はじめに
お部屋の中に鉢花や観葉植物があると、とても癒されます。生花をアレンジメントにしたり、花瓶に活けるのも素敵ですが、気軽にグリーンライフを始めるには日々のお手入れが簡単な観葉植物がおすすめです。今回はたくさん種類のある観葉植物の中でも、丈夫で簡単に育てられておしゃれに飾れるおすすめ品種をご紹介!種類に合わせてあなただけのインテリアコーディネートをおしゃれに楽しんでみましょう!
小さなつぶつぶがとってもかわいいグリーンネックレス。吊り下げて飾るときれいに育ちます。
これであなたも観葉植物インテリアマスター?5つのポイント
デザイン性のあるポスターのそばにぎゅぎゅっと固めて配置すると、お花屋さんのようです。 ①観葉植物を選ぼう 大きめ?小さめ?飾る場所は? ②観葉植物を買ってみよう おすすめは?人気のある品種は? ③観葉植物を飾る場所と部屋を決めよう おしゃれに楽しくコーディネート ④観葉植物が好きな方達のお部屋インテリア例を見てみよう おしゃれな飾り方研究! ⑤観葉植物を飾ってお世話しよう 育て方のお勉強
①観葉植物を選ぼう インテリアに合うのは大きめ?小さめ?
観葉植物と一口にいっても大人の背丈ほどある大きなものから手のひらサイズの小さなものまで種類はたくさんあります。大きいから手入れが大変というイメージのある方もいるかもしれませんが、大きいサイズの観葉植物は比較的丈夫なものが多く、お水やりや肥料などのお手入れも簡単です。【例】ドラセナ、サンセベリア、パキラなど 小さいものでも繊細で飾る場所によっては枯れやすくなってしまうこともあります。【例】サボテン、多肉植物(今人気の多肉植物。丈夫なことで簡単なイメージで知られていますが、育て方にはコツがあるようです。)まずは自分の暮らしに合うものを選ぶことから始めましょう。 じっくりお手入れしながら育てていきたい… なかなか手入れをする時間は取れないけれど、お部屋やリビングにグリーンを置いて癒されたい… お部屋のメインのインテリアとして飾る場合はやはり大きいものがおすすめですが、テーブルやテレビ台、玄関先やトイレに飾る場合は小さなものでも飾り方次第で十分存在感が生まれます。近くのお花屋さんやホームセンターやよく取り扱っている観葉植物の中から、特におすすめの種類を紹介していきます。
②観葉植物を買ってみよう おすすめは?人気のある品種は?
観葉植物を買ってみましょう。近くのお花屋さんやホームセンター、雑貨店などに取り扱いがあるか確認してみましょう。店員さんに今時期のおすすめの植物を聞いてみるのも良いでしょう。飾る場所に合った植物を教えてくれると思います。小さめなものだと100円ショップにも並んでいることがあります。最近ではインターネット通販でも購入ができます。検索するときは【観葉植物 人気】や【インテリアグリーン】などの入力をしてみてはいかがでしょうか。また、季節ごとに入荷のある種類もさまざまです。こまめにお店に通ってお気に入りの観葉植物を見つけましょう。
◇今回は比較的小さめのおしゃれな観葉植物をご紹介します。
③観葉植物を飾る部屋と場所を決めよう 楽しくインテリアコーディネート
◇飾る部屋 基本的には窓があり、明るい陽の入る部屋がおすすめです。どんなにおしゃれに飾っても、日中の明かりが入らない場所ではどんなに丈夫な観葉植物も弱ってきてしまいます。 ◇飾る場所 玄関、トイレ、洗面台などは部屋の間取りによっては窓のない場合もあるので注意が必要です。その場合は光触媒やフェイクグリーン(造花)のインテリアグリーンで観葉植物の雰囲気を味わうのも良いでしょう。
④観葉植物が好きな方達のお部屋インテリア例を見てみよう おしゃれな飾り方研究!
