シマノ|スピニングロッド ゾディアス
サターンワームとは
さっそくですが、サターンワームとはいったいどういうものか知っていますか? VIVAから販売されているのワームのことです。 ボディ形状はリング状をしていて、それにカーリーテールを組み合わせたごく一般的な形状をしています。 値段もとても安い上に、どんなリグでも対応可能という万能なワームなんです。 そして本当によく釣れることから、初心者から上級者まで使えるとても人気の高いワームです。
サターンワームの特徴を紹介
サターンワームの特徴を紹介します。 先ほども説明した通り、ボディはリング状でカーリーテール形状になっています。 リングの部分でわずかな水流をキャッチして、そそられるようなアクションを生み出します。 さらにカーリーテールも合わさってアピール力もアップすることにより、思わずバスも口を使ってしまいます。 アクションをさせても、止めていてもアピールし続け、よく釣れるワームなんです。
①、値段も安いサターンワーム
なによりも値段がとっても安いんです。 1袋10本入りで300円~400円程度で売られています。 一流メーカーの物だと1000円近い値段で、数も少ないものも多いので、すぐロストしてしまう初心者の方にはとっても優しい値段になっています。 値段が安い分、様々なカラーを持っていればその場にマッチした釣りが可能になります。
②、カラーも豊富なのがサターンワームのいい所
さらにカラーがとても豊富なんです。 実はカラーは全部で54種類(2017/9/26現在)もあるんです。 ここまでカラーが豊富だと、様々な状況のフィールドやバスの状況に対応することができると思います。 ただ、お店で全カラーを揃えているお店はなかなか無いかもしれませんので、お店に無いカラーはネットで探して見ましょう。
③、サターンワームはバスだけじゃない
ここまでバス釣りを主体に紹介してきましたが、実はサターンワームは海でも使えるんです。 海以外にも、鯉やトラウト系もカバーしてしまいます。 ここまでオールマイティな使い方ができるワームはなかなか無いですね。
サターンワームの使い方
さて今度はサターンワームの使い方について説明します。 サターンワームはどんなリグでもよく釣れるワームです。 ・ダウンショットリグ ・ノーシンカーリグ ・シグヘッドリグ 今回はこの上記3点のリグについてご紹介いたします。
①、ダウンショットリグ
まずおすすめしたいリグはダウンショットリグですね。 ダウンショットリグとは、フックより下にシンカーがあるリグになります。 フックからシンカーまでのラインの距離は、その時のバスの状況に応じて調整してください。 ディープな場所にバスが着いてるようならばフックからシンカーまでの距離は短く、また少し浮いている感じであれば、少し長くとるといいと思います。 また、ダウンショットであれば、少し遠くまで飛ばすことも可能になりますし、シンカーが着底したあとはワーム自体がフワフワとノーシンカーのように自然なアクションをしてくれます。 ロッドアクションは、ラインのたるみが上下するようにアクションをしたり、その場で留まらせながら細かなシェイクを入れたりとするのもおすすめです。 フックはマスバリがおすすめです。マスバリをちょんがけしてワームの良さを最大限まで引き出しましょう。
ダウンショットリグに使用するシンカーについて
ダウンショットリグに使用するシンカーですが、一般的に2種類あります。
ラウンド型シンカー
ナス型シンカー
こちらのシンカーの特徴はすり抜けの良さですね。 ラウンド型は丸い分どうしても石の間にスタックしたり、引っかかったりしてしまう場合があります。 このナス型シンカーは細い分すり抜け性能が高いんですね。 ただ、ラウンド型に比べると感度は落ちてしまいます。
ダウンショットリグのシンカーについて上記のシンカーをおすすめしましたが、最悪ガン玉を潰さずに使うという使い方もあります。 ガン玉を潰さずに、ラインを結んでやればガン玉を再利用できたりもするので結構おすすめです。
ダウンショットリグのフックについて
フックなんですが、サターンワームに使うフックはワッキーリグなどに使うようなマスバリがいいと思います。 オフセットフックでも可能なんですが、サターンワーム自体が小さい為、フックセットが若干難しいと思います。 その分マスバリなら頭にチョンがけすればいいだけなのでカラーチェンジも不便なく簡単にセットできます。
ダイワ スティーズワームフック
今度はノーシンカーリグです。 ノーシンカーリグとは、文字通りシンカーを使わないリグですね。 シンカーがない分、ワームの重さだけで飛ばすことになります。 サターンワーム自体重量が軽いので、このリグだとなかなか飛ばすことは難しいと思います。 ですがノーシンカーはノーシンカーなりの良さがあります。 自然なアクションをする事が出来る上、トゥイッチのアクションも可能になります。 また、バスがワームを口に入れたときに違和感を少なくすることができるんですね。 そうすることでバスがワームを吐き出す確立が減ることにより、しっかりフックを掛けることが可能になってきます。
②、ノーシンカーリグ
