がまかつ 音速パワー スナップ S
TICT ラクリップ ノーマル
ダイワ D-スナップ M
ブリーデン となりのアイツ スナップ M
ゴールデンミーン GMプライヤー タイプ3 ロングノーズ
スタジオ オーシャンマーク スナップ OS8
スナップの役割
役割①ルアーチェンジを手際よく!
ルアースナップの役割の一つは、 “ルアーチェンジを簡単にする” ことです。スナップを使うことによって、 スナップを開いたり閉じたり するだけで、ルアーを 交換することが出来ます。
ルアーアクションに良く(時に悪く)する!
直接ラインをルアーのアイ部に結ぶよりも スナップをアイ部に付ける方が 自由度が高く、ルアーの動きが 良くなることが多いです。しかし、時にはルアーのアクションが 悪くなる場合もあります。
特に、淡水の閉鎖性の水域で行われる バスフィッシングでは、 スナップの形や重さが強く ルアーに影響します。その為、ルアー購入時に、 スナップが付属していたり スプリングリングが付属 している場合もあります。 メーカーが意図している ルアーのアクションを スナップをきちんと付け 出せるようにします。
スナップの種類
種類①普通のスナップ
普通のタイプのスナップです。 使いやすいが、強度が弱いので バス釣りやライトゲームで 使われることが多いです。
【付け方】このスナップの付け方は、大きい穴の部分に ルアーを付けます。付け方①爪のついたフックを内側へ動かし、フックを外します。付け方②次にフックにルアーのアイを通し、フックを閉じるます。
【結び方】小さい穴の方に、ラインを結びます。また小さい穴の方に、サルカンを通し、サルカンにラインを結ぶこともあります。
種類②エイトロックスナップ
エイトロックスナップは 八の字に折り曲げた形で 出来ています。 強度があるので、 パワフルな魚を釣るときに 使われます。しかし、ルアーの付け替えが 少し大変! 特にポッパーなどは 結構スナップを 広げて付けないと いけません。
【付け方】付け方は、スナップの爪を内側へ動かし、フックを外します。外れたフックにルアーのアイを通し、再びフックを閉じます。エイトロックスナップは、点対象なので、上の穴と下の穴どちらも同じで、どこにルアーを付けてもOKです。
【結び方】結び方は、普通のスナップと同じく、スナップに直接ラインを結ぶ方法とスナップにサルカンを付け、サルカンにラインを結ぶ方法があります。
種類③ツイン(クロス)ロックスナップ
ツインロックスナップは 強度最強のスナップです。 サイズが小さくても 結構な強度があります。こちらも、大型の青物や 魚を狙うのに使われます。 やっぱりルアーの付け替えや アイ部にリップがあるルアーの 付け替えが結構大変なのが 難点。
【付け方】通常のスナップと同じく、大きい穴の方にルアーを付けます。小さい穴の方にラインを結びます。【結び方】ラインの結び方も通常のスナップと同じです。
種類④スプリットリング+ソリッドリング
大型青物を狙うジギングや プラグゲームで使われる ルアーとラインの結束方法。 強度はもちろん最強!スナップが伸びる心配をせずに 大型魚とファイト出来ます。 今現在では、 スタジオオーシャンマークより 上記の2アイテムが合体したもの “オーシャンスナップ” という便利なスナップ(スプリングリング)も 登場しています。
【付け方】付け方①ソリッドリングに、ラインを結びます。付け方②スプリットリングに、ルアーを付けます。付け方③スプリットリングに、ラインを結んだソリッドリングを付け完成です。
【結び方】ソリッドリングにラインを結ぶ方法は、下の動画を参照してください。より強度がでる結び方と、強度のあるスナップで、大型の魚を強引に寄せましょう!
【種類別の使い方】
スナップには様々な種類があります。 その種類別の特徴を 理解して、目的に合った スナップを選びましょう!
ここでは “強度”“ルアーのチェンジ”“ルアーアクション” の三つについてスナップを選び方・使い方を 考えていきます。
-①強度で選ぶ
スナップで一番考えなけらば ならないのは“強度”です。 ルアー釣りをするにあたって、 スナップの強度が一番低いと 大型の魚をかけた時に 思いっきりファイト出来ません。 なので、強度が強い順の スナップとそのスナップを使う シチュエーションを 紹介します!
スナップなし!が一番強い!
スナップなしが一番強いのは 言うまでもありません。余計なアイテムがないため ライン強度、ルアー強度、 フック強度で仕掛けの強さが 決まります。 しかし、アクションが! ルアーの自由度が低くなります。
最強スナップは“ズリング+ソリッドリング”
このスナップは強度が強いので、 引きが強い青物を狙う釣り、 特に大型の青物が狙える オフショアジギングで 使われます。また、ラインとソリッドリングを結束する 結び方にはいろいろな種類があるので いろいろ試してみましょう!
強度があるのは“エイトロックスナップ”“ツインロックスナップ”
ソリッドリングの次に強度があるのは、 “エイトロックスナップ”“ツインロックスナップ” です。この二つのスナップは、 予期せぬ大型魚が掛かることのあるショアジギングや大型の魚、シーバスやナマズ、ヒラメを狙う釣りで使われます。
使う時にはサルカン(スベイル)を ラインとスナップの間に入れたり入れなかったり、様々な方法を 試してみましょう!
-②付け替えのしやすさで選ぶ
スナップのメリットとして 最も効果が高いと思われるのは “ルアーの交換がしやすい” ところです。 ルアーの交換が激しいバス釣りやアジングつりなどでは、 付け替えのしやすいスナップを 選びましょう!
