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【多肉植物の育て方】育て方のコツと注意点を種類別にご紹介!

ひとくくりに「多肉植物」といっても、育て方は種類ごとに少しずつ異なります。あなたは自分の育てている多肉植物がどんな環境を好むか知っていますか? それぞれに合った育て方をすれば、もっと元気に成長させることができますよ! コツと注意点を種類別にご紹介します!
2020年8月27日
三ツ矢ナオ
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人気の多肉植物! 種類別に育て方をご紹介

多肉植物は手軽でおしゃれ

水やりの手間がかからず、屋内の小さなスペースでも育てられる多肉植物。 園芸をしたことがない初心者さんでも、簡単に育てられる手軽さから、最近とても人気を伸ばしています。 おしゃれな見た目や、寄せ植えをして楽しめるところも、多くの人を引きつけるポイントです。

多肉植物は種類が多い分、育て方もさまざま

多肉植物には種類がたくさんあり、特徴もさまざま。 それぞれに合ったお手入れの方法があるんです。 きちんと理解して実践すれば、もっと美しく・もっと長く多肉植物とお付き合いできますよ! 種類別に育て方や増やし方をご紹介します!

今回育て方をご紹介する多肉植物

今回育て方をご紹介するのは、以下の種類です。 寄せ植えしやすいもの、初心者の方でも育てやすいもの、丈夫なもの…… 室内向きのものから、肥料がいらないものまで、さまざまです。 それぞれ特徴が違うので、どんな多肉植物を育てようか迷っている方も参考にしてくださいね。 ・エケベリア属 ・カランコエ属 ・パキフィツム属 ・セダム属 ・アエオニウム属 ・センペルビブム属 ・クラッスラ属 ・ハオルチア属 ・アロエ属 ・コノフィツム属 ・リトープス属 ・マミラリア属 それではさっそく、順番に見ていきましょう!

人気の多肉植物! お花のような葉のエケベリア属

人気品種の筆頭とも呼べる、エケベリア! ロゼット状に重なり合う葉がお花のようですよね。とっても愛らしい外見が、多くの多肉植物ファンを惹きつけて止みません。たくさん集めて寄せ植えすれば、花束のような作品ができあがります。 まずは、このエケベリア属の育て方についてご紹介していきます!

エケベリアの育て方

日当たりと水やり

置き場所は日当たりのいいところを選びます。 雨が当たらず、風通しのよい場所がベストです。 真夏は直射日光を避けましょう。 秋と冬は室内で育てるのをおすすめします。 エケベリアは乾かし気味に育てます。 夏は葉がシワシワになるタイミングまで、水を切らしてしまって大丈夫。 エケベリアは春秋型の植物なので、春と秋は水やりをしてあげると生長がよくなります。でも、あげすぎると根腐れするので、天気のいい日だけあげてください。

その他の手入れ

春から夏にかけて花芽が伸びます。 花を咲かせたい場合は、そのままにしておいて大丈夫なのですが、株が弱るというデメリットがあります。株を丈夫に育てたい場合、花芽はカットしてしまいましょう。 また、秋から春にかけては紅葉のシーズンです。 肥料が多いと色がよくなりません。肥料を控え、日当たりのよい場所に置くことで、きれいな色になります。肥料を与えるなら、4~6月か10~11月がおすすめです。

エケベリアの増やし方

葉挿し・もしくは挿し木で増やしましょう。 エケベリアは春と秋に最も旺盛に育つので、この時期に行うのがおすすめ。

こちらも人気の多肉植物! 観賞向きなカランコエ属

カランコエは種類が豊富で、寄せ植えせずそのままでも充分に見ごたえがある人気の種類です。 ウサギの耳のような形をした月兎耳や福兎耳をはじめとして、観賞に適しています。 初心者の方には育てるのが少し難しいかもしれませんが、コツさえつかめれば大丈夫です。

カランコエの育て方

日当たりと水やり

カランコエは多肉植物の中でも、やや育てるのが難しい品種と言えます。 日当たりは、良すぎてもいけませんが、悪いのも駄目です。 直射日光の当たらない明るい場所で育てましょう。 日光が直接当たると葉焼けしやすく、逆に日当たりが悪すぎると、葉の色も悪くなります。葉をよく観察して、カランコエにとって適度な日当たりを覚えてあげましょう。 基本的には室内で管理し、年間を通じて室内のいろいろな場所に置いてあげるのが向いています。 水は土が乾いたらたっぷりと与えましょう。

カランコエは寒さに弱い

カランコエを育てるとき気をつけなければならないのは、寒さに弱いという点。耐えられるのは5℃~0℃までで、それ以下になると生育が止まり、枯れてしまうこともあります。また、気温が低いと花が咲きません。花を咲かせたければあたたかい環境を用意してあげましょう。 冬は室内で育てたほうが良いでしょう。そのときは定期的に日光に当てるようにしてください。春、いきなり屋外に出すと、葉焼けの原因になります。