アイビーはブリキのバケツと相性が良いです。小さなビンやかごと一緒に飾ると雑誌の1ページのよう。
飾り方実践!インテリアマスターめざして植物の配置の仕方を工夫してみよう!
植物のうつわを変えてみよう!
上の写真はハイドロカルチャーという水はけのよい茶色の石のようなものを利用しているようです。入れると根の部分が丸見えにならずにすみます。
おすすめ観葉植物のインテリア例はこちら*
ブリキのバケツに動物の雑貨ピックが一緒に入っていてとってもかわいいです。黒・黄色・赤と3色並べるとおしゃれ感アップ。入っている観葉植物もドラセナとパキラという種類のものでとっても丈夫です。買ってきたものをそのまま飾るのではなく、土の部分にピック飾りをさしたり、動物雑貨を置いてみるだけで存在感が違います。置くだけ、さすだけ、はとっても簡単なのでおすすめです。
ちいさなおちょこのような陶器に植え替えています。ミニ盆栽のような和の雰囲気を手軽に楽しめるのも小さな観葉植物の特権。和風、洋風などインテリアのテーマを決めてみましょう。
ブリキバケツに植え替えた3種類の植物。背丈も同じくらいにそろっていることがポイント。統一感があっておしゃれ上級者にみえます。
⑤観葉植物を飾ってお世話しよう 育て方と飾り方のお勉強
場所に合った飾り方は、植物それぞれの特徴を知らないといけません。人気やおしゃれさ、おすすめのコメントだけを優先してしまうとせっかくの植物がすぐに枯れてしまうことも…。大きめ小さめに関わらず、基本的な植物の育て方など知識をつけていきましょう。今回は10のキーワードを例にリビングで楽しくお部屋をコーディネートできるよう一緒にお勉強していきましょう。
◇1◇観葉植物の基本管理
観葉植物の基本的な管理のポイントは4つです。 〇日当たり……お部屋の明るさです。窓のある部屋で日中しっかり光が入ること。 〇水やり……土が乾いてからたっぷりとあげること。毎日たくさんあげすぎると根腐れを起こすことがあります。 〇気温管理……15℃以上がおすすめです。10℃以下で寒くなると弱ってしまうことが多いようです。 〇風通し……一日中締め切った空気が通らないお部屋は不向きです。 せっかくおしゃれに飾ってもこの4つのポイントをしっかり守っていなければ植物は弱ってしまいます。観葉植物に良い環境を与えてあげることもコーディネートのひとつです。4つの条件をしっかり満たす場所、お部屋の中で探してみましょう。例:リビングの窓際、玄関の小さな窓辺など
◇2◇インテリアの基本
インテリア、と言葉を聞くと難しく考えてしまいますが一番大切なのは自分自身が心地良い場所になるかどうか、だということだと思います。いくら人気でおしゃれといわれているものをおすすめされるがまま流行に乗って飾ってもどこか違和感があれば、それはあまり良いインテリアコーディネートとはいえないのではないでしょうか。 例えばリビングの普段過ごすテーブルの上に小さめのグリーンが飾ってある、それだけで癒される気持ちになることもあるでしょう。インテリアの教科書的な知識も必要ですが、もっと大切なのは自分自身の感覚です。好きなもの、心地よい雰囲気づくりを心がけながら、植物や雑貨を選んでみてはいかがでしょうか。
◇3◇観葉植物・インテリアのテーマ
まずはテーマを決めてみましょう。いきなりたくさんのインテリアコーディネートの方法を試すのは大変です。飾る場所によって色のテーマを決めて統一感を作るのはいかがですか。例:リビングは白。寝室は紺・青。などインスタグラムを覗いて、今人気のコーディネートの写真を参考にしてみることも楽しいでしょう。小さな写真からでもユーザーさんたちのこだわりがたくさん詰まっています。
◇4◇観葉植物のマメ知識
