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焚き火台を自作する!自分だけのオリジナル焚き火台の作り方をご紹介!

アウトドアで焚き火を楽しむのを一番の楽しみにしている人も、使用していると別の焚き火台が欲しくなったりしますよね。今回は、焚き火を楽しむために、自分で作るオリジナルの自作焚き火台の作り方をご紹介していきます。自作をしたことがなくても簡単に出来ますよ。
2020年8月27日
EMI
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キャンプでの焚き火台とは?

焚き火台とは、焚き火を安全にかつ芝生や地面などを保護しながら焚き火を楽しめるために作られたキャンプ道具です。たくさんのメーカーから販売されていますが、大きさ、重さ、耐久性もまちまち。金額も1000円~1万円台と幅も広く、自分がどの位利用するのかで選んで購入しているのが多いと思います。

自作で簡単に焚き火台を作る最適の材料とは?

燃えにくい材料で、DIYをする場合には加工のしやすい素材がよいでしょう。家庭で使用しなくなった調理道具などを使い、足りないものを買い足して自作焚き火台を作る方法もあります。 ホームセンターや100円ショップなどの量販店も活用し、自作焚き火台を制作する道具を探してみるのも楽しいと思います。

錆や熱に強い「ステンレス」

簡単に加工がしやすく、リーズナブルで販売されているステンレスは、錆びにくく熱にも強いので、自作焚き火台を作るには最適な材料といえます。特に100円均などでもステンレストレイとして販売されているので、アイディア次第で立体的に組むことも可能です。

材料・作り方

材料 1.小さい椅子 2.網 3.ステンレスのトレイ2枚 4.ガスコンロ用のカバー 5.クリップ2個 作り方 1.小さい椅子の布を取ります。 2.ガスコンロ用のカバーを椅子に乗せます。 3.ステンレスのトレイ2枚をクリップで留め、椅子にVの字に置きます。 4.網を乗せて完成です。 全て合わせて材料費700円で、リーズナブルで簡単に自作焚き火台ができるのは素晴らしいです!

ホームセンターなどで市販されている「ステンレスメッシュ」

ホームセンターなどで販売されている「ステンレスメッシュ」は、DIY初心者にも取り扱いが簡単なのが特徴です。ザルなどに使用され、耐火性もありステンレスメッシュ自体が軽いので、自作焚き火台の軽量化を図ることが出来る材料となっています。

軽量な自作焚き火台

材料・作り方


材料 1.ステンレスメッシュ 2.ロープ止め4本 3.金属製リング5本 作り方 1.ステンレスメッシュの端を2つ折りか3つ折りにします。 2.ロープ止め4本にそれぞれ金属性リングをつけます。 3.ロープ止め4本を金属製リングに通しクロスさせます。 3.クロスさせたロープ止めの上にステンレスメッシュを乗せ、四つ角を金属性リングとジョイントさせます。 DIY初心者でも簡単に作ることが出来る自作焚き火台となっています。収納サイズもコンパクトになり、女性が持っても軽い素材で出来ている自作焚き火台です。 焚き火にとって必要な空気も取り込むことが出来るので、自作焚き火台としても優れているといえます。 細かい灰が地面に落ちるので、下にステンレス製のトレーやステンレス製の板などを敷いて使用するのがいいでしょう。

DIY不要!?アイディアで簡単自作焚き火台

材料・作り方

材料 1.網 2.ステンレス製のボウルまたはザル 3.プランタースタンド 作り方 1.プランタースタンドを逆さに置きます。 2.ステンレス製のボウルまたはザルを乗せます。 3.網を置いて完成。 灰が落ちることを考えて、下にトレイなどを置くと直火NGのキャンプ場でも使用できます。手軽に使用できるので、バーベキューや簡単に設営したいデイキャンプなどでも活躍しそうです。 100円ショップに販売しているアイテムを組み合わせることで出来た簡単自作焚き火台は、アイディアが生んだ焚き火台だと思います。

自作上級者から学ぶ・焚き火台

自作上級者は、溶接などを駆使してアレンジを加えています。初心者では簡単に真似することは難しい技術がありますが、自分なりの自作焚き火台に上級者たちのアイディアを一部でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

制作費1000円で自作焚き火台

改良に改良を重ねて完成した自作焚き火台は、小さい子供のいるお父さんの作品です。とても1000円で完成したとは思えないクオリティで、収納サイズもビニールポーチに入ってしまうから驚いてしまいます。

作り方は改良する前の試作段階の作品が動画で紹介されています。何度かフィールドテストを重ねて、快適に使用できることが出来た自作焚き火台は愛着がわいてくるのではないでしょうか。

鉄板を溶接した自作焚き火台

鉄板を溶接してDIYされた焚き火台です。他の焚き火台とは違ってスタイリッシュな印象を受けるこの自作焚き火台は、おしゃれキャンプに持って行きたくなるような作品に仕上がっています。

ロケットストーブ型自作焚き火台


こちらは何と!作り方が素晴らしい作品です。ステンレス板を1から編み込んで制作したという驚きの自作焚き火台。竹細工で編む基本の形「六つ目編み」をステンレス板で再現したDIYの域をはるかに超えた力作となりました。 内側にステンレスメッシュでザルを作り、交換が出来るように考えたそうです。試行錯誤しながら制作したというオリジナルの自作焚き火台は、使用するのがもったいないくらいだと感じさせます。

タイヤホイールで簡単!自作焚き火台

こちらも驚きの材料・タイヤのホイールの自作焚き火台です。脚を取り付けただけの簡単なDIYで、底にはステンレスの網を敷いているだけという作品。重さや、車の収納サイズを考えるといつでも持っていけるという自作焚き火台ではないかもしれません。 その代わり、大きい薪も気にすることなく大量に投入できるので、グループで暖をとりたい時などに良い自作焚き火台だと思います。

自作の焚き火台・安全性や注意点は?

