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名作「ビッグバド」が釣れる理由とは?使い方と合わせて徹底解説!

長年愛され続けるへドンの名作ビッグバド!多様なデザイン性と独特なフォルムも人気の一つ。このルアーが釣れる理由やチューニング方法などビッグバドのポテンシャルの秘密を徹底解説!知れば知るほど欲しくなる、釣ってよし、飾ってよしの名作ルアービッグバドをご紹介!
2020年8月27日
playa1000
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この記事で紹介しているアイテム

スミス|ノイジー ヘドン ビッグバド 2-3/4inch 6.99cm 5/8oz 18g ボーン #3

ビッグバド

アメリカのルアーメーカー「へドン」の中でも人気のルアービッグバド。歴史は長く、年代によって様々なカラーが発売されていてその独特のフォルムも人気の1つです。ポップな見た目からは想像もつかない力を発揮するルアーとして多くのアングラーから長年支持されています。そんなビッグバドの人気と釣れる秘密をご紹介していきます!

ビッグバドの特徴

スミス|ノイジー ヘドン ビッグバド 2-3/4inch 6.99cm 5/8oz 18g ボーン #3

出典:Amazon

このルアーの最大の特徴といえばリップ付きの丸い管のようなボディとテールに付けられたブレードです。また、色んなメーカーとのコラボカラーが出ており、コレクターも数多く存在します。全長は6.9センチでウェイトは5/8オンスとあるため遠投にも優れています。

リップとボディ形状による水押しの強さと、ブレードの金属音は他のルアーにないポテンシャルを秘めています。釣果の厳しくなりがちなアフタースポーンやターンオーバーなどの条件の悪いコンディションで他のルアーにはない釣果を出すこともあります。

ビッグバドを使う場所

ではビッグバドはどのようなポイントや場面で使うのか?このルアーはサーチベイトとして使えるトップウォーターです、なので野池、湖、河川、ボート、おかっぱり、どのフィールドでもテンポよく巻物のように表層のバスの活性をサーチすることができ、特に朝一や夕まづめで使用するアングラーが大勢います。季節的にはトップということもあってやはり冬以外がメインシーズンになります。しかし使い方によってはどんなポイントでも多才に使えるルアーでもあります。

ビッグバドを通す場所

ビッグバドばオープンに投げても十分釣れるルアーですが、基本的な使い方や通すポイントは「際」です。護岸沿いやブッシュやカバーの際、テトラポットの際など、何かストラクチャーの際を通すことでルアー本来の力を発揮します。

護岸沿い

護岸沿いを通す場合は、ゆっくりとリトリーブしてブレードの金属音を護岸の壁に反響させて魚をおびき寄せる効果があるほか、護岸の陰に休んでいる魚に直接アプローチします。

ブッシュやカバー際

本来ブッシュやカバーはテキサスリグやノーシンカーのワームでアプローチするのが基本ですが、ビッグバドをブッシュ際、カバー際に巻いてくることで独特の波動とブレード音で奥の魚を引きずりだすことがかのうです。

テトラポット際


河川などでよく見かけるテトラポット帯はビッグバドの恰好のポイントです。テトラポット帯の隙間には高い確率で魚が潜んでおり、ビッグバド通すことによって不規則に連なったテトラポットに金属音が反響して周辺の魚を誘い出します。このようにビッグバドは「誘い出す」能力に非常に長けたルアーと言えるでしょう。

ビッグバドに合うタックル

ビッグバドを投げるロッドはクランキングロッドで十分扱えます。特におかっぱりでは7フィート前後のミディアムライト~ミディアムのロッドがおすすめです。ミディアムヘビー以上のヘビーロッドでは、ビッグバドの本来の動きやパフォーマンスが出しにくいです。

リールに関しては、ビッグバドを使う際ローギアの物を使うアングラーもいますが、基本的には普段使い慣れたリールで十分です。トップを専門にやっているバスアングラーは、ショートグリップのライトロッドにリールはアブガルシアのオールドの物などこだわったタックルを使用しているので、ある程度のタックルで十分使えるルアーです。

ビッグバドの動かし方

次にビッグバドの動かし方や使い方について説明します。このルアーは基本的にただ巻きですが、巻きスピードやポーズ感覚などでかなりアピールに違いが現れます。ビッグバドがなぜただ巻きで釣れるのか説明していきます。

実は多彩なアクション

このルアーの使い方の一つのポイントとして、幅広なリップがあります。このリップによってただ巻きでもボディを横に振り大きな波動を起こしテールのブレードがボディに当たり音をたてます、このルアーの最大の特徴と言えるでしょう。そして以外にもドッグウォークやジャーク、早巻きでのシャローリトリーブなどでも独特のアクションでポイントを攻めれるのでロッドワークでも楽しめます!

ブレードの凄さ

ビッグバドといえば最大の特徴であるテールのブレードの存在を忘れてはいけません。ハイフロートなボディが起こす波動とともに動ききらめくブレードは魚が釣れる確率を間違いなくアップさせます!このブレードにチューニングを施して使用するアングラーも多く、チューニングにも様々な種類がありそれにより使い方が変わる場合もあります。

ビッグバドのブレードチューニング

ビッグバドを使うにあたってブレードの存在は重要なポイントとなります。ブレードを自分好みにチューニングして何種類かのビッグバドを使い分けているアングラーも少なくありません。ここではビッグバドにおいて最も重要とも言えるブレードのチューニング方法やチューニングの種類をを紹介していきます!