土に植えてある観葉植物ですが、切り花のように水差しで育つものもあります。水の中に根が張る水耕栽培といわれているものです。切り花で買ってきた葉物から根が出てくる場合もあります。その場合は新しく鉢植えに植え替えることで殖やしていくこともできます。観葉植物も私たちと同じ生き物です。知れば知るほど奥深いですね。
◇5◇観葉植物を寄せ植えに
お部屋の中に飾る場所やスペースの確保ができない…でもおしゃれにいろんな種類の植物をリビングに置きたい…そんな時は一つの鉢に小さめの種類の観葉植物を2~3点まとめて植える寄せ植えがおすすめです。例えば少し背の高い植物と葉がこんもりとボリュームのあるものを合わせてコーディネートすれば一鉢でちいさな植物園のようなコーナーを作ることができます。自分で寄せ植えしてみることが難しい場合はもとからセットになっているものを購入してみましょう。また、お花屋さんによっては植え替えをしてくれるサービスを行っているところもあるようです。
◇6◇インテリアのキーワード
インテリアコーディネートを楽しむことに慣れてきたら観葉植物を飾るときに意識したいキーワードをどんどん取り入れてみましょう。これはどんなお部屋の場所でも種類にもおしゃれに活用できるのでおすすめです。 〇そのまま置く 〇掛ける 〇吊るしてみる 〇形をそろえる(例:丸い種類、背の高い種類など) 〇色をそろえる 〇今の流行や人気の植物を知る リビングだけでなく、お部屋のあちこちに居心地の良い場所をつくることでもっともっと暮らしが豊かになります。小さな心がけが日々の暮らしを彩るでしょう。
まとめ 観葉植物とインテリア
いかがでしたか?ここまで楽しく観葉植物の飾り方のコツなどをご紹介してきましたがあくまで一例でしかありません。たくさんの種類のある観葉植物の中からあなただけのお気に入りの品種を見つけてお部屋のコーディネートマスター目指してくださいね。
おまけ ◇観葉植物以外のおすすめ植物
観葉植物以外にもおすすめのおしゃれな植物はたくさんあります。色鮮やかな花のついた鉢花です。季節によって、お店に並んでいるものは様々です。例えば、母の日には人気のカーネーションやバラ、あじさいの鉢花がおしゃれに並んでいるのを見たことのある方もいるでしょう。他にはガーベラ、セントポーリア、プリムラ、コチョウランなどなど小さなお花から大ぶりなものまで種類も色合いも豊富です。価格も苗物などは¥5~60で購入できる時期もあります。 観葉植物の管理に慣れてきたら、少し育て方に繊細なところはありますが、鉢花を育てることに挑戦してみるのはいかがでしょうか。一鉢からどんどんお花が増えていく品種や、毎年同じ時期に花をつけてくれる品種など特徴は様々です。リビングに飾るのはもちろん、鉢花はベランダや庭に植え付けることもできます。園芸ファンの中にはガーデニングコーディネートをその年によって変えている方も多いようです。
おまけ2 ◇観葉植物プラス切り花を使ったインテリア
お花屋さんでメインに販売されているのは色鮮やかな切り花やフラワーアレンジメントです。観葉植物や鉢花よりも1本あたりの値段はお手頃で気軽に季節の花を楽しむことができます。鉢物に比べて寿命は短いですが、日当たりやお部屋の環境を問わず、どこでも花瓶ひとつで飾ることができるのでおすすめです。花瓶がない場合でも、使い終わった調味料などの空き瓶やペットボトルを利用しても味わい深くなります。インテリア!と難しく考えずに、まずは生きている植物をお部屋に取り入れてみましょう。
楽しいグリーンインテリアライフを*
観葉植物や鉢花などお花のある生活は日々の暮らしを豊かにします。お気に入りのインテリアでもっともっとみなさんの暮らしが楽しくなりますように。あなただけのグリーンライフを楽しんでくださいね。
リビングに飾って明るさをプラス。 小さめのガラスカップとコーディネート!入れるだけでおしゃれさも可愛さもアップ。 水やりもほとんど必要ないのでおすすめです。