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飛ばしウキとは?基本知識や仕掛けの作り方をご紹介!

軽い仕掛けを沖へ届ける飛ばしウキについてです。ルアーゲームの飛ばしウキを使った仕掛け、フロートリグを中心に種類や使い方を紹介しています。メバリングでは定番になっている釣り方なのでライトゲームファンの方は是非チェックしてみて下さい!
更新: 2022年5月16日
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飛ばしウキで釣りを楽しもう!

フロートリグでライトゲームを満喫!

ルアーゲームの遠投用として 沢山のアイテムが展開されている飛ばしウキ。 仕掛けの構成はシンプルで 簡単に楽しめる釣り方なので 初心者の方でもすぐに楽しめます。 基本的なポイントと使い方をチェックして 飛ばしウキの釣りに挑戦してみましょう! フロートリグを中心に紹介しています。

飛ばしウキとは

中層仕掛けにも重さをプラス!

飛ばしウキとは仕掛けに重さを与えて 飛距離を出す事を目的としたウキのことです。 スタンダードなウキは魚からのアタリを 表現するために小さな力にも強く反応できる 設計が一般的ですが、飛ばしウキは 飛距離を出すために小さく重い構造です。

オモリを重くして仕掛けを沈めたくない場合、 根掛りしやすい釣り場や浮いている魚を 遠投で攻略したい場合に有効で エサ釣り、ルアーゲームどちらでも 活躍出来る仕掛けです。

エサ釣りなら2段ウキ仕掛け

飛ばしウキとアタリウキ両方を用意しよう!

エサ釣りでは2種類のウキをセットした 2段ウキ仕掛けで飛ばしウキを使用します。 表層中心、アタリが小さいサヨリ釣りで 人気の高い釣り方で、メジナを狙った釣りでも 時折使用されます。

2つウキが付いているので空気抵抗が大きく、 ヘビーな飛ばしウキはトラブルの原因になるので 遠投には不向きですが、ウキ単体よりも重さは出るので ライトなウキ仕掛けを少し投げられるようにする程度の イメージで試してみてください。

ルアーゲームならフロートリグ!

ルアーゲーム向けアイテムが展開中!

磯釣り用のウキを流用する方法がメインだった ルアーゲームの飛ばしウキ仕掛けは 専用アイテムの展開によって よりメジャーに、使いやすい道具で 遊べるようになりました。

こちらもメインの用途は飛距離アップ、 仕掛けのウェイトを10g以上まで上げられるので 軽いジグヘッドを使いながら プラグ並みの飛距離が出せます。 重い仕掛けをキャスト出来る ロッドを用意して フロートリグに挑戦してみましょう!

飛ばしウキの種類について


飛ばしウキの分類を3つに分けてご紹介!

飛ばし浮きの分類を沈み方、セット方法と 重さの3つに分けてご紹介! メーカーごとに特色があるので 初めてのアイテム選びでチェックして欲しい 基本的なポイントを紹介しています。 好みに近いアイテムで フロートリグの釣りに挑戦してみましょう。

1/3.飛ばしウキの沈み方

フロートリグ、と言う名前なので 浮いているもののみとイメージしがちですが シンキングのモデルも数多く展開されています。 メーカーによって複数のモデルが展開されているので お気に入りメーカーの物をチェックしてみて下さい。

ガン玉を入れて調整できる製品もあります。 ジグヘッドに対してどの程度の 浮力を残せるかがポイントで ゼロに設定されている製品であれば 仕掛けの重さを変更するだけで 沈降スピードを調整できます。

2/3.飛ばしウキの接続タイプ

ソアレ アウトシュート SF-A11Q

出典:楽天

飛ばしウキの接続方法は真ん中に穴の開いた 中通しタイプと両側に金具の付いた 固定タイプの2種類がメイン。 両側に角がついてウキゴムで固定するタイプもあります。 仕掛け作成の手間で敬遠されがちな仕掛けなので 面倒に感じる方は外側からラインを通せる タイプの飛ばしウキでフロートリグに挑戦してみてください!

3/3.飛ばしウキの重さ

飛距離を出すためのポイントになる 飛ばしウキの重さについてです。 メインになるのは5gから10g程度の ライトゲームプラグと同程度のウェイトで 無理のないタックルセッティングで 沖のターゲットを狙うことが出来ます。 ラインナップは20g程度までありますが ロッドへの負荷が大きくなるので パワフルなセッティングになりがちです。

小さなアタリを感じることが出来なかったり バイトを弾いてしまう場合があるので ターゲットに合った範囲のロッドと相性が良い 重さのウキでフロートリグを楽しんでください。

フロートリグの作り方

スタンダードな中通し仕掛けをご紹介!

