TICT(ティクト) Mキャロ Ver.2 Lタイプ
TICT(ティクト) Mキャロ Ver2 4.6g
Mキャロver.2 S-5.3g
Mキャロ Ver.2 チューンドウェイト
ミニMキャロ 2.5g
TICT(ティクト) Mキャロ用 スイベル
V・R HEAD VH−50
ヤマガブランクス BlueCurrent 74
メバリング 月下美人 17 AIR 2003
よつあみ WX4F-1 SS140 0.4号
遠投定番のMキャロをご紹介!
沖のアジを攻略!
アジングの遠投で定番となっている ティクトのMキャロについてです。 水中アクション動画や 使用に必要なタックル、使い方の情報を まとめて紹介しています。 上手く使いこなせれば釣りの幅が 一気に広がるので、ジグヘッド単体で アジングを楽しんでいる方も 是非チェックしてみて下さい!
Mキャロとは
ティクトのアジング向けシンカー Mキャロ
Mキャロはティクトが販売する アジング向けの中通しシンカーです。 オモリの中をチューブが貫通しているので 内部のラインが直接動く仕組みで アタリを取りやすい設計。
重さに対してサイズが大きいので ゆっくり沈む事も大きな特徴です。 後方重心でフォール中はバックスライドし 直接後ろのラインを引っぱらないので 自然なアクションでアジを誘う事が出来ます。
Mキャロの動きを動画でチェック!
仕掛けがスローに動くバックスライドフォール
Mキャロの特殊な形状から生み出される 後ろに下がっていく動きを バックスライドフォールと呼びます。 シンカーが先行しないので ジグヘッドを引っぱらず スローにフォールさせる事が可能で、 リトリーブよりもフォールが効く アジングにバッチリ対応します。
道糸のテンションを抜くとバックの状態になって 糸フケが出る部分にも注目、 この状態はアタリを取るのが難しくなるので ロッドを使ってサビクような動きで ラインの角度を調整しましょう。
Mキャロの種類
Mキャロは5種類をラインナップ!
Mキャロは各種ウェイトに加えて 沈降角度やフォールスピードを変化させた 5種類の形状をラインナップ。 釣り場の状況によって最適なモデルが異なるので 初めての購入でどれを選んだらいいのか 分からない方は是非参考にしてみてください!
1/5.Mキャロver.Ⅱ typeL
TICT(ティクト) Mキャロ Ver.2 Lタイプ
タイプLは沈降角度15度、 5.3g、6.3g、7.0g、9.5gの4種類を ラインナップしています。 最も角度が浅いモデルです。 着水後のバックスライドも長いので フリーにして距離を伸ばす送り込みに最適。 表層から中層までの浅いレンジを 攻略する釣りに最適なモデルです。
2/5.Mキャロver.Ⅱ typeN
TICT(ティクト) Mキャロ Ver2 4.6g
タイプNは沈降角度30度、 4.6g、6.0g、8.0g、9.5gの4種類を ラインナップしています。 スタンダードな釣り場に対応する 対応力の高いモデルです。 水深や潮の流れなど情報を集める段階から 釣りを始める場合はこのモデルを選びましょう。
3/5.Mキャロver.Ⅱ typeS
Mキャロver.2 S-5.3g
タイプSは沈降角度60度、 5.3g、6.3g、7.0g、9.5gの4種類を ラインナップしています。 最も深い角度で潜行するモデルです。 潮の早い釣り場や水深が深い釣り場、 ボトムを丹念に探りたい釣りにおすすめ。 沈む速度が速いので 効率良くサーチしたい場合にも有効です。
4/5.Mキャロver.Ⅱ tuned WT.
