リールの糸巻き方法!はじめてラインを巻く際の4つのステップをご紹介

リールの糸巻き方法!はじめてラインを巻く際の4つのステップをご紹介

リールへの糸巻き方法は、一見すると簡単な作業に見えるのですが、実は、ラインやリールのトラブルの原因が、誤った糸巻き方法にある場合も多々あります。この記事では、リールへの糸巻きに関する予備知識や、実際のリールへの糸巻き方法4ステップについて、とことん解説します。

記事の目次

  1. 1.リールへの糸巻き方法を誤ると, トラブルのもとに・・・・
  2. 2.リールへの糸巻き前の予備知識2つをご紹介!
  3. 3.予備知識1【スピニングリールの各部名称】
  4. 4.予備知識2【ラインの種類3つ】
  5. 5.リールへの糸巻き方法4ステップを解説! -PEライン以外-
  6. 6.リール糸巻きステップ1【下準備】
  7. 7.リール糸巻きステップ2【ラインのセット】
  8. 8.リール糸巻きステップ3【ハンドルの回転】
  9. 9.リール糸巻きステップ4【最終調整】
  10. 10.リールへの糸巻き方法4ステップを解説! -PEライン-
  11. 11.リール糸巻きステップ1【下準備】
  12. 12.リール糸巻きステップ2【ラインのセット】
  13. 13.リール糸巻きステップ3【ハンドルの回転】
  14. 14.リール糸巻きステップ4【最終調整】
  15. 15.リールへの糸巻きは慎重に!

リールへの糸巻き方法を誤ると, トラブルのもとに・・・・

釣り初心者ほど、リールへの糸巻きについて安易に考えがちです。 とはいえ、リールへの糸巻き方法を誤ると、釣りの最中にライントラブルが頻繁に発生するようになり、最悪の場合、リールの破損に至ってしまうこともあります。 筆者は、リールへの糸巻き方法を改善することによって、ライントラブルの起きる頻度が半分になった経験があります。 ですから、リールへの正しい糸巻き方法を実践することは、非常に重要なのです。

1.この記事で取り上げる内容は、いずれもスピニングリールの場合についてです。 2.リールの取り扱いについては、リールの取り扱い説明書の内容を参考に、自己責任で行ってください。

リールへの糸巻き前の予備知識2つをご紹介!

実際にラインをリールに巻く作業をするにあたって、必ず知っておかなければならない点がいくつかあります。 ここでは、リールの糸巻き前に知っておきたい予備知識2つについてご紹介していきます。 ここでご紹介する予備知識を習得しておかないと、この記事で取り上げる内容を理解することはできませんので、しっかりと頭に入れるようにしてください。

予備知識1【スピニングリールの各部名称】

※ 画像は、拡大してご覧ください。

予備知識2【ラインの種類3つ】

ラインには、材質ごとに様々な種類があり、ラインの種類によってリールへの糸巻き方法が異なります。 ここでは、多くの釣り方で用いられている、「ナイロンライン」、「フロロカーボンライン」、「PEライン」の3つのラインの種類それぞれの特徴について取り上げます。

ライン種類1【ナイロンライン】

ナイロンラインの材質である「ナイロン」は、衣料製品などに使用されている合成繊維で、釣り糸の材質としても長年使われています。 ナイロンラインは、しなやかさと適度なコシを兼ね備えており、釣り初心者でも非常に扱いやすいのが特徴です。 また、伸縮性が非常に高く、魚の強い引きを受けても、クッションのように衝撃を吸収してくれるので、掛かった魚をバラしにくいのも長所と言えるでしょう。 岩などと擦れた際の耐摩耗性や、まっすぐに引っ張った際の直線強度などは、特別優れているわけではないものの、低価格でバランスの取れた材質と言えます。 とはいえ、前述した伸縮性の高さは、仕掛けをキャストした際の飛距離を低下させる原因になっているため、ルアーフィッシングや投げ釣りなどの遠投を必要とする釣りでは、後述するPEラインのような低伸縮素材でできたラインに、大きく水をあけられています。