ブレードのタイプ

市販されているビッグバドには2種類のブレードタイプがあり、テール部分の真ん中についたタイプと真ん中より少し上についたヒートンタイプと呼ばれる2種類があります。

もともとビッグバドは真ん中にブレードがついたものが初期タイプで主流でした。近年ではブレードが中心より上についたものが主流で販売されています。その理由としてチューニングがあります。もともと中心についていたブレードのアイネジを上向きに曲げるチューニングをすることで、ルアーを巻いたときビッグバド特有の大きな波動を起こす横ブレの動きに合わせてブレードがボディに当たります。その時の「ガチャンガチャン」という独特な金属音が魚を誘い出しバイトさせる釣れる魔法のチューンとして多くのアングラーがこの使い方を定着させていたため、現在では最初から上向きのヒートンタイプのブレードになったものが売られています。


チューニングの種類

チューニングには実に人それぞれ種類があり、チューン方法により釣れるポイントや使い方が多数あるというのもビッグバドの特徴と魅力といっても過言ではありません。ビッグバドのチューニングでまず最初に取り掛かるのがやはりブレードのチューンです。ブレードチューンにはいろいろありますが、まずは前項で説明したブレードを真ん中より上にセッティングするチューンがポピュラーなチューン方法ですが、そこにプラスして人それぞれの釣れるポイントを抑えたチューニングを加えていきます。

ブレードは大きくて平なほどボディに当たる音も大きくなるので、ノーマルのブレードの場合ハンマーで叩くなどする人も多いようです。

例えば、他メーカーのブレードを組み合わせてみたり、ブレードを2枚組にしてみたりといろいろなチューン方法で自分好みの釣れるルアーに仕上げていきます。なかにはカップや羽をつけてノイジー系にしてみたり、アルミなどで自作のブレードチューンを施したりするアングラーも少なくありません。

フックのチューニング

フックにもこだわるアングラーもいます。フロントフックを#2、リアフックを#3でセッティングすることでビッグバドの浮き姿勢を平行にすることができます。

ウェイト調整

ビッグバドはウェイトバランスに個体差があるため、丸く切り取った板やおもりをはりつけて水平姿勢にするチューンをします。実際に釣行し、浮き姿勢やスイムテストをしながら少しずつ調整していき、真っすぐに泳ぐことと、泳ぎ出しをはやくすることがポイントになります。逆にリアのおもりを重めにして垂直に近い姿勢のセッティングにしてドッグウォークアクションをさせるアングラーもいます。

ビッグバドでナマズのナイトゲーム

ビッグバドのブレードの集魚効果はバスだけにとどまらず、ナマズゲームにも定番アイテムとしても使用されています。やはり使い方のポイントはブレードの金属音を魚にアピールする釣りです。魚にとって視界の悪い夜においては音に反応してバイトを仕掛けてきます、特にナマズは夜行性の魚のためブレードの金属音によく反応するためナマズのナイトゲームにはビッグバドは欠かせない定番アイテムとして定着しています。

ビッグバドの人気カラー

ビッグバドのもう一つの楽しみといえば今では無数に種類があるのではないかと思うほどのカラーリングです。大手メーカーとのコラボカラーや、人気飲料水のボトルカラーなど実にユーモア溢れるカラーリングの種類があります。こういった遊び心もビッグバドファンにはたまらない人気の秘密といえるでしょう。

くまモンカラー


ご当地ものとしてはおそらく初めて発売されたであろうくまモンカラー。くまモン人気でコレクターだけじゃなく普通のバスアングラーにも割と人気の変わり種ルアーです。

乾電池カラー

某大手メーカーのお馴染み乾電池のカラー。発売当初はもちろんのこと、現在でも人気は衰えないユーモアカラーです。ビッグバド好きなら一度はてにしたことがあるのではないでしょうか?

バドワイザーカラー

おなじみアメリカの有名ビールメーカーのラベルで登場した1917年からその絶大なる人気は、オリジナルはもちろんのこと現在の復刻盤もナンバーワンの座をほしいままにしている、まさにキングオブビッグバドと言っても過言ではないでしょう!まだ持ってないアングラーは是非!

ビッグバドを自分でカラーリングする

ビッグバドのチューニングはブレードだけではなくカラーペイントも自分だけのオリジナルバドを作るための楽しみの一つです。ビッグバドのボディをペイントする際は、一度ブレードやアイネジ、フックなど外せるものは外してから行うといいでしょう。それらが付いたままだと何かとペイント作業がやりにくいのと、ブレードなどに塗料がついたりしてしまいますし乾かすにも何もついていないほうが乾かしやすいです。

釣行を積み重ねることでルアーをぶつけたり、魚の歯形によってペイントが剥がれたりして味が出てくるのを楽しむのも一つの楽しみです。投げれば投げるだけ愛着のある自分だけのルアーに仕上がっていくはずです!

まとめ

長年愛されるルアービッグバド、その長い歴史の中でカラーリングのみならず、チューニング方法も多くのバリエーションがが生み出されてきました。まだまだ誰もやったことのないチューニングでビッグバドの良さを引き出せるかもしれません!是非あなただけのビッグバドを作り出し、まだ見ぬ大物へ挑戦してみてください!