ゲーリーヤマモト|ルア- 有頂天 ベビーファットイカ
ゲーリーヤマモト|ワーム ヘビーカバーファットイカ
ゲーリーヤマモト|ワーム ベビーファットイカ 約6g 80mm ウォーターメロンマジック #354
ハヤブサ|FF307 TNSオフセット 5/0
ファットイカの使い方ご紹介
季節を選ばないワーム
店頭でもよく見かける黄色のパッケージで有名なゲーリー ヤマモトの定番ワームのファットイカ。 どんなベイトに似せて作っているにかよくわからない形なので 使うのに少し勇気がいると思います。 しかしバス釣りではド定番で実績がありプロアングラーも 愛用しています。 今回はファットイカの使い方をマスターするために詳しく ご紹介していきたいと思います。
ファットイカとは
バックスライドワームの定番
よくあるワームのほとんどは着水してから真下にフォールするか 手前にカーブフォールをする設計になっています。 バックスライドワームとは着水したら斜め奥に潜りこむように フォールするワームの事を言います。 前後の比重や水の抵抗によってフォールスピードをゆっくりと 横に滑るように設計されています。 そのバックスライドワームの代表といえばファットイカに なります。 見た目はイカのような形ですが、カバー撃ちからボトム、 中層シェイキングなど使い方がたくさんあります。 ファットイカの種類とカラー、おすすめの使い方をご紹介して いきます。
ファットイカの種類
3種類のファットイカ
ゲーリーヤマモトのファットイカは3種類あります。 各種類の特徴やおすすめのカラーをご紹介します。 ファットイカをまだ使った事がない方は参考に してください。
カラーも豊富
ゲーリーヤマモトのワームはカラーはとにかく豊富です。 たくさんのカラーからお気に入りを見つけてみましょう。
ファットイカ
ノーマルタイプ
ゲーリーヤマモト|ルア- 有頂天 ベビーファットイカ
スペック
・サイズ 100mm ・重さ 約12g(カラーによって若干の差異あり) ・カラー 34色 ・1パック 10本入り ・価格 1700円
使い方
ノーマルタイプにファットイカはどんなリグにでも合わせる 事が出来ます。 おすすめはノーシンカーでボトムをシェイキングかパンピング、 テキサスでズル引きです。 ボトム付近にいるエビや小魚を意識したアクションをしましょう。 重さがあるのでロッド操作もわかりやすく簡単です。
おすすめのカラー
・シナモングリーンフレーク 半透明のスモークにグリーンのラメが入ったカラーです。 クリアやステインのフィールドでボトムにいるエビや 小魚を意識して使いましょう。 ・ブラック-ブルーゼリービーンズ 真っ黒なボディの鮮やかなブルーのフラスカートのカラーです。 一年中マッディ―なエリアや台風の後のダダ濁りの時に効果を 発揮します。 濁っていてもシルエットがハッキリしていてより深い場所でも カラーがハッキリするブルーで視界が悪い状態でもバスに 気づいてもらえます。
ヘビーカバーファットイカ
耐久性に優れたカバー用ファットイカ
ゲーリーヤマモト|ワーム ヘビーカバーファットイカ
スペック
・サイス 100mm ・重さ 約11g(カラーによって若干の差異あり) ・カラー 19色 ・1パック 5本入り ・価格 980円
使い方
より耐久性に優れたファットイカでカバー撃ちなど障害物と ぶつかってもこわれにくくなっています。 ノーマルタイプとサイズやアクション、重さはほぼ変わりませんが、 塩分量を少なくしているので破損しづらくなっています。 おかっぱりでロングキャストでカバーに撃ち込む時は、ヘビーカバー ファットイカの方が良いです。
おすすめのカラー
・ウォーターメロン(ソリッド) ワームの定番カラーですがカバー撃ちなどに使う時はシルエットが ハッキリしていた方がバスも気づきやすいです。 遠投から手前に巻いてくる時に違和感がないカラーなのでバイト チャンスが増えます。 ・グリーンパンプキン/ブラック&スモールブルーフレーク-チャートリュースペッパー アピール力がとても高いカラーで真っ暗なカバーでも派手なラメと チャートのフラスカートがとても目立ちます。 天候が暗い日にも使ってみると良いでしょう。
ベビーファットイカ
ベイトフィネス様ファットイカ
ゲーリーヤマモト|ワーム ベビーファットイカ 約6g 80mm ウォーターメロンマジック #354
スペック
・サイズ 80mm ・重さ 約6g ・カラー 34色 ・1パック 10本入り ・価格 1700円
使い方
スピニングからベイトフィネスまで幅広く使えるタイプで 足元などに近距離のカバー撃ちに使います。 バスのサイズ小さいのから大きいサイズまで釣れます。 プレッシャーの高いフィールドなどで繊細に探る時に 使いましょう。