簡易的な焚き火台であれば、簡単に作ることが出来きます。薪を追加している時に壊れてしまったり、自作の焚き火台自体が燃えてしまったりしないように、耐久性などを考えるのであれば、何度も試作を重ねて作成することが大切です。 いきなりキャンプで使用するのではなく、まずはデイキャンプなどで試しながら自作の焚き火台を完成させるのも楽しみ方の一つになるのではないでしょうか。

焚き火の特性・押さえておきたい5つのポイント

キャンプ初心者は焚き火を起こすことも一苦労ですが、実はベテランキャンパーにとっても焚き火を起こすことは毎回確実にできるものではありません。現地調達した薪の水分量やその場の湿気などでも着き具合が違ってくるので、ベテランキャンパーの中でも苦労しているのが焚き火ともいえます。

1.薪の種類や太さで燃焼時間が大きく変わる

薪の種類や薪の太さで火の燃焼時間は大きく変わってくるのはご存知でしょうか? ナラ・クヌギ・ケヤキ・サクラ・アカシア・クリなどの広葉樹は、着火に苦労しますが1束の薪で何時間も焚き火を楽しむことが出来ます。そのためキャンプで愛用されるキャンパーさんも多く、冬キャンプには欠かせない薪ストーブで使用されることも多くなりました。

一方のスギ・ヒノキ・アカマツなどの針葉樹も一般的に使用されている薪です。リーズナブルな価格で販売されているので、こちらを販売しているキャンプ場も多く、手軽に入手できる薪といえます。 木材自体が乾いていることが多いので、着火しやすく焚き火をすぐ楽しめるのがポイントですが、広葉樹よりも燃焼効率が悪く結局何束も使用してしまうことも…。そういった場合は、1本の薪を斧などで割り様子を見ながら焚き火に入れる工夫などをするといいでしょう。

2.適度な空気を入れること

薪の種類や太さが分かったところで、次は「空気」も重要です。密に薪を置いてしまったら中々火が着かなくて煙ばかりが立ち込めるという経験はありませんか?これは理由がいくつかありますが、一つの理由としては空気が無いために火が着かないことがあります。 火は適度な酸素がある状態で発生するので、薪と着火剤などの間に少しだけ空間を作るといいでしょう。空間が開きすぎても薪に火が移らず着火剤が消えてしまうことがありますので、トングなどで調整していくことをおすすめします。


火が落ち着くまでの間、焚き火に何度か空気を入れることが大切になってきます。ステンレストレイの材料を使用した自作焚き火台の場合、フィールドで試して全然使い物にならなかった…という時があるかと思います。 もしかしたら、空気が自作焚き火台の中に取り込めていないのかもしれません。空気の通り道を作るために、ステンレスに穴を開けたり、薪の置き方を考えてみましょう。

3.着火

着火剤を使用しないキャンプの達人もいますが、着火するのに時間を取られて、キャンプを楽しむ時間が無くなってしまったらもったいないですよね。使いやすい着火剤やバーナーなどで簡単に着火してしまいましょう。 その時におすすめなのが「松ぼっくり」です、松ぼっくりは松ヤニがあり油としての役割と、本体が乾燥しているので着火剤としては最適なアイテムなんです。秋から冬は特に松ぼっくりが多く落ちているので、キャンプで設営している時に子供たちに集めてもらっておいてもらうのもいいでしょう。

ソロキャンプ用など、小さい自作の焚き火台を作る時にも松ぼっくりはおすすめです。着火剤とは違い、自然に燃えるので制作した自作焚き火台も痛みにくく、着火剤のコスト面でもエコで松ぼっくりが燃える様子もまた雰囲気があります。

4.飛散する火の粉

思わぬ距離まで飛び散るのが焚き火の火の粉です。特に薪が乾いていれば乾いているほど火は飛び散りやすく、また「パチパチ」と良い音を出してくれます。自作の焚き火台を作る上でも全体的に火の粉が飛び散ってもいいのか、それとも部分的に飛散させたくないのかも気にする必要があるでしょう。 薪をどんどん投入して大勢で囲みたい時には大きめの焚き火台を、キャンプでのバーベキューなどテーブル近くでの調理も兼ねたいと思う場合は、飛散しない工夫のある焚き火台を制作するのがいいと思います。

5.灰の量は焚き火をしている時間と比例

薪を燃焼し続けていると灰の量も多くなってきます。使用している薪の種類によっても違いますが、灰が溜まったらどうするのかも自作の焚き火台を作る上で考慮しておくといいでしょう。 スギやヒノキなどの針葉樹は、時間をかけずに燃えてしまうという特性から灰が多く出やすい材料となっています。ナラ・クヌギなどの広葉樹は、1本でもじっくりと燃えるので灰の量も少なくすみます。小さい自作焚き火台をDIYする時に、広葉樹を使用するということも考えてみてはいかがでしょうか。

自作焚き火台のまとめ

作り方が簡単な自作焚き火台や、初心者の域を超え、プロ級の自作焚き火台までご紹介してきました。「DIYしたことがないから自信ないな…」と思っていても、オリジナルの自作焚き火台を制作してキャンプに出かけると愛着も出て、楽しみ方が違ってくると思います。 さらに焚き火の性質や、薪の選び方などあまり気にしたことが無かったキャンパーさんや、焚き火が苦手だったという初心者キャンパーさんも、も焚き火の特性を知ればもっと焚き火をしたくなりますよ。