次にノーシンカーリグですね。 ノーシンカーリグとは文字通りシンカーを使わないリグになります。 シンカーを使わない分遠投は難しくなってきます。 ですがノーシンカーリグはノーシンカーリグなりの良さがあります。 ワームの重さのみなので、ワームの自然なアクションが一番の武器ですね。 さらにはトゥイッチも可能になります。 シンカーがない分バスに違和感を与えずらいので、バスがワームを吐き出す時間が長くなるので釣れる確立がだいぶ高くなります。 バスが着いていそうな足元などにポイっと投げれば案外簡単に釣れるかもしれません。
③、ジグヘットリグ
次にジグヘットリグを説明します。 ジグヘットリグとは、フックの頭にシンカーが一体となっているものを使います。 フックとシンカーが一体になっている為、ロッドアクションが伝わり易く、機敏な動きをさせることが可能です。 また、最大の武器であるミドスト(ミッドストローリング)といった使い方もあります。 ミドストというのは、一定のリズムでロッドをアクションさせワームをロールさせることでバスにアピールするテクニックです。 コツとしては、ラインの重さだけでアクションを与えてやるようなイメージでやるといいかもしれません。 こればっかりは練習が必要ですね。
サターンワームのオススメカラー
ものすごい数のカラーがあるサターンワームですが、その中でもおすすめのカラーを紹介致します。 基本的にはマッチザベイトで大丈夫だと思います。 そのポイントでバスが捕食しているのは何なのかを見極めるのも大事になってきます。 よく捕食されているとされているのは、ミミズやエビ系、あとはブルーギルなんかも捕食対象です。 いわば何でも食うのがブラックバスですね。
グリーンパンプキン/レッドMF
まずはやっぱりグリーンパンプキンですね。 グリパンはやっぱり釣れると思います。 迷ったらとりあえずこれを持っておけば間違いないと言えるほどおすすめなカラーです
バブルガムピンク
実はピンクも釣れるんです。 なんでピンク色が釣れるのかは分かりません。 いったいバスには何に見えているんでしょうかね? でもなぜか釣れるカラーです。
ウォーターメロン
これも王道カラーですね。 どこのメーカーも、グリパンやウォーターメロンといったカラーは必ず作っていますね。 それはつまりほぼ全てのメーカーがこの2種は外せないカラーと認めているということですね。 ということは釣れるということです!
サターンワームを使うロッドについて
サターンワームを使うにあたって使用するロッドですが、基本的にはスピニングロッドになります。 ベイトで扱う場合はベイトフィネス専用ロッドが必要になってきます。それに伴い専用のリールも必要になります。 さらにはベイトフィネスで扱う重さは大体3.5グラム以上が理想ですね。 そうなると元々軽いサターンワームなので少し重めのシンカーを付けなければならなくなります。 ちなみにシンカーの重さが重ければ重いほどバスに見切られる確立は高くなります。 スピニングロッドですとノーシンカーでも投げることは可能です。その場合はウルトラライト~ミディアムライトあたりがベストでしょう。
初心者へのおすすめは?
初心者の方ならウルトラライトをおすすめします。 ウルトラライトはロッドの中でも一番やわらかいロッドになります。 ロッドが柔らかければ、アタリが分からなくても魚が食ったことによってロッドの先(ティップ)が曲がってくれるのでアタリが分かり易くなります。 その分合わせ(フックをバスの口に掛ける事)も容易にります。 ただ気をつけなければならないのは、ロッドが柔らかい分大きなバスが掛かった場合はロッドだけで魚を持ち上げる事は出来なくなってしまうので、その場合はハンドランディグが出来る位置まで移動しましょう。決して柔らかいロッドで無理な使い方は厳禁です
ゾディアス TECHNICAL SPIN 64 SERIES バス 264UL-S/2 6.4フィート
シマノ|スピニングロッド ゾディアス
値段も安い上になかなか高性能。 エントリークラスではコストパフォーマンス最高クラスです。
サイズが選べないのがサターンワーム
サターンワームは3インチなので小さいバスも食ってきます。 そのため、大きなバスを狙って釣るというのは難しいかもしれませんね。 ただ数は釣れるので、ボウズ逃れや、数釣りで楽しむにはとてもいいワームだと思います。 ただネックなのはブルーギルもつついて来ます。 ブルーギルにつつかれちゃうと、テールの部分が千切れてしまったりするので厄介ですね。 でもそれだけサターンワームには様々な魚種に魅力を感じさせちゃうワームってことですね。
サターンワームでバス釣りを楽しもう
今回はサターンワームについておすすめしました。 様々な使い方ができるサターンワーム、コストパフォーマンスも高い上、いろんな魚が釣れるワームはなかなか無いでしょう。 まさに最強ワームといっても過言ではないワームですね。 もし周りにバス釣りを始めたいって人や、始めたけど全然釣れなくてつまらないと思ってる人に是非おすすめしてみてください。
一般的に使うのはこのシンカーだと思います。 特徴はボトムを取ることが必須なダウンショットリグにおいて、このシンカーはボトムを取る感度が優れているという点ですね。