おすすめのカラー
・ウォーターメロンブルーギル シャローエリアにブルーギルが浮いている時などに使いましょう。 ブルーギルを狙っているバスが近くにいるはずです。 一口サイズのファットイカなので釣果が見込めます。 ・グリーンパンプキンペッパー シルエットで食わせたい時にブラックではハッキリしすぎて逃げて しまいます。 グリーンパンプキンのような茶色いカラーならば違和感なく使えます。 これも定番のカラーなので持っておきましょう。
1.高比重系ワームでロングキャスト
コンパクトでよく飛ぶ|釣れるポイント①
ファットイカは高比重系ワームといわれるノーシンカーでも よく飛ぶように塩分量を多めに含んでいます。 コンパクトなサイズですが見た目より重さがあります。 10g以上あるのでベイトタックルでも容易に使えます。 ワームを遠くに飛ばそうとするならテキサスリグやキャロ ライナリグなどの使い方が一般的です。 しかしシンカーを付けてしまうとフォールスピードや アクションが速くなってしまいます。 高比重系ワームは遠くでもよりナチュラルにゆっくりと 誘う事の出来るワームです。 ファットイカは高比重系ワームの代表格でほとんどの アングラーが使った事があります。 特におかっぱりは立ち位置が制限されるので飛距離が出る ワームは重宝します。 ボートでもポイントから離れた方がプレッシャーもかからずに キャスト出来てスキッピングで奥に入れ込む事も出来ます。 シンプルな形状なのでブラックバス以外にも使えます。
2.バックスライドで奥まで届く
逆刺しが定番の日本|釣れるポイント②
バックスライドワーム定番のファットイカですが 逆刺しでバックスライドされる使い方は日本で 生まれました。 本場アメリカではボディ側から普通に刺して 使っているのが一般的です。 バックスライドさせるにはフラスカートの真ん中から 刺して使います。 比重がボディ先端にありバランスよくスライドします。 日本のアングラーはバックスライドのイメージがとても 強く普通にセットしている人は数少ないと思います。 上手くバックスライドさせるには糸フケを出して ロッドのテンションをかけない事です。 落ちるだけでバックスライドするので無駄な力が かからないようにロッドを下げてライン出して 送り込みましょう。
3.フラスカートでアピール
ヒラヒラ動くフラスカート|釣れるポイント③
ファットイカがアピールするポイントはフラスカートが あります。 細長いスカーフがイカの足の様に付いています。 水流やロッドアクションの時にフワフワと漂うように動き 生きているように見せます。 プレッシャーの高いエリアで食いが渋い時はスカーフの 本数を減らしてみましょう。 アピール力は減りますが少なくなったスカーフがより 艶めかしく動くようになります。 エビが手足を動かしている様に見えるのでおすすめです。
4.他のリグでも釣れる
ノーシンカーやテキサスもおすすめ|釣れるポイント④
本来の使い方はボディーからオフセットフックを刺して 使います。 ノーシンカーで使えば左右にダートする様にフォールして フラスカートがブルブルと震えます。 また最近ではあまり見かけなくなったチューブワームの様に テキサスリグにしてカバー撃ちにも使えます。 シンプルで引っかかるパーツがないのですり抜けがとても 良いです。 おすすめの使い方はテキサスリグでボトムのズル引きです。
ファットイカのタックルセッティング
フッキングと飛距離
パワフルに使うファットイカを使うにはタックルセッティング がしっかりしていないとバスを釣り上げる事が出来ません。 ファットイカにおすすめのタックルセッティングをご紹介します。
カバー撃ちは強いタックルセッティング
カバー撃ちとしての使い方が多いのでロッドの硬さが ある程度必要になってきます。 近距離でのカバー撃ちや重いシンカーを使う時は、 最低でもMHのロッドを使いましょう。 硬いロッドの方が操作も簡単でアクションがハッキリ します。 テキサスなどで手返しよくキャストしたいならば Mだと扱いにくいです。 ラインはフロロカーボンがおすすめです。 4lb以上を基準としてベイトフィネスは8lbの ラインを巻きましょう。
ロングキャストにはMかML
ノーシンカーで遠くに飛ばしたい時は、柔らかいロッドを 選びましょう。 ファットイカ自体重さがあるのでロッドのしなりを利用して 簡単に遠くに飛ばせます。 硬さはMかMLがおすすめです。 特におかっぱりで対岸のカバーに投げたい時は柔らかいロッドの方が 届きます。 ラインは12lbを基準にフィールドやカバーによって太さを替えて ください。 またフォールスピードをもっと遅くしたい方はナイロンラインを 使ってみましょう。