Mキャロ Ver.2 チューンドウェイト
浮力が高くスローに バックスライドするモデルです。 3gと4gの2種類をラインナップ。 表層でライズするアジを攻略する特殊なモデルです。 仕掛けに飛距離を与えつつ、 アジに有効なスローなフォールを実現します。 アミや小イカを捕食しているパターンで 有効なアイテムです。
5/5.ミニMキャロ
ミニMキャロ 2.5g
沈降角度はNに近い30度程度、 1.5g、2.5g、3.5g、5.0gの4種類を ラインナップしています。 ジグヘッド仕掛けの延長感覚で使える 小型のMキャロです。 風が強くて釣りにくい、 少し先にあるポイントまでギリギリ届かない、 そんな状況に同じタックルのまま対応できます。
軽量なのでエステルラインでもキャスト可能、 ロッドを替えずに試してみたい方には このモデルがおすすめです。
Mキャロのセット方法について
可動範囲を制限しよう!
TICT(ティクト) Mキャロ用 スイベル
Mキャロのセット方法についてです。 中通し式なのでMキャロは道糸側にセット。 チューブの直径を越えるスイベルを付けて 遊動範囲を制限しましょう。 抵抗が大きくならないよう小さい物を選んでください。
スイベルとMキャロの当たる衝撃、 ラインが挟まるトラブルの対策として クッションゴムを使用します。 スイベルの逆側にフロロリーダーを20cmほど結んで 0.5g程度の軽量なジグヘッドをセットすれば Mキャロ仕掛けの完成です。
ジグヘッドとワームの選び方
0.5g前後のジグヘッドを選ぼう!
V・R HEAD VH−50
ジグヘッドはワームをゆっくり沈める 重さがあればOKなので 0.5g程度の重さを使用します。 アワセ切れない場合があるので 細軸でやや開いた形状のモデルがおすすめ。 ワームは大きすぎないものであれば ジグヘッド単体と同じもので バッチリ楽しめます。
Mキャロに最適なタックルの選び方
Mキャロタックルをご紹介!
Mキャロを使用出来るタックルの ロッド、リール、ラインを3つに分けてご紹介! 繊細なジグヘッド単体のタックルに 6g前後のMキャロは重過ぎる場合があるので 遠投を目的にする場合は 専用のロッドを用意しておきたいところです。 ラインは極細PE、 メバリングをされている方は そちらのタックルを流用すると気軽に楽しめます。
1/3.Mキャロタックル ロッド
ヤマガブランクス BlueCurrent 74
ロッドは6g程度まで対応出来る ジグヘッド向けのロッド、 10gまで対応出来る遠投系のロッドなら 重いモデルまで使用できます。 仕掛けに重さが出るので ティップはソリッドよりも チューブラーの方が使用感が良く キャストしやすいです。
長さは飛距離が出しやすい7フィートから 8フィートのロッドがおすすめ。 エギングロッドやシーバスロッドなど パワーのあるロッドは アタリを拾いにくくなるので MAXウェイトを確保できるギリギリの ライトなロッドが使いやすいです。
2/3.Mキャロタックル リール
メバリング 月下美人 17 AIR 2003
アジング定番のスピニングリール、 2000番前後のモデルがおすすめです。 ギア比は好みのモデルを選択しましょう。 ラインが細くロッドが軽いので バランスが取れる性能を持つ ミドルクラスからリールを選んでみてください。
3/3.Mキャロタックル ライン
よつあみ WX4F-1 SS140 0.4号
フロロを使用するとMキャロの重さで ラインに伸びが生まれるので 伸びにくいPEが使いやすいです。 軽量なミニMキャロはエステルにも対応。 太さは0.4号程度、 8lb程度の強度があると安心です。 極細PEはメーカーごとに 線径、強度と大きな差があるので 信頼出来るメーカーの物を選びましょう。
Mキャロの使い方ご紹介!
使い方のポイントを3つに分けてご紹介!
Mキャロの使い方、使い分けのポイントを 3つに分けてご紹介! 釣り場の状況に合わせた仕掛けの選択で 釣果が大きく変わる釣りなので ジグヘッド仕掛けと平行して Mキャロを使う方法がおすすめ。 Mキャロの導入をお考えの方は いつもの釣り場にマッチするか チェックしておきましょう!
1/3.飛距離が必要な釣り場に!
