体と隙間がない構造になっていたりと工夫がされています。また、結んで余ったシューレースが木の枝などに引っかかってほどけたりしないように、シューレースポケットと呼ばれる、結んだシューレースをしまう機能がついたタイプもあります。

トレランシューズでないとどうなるの

トレランシューズと普通のランニングシューズの大きな違いはソールの素材とデザイン。 砂利やがれ場、木の根っこの出た所や、泥の所など、様々な状態の場所を走るために、ソールが厚く作られ、素材もランニングシューズとは違っています。 もし、ランニングシューズでトレランをしようとすれば、柔らかすぎて地面の凸凹を吸収できず安定して走りにくくなったり、突起物を踏んだ時に足の裏にダメージをうけたりすることがあります。また、ソールのデザインの違いで、傾斜のきつい登りや下りで滑りやすくなるので危険です。

トレランシューズの分類

トレランの距離 30km以下をショート、50キロ前後をミドル、100キロ超える距離をロングとよびます。 トレランシューズは大きく分けて、長距離用、中距離用、レース仕様があります。 レース仕様はスピード重視。主にショートコース向けをハイスピードで走るため、さらに軽量にするために、クッション性や安定性を削っていることが多いです。 初心者の場合は、いきなり、レース仕様を使うとけがのリスクも高まりますので、中距離用、クッション性の高い長距離用を選ぶと良いでしょう。トレランに慣れて、距離や、タイムが伸びてきたら、レース用を選べば良いのです。軽量であることにこだわりすぎないようにしましょう。

トレランシューズの選び方のポイント1 サイズ

出典: http://www.sportivajapan.com/team-news

トレランの場合は、坂を上ったり下ったりしますので、足先までフィットしたシューズは下りの時に足の指がシューズにあたり圧迫されることがあります。トレランシューズの選び方は通常のサイズより1.5cmくらい大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。これは登山靴の選び方と同じですね。 できればためし履きをして購入するようにしましょう。


甲高幅広のトレランシューズはないの

出典: http://www.columbiasports.co.jp/mag/2017/06/2kmfkt.html

日本人に多い甲高幅広と言われる足のタイプ。アシックスやミズノなど日本のメーカーの作るマラソンなど一般のランニングシューズは、甲高幅広のタイプが多い日本人のために4E(ワイド)、5E(スーパーワイド)などの幅広いサイズの靴があります。しかしトレランシューズには、残念ながらまだ4Eや5Eの幅広いサイズの靴はありません。 甲高幅広の足の方は、サイズアップして、普段の靴のサイズより2cmか2.5cmほど大きいサイズの靴を選ぶことにより対応するようにしましょう。

トレランシューズの選び方のポイント2 ソール

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%AC%E3%83%AB-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA-J37711/dp/B01MQYASF1/ref=pd_sbs_309_1?_encoding=UTF8&refRID=5HW5XXKNEM1223MN34ZJ&th=1&psc=1

ソールから伸びるヒールカウンターがかかとをしっかりと固定。急な下りやターンにも対応し、安定した走りを維持します。

ソールの厚さ、硬さはそれぞれのメーカーで違っていますので、この硬さも気にして選びましょう。初心者の方は、しっかりしたソールを選ぶほうがけがや故障のリスクが減るので、おすすめです。

トレランシューズの選び方のポイント3 サーフェスとの相性

出典: http://www.columbiasports.co.jp/mag/2017/06/iii-1.html

サーフェスとは路面の状況のこと。トレランシューズの選び方のポイントは、どんな状態のトレイルを走りたいか。岩や砂の場所を走るのと、落ち葉や土で滑りやすい場所を走るのとでは、当然ソールのデザインも変わってきます。状況にフィットしたトレランシューズが理想です。初心者の場合、オールラウンドモデルでかまいませんが、できれば、状況に応じたトレランシューズを揃えてゆくようにしましょう。

トレランシューズの選び方のポイント4 アッパー

トレランシューズ選び方、上部アッパー部分は、足入れ部分のデザインに注意して選びましょう。履いたときに脚入れ部に隙間があると小石などが入ってしまいますのでフィットしたものを選ぶようにしましょう。 実際に試し履きをする場合は、足を入れて、シューズとかかとの部分をしっかりあわせて、全体のフィット感を確認するようにしてください。

トレランシューズの選び方のポイント5 防水性

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トレランシューズの選び方で迷うのが、防水性。トレランは山道を走り抜けるので、日本の場合、谷や小川を越えてゆくことも多くなります。レースなどの場合は、水の中を歩く場合もあり、防水機能がついていても無駄な場合があります。 ただ、ゴアテックス素材は、蒸れを防ぐ働きもありますので、少しでも快適に走れるように、防水機能もあるゴアテックス素材のシューズを選ぶことをおすすめします。メーカーによってはゴアテックス素材のものもありますし、独自の防水技術ものもありますが、高温多湿の日本のトレランシューズは防水仕様がおすすめですね。

初心者向けトレランシューズのおすすめはこれ

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登山とランニングの良いところを集めたようなトレランシューズ。各メーカーから独自の機能の付いたトレランシューズがたくさん出ています。 初心者の選び方のポイントは、あまり軽量なものにこだわらないでクッション性と硬さがほどよくあるモデルを選ぶこと。快適性も必要ですので、ゴアテックス素材で、蒸れず、防水性にも優れたシューズを選びましょう。いつもより少し大きめのサイズで、指先に余裕のある、自分の足にフィットしたものを選びましょう。

アシックス

アシックス GEL-FujiTrabuco SKY

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アシックス GEL-FujiRado

アシックス GEL-FujiRado

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日本のメーカー、アシックス。軽量で日本人の足にフィットしたモデルを作っています。アシックスとトレランシューズ、ミッドソールにランニングシューズでおなじみの衝撃緩衝性に優れたGELを搭載しています。普通のランニングの時よりを少し大きめのサイズを選ぶのを忘れないように。

