ゲーリーヤマモト|ディトレーター 297
ビバ|サターン 3inch
DSTYLE| D1
自作する為に必要な道具を揃える
自作しようにも道具がないと始まりません。 スモラバの自作にはいろいろと必要なものがありますので1つ1つ紹介していきます。 これらを参考に揃えておきましょう。
スモラバ自作道具その① 『バイス』
スモラバの自作には、まずはバイスですね。 これがないとジグヘッドのフックの部分を抑えることが出来ずとてもやり辛いので用意しておきましょう。 また、100均にもバイスが売っていますのでそちらで代用することも可能ですがやはり専用のバイスのほうがやり易いと思います。
スモラバ自作道具その② 『プライヤー』
プライヤーも必要になってきます。 ただやり方によっては必要ありません。やり方は後ほど説明しますが、ワイヤーを締める際に使います。プライヤーの他にラジオペンチでも可能です。 こちらも高価なものは必要ないので、100均の物でも代用可能です。
スモラバ自作道具その③ 『ボビンホルダー』
ボビンホルダーは最悪無くても大丈夫です。 ただこれを使うとボビンにいい感じのテンションを掛けてくれるので、ボビンが落下して糸が出ていっちゃうのを防ぐことができます。 あると便利ですが、作ってみて楽しかったら買うでもいいと思います。
スモラバ自作道具その④ 『裁縫糸』
糸はミシン糸でかまいません。これも100均に売っていますね。 家にあるって人はそれを使いましょう。 ボビンホルダーを使う人はミシンで使うボビンを用意してください。ボビンホルダー使わないって人は、平べったい厚紙に糸が巻いてあるやつで大丈夫です。
スモラバ自作道具その⑤ 『針金』
ワイヤーも100均にあります。 細いほうが作業もし易いですが、細すぎると簡単に切れてしまう為、0.3mm前後がいいと思います。 ちなみに、やはり釣りで使うものですので、ステンレスワイヤーをおすすめします。ステンレスのほうが錆びない為ですね。
スモラバ自作道具その⑥ 『ラバー』
とても大事なラバーですね。 一般的にはシリコンラバーで大丈夫です。 シリコンラバーにも凹凸がある物もありますので、自分の好みの色や形を選びましょう。 シリコンラバーに関しては、様々なメーカーから販売されていますが。色や形重視のほうがいいと思います。ラバーに経費を掛けるよりシグヘッドに経費を掛けたほうがキャッチ率が上がります。
スモラバ自作道具その⑦ 『ジグヘッド』
次にジグヘッドです。 一般的にスモラバのジグヘッドのウェイトは1.8g~3.5gくらいかと思います。 あとはここにワームなどもトレーラーとしてセットするので5g程になると思います。1.8~3.5gのジグヘッドであれば基本的にはなんでも大丈夫です。 ワームキーパーが付いているものや、ブラシガードが付いているものもありますのでこの辺はお好みで選んでください。ただ、ブラシガードが付いているものは作業が若干やり辛くなってしまいます。ですが、ロストしてしまう危険性があるので、ブラシガードが付いているものをおすすめします。
準備終了!