植え替えをしてあげよう

カランコエは根が細く、根が生長していくと根腐れしやすいのが難点。 定期的に植え替えをしてあげたほうが根腐れ防止になります。 植え替えのときは、一週間前から水やりを控え、また植え替え後一週間も水やりをストップさせましょう。 というのも、植え替えると根がデリケートになり、水やりで弱りやすいからです。植え替えで傷付いた根は傷口のようなもの。その場所から腐りやすいので、様子を見て慎重に水やりを再開させていきます。

紅葉や花を楽しめる多肉植物! パキフィツム属

こちらも人気の種類です。 パキフィツムは葉が多肉植物らしく肉厚で、色づく品種も多く、花が咲くものもあり、育てる楽しみが豊富です。 寄せ植えに加えれば、彩りを出すことができます。

パキフィツムの育て方

日当たりと水やり


パキフィツムは年間を通じて日向で管理するのに向いています。 ただし真夏は直射日光に注意しましょう。 春と秋にたくさん水やりをしてあげましょう。 土が乾いたタイミングで、たっぷりと与えます。まだ土が乾いていないのに水やりすると、根腐れの原因になるので、注意しましょう。 湿気が苦手なので、夏場の日中に水やりをすると蒸れます。夏に水をやるときは、朝か夕方の気温が下がる時間帯にしましょう。冬の水やりは控えめが丁度良いです。

湿気に気をつける

パキフィツムを育てるときは、風通しのよい場所を選びましょう。 室内でも湿気でジメジメするようなところは避け、カラッとしている環境で育てます。 頻繁に水をやるのもよくありません。土が乾き気味のコンディションを意識しましょう。

パキフィツムの増やし方

増やすときは葉挿しがもっとも簡単です。 とくに葉挿しは、初心者の方がまず最初にチャレンジしたい増やし方でもあります。初心者さんはぜひやってみましょう。 葉を左右にゆらすと簡単に取ることができるので、これを土の植えに並べておきます。 数日後、切り口から発根してきたら根に軽く土をかぶせてあげましょう。 さらにしばらく待つと、採取したもとの葉がシワシワに枯れてくる代わりに、新しい葉がたくさん切り口部分から生えてきます。これを新しい株に増やしていきましょう。 株分けを試したいときは、植え替えと同時に行うほうがいいでしょう。

初心者の方にもおすすめな多肉植物! セダム属

セダムは日本で「万年草」と呼ばれています。 肉厚でぷくぷくとした小さな葉がたくさん生え、世界の各地に分布しています。 育てやすく、初心者の方にもおすすめです! 寄せ植えでも大活躍します。

セダムの育て方

日当たりと水やり

基本的に、日なた・水を少なめで管理します。 セダムは丈夫で、ほとんど手がかかりません。温度が高い場所でもよく育つ一方、寒い場所にも耐える、うれしい種類といえます。室内でも室外でも、比較的育てやすいでしょう。

セダムの増やし方

時期は春がおすすめです。 葉挿しと挿し木で増やすことができます。 セダムは枝がよく伸びるので、ときどきカットして形を整えつつ、切りとった子株を挿し木に使うと良いでしょう。 乾かして土に挿しておくだけで、よく根付きます。セダムを乾かすときは横置きにせず、水を入れない花瓶に挿しておいたほうが、形崩れを防げます。

木立状の多肉植物! アエオニウム属

アエオニウムは多くが木立状です。 種類が豊富で、それぞれに合った育て方があるのですが、今回はアエオニウム全般の傾向を踏まえたおすすめの育て方をご紹介します。

アエオニウムの育て方

日当たりと水やり

アエオニウムは、一年中同じ場所に置きっぱなしにせず、季節によって移動させるといいでしょう。 春と秋は日当たりのよいあたたかな場所に置きます。真夏は半日陰に移動させ、冬は室内に取り込みましょう。寒さは0℃~5℃くらいまでなら耐えることができます。

その他の手入れ

肥料をあげること、形を整えること、花の茎を摘むことがおもな作業です。 春と秋には、液体肥料か、ゆっくり効くタイプの肥料を与えるとよく育ちます。 また、アエオニウムの多くは上へ上へと生長していく多肉植物で、だんだんと形が不格好になっていくかと思います。そのときは伸びすぎてしまった部分を切ってしまい、挿し木に利用しましょう。 花が咲く品種の場合、花の茎はカットしてしまったほうが株を長持ちさせられます。花が咲くと、そのあと枯れてしまうことがあるのです。花を楽しみたければ、そのままにしてしまってもかまいませんが、枯れるリスクがあることは理解しておきましょう。