ライン種類2【フロロカーボンライン】

「フロロカーボンライン」の材質の正式名称は、「ポリフッ化ビニリデン (PVDF)」です。 ポリフッ化ビニリデンは釣り糸のほか、難燃性や耐薬品性が非常に高いことなどから、電気製品や医療などで使用されている材質です。 フロロカーボンラインが持つ様々な特徴の中でも、耐摩耗性の高さについては、障害物があちこちに点在する岩礁帯での釣りに効果的です。 また、比重がナイロンラインよりも重く、水に素早く沈む特性もあるため、釣り方によっては強い武器になります。 一方で、直線強度が、ナイロンラインや後述するPEラインよりも低いのが欠点です。 また、材質自体が硬く、コシが非常に強いので、リールに巻く糸 (道糸やメインライン)としてフロロカーボンラインを用いる場合、釣り初心者が扱うのは少々難しいかもしれません。

ライン種類3【PEライン】

PEラインは、容器や梱包材に使用される「ポリエチレン」で作られたラインで、1990年代に登場したばかりの歴史の浅い釣り糸です。 PEラインは、「マルチフィラメントライン」と呼ばれる、 複数本のラインをヨリ合わせた構造 (PEラインの多くは、ポリエチレン製のラインを4本、または8本ヨリ合わせている)をしており、前述の素材のラインとは大きく区別されます。 PEラインは、極めて伸縮性が低く、直線強度が非常に高いのが大きな利点です。 特に、ルアーフィッシング用のメインラインにおいては、アクション時にロッドのパワーを吸収してしまわない点や、前述した素材のラインと同強度でも、飛距離が伸びやすくなる細いラインが使用できる点などから、80%以上のシェアを誇っています。 その一方で、PEラインは比重が軽く、コシが無いため、ラインの扱いに慣れていない釣り初心者が使用すると、頻繁にライントラブルに悩まされる事態になるため、釣り初心者にはおすすめできません。 また、耐摩耗性の低さも、大きな欠点の1つと言えます。

リールへの糸巻き方法4ステップを解説! -PEライン以外-

PEラインと、PEライン以外の種類のラインとでは、リールへの糸巻き方法が異なるため、釣り初心者は特に注意が必要です。 ここでは、PEライン以外のラインにおける、リールへの糸巻き方法4ステップについて、釣り初心者にも分かりやすく解説していきます。

リール糸巻きステップ1【下準備】

釣り初心者は見落としがちな点ですが、リールを購入後、まだ梱包材から取り出していない状態になっている場合は、リールへの糸巻き前の下準備にも注意が必要です。 というのも、糸巻き時には、ハンドルをたくさん回転させることになるため、可動部の動作状態や初期不良の有無についてしっかり確認しておかないと、最悪の場合、リールの破損を招くからです。 特に、ハンドルノブのグラつきや、ハンドル回転のスムーズさについては、念入りな確認が不可欠です。 もし、ハンドルノブがグラついている場合には、ハンドルノブをしっかりと固定し直すようにし、それでも改善しない場合には、釣具店に相談します。 また、ハンドルの回転が重い場合や、ハンドルを回すとゴロつきを感じる場合には、リールの各種可動部に潤滑油を塗布し、それでも改善しない場合には、やはり釣具店に相談するのが望ましいでしょう。

リール糸巻きステップ2【ラインのセット】

(1) リールをロッドに装着する

リールの動作確認が完了したら、リールフットをロッドのリールシートに装着します。 釣り初心者の中には、ロッドを使用せずにリールへの糸巻きをする方がいらっしゃいますが、ロッドを使用しない場合、ラインがスプールに向かって送り込まれていく際の角度が適正にならないため、スプールの上部から下部にかけて均等にラインが巻かれなくなってしまい、適正なラインの量よりも少ない量のラインしか巻けなかったり、釣りの最中にライントラブルが発生したりする原因になります。 リールへの糸巻きに使用するロッドは、最もリールシートの位置に近いガイドが使用可能な状態であれば、基本的にどのようなものでも構いません。