以上が準備物となります。ジグヘッドとシリコンラバー以外は初期投資として必要になってきます。 ですがその後はシグヘッドとシリコンラバーさえあれば作り放題になりますので、しっかり揃えましょう。 次に作り方を紹介していきます。
スモラバの自作方法
次は作り方です。 作り方はいろいろあります。針金を使用せずに、糸だけを使う作り方などです。 そんな中で今回は針金を使用した作り方を説明します。 最初はなかなか上手に作れないかもしれませんし、市販されているようないろいろ考えられたスモラバのようにいかないかもしれません。ですが釣れるスモラバなのか釣れないスモラバかは魚が必ず教えてくれます。 釣れることを想像して楽しみながら作りましょう。
① まずはバイスにジグヘッドをセット
ジグヘッドのフック部分をバイスに挟み込みしっかりセットして下さい。 バイスもしっかり机に固定しましょう。 ここでしっかりバイスを固定できないと怪我をしてしまうので注意が必要です。
② 下糸を巻く
フックの上半分くらいにまず糸を巻きます。 この作業をしないとラバーが滑ってしまってラバーが外れてしまうという事態になってしまいます。 巻き具合ですが、結構テキトーでも大丈夫です。コツとしてはヘッドの首元に溝を作るような感じで巻くと、ラバーを巻いたときにフレアしやすくなります。 下糸を巻いたら、外れないように結んだあと切らずにダラーンとしておいてください。 ラバーを巻いていく際に必要になります。
③ シリコンラバーを準備する
次はシリコンラバーです。お好きなシリコンラバーを20センチくらいのところでハサミでカットします。 カットしたものを半分に折って使います。 若干長いかもしれませんが、完成したら最後に長さを整えられるので少し長いほうがいいかもしれません。 これを大体2~4つ程用意します。ここら辺はお好みで。別々の色を用意するのもいいですね。
④ シリコンラバーをヘッドに巻いていく
ここが少し大変なところですね。ですが、やっていくうちに慣れていくと思います。 先ほどダラーンとさせておいた糸を使ってシリコンラバーを仮固定していきます。 なるべくヘッドぎりぎりに巻いていくのがシリコンラバーをキレイにフレアするコツですね。
⑤ プライヤーを使って針金で固定する
最後に針金で固定します。 プライヤーやラジオペンチを使って針金を持ち、少し巻いていきます。 その後プライヤーを回していくと締まっていくと思います。 この時やりすぎるとラバーが切れたりするので注意が必要です。 プライヤーで針金の根元を掴んでプライヤーを回すとキレイに締めるコツです。 この作業もヘッドぎりぎりで行うのがいいと思います。
⑥ ラバーを裂いていく
ラバーを1本1本裂いていくのは大変ですので、まずラバーをまとめて持ったら軽く伸ばしてみてください。 この時まだバイスにしっかり挟んだままの状態で行ってください。 その後、ハサミの根元の部分でゆっくり切っていくと1本1本きれいに裂けていくと思います。 たまに裂けないのもあるので、そういう場合は毛抜きなどで裂くのもいいですね。
⑦ 最後に長さを整える
最後はラバーの長さを整えておしまいです。 短くカットしてもいいですし、部分的に長くしておいてもいいですね。
針金を使わない作り方
針金を使わずに糸だけで作る作り方もあります。 針金で締める部分を糸でぐるぐる巻いて締めるというだけの事なのですが、やはり糸だけですと締めが甘く、うまくフレアしなかったり、閉まってなかったりしてしまうので注意が必要です。 針金で締める作り方のほうが、しっかりヘッドの根元で食い込んでくれるので、キレイにフレアさせることが出来ます。
プチテクニック
ここでひとつスモラバを自作していく上でのプチテクニックをご紹介します。 ボビンホルダーを使わないと、ボビンが転がっていってしまい、面倒な事になってしまいます。 ですが、ボビンにカッターなどで切り込みを入れておくと、そこで糸を止めておくことができるので、便利ですよ。 厚紙に糸が巻かれているタイプのものは最初から切り込みが入っていると思いますので、そちらでもいいですね。
おまけにオススメトレーラー3選
スモラバを単体で使うのもいいんですが、やはりトレーラーワームを使ったほうが釣果もあがります。 トレーラーをセットすることによりウェイトもあがる為、飛距離も若干伸びるので是非セットしたほうがいいですね。 また、トレーラーをセットするときは、シリコンラバーの色とワームの色を合わせるのがベストです。
オススメトレーラーワームその① ゲーリーヤマモト ディトレーター
ゲーリーヤマモト|ディトレーター 297
やはり王道ゲーリーヤマモトですね。 ディトレーターはホント釣れます。 ベイトがエビ系のフィールドでは外せませんね。
オススメトレーラーワームその② VIVA サターン
ビバ|サターン 3inch
こちらもオススメです。 スイミングさせても良し、ボトムずる引きでも良しでなんでもいけちゃいます。
オススメトレーラーワームその③ DSTYLE D1
DSTYLE| D1
青木大介選手考案のワームですね。 スモラバ使いの代表的な選手の青木選手が考案したワームですから、間違いないですね。
最後に
最初は慣れていないので難しいと感じるかもしれませんが、なれると10分くらいで1つ作る事ができちゃいます。 また、自分で作ったスモラバで魚が釣れれば唯一無二の武器となると思います。 釣りにいけない時や、オフシーズンの時などにコツコツ作るのもいいかもしれませんね。 作り方もいろいろありますので、自分でいろいろ作ってみましょう。 また今回はスモラバの自作方法について説明しましたが、スモラバに限らず、ラバージグや、スピナーベイトのスカート部でも応用できますので試してみてください。