普通のスナップタイプが一番使いやすい
普通のスナップタイプが 一番ルアーの付け替えがしやすいです。 また、もっとルアーの付け替えが しやすいようなスナップも 発売されています。
しかし、付け替えがしやすいと 同時に強度が下がっていく傾向が あります。 なので、“付け替えにしやすいさ”“強度” が自分の釣りに合ったスナップを選びましょう!
ポッパーとかに付けにくい“エイトロックスナップ”“ツインロックスナップ”
ライトゲームでよく使われるポッパーや 変わった形のルアーやミノーでは ルアーのアイにスナップを通しづらいものも 多々あります。
そういったルアーには、 エイトロックスナップやツインロックスナップなど ルアーを付けにくいスナップは向いていません。 なので、変わったルアーを使う釣りで、 少し大きめの魚を狙う釣り チヌやシーバスといった魚を狙う釣りでは 大きめの普通タイプのスナップを 選びましょう!
-③ワイドタイプとスリムタイプ
ルアーのアクションへの影響も スナップによって変わります。
二種類のタイプのスナップも ルアーによって良し悪しが 変わって来るので しっかり自分の使うルアーに あったスナップを選びましょう!
自由度が大きいワイドタイプ
ワイドタイプは、スナップの穴が 大きいタイプのスナップです。 ワイドタイプの特徴は “ルアーの自由度が高くなる” 事です。 そのため、ミノーやペンシルといった ふらふら泳ぐルアーには とくに効果的です。
しかし、ルアーによっては、 ワイドタイプよりも ルアーにラインを直結する方法や スリムタイプのスナップが 良い場合もあるので、 きちんとルアーのアクションを 確かめてみて、スナップを 選びましょう!
餌木などのキビキビした動きにはスリムタイプ
餌木のアクションは、 “ダート”と“フォール” です。 とくに餌木が振動したりする事無く、 また、ダートにはキレッキレの ロッドアクションを餌木に 伝える必要があります。 その為、より力が一点に 加わりやすい スリムタイプのスナップを 選びます。
ルアーのアクションは繊細
ルアーのアクションは メーカーが目的をもって 精密に作られています。 その為、スナップ一個で そのメーカーが意図した アクションがダメになる 場合もあります。
精密に作られているルアー
とくに現在販売されているルアーは 何回もテストを重ね、より目的を 持ったルアーが多いです。 例えば、フォール・浮上中の振動や S字の動き方、動く幅、 アクションが出来る ルアーの最低速度、最高速度など さまざまな場所にメーカーの 意図が含まれています。
細かいアクションで食わせるルアーもある!
特に、淡水でのルアー釣りは ルアーの比重が細かくセッティング されている場合が多いです。 その為、ルアーそれぞれに フックサイズやスナップの大きさなど 決められており、 その条件下では、 メーカーが意図した細かいアクションも 出すことが出来ます。 この細かいアクションが出来ると、 ルアーでの釣果も上がります!
個人的に好きな細かい動きは“フォール中の微振動”
始めてルアーの繊細さに気づいたアクションが “フォール中のルアーの振動” です。 フォール中に細かく揺れ、 ゆっくり沈みながらフラッシングし 魚を有効に誘うことが出来ます。 最初見た時はびっくりしました。 この細かいアクションは、 ラインの張り方や スナップの種類によっては この微振動が出なくなります。
このアクションを知ったルアーが “マリア・ブルースコード” です。 下の動画の水平フォールが その時、アクションを 気づかされたルアーです。 動画中ではわかりにくいですが、 若干振動しているのが分かります。
ルアーアクションへの影響
スナップはルアーアクションへ 影響します。 例えば “スナップ推奨!” “スプリングリング推奨!” “直結推奨!” 等です。
スナップなし推奨ルアー
スナップなしがおすすめのルアーは 【スピナーベイト】 【トップウォーターの一部】 【ビッグベイトの一部】 などです。 スピナーベイトでは、 スナップが針やラバー部に ずれてしまうためで、 トップやビッグベイトは 浮力の問題です。
スナップ推奨ルアー
スナップを付けるのを 推奨しているルアーは 【ミノー】 【スプーン(スベイル使用推奨)】 【ペンシル】 【メタルバイブ】 などです。 ルアーに自由度が与えられ より大きいアクションが 可能です。
スナップ外れに注意!
岩などにぶつけた場合に外れやすい!
スナップ外れは ルアーを岩や障害物に 当てた際に起こりやすくなります。なので、ルアーが 足元の岩などに当たる場合は 頻繁にスナップを確認しながら使いましょう!
魚が噛んで外れることも!
魚が噛んで外れる場合も あります。 魚が掛かった際に スナップのみ帰って来るのは その為でもあります。 (もともとスナップが開いていた場合も ありますが) なので、魚が釣れた際にも きちんとスナップが締まっているか 確認し使いましょう!
おすすめのスナップと小道具
おすすめ①がまかつ(Gamakatsu) 音速パワー スナップ
がまかつ 音速パワー スナップ S
おすすめ②TICT(ティクト) ラクリップ徳用(25ケ入り)
TICT ラクリップ ノーマル
おすすめ③ダイワ(Daiwa) D-スナップ ライト 徳用(35ケ入)
ダイワ D-スナップ M
おすすめ④BREADEN となりのアイツ スナップ
ブリーデン となりのアイツ スナップ M
おすすめ⑤マルチプライヤー
ゴールデンミーン GMプライヤー タイプ3 ロングノーズ
おすすめ⑥オーシャンスナップ
スタジオ オーシャンマーク スナップ OS8
スナップ別のルアーアクションを把握し、釣果を上げよう!
スナップは強度やルアーの 付けやすさ、自重など、 種類によってその程度は 様々です。スナップ特有の特徴と ルアーとの相性の良く 自分の釣りに合った スナップを選び、 釣果を上げていきましょう!