役割とは
その為、生地が厚く、 動きにくいものが 多いです。 しかし、スポーツ別にウェットスーツを 見てみると、生地の種類や、 ウエットスーツの構造など、 様々な違いがあり、使うにあたって 動きやすいさ、保温性能が 異なってきます。
そういった危険生物の 被害にあわないためにも ウェットスーツは重要です。
海へ入る際には 快適に、安全に過ごす為にも ウェットスーツを着用しましょう!
体を温める仕組み
①ウェットスーツ内に水が浸入する
ウェットスーツを着込み、 海や水中へ入ると、 ウェットスーツ内に 水が入り込みます。
②水を逃さずにウエットスーツ内にとどめる
その入り込んだ水は ウェットスーツが 防水の為、 ウェットスーツと 体との間にとどまります。
③留まった水が体温で温められる
ウエットスーツと体との間に 留まった水は体温で 温められます。 温められるまでの時間は とても寒いです。
④体温と同じ温度の水で全身を包まれ、保温される
ウェットスーツ内に入った水が 温められると、 その水が体温を温めます。 そのような仕組みで ウェットスーツは 人の体を温め、 冷たい水中でも スポーツを楽しめます。
生地の種類
ウェットスーツは “クロロプレン” という合成ゴムから出来ています。 ウェットスーツの記事の違いは このクロロプレンゴムの 表面に、他の素材を 付けたものであり、 基本的には 表面加工の 違いになります。 生地の4種類を 見ていきましょう!
生地の種類①ゴム(スキン)
ウェットスーツの生地の クロロプレンゴム表面に 加工を施していないもの。 この素材の中でも 「柔らかい⇔硬い」 などの違いがあります。
生地の種類②ジャージ
ウェットスーツの生地の クロロプレンゴム表面に “ニット素材を貼り付けたもの”
①強度の上昇 ②水分の吸収 ③浸水が多い ④保温性はゴムよりも低い という特徴がある。
生地の種類③起毛
①保温性が優れる ②水の保持性が高い ウェットスーツの内側に 用いると、保湿性に とても優れたスーツが出来る。
生地の種類④ラジアル
①強度の上昇 ②水分の保持性が高い ③汚れにくい ④伸縮性が低い 値段が高くなるが、 とても機能性が高い。
形状の種類
形状の種類①ワンピース
形状の種類②2ピース
長袖、長ズボンが分かれた ウェットスーツ。 履きやすいが、 上着と下着の間から 水が浸水してくるため ワンピースに比べると 保温性が高い
形状の種類③ロングション
ワンピースタイプのウェットスーツで 袖が無いもの。 腕周りの動きが制限されないので トライアスロン、サーフィン などで用いられる。
形状の種類④スプリング
半ズボンのウェットスーツ。 半袖タイプと長袖タイプが あります。
形状の種類⑤シーガル
形状の種類⑥ジャケット
形状の種類⑥ボレロ
袖なしタイプのジャケット。 今現在では、ハンドでや長袖も ボレロということも多い。
スポーツ別のウェットスーツの特徴
脱着 釣り>トライアスロン>サーフィン>スキューバ 保温 スキューバ>釣り>サーフィン>トライアスロン 機動性 サーフィン>トライアスロン>釣り>スキューバ 大体の目安です。 このように、スポーツ別に 好まれるタイプが異なります。 その為、スポーツ別に ちゃんとしたウェットスーツを 選ぶ必要があります。
“オーダメイド”or“既製品”
ウェットスーツを購入する際には、 下の2つのタイプから選ばなければなりません。 “オーダーメイド”or“既製品” それぞれの特徴を知って、 自分の体のサイズに合った ウェットスーツを 購入しましょう!