(2) ガイドにラインを通し, スプールにラインを結び付ける

※ 上の動画では、スプールにラインを結び付ける際の結び方の実演をしています。

リールをロッドに装着したら、リールからスプールを取り外します。 次に、リールに巻くラインを、ロッドのリールシートの位置に最も近いガイドに通し、スプールにラインを結び付けます。 釣り初心者の場合、リールからスプールを取り外すことなく、スプールにラインを結び付ける方がいらっしゃいますが、その状態だと非常に結び付けづらいうえ、余ったラインの端を切る際に、刃物の歯がスプールに触り、スプールの表面を傷付けてしまう恐れもあります。 スプールにラインを結び付ける方法は、いくつか存在しますが、筆者は、ルアーとラインとの結束などに用いられることの多い、「ユニノット」と呼ばれる結び方を改良した結び方が最適だと感じています。

(3) スプールにラインを少量巻き付け, リールに装着する

スプールにラインを結び付けたら、手でスプールにラインを巻き付けていきます。 巻き付けるラインの量は、スプール10回転分の量程度で十分ですが、きつめにテンションを掛けて巻くようにしましょう。 こちらも釣り初心者が間違いやすい点なのですが、スプールにラインを結び付けた段階で、いきなりスプールをリールに装着し、ハンドルを回転させてリールへの糸巻きをしようとすると、結び目がクルクル回ってしまい、全くスプールにラインが巻かれません。 ですから、最初のスプール10回転分の量のラインは、手で巻き付けていくようにしましょう。 最初の2、3回転分の量のラインは、スプールを持っている手の指で結び目を押さえることで、結び目がクルクル回るのを防ぎながら巻き付けるのがコツです。 スプールにラインを少量巻き付けたら、ベールを倒し、スプールをリールに装着し、ベールを起こします。

リール糸巻きステップ3【ハンドルの回転】

(1) ラインにテンションを掛けられる状態にする

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ラインのセットが完了したら、リールにラインを巻いていきます。 リールにラインを巻いていく際には、ラインをピンと張って、テンションを掛けながらハンドルを回転させていく必要があります。 ラインに掛けるテンションが十分でないと、ライン同士が圧着せず、釣りの最中にラインがゆるんだ際に、ライン同士がスプールの内側で絡み合ってしまったり、テンションが掛かっていない部分に、重なったラインが食い込んでラインブレイクを引き起こしたりする原因になりますので、注意が必要です。 ラインにテンションを掛けながらハンドルを回転させる作業は、釣り初心者には難しいため、基本的には家族や友人に手伝ってもらい、ラインが巻かれているボビンの中央の穴に細長い棒を通し、横から手でボビンを押さえ付けるように持って、テンションを掛けるようにします。 周囲に手伝ってくれる人がいない場合は、上の画像のような便利グッズを使用するのが良いでしょう。

※ 上の動画では、前述の商品の使い方の実演をしています。

(2) テンションを掛けながら, ハンドルを回転させる

ラインにテンションを掛けられる状態になったら、ロッドのガイドとラインとの角度が付く位置でロッドを持ち、リールのハンドルを回転させ、リールにラインを巻いていきます。 その際、ハンドルの回転数は、一定のスピードを保つようにしないと、ラインに掛かるテンションの強さが変化してしまい、後々ライントラブルの原因になってしまいます。 また、スプールの深さの半分程度がラインで埋まる状態になるまでは、特に強いテンションを掛けながらハンドルを回転させることで、ライン同士をしっかりと圧着させ、前述したようなライントラブルを未然に防ぐように心掛けましょう。

リール糸巻きステップ4【最終調整】

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適正な量のラインがリールに巻かれたら、ハンドルの回転を止め、ラインを切ります。 基本的には、リールのラインキャパシティーと同じ量のラインを購入すれば、ボビンが空になることによって、自動的に適正量のラインがリールに巻かれますが、お徳用の大容量ラインを購入した場合は、スプールの深さの85%程度がラインで埋まっている状態を基準に、自分で適正量を判断する必要が生じます。 リールに巻くラインの量が適正でないと、仕掛けのキャスト時の飛距離が低下したり、ライントラブルが起きやすくなったりしますので、特に釣り初心者の場合は、十分に注意を払ってください。 また、新しいラインを巻いたばかりの状態では、ラインがスプールになじんでおらず、スプールからラインがほどけやすくなっているため、上の画像のようなスプールバンドをスプールに装着しておくことをおすすめします。

リールへの糸巻き方法4ステップを解説! -PEライン-

PEラインにおけるリールへの糸巻き方法も、基本的には他のラインと同様ですが、スプールへのラインの結び方や、リールに巻くラインの適正量などが異なります。 ここでは、前述した内容を踏まえたうえで、PEライン以外のラインの場合と、PEラインの場合との相違点について取り上げます。

リール糸巻きステップ1【下準備】

リールの動作確認は、他のライン同様、必ず行うようにしましょう。 ただし、PEラインの場合は、ラインをリールに巻くにあたって、汚れても良い布を水で濡らして用意しておく必要があります。 詳細については後述しますが、PEラインは表面の塗料が非常に落ちやすく、落ちた塗料がリールやロッドに付着したり、インターラインロッドの目詰まりの原因になったりするため、濡れた布で塗料を落としながら、リールにラインを巻いていきます。 釣り初心者に限らず、意外と多くの釣り人が忘れがちな作業ですが、トラブルとは無縁の快適な釣りを楽しむためには重要です。

リール糸巻きステップ2【ラインのセット】

ラインをセットする際の、作業の順序については、他のラインの場合と同様です。 ただしPEラインは、表面が滑りやすいため、他のラインと同様の結び方で、スプールにラインを結び付けようとすると、簡単にラインの端が抜けてしまいます。 そのため、ラインの先端に大きなコブを作り、結び目を強く締め込んでも、ラインの端が抜けないようにする工夫が不可欠です。

リール糸巻きステップ3【ハンドルの回転】

他のラインと同様、テンションを掛けながらハンドルを回転させます。 ただし前述したように、PEラインの塗料を落とすために、あらかじめ用意しておいた濡れた布で、PEラインを強めに挟みながらリールのハンドルを回転させるようにします。 また、PEラインは摩擦に弱い弱点があるため、多少スピードを落としてハンドルを回転させることにも、注意を払うようにしましょう。

リール糸巻きステップ4【最終調整】

PEラインは、他のラインよりも高価なものの、交換の頻度が少なくて済むため、リールのラインキャパシティーと同じ量のラインのみを購入することがほとんどですので、自分でリールに巻くラインの適正量を判断する必要はありません。 もし、お徳用の大容量ラインを購入し、リールに巻く場合には、スプールの深さの75%程度がラインで埋まっている状態が、適正量の基準になります。 適正な量のラインをリールに巻くと、スプールエッジがはっきりと露わになる状態になりますが、PEラインは伸縮性が極めて低いため、釣り初心者にとっても、この状態が一番トラブルが少なく、扱いやすいでしょう。

リールへの糸巻きは慎重に!

いかがでしたか。 リールへの糸巻きは、実際に釣りをする際の快適性やトラブルの発生率を左右する重要な作業です。 皆さんも、この記事でご紹介した内容を理解したうえで、慎重にリールへの糸巻きを行うようにしましょうね。

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ライター

cgjpm705

エサ釣りからゲームフィッシングまで、さまざまな釣りを楽しんでいます。実際の経験と豊富な知識をいかして、釣りの魅力や奥深さを分かりやすくお伝えできればと思います。


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