出典: https://www.arukazik.com/%E4%B8%AD%E9%80%9A%E3%81%97%EF%BC%9F%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E5%BC%8F%EF%BC%9F%E6%82%A9%E3%82%81%E3%82%8B%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88

ライトゲーム向けアイテムのほとんどが 採用している中通し式のフロートリグです。 道糸にリーダーを結んで飛ばしウキをセット。 スイベルで遊動範囲を制限して リーダー、ジグヘッドを接続する方法です。

構造がシンプルなのでジグヘッド単体の釣りを 経験した事のある方ならすぐに作成できます。 様々ななメーカーの製品に対応出来る事、 シンカーへの交換が簡単で 現場で調整しやすい事が強みです。

新しい飛ばしウキ仕掛け Fシステム

出典: https://www.arukazik.com/%E4%B8%AD%E9%80%9A%E3%81%97%EF%BC%9F%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E5%BC%8F%EF%BC%9F%E6%82%A9%E3%82%81%E3%82%8B%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88

中通しタイプから進化した 飛距離と感度がアップするタイプの仕掛けです。 道糸とリーダーをノットで接続した時に出る あまり糸にサルカン付きの飛ばしウキを結ぶだけで完成。 キャスト時にウキが先行して飛んでいくので 仕掛け全体の飛行姿勢が改善、 飛距離を出しやすい構成です。

リーダー分はウキに干渉せずジグヘッドが動くので ラインを張った状態であれば 干渉パーツが少ない分感度も向上します。 デメリットは他のリグへの結び替えが出来ない事、 重いジグヘッドを使って ラインを送り込む釣り方はできず 引き抵抗を失うことです。 今日は飛ばしウキ1本!と言う場合は こちらのタイプをおすすめします。

フロートリグの使い方

3つの釣り方をご紹介!

フロートリグの代表的な使い方を3つご紹介。 遠投だけでなく浮く特性を活かした使い方で 届かなかったポイントを攻略しましょう!

1/3.ただ巻き

ジグヘッド単体と同じイメージで ワームを一定の速度で巻き続ける使い方です。 ラインが常にテンションの掛かった状態になるので アタリが取りやすく表層直下を 巻き続けることが出来ます。 浮力の高い飛ばしウキを使えば リーダー分のレンジをキープしやすいので 初心者の方でも簡単に楽しめます。

2/3.ドリフト

ウキの特性を使って広く探れる使い方です。 浮力を活かして仕掛けを流れに乗せたまま 探りたいポイントを漂わせます。 流れが効いているポイントに入れば ただ巻きと同じような動きで ワームが泳ぐので様々な角度から ターゲットにアピールできる方法です。

流れのイメージや仕掛けの位置など 潮の流れを予測しながらの釣りになるので 釣りに慣れた方向け、ラインが緩みやすいので 食い込みの良いロッドで試してみてください。

3/3.送り込み

ジグヘッドの重さを利用して ワームを縦に落としていく使い方です。 フロートとジグヘッドの バランスを調整する必要があります。 縦系のストラクチャーを攻める場合や ピンポイントで探りたい場所を 知っている場合に有効な釣り方で 流れが効いている場所は操作が難しくなりますが 自分のイメージと魚のバイトが一致する ハイレベルな釣りが楽しめます。

メバリングで飛ばしウキ!

1番人気のターゲット!

メバルはタナが高い事が多く 横の動きにも反応が良い魚なので フロートリグとの相性は抜群。 ゴロタ浜や大型の漁港、 沖のストラクチャーを攻める釣りで フロートリグが活躍しています。 使い方はただ巻きだけでも十分なので 気軽に挑戦してみてください!

アジングで飛ばしウキ!

状況限定で爆発!


アジはボトムに沈んでいるケースが多く アタリが繊細なので フロートリグとの相性はイマイチ。 アミや小イカなど表層で ライズしているような状況で フロートリグが活躍します。 スローな釣りで誘う事や シンキングタイプのフロートで レンジを調整する事がポイントになります。

シーバスゲームで飛ばしウキ!

バチ抜けパターンのワーミングに

シーバスは大型のジグヘッドを使っても しっかり食ってくる魚なので フロートリグの出番はそれほど多くありません。

小さなジグヘッドと小型ワームを組み合わせて スローにアクションさせないと 食ってこないような状況かつ 飛距離が必要な場合はフロートリグの出番です。 バチ抜け時にストレート系のワームと ノーシンカーに近いようなフックで ソフトに漂わせる釣り方を試してみましょう。

飛ばしウキで飛距離を出すために

タックルのバランスに注意!

飛ばしウキで飛距離を出せるタックルは 極細PEラインと重いフロートを振りぬける ロングロッドの組み合わせ。 ターゲットが乗らない、アタリを感じないような パワーのあるセッティングは避けて 破綻しない範囲でロッドとフロートを選びましょう。

自重は十分なのでティップを使ったキャストよりも 胴に乗せて押し出すようなキャストがおすすめ。 大きくロッドを振りかぶるとトラブルの原因になるので 何度かキャストして感覚を掴んでから 強くキャストしてみてください。

飛ばしウキで沖のポイントを攻略!

まずはオーソドックスなメバリングから

沈めて底を取る釣り方ではないので 水中が想像しにくい釣りですが 仕掛け作りと実際の操作は簡単です。 フロートが浮いた状態はリーダーを斜めにしながら 引いてくるだけなのでレンジのイメージが簡単、 初心者の方はまずこの釣り方から チャレンジしてみてください。 ライトリグを沖に流せるフロートリグで いつものポイントをもっと広く探ってみましょう!