オーダーメイドのウェットスーツの特徴
オーダーメイドのウエットスーツは 個々に体に合わせてウェットスーツを 作っていきます。 まず初めに採寸をし、 その後、型紙をつくります。 そして、その型紙に合わせて ウェットスーツの素材を切り出し、 切り出されたウェットスーツの素材を 縫い合わせて、ウェットスーツが 完成します。 【特徴①】サイズがぴったり 【特徴②】水の出入りが快適 【特徴③】値段が高い 【特徴④】脱ぎ着が楽
既製品のウェットスーツの特徴
既製品のウエットスーツを購入する際には 決まったサイズから、自分の体のサイズに 一番合ったものを選ぶことになります。 その為、オーダーメイドのウェットスーツに比べて 密着感に多少のズレがあり、 水の出入りが不規則になります。 【特徴①】冷たくなる箇所がある 【特徴②】安い
-①ダイビング用
ダイビング用のウェットスーツの特徴
ダイビングは動きが少なく、 海中で快適に過ごすために “保温”に重点を置いて 作られているためです。
ダイビング用のウェットスーツのメーカー
ダイビング用のウエットスーツには 様々なメーカーがあります。 また、地元のショップなどで、 オーダーメイドしたりすることが 可能です。 メーカーのものでも、 オーダーメイドの商品も 多いです。 メーカー一覧は、 ↓のリンクから確認してください。
季節別の選び方
ウェットスーツでは “保温性の違いは生地の厚さの違い” になります。 季節別の生地の厚さの目安は 【冬】 1月~4月 :5㎜以上のウェットスーツ 【春~初夏】5月~7月 :3.5、㎜~5㎜のウエットスーツ 【夏】 8月~10月:3.5㎜のウエットスーツ 【秋】 11月~12月:3.5㎜~5㎜のウェットスーツ
-②サーフィン用
特徴
サーフィンは一年中行うことが多く また、動くので、ここにあった ウェットスーツの形があります。 上で紹介したロングション、スプリングなどです。 色々な型から、自分にあった ウェットスーツの形を 選ぶことが可能です。
サーフィン用のウェットスーツのメーカー
サーフィン用のウエットスーツは 数えきれないほどのメーカーがあります。 メーカー一覧は、 ↓のリンクから確認してみましょう
季節別の選び方
-③トライアスロン用
特徴
ダイビングやサーフィン用のウェットスーツは 保温性を高くするために、 ウエットスーツの表面に 水を含むタイプが使われることが 多いです。 水を多く含むと、 トライアスロンで泳ぐときに 水を多く含んだウエットスーツが 抵抗になります。 その為、トライアスロン専用の ウェットスーツがあります。 トライアスロンでは、 特に気を使って 自分の体のサイズに合った ウェットスーツを選びましょう!
トライアスロン用のウェットスーツのメーカー
「TYR(ティア)」 「ZOOT」 「Blue Seventy」 「Z3ROD」 「Wiggle」 「ナチュラルエナジー」 「ORCA (オルカ)」 「2XU(ツータイムユー)」 「SPEEDO」 トライアスロン用のウエットスーツにも 様々なメーカーが存在します。 また、日本にもウェットスーツを オーダーメイドで作っている お店もあります。 近所のお店を訪問し 取り扱いメーカーや オーダーメイド扱っているかを 確認しましょう!
レンタルもある!
なので、トライアスロンに初挑戦や 体力試しで参加する場合には まずはレンタルウェットスーツを 利用してみましょう!
-④素潜り用
特徴
素潜り用(シュノーケル)のウェットスーツの特徴は ↓の3つです “保温性が高い”“丈夫”“市販品も多くある”
また、素潜り危険性が高く アクシデントに見舞われることも あります。 その為、いざという時の為には 浮力のあるウェットスーツを 選ぶことが重要になります。
素潜り用のウェットスーツのメーカー
「イマージョン」 「オマー」 「サルヴィマール」 などがあります。 また、ショップ等でオーダーメイドしてくれる お店もあります。 一番いいのは、ショップの方や 経験者と相談し、 購入を決めることです。 素潜り用のウェットスーツは しっかりしたメーカーや ちゃんとしたお店で オーダーメイドし 自分の体のサイズに合った ウェットスーツを選びましょう!
季節別の選び方
海の温度は季節はもちろんのこと 天気や潮流に影響されます。 その為、ウェットスーツの厚さ選びは 重要になります。 一年中素潜りする場合には 最低2種類のウエットスーツを 準備しましょう。 そして、どうしても寒すぎる 暑すぎる場合には 海から上がりましょう! シュノーケルをしていても 突然の波や体調によっては 溺れる場合もあります。 それほどシュノーケルは 注意をし、きちんとした ウェットスーツを使い 素潜りをしましょう!
-⑤釣り用
釣り用ウェットスーツの特徴
釣り用にもウェットスーツがあります。 釣り用のウェットスーツの特徴は “機動性が高い”“下半身のみもある” の2つです。
釣り用ウェットスーツのメーカー
「タカミヤ」 「リアス」 「マズメ」 といった釣りメーカーが 作っている場合もあります。 また、ダイビング用や 凡庸品で市販のウェットスーツを 使うことも多いです。
目的に合ったウェットスーツを選ぼう!
きちんと目的に合ったウェットスーツを 選ぶことが出来ると、 快適にマリンスポーツを 行うことが出来ます。 スポーツをより一層楽しむためにも 目的に合った、自分の体のサイズに合った ウェットスーツを選びましょう!
ウェットスーツの大きな役割は、 ただ2つ! その一つが “保温” 保温するために 色々な工夫が施されています。