おすすめのフックご紹介
ファットイカに合わせるフック
ファットイカに使うフックのサイズは5/0が良いです。 よりカバーに引っかからないようにしたい時は4/0の フックを選びましょう。 しかし、ファットイカの問題点としてフッキングの悪さがよく 言われます。 肉厚のボディのオフセットフックを付けると、フックの大半が ワームに覆いかぶされてしまうので、フッキングした時に ワームが上手く滑らずに針先が出ないまますっぽ抜けてしまう 事がよくあります。 ファットイカに使うフックはしっかりとゲイブ幅のある すり抜けの良いフックを使うのがおすすめです。 折角のバイトチャンスをセッティングのせいで無駄には したくありません。 ファットイカを使う時はフック選びも重要になります。
おすすめのフックご紹介
ハヤブサ|FF307 TNSオフセット 5/0
T.N.Sオフセットフックの特徴
見た目は他のオフセットフックとあまり変わりませんが、 細かい違いでとても使いやすいフックになっています。 クランク部分の角度がZ型になっていてか他のフックより 鋭角になっています。 Z型にする事でワームをフックからより外れないように なっています。 表面にはフッ素加工が施されているので滑りがよく フッキングの際にワームから針先が出やすい様に 加工されています。 針先をボディに少し差し込めばアクション中は 出る事はないのでファットイカにはこのフックを 使ってみましょう。
シンカーでアクションに変化
飛距離やフォールに差をつける
ファットイカ自体絶妙なバランスなのでノーシンカーの ままでも十分バスは釣れますが、もっと遠くに飛ばしたい時や フォールアクションを変化させたい時はシンカーを使いましょう。 自重のあるファットイカなので進化も軽くて小さい物でも 十分です。 重さを間違えてしまうと全く意味がありません。 シンカーを使う時は重さをシビアに考えて使いましょう。
なるべく軽いシンカーを選ぶ
ズル引きやカバー撃ちでバレットシンカーを使う時は、 1/8oz(約3.5g)の重さがあれば扱いやすいです。 ノーシンカーリグのまま遠くに飛ばしたい時は、 1/32oz(約0.9g)のネイルシンカーをボディ側から 1/3の所に刺してください。 あまり先端に刺してしまうとバランスが崩れて ファットイカの個性が死んでしまいます。 何回も刺し直して良いポイントを探してみましょう。
おすすめの動画ご紹介
YouTubeで人気の動画をチェックしよう
様々なリグのフォームアクションを紹介している動画です。 バックスライドはもちろんテキサスやジグヘッドもあるので アクションの参考にしてください。
人気YouTuberの「釣りよかでしょう」の動画です。 ファットイカのお手本となるような実釣動画になっています。 狙うポイントなども参考にしましょう。
ファットイカの簡単なチューニング方法を紹介している動画です。 フラスカートの付け根のハバリを取るとよりフレア効果が高く なります。 スカートの本数を減らす事でフォールアクションやシェイキング時に 変化が出ます。 簡単な事なので是非やってみましょう。
ファットイカの使い手で有名な奥田学プロが考えたリグを紹介して いる動画になります。 カバー撃ちでフォールアクションが売りのファットイカですが、 ロングキャストで巻物ルアーの様に使います。 バックスライドと同じようにフックを付けますが、フックサイズ は3/0のオフセットフックを使います。 フッキングが悪くなるのでゲイブの方にスリットを入れて フッキングをよくします。 さらに潜らせたい時はネイルシンカーをボディーの先端に 少しはみ出る様に刺し込みます。 重さは1/16oz(約1.8g)から1/8oz(約3.5g)を状況に 合わせて使います。 フラスカートの面が水圧を受けてクランクやシャッドの様に ウォブリングします。 奥田プロが考えた絶妙なセッティングなのでチューニングは 大変ですが挑戦してみましょう。
一つは持っておきたいワーム
ファットイカは必需品
バスアングラーにとってファットイカはなくてはならない ワームです。 ワーム自体に重さがあり自然なフォールアクションで 初心者の方も使いやすいです。 普段の使っているワームでは届かないポイントのさらに一歩 奥までスライドしてバスにアピールしてくれるワームです。 深いカバーに奥なのでバスも油断しているのかもしれません。 他のワームには出来ないポイントまで釣り上げる事が出来るので ファットイカはとても人気があり実際にたくさん釣れています。 見た目で使っていなかった方はとても損をしています。 今回ご紹介した記事を参考にファットイカの使い方をマスター してさらに釣果が出るようになって頂きたいです。