サロモン

サロモン SPEEDCROSS 4 ゴアテックス

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サロモン XA PRO 3D

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フランスのメーカー、サロモン。スキーやスノボのイメージが強いが、ヨーロッパのトレイルランナーからの支持を多く受けているメーカー。ゴアテックスモデルもあるので、防水機能が気になる方は、ゴアテックスモデルがおすすめ。

モントレイル

モントレイル カルドラドⅢ

モントレイル BL1913

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モントレイル F.K.T

モントレイル BM0109

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1997年始まったモントレイルブランド。2017年にはコロンビアモントレイルとなりました。 防水タイプは、ゴアテックスではなくアウトドライという独自のはっ水技術を使っているタイプがあります。比較的幅広との口コミが多く、フィット感も良い評判が多いです。日本のトレイルランナーの多くの支持を受けているブランド。初心者にまずおすすめしたいブランドと言えます。 日本のトレランの第一人者と言える石川弘樹や、最近注目の選手上田瑠偉などが愛用。石川弘樹プロデュースのモデルもある。

THE NORTH FACE

ノースフェイス  Ultra Endurance GORE-TEX

ノースフェイス ウルトラ エンデュランス

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ノースフェイス  ベクティブ エンデュリス

ベクティブ エンデュリス

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グレートトラバース日本百名山ひと筆書きの田中陽希、世界屈指のトレイルランナー鏑木毅も愛用している、ザ、ノースフェイス。初心者にもおすすめのブランド。 日本企画のトレランシューズ「Ultra(ウルトラ)シリーズ」は、軽量性を保ちながら、ぬかるんだ路面でもグリップ力を発揮するトレイルランニングシューズ。ゴアテックス素材の防水仕様もあり。日本企画ということで、幅広感、フィット感も期待できる。

メレル

メレル MTLスカイファイヤー

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メレル Long Sky Sewn

メレル Long Sky Sewn

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全米で最も機能的で快適なハイキングブーツ”を作ったメレルの作ったトレランシューズ。登山靴のイメージが強いが、トレイルやウオーキングシューズにもトレランに転用できそうなデザインのローカットシューズがいくつかあります。ゴアテックス素材のものは、防水性に優れます。。少し幅が小さいとの口コミが多いので幅広の足の方は大きめのサイズを選ぶことで、フィットしするようにしましょう。出来れば試し履きを忘れないようにするといいですね。  

イノヴェイト(INOV8)

イノヴェイト マッドクロウ 300 UNI

イノヴェイト マッドクロウ 300 UNI

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イノヴェイト  ロックライト 325 GTX MS

イノヴェイト ロックライト 325

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イノヴェイトの幅のサイズについて


足にジャストフィットする感覚、特にオフロードでの斜面の上り下りに際してシューズコントロールが容易。足の形状に合わせた自然な感覚、特に前方に空間を持たせ、走行時におけるつま先部分の広がりに対応します。

イノヴェイトのシューズには2つのフィット感の違うデザインがあるので注意。日本人の足には通常は「STANDARD」を通常のシューズより、1.5cmほど大きいサイズで選ぶことをおすすめします。

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2003年イギリスで誕生したシューズブランド。軽量ではきやすく最近よく見かけます。口コミでは、少し細身のようなので、幅広の足の場合、少し大きめのサイズをおすすめ。

スポルティバ

スポルティバ  TX 4 トラバース X4

スポルティバ トラバース X4

出典:楽天
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スポルティバ  Akasha アカシャ 26Y

スポルティバ アカシャ 26Y

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イタリアのメーカー。ジャパントランスアルプスレース(富山県から静岡県まで、北、中央、南アルプスを縦断する過酷なトレランレース2年に1語開催)2016年まで4連覇している、 望月将悟選手が履いているシューズ。長距離向けのシューズが多いが、軽量でクッション性は良いので、あまりスピードを出さない初心者には良いかも。

トレランシューズと一緒に揃えたい ゲイター

Azarxis ゲイター ロング

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トレランシューズはほとんどがローカットですので、小石や水が入ることが良くあります。足入れ口をカバーしてくれるゲイター(ショートスパッツ)をつけるとこのトラブルを軽減してくれるので便利です。

トレランシューズと一緒に揃えたい ソックス

ソックスは、トレラン専用のものを選びましょう。登山用のものでは厚すぎます。靴の中は意外と汗をかくので蒸れを防いでくれるタイプがおすすめです。靴の中でゆるんだりすると、マメなどの原因にもなりますのでフィットしたサイズのものを選びましょう。また、トレランシューズを選ぶときは、トレランで使うソックスをはいて試し履きしましょう。

トレランシューズのお手入れ方法

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トレランシューズは、できれば練習のたびに洗いましょう。土や泥が付いたままにしておくと土の中の微生物が、ソールの部分や、接着部分の劣化を速めてしまいます。 インナーが取り外せるタイプは必ずインナーを外し、中に入った泥や砂を出しておきましょう。 表面もひどい汚れの場合は、ブラシなどで泥汚れを洗い落としておくようにしましょう。干すときは、直射日光の当たらない風通しの良い場所で充分に乾燥させましょう。

まとめ

トレランシューズ、軽量で、登山靴の性能を備えているとなれば、トレランはもちろん、トレッキングや登山にも活躍しそうです。山歩きの可能性を広げてくれるトレラン、初心者は頑張りすぎずに楽しむのがポイント。ジャストフィットしたお気に入りのトレランシューズを手に入れてトレイルに出かけましょう。