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防草シート「ザバーン®︎」人気の理由と魅力とは?

庭に雑草が生えて手入れが大変という方は、防草シートを用いるのをおすすめします。 防草シート有名商品にデュポン社の「ザバーン®」があります。 今回はザバーン®のメリットでもある親水性や耐候性のほか、シートの施工方法、強度や素材の選び方などをご紹介します。
2020年8月27日
printemps117
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庭に雑草が生えてどうにかしたい!

お庭がある家では、抜いても抜いてもすぐに生えてくる雑草に悩まされている方も多いのではないでしょうか。 雑草の種は土に落ちてから30年以上も生き残るといわれ、結実してからすぐに抜き取ることが重要です。 しかし、毎日雑草抜きをするのも手間や時間がかかりますし、雑草の生えている面積が大きければ大きいほど作業が大変になりますね。 そこで用いると便利なのが、防草シートです。防草シートは日光を遮断する効果が高く、面積の広いお庭でも敷くだけで雑草を生えにくくすることができるので便利です。 また薬剤も入っていないので、除草剤のように人体に影響を及ぼす心配もありません。

防草シートを使用する前に知っておきたいメリット

遮光性や水はけがよい

一般的に見て、防草シートを敷くメリットとしては、日光を強力に遮断することで、雑草を生えてこなくさせることができることです。 雑草防止方法としては、砂利を敷く方法もありますが、砂利だけですと、砂利と砂利の隙間から日光が入り込み、そこから雑草が生えてくる可能性があります。 防草シートと普通のビニールシートとの違いは、水を浸透させることができるかどうかです。普通のビニールシートが水を通すことができないのに対して、防草シートは水をすっと通してしまうのです。 普通のビニールシートを用いると雨が降った時に水たまりができやすいのに対して、防草シートでは水はけが良く水たまりになりにくいのがポイントです。

防草シートのデメリット

紫外線に弱い性質、安い市販のものは注意

防草シートは、防草効果が高い反面、素材自体は紫外線に当たり続けるなど、屋外で野ざらしにしているとすぐに劣化してしまうという弱い性質もあります。 ホームセンターなどで売られているのを見ると比較的安く購入できるものの、安い市販のものはシートの縫い目が粗かったりするなど特に弱いものもあるので、すぐに破けてしまったり、粗い縫い目のわずかな隙間を塗ってシートを突き破って雑草が出てきてしまうこともあります。

見た目が気になる場合は砂利を敷く

防草シートを敷くだけだと、無彩色で見た目もあまりよくありません。 防草シートの劣化を紫外線から守るためにも、シートの上に砂利をまくという方法があります。 防草シートの上から砂利をまくことで、紫外線がシートにあたるのを防ぎ、砂利と防草シートとの2重の効果で雑草を生えるのを強力に防ぎ、見た目も穏やかになります。 ただし、縫い目の粗いシートですと、砂利を敷いた上を歩くことで砂利がシートを傷つけて破れてしまうこともあるので注意しましょう。

シート選びが重要!


防草シートを用いる際は、シート選びが重要なポイントです。 シートを敷いて砂利を敷いたのにも関わらず、雑草があまり減っていないという事態もあります。 この原因としては、生垣や植木の土が雨でシートの上に流れ込み、そのわずかな土から雑草が生えてくるというパターンです。 この場合の対処法ですが、花壇を作ったり、シートと植木との敷居を作って土が流れてこないようにすることです。 そうすることで、より防草効果も高まります。

防草シートの一般的な施工方法について

意外と簡単な防草シートの施工の方法

農業資材の一つでもある防草シートですが、農業資材と聞くと、DIYでは難しそうに思うかもしれませんが、防草シートも使い方さえ覚えれば簡単に設置することができます。

施行に必要な準備物

・防草シート ・シート押さえ釘 ・はさみ(カッターでも可) ・メジャー ・金槌(ハンマーでも可) ・防草シート用補修用テープ ・軍手(手袋ならなんでも) シート施行後に上から玉砂利や人工芝など敷くなど、できるだけ見た目を良くしたい場合は、シートを敷くのと同時におこなった方が手間がかからないので、あらかじめ用意しておきましょう。

1.まずは除草を

庭に防草シートを敷く前に一度きれいに草むしりを行いましょう。 その際に必要であれば、除草剤を使用すると、堅い茎なども取り除くことができますし、後々の作業が行いやすくなります。 その後、必ず平らになるよう整地を行います。 そして防草シートを敷くのですが、防草シートは必要な長さにカットして使用し、重ねて使用する場合は、重なる部分を最低でも10センチ以上取るようにします。 防草することで、隙間なくきれいに防草シートを敷くことができるようになります。

2.防草シートを仮置きします。

ロール状になった防草シートを転がしながら少しづつ広げていきましょう。 ロール状になった防草シートは重量がありますが、開けたところだと風に吹かれてズレることがあるので気をつけましょう。風に吹かれたりすると、意外と軽く転がっていきます。ずれると修正が難しくなりますので、慎重に転がしていきましょう。


3.防草シートをカットします。

シートの端など敷く範囲がわかりやすい場合なら、特につけなくても構いませんが、ラインがわかりにくい場合はあらかじめ目印などを付けておくといいでしょう。 シートを広げ、必要なところまで敷いたら、余った部分をカットします。 割と分厚いシートですが、カッターなどでも楽に切れるようになっています。

4.端一列を釘止め

防草シートを固定するときは、釘で止めます。シートを広げる面積にもよりますが、大体30~50cm間隔で止めていきます。 敷いた場所の土が固い場合は、「防草シート用押さえ釘」というのを使い、深く刺して止めます。 金づちやハンマーで叩いて打ち込んでいきます。金づちやハンマーを使用する際は、手を傷つけないよう軍手をはめておきましょう。 また一度打ち込んでしまった釘は、抜きなおすと力が要りますので、できるだけ慎重に打ち込むようにしましょう。 一か所打ち込んだらメジャーなどで図りながら50cm間隔でどんどん打ち込みます。

デュポン社ザバーン:registered:の特徴や効果について

親水性と耐候性に優れたザバーン:registered:

防草シートを用いるなら、米国デュポン社で開発された「ザバーン:registered:」という商品がおすすめです。ポリプロピレン・4層スパンボンド不織布といって、太めの繊維を用いた素材で作られているため、十分な強度があります。 優れた親水性と耐候性があり、雨や液体肥料なども通しやすく、様々な用途に対応できる上質な雑草抑制シートです。

ザバーン:registered:の魅力1.雑草抑制効果

親水性といって、雨や水、肥料などを通しやすくさまざまな用途に対応できます。また変形や変色、劣化など変質を起こしにくい耐候性があります。 ザバーン:registered:の最大の特徴は、やはり「雑草抑制効果」にあります。 1本1本太い繊維が融着しており、強度や寸法安定性が極めて高いので、イネ科の植物やスギナ、チガヤ、ヨシなど貫通力の高い植物をも抑制します。

ザバーン:registered:の魅力2.水はけ効果について

次に水はけ効果についてです。 薄い構造であることから目詰まりしにくく水を良く通します。水はけに優れ、空気を良く通すことから土に影響を与えません。 また、元々水はけの悪い場所の暗きょ排水用のフィルターとしての効果もあります。

ザバーン:registered:の魅力3.透水性


抜群な透水性により、砂利がすばやく乾きます。

ザバーン:registered:の魅力4.砂利の沈下防止効果

雨、融雪、霜柱、歩行などにより砂利は沈下しますが、このシートを敷くだけで沈下を防ぎ、砂利でカバーするのは不要です。 ザバーン:registered:防草シートは、高い強度と弾性率を兼ね備えているので、長期間による砂利の沈下や路盤の変形、わだち防止にもなります。

ザバーン:registered:の魅力5.耐久性もあり、環境にも優しい

ザバーン:registered:には、デュポン社の特殊な加工方法により、常に紫外線にさらされる場所でも長時間劣化に耐えることができます。砂利下などの紫外線に当たらない場所であれば、半永久的に効果を持続することができます。 またザバーン:registered:については、ポリプロピレン100%ですので、加水分解が起こりません。 砂利の下であれば半永久的に効果や強度が持続します。高い施工性で、環境にも優しい素材が使われています。 その他傷つきにくいという性質もあります。デュポン社ザバーン:registered:は土壌汚染など、環境に影響する化学物質は使用していません。

防草シートを使ってお庭の手入れも楽ちん!

親水性と耐候性にも優れ、環境にも優しい防草シートザバーン:registered:についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。 防草シート自体はとても簡単に敷くことができますし、 必要な道具も家にあるものばかりで、ガーデニング初心者でもそれほど迷い無く敷くことができます。 敷く前のポイントは除草・整地を徹底してすること。 ここを怠ると思わぬ時間がかかってしまいますので、十分に注意して快適なガーデニングライフを楽しみましょう。