ゴロタ浜のような地形で手前が浅すぎる釣り場や 沖に流れの変化、地形の変化がある事を 知っている釣り場にはMキャロの ロングキャストが有効です。 投げサビキの人しか釣れていない、 遠投アジングで釣っていた人を見かけたなど 事前の情報を得た場合だけでなく 回遊を予想しての新規開拓も面白いです。
2/3.水深があるポイントの攻略に!
大型の漁港や磯の隣接した港の外側は 急激に落ち込んでいる地形が点在。 ジグヘッド単体でボトムを取ろうとすると 流され過ぎてしまう釣り場には Mキャロがおすすめです。 バックスライド形状なので 真っ直ぐは落ちませんが 重さがあるのでジグヘッドよりも 底を取りやすくなります。
3/3.ジグヘッド単体との使い分け
魚が近くにいる場合は アタリが取りやすいジグヘッドリグ、 ジグヘッドで届かない場合は Mキャロなど遠投系の仕掛けを使うのが スタンダードな使い分けです。 届く場合はジグヘッド仕掛けを使いましょう。
アジを狙う場合はジグヘッドを重くしすぎると 沈降速度の上昇で釣り難くなるので 使い分けの基準はジグヘッド2g前後になります。 2g以上で釣りにくいと感じたら Mキャロを試してみてください!
Mキャロの動かし方をご紹介!
アクションのポイントを3つご紹介!
Mキャロの動かし方、使い分けのポイントを 3つに分けてご紹介。 ライトなモデルはジグヘッドと同じような感覚で キャスト、アクションさせればOKなので アジングの経験があれば すぐに馴染んで楽しめるようになります。
1/3.キャスト後はレンジを合わせよう!
Mキャロをキャストしたら 着水後ラインをフリーにしながら バックスライドで探りたいレンジに 仕掛けを届けます。 決まっていない場合は底からが基本になるので ボトムを取れるとベストです。 ジグザグに動かすイメージで 一定の層で誘いをかけましょう!
2/3.シャクりとテンションフォールが基本!
使い方はジグヘッド単体のように 軽いシャクリとテンションフォールが基本。 エギングのように大きくシャクる必要は無いので トゥイッチングのイメージで 竿先を30cm程度動かすイメージでOKです。 3回ほど連続で行うとロッドに角度が付くので ロッドを下げながらリールを巻いて 糸フケを回収、テンションフォールでアタリを待ちます。
竿先で引きずるようにゆっくり持ち上げる方法も有効。 縦の釣りが苦手な方は 軽いMキャロを使って巻かずに 流れに乗せるだけのドリフトや ジグヘッドのようなリトリーブから入ってもOKです!
3/3.水中の様子をイメージする
水中でMキャロとジグヘッドが どのように動いているのか イメージしながら釣るのが 使い方のコツです。 水中動画をチェックしてMキャロと ジグヘッドの位置関係を確認しておきましょう。
Mキャロを使う釣りは 常にラインを張った状態にならず フォール時にジグヘッドが真っ直ぐ落ちるのが 最大のポイント。 アタリが伝わりにくくなりますが 誘いの効果は抜群です!
Mキャロの釣りを動画でチェック!
ロッドアクションをチェックしておこう!
Mキャロを紹介しているティクトの公式動画です。 キャスト後、底を取ってシャクリを入れながら 間を取ってフォールのアタリを待ちます。 スローな釣りになるので間の感覚や シャクリのテンポをチェックしておきましょう。
ギア比にもよりますが リールは1回転で70cm程ラインを巻き取ります。 2mから3m程度の上下をイメージしながら アクションとフォールの感覚を 調整してみてください。
Mキャロでアジングを楽しもう!
沖のブレイクへ仕掛けをキャスト!
Mキャロを導入すれば攻略範囲が一気に拡大、 捉え切れなかった回遊や 明暗の境目でアジングが楽しめます。 メバルや根魚など他の釣りにも使えるので 状況に合わせた仕掛け選択で ライトゲームを攻略してみましょう!