アエオニウムの増やし方

アエオニウムは比較的株分けが簡単な種類です。 とくに群生して育つ品種は行いやすいので、株分け初心者のうちはアエオニウムで練習してみるのも良いでしょう。

寒さに強い多肉植物! センペルビブム属

寒い地域のお住まいの方におすすめしたい種類です。 該当地域の初心者さんは、センペルビブムから初めてみるのも良いでしょう。 強い耐寒性があり、暑い場所には弱いという性質が特徴。見た目もロゼッタ状で華やかです。

センペルビブムの育て方

日当たりと水やり

夏は半日陰、冬は日向で育てましょう。 寒くて日当たりの悪い場所にお住まいの方でも比較的育てやすい品種です。冬でも外に出しておくことができます。 水は月に3~4回与えると良いでしょう。センペルビブムの休眠期は夏と冬なので、この時期は基本的に土を乾燥させておきます。

その他の手入れ

センペルビブムは花の管理と葉の管理が必要です。 花が咲くとその株は枯れるので、増やす場合は咲かせないほうがよいでしょう。だいたい購入から数年で花を咲かせるので、注意して見ておきます。 葉は群生して生えるので蒸れやすいです。蒸れると株全体の元気がなくなってしまいます。枯れたものからどんどん取ってしまってください。

センペルビブムの増やし方

センペルビブムは、葉挿しよりも挿し木に向いています。 蒸れないように親株から取った茎を挿し木に使ってしまうのが、手入れもできてさらに子株も増やせる、一番おいしい方法です。 株分けも可能です。 通気性を求める植物なので、蒸れてきたら新しい鉢に植え替えてあげるのをおすすめします。そのとき一緒に株分けを行ってしまうといいでしょう。 株分けをするときは、根ごと株を刃物で分けてしまいます。根を丁寧にほぐし、悪くなっている根は捨ててしまってください。 また、植え替えと株分けの前後一週間は水やりを控えましょう。ここで水やりすると根腐れが起りやすいです。植え替えてから一週間が経過したら、徐々に水やりを再開します。

なんと300種類以上ある多肉植物! クラッスラ属


ひとくくりにクラッスラ属といっても、かなりさまざまな種類が存在します。その数はなんと300種類以上! お気に入りの品種を見つける楽しみがあります。ですがそのぶん、育て方もさまざま。ここではクラッスラ全般のおおまかな育て方をご紹介します。

クラッスラの育て方

日当たりと水やり

日当たりが良く、風通しの良い場所で育てましょう。 屋外で育てている場合は、秋から冬にかけての間、室内に取り込んであげます。 水やりはかなり控えめにしてください。湿気に弱いので、心配してあげすぎると枯れてしまいます。 とくに冬の間は要注意。葉がシワシワになるまで待ってから水やりをしましょう。 品種によっては夏が休眠期の場合もあります。その場合は、夏も葉がシワシワになるまで水やりしないでください。ほかの季節は、土が乾いたときにたっぷりと与えます。

その他の手入れ

春と秋には液体肥料を少量与えましょう。 また、大きく育ってきたら植え替えもしてあげてください。 形が乱れてきたら、カットして整えます。

クラッスラの増やし方

増やし方は、クラッスラのなかでも品種によって向き不向きがありますが、形を整えたときにカットした茎は挿し木に再利用するのがおすすめです。

スタイリッシュな多肉植物! ハオルチア属

ハオルチアはとがった葉の形が多く、男性的なイメージもあるクールな多肉植物です。 インテリアに加えれば、お部屋の雰囲気をきりっと締めることもできます。

ハオルチアの育て方

日当たりと水やり

直射日光と雨は苦手。 夏は半日陰で、それ以外の季節はぽかぽかした日向が良いでしょう。 越冬温度は0℃から3℃ほどです。寒さに弱いわけではありませんが、冬は室内に取り込んだほうがベター。とくに寒冷地にお住まいの場合、寒くなってきたら室内に入れてあげてください。 春と秋が生育期です。この時期は土が半分くらい乾いたら、もう水をあげてしまって大丈夫です。 夏と冬は水を控えましょう。

その他の手入れ

肥料を与える場合、ゆっくり効くタイプのものを使います。 春と秋に少しだけ与えましょう。

ハオルチアの増やし方

春か秋が最適です。方法は葉挿しか株分けがおすすめです。 植え替えを行うなら株分け、形を整えるなら葉挿し……という風に、使い分けると良いでしょう。

丈夫でポピュラーな多肉植物! アロエ属

アロエといえばポピュラーな観葉植物ですよね。 ハオルチアと同じツルボラン科の多肉植物です。丈夫で初心者さんにもおすすめ! 寄せ植えせずそのままでも、充分にインテリアとして映えます。

アロエの育て方

日当たりと水やり

アロエは管理も比較的楽な多肉植物です。 一年中日当たりのよい場所に置きましょう。寒さに弱い品種の場合、冬だけ室内に取り込んであげてください。 室内に入れた場合は水やりせず、断水しましょう。これは半休眠状態にするためです。ほかの季節は土が乾いたら水やりをします。秋は頻度を減らし、株を乾燥気味に育ててください。

その他の手入れ

アロエは肥料を与えてあげるとよく育ちます。 固形肥料の場合、2、3ヵ月に一度ほどが良いでしょう。 液体肥料の場合は10日に1回ほど。 時期は春がおすすめです。夏の場合、真夏は避けてください。秋や冬は不要です。この時期に株が弱ってしまったときは、肥料より活力剤を与えてみてください。

アロエの増やし方

増やし方は株分けや挿し木です。横に広がって増えるタイプの品種なら、植え替えを兼ねて株分けを行うといいでしょう。植え替えの時期は4月から9月がおすすめです。

特徴的な外見が可愛い多肉植物! コノフィツム属

コノフィツムは他の多肉植物と比べて特徴的な外見をしているので、覚えやすい種類だといえます。 次に紹介するリトープスという種類と同じく、脱皮を繰り返しながら生長します。リトープスとひとくくりにされ、「メセン」「メセンの仲間」と呼ばれることもあります。 メセンと一緒に寄せ植えすると、とても相性が良いです!

コノフィツムの育て方

日当たりと水やり

暑すぎる場所を避け、日に当てながら育てます。 コノフィツムは夏に休眠するので、その時期は葉がシワシワになります。枯れてしまったのかな? と心配になるかもしれませんが、大丈夫。秋頃には脱皮し、新しい芽が出てくるのです。 水やりに関しては、夏の間は断水してOKです。他の季節は土が乾ききったら、たっぷりと与えましょう。


花がら摘みをする

リトープスは秋から冬に、とっても可愛いピンクや黄色のあざやかな花を咲かせます。 この花は、枯れたら見栄えが悪くなるので、花がら摘みを忘れずに行いましょう。 放っておくと葉に色移りする場合があります。

コノフィツムの増やし方

コノフィツムは葉挿しではなく、挿し木か株分けで増やします。 行う時期は秋が良いでしょう。

初心者でも寄せ植えしやすい多肉植物! リトープス属

リトープスは形がとてもユニークです。 その独特なフォルムは、寄せ植えで大活躍します。ほかの種類を混ぜず、リトープスだけで寄せ植えしても映えるので、寄せ植え初心者さんでも挑戦しやすいでしょう。色も茶色っぽいものから緑に近いもの、灰色がかったものなど、実にさまざま。たくさん集めてまばらに寄せ植えするだけで、なんとなく絵になるうれしい多肉植物です。リトープスだけで寄せ植えすれば、水やりも楽ですよ。

リトープスの育て方

日当たりと水やり

リトープスは室内で育てるのに向いています。夏は外の半日陰で管理するのも良いですが、基本的には室内で育ててあげましょう。 乾燥に強く、高温多湿には弱いので、水は控えめに与えましょう。 一番水を与えたほうがいい季節は秋です。この時期は土が乾いたら水を与えましょう。 ほかの季節は土を乾燥させてください。 特に6月から9月にかけては、リトープスの苦手な「高温多湿」の環境を作ってしまいやすいので注意です。断水してしまっても良いでしょう。 水をやるにしても、少しだけ湿らす程度にしてください。

その他の手入れ

リトープスを育てるときに気をつけたいのは、二重脱皮です。 初心者さんは「そもそも二重脱皮って何?」と思うかもしれません。簡単に説明すると、本来、年に一度起ればいい脱皮の現象が、2回起きてしまうことをいいます。 どうして2回起きてしまうのかというと、皮に水分が多く含まれすぎてしまうことが原因です。2月から4月にかけて屋外で雨にさらしてしまったり、水をあげすぎると、こうなります。リトープスにはほとんど水やりしないような気持ちで育てたほうが無難です。 肥料はほとんど必要ないのですが、与えたい場合は、ゆっくり効くタイプのものを選びましょう。液体肥料でもOKです。

リトープスの増やし方

株分けで増やします。 時期は秋がいいでしょう。寄せ植えを作りたいときも、秋に植え替えるのが一番適しています。

サボテンで人気の種類はコレ! マミラリア属

マミラリアはサボテンの種類のひとつです。 サボテンは多肉植物の中でも丈夫で、初心者さんにもおすすめ。なかでもマミラリアはトゲのあるサボテンらしい外見が人気です。花を咲かせる品種もありますよ!

マミラリアの育て方

日当たりと水やり

日当たりのいい場所で育てます。 冬は室内で育てましょう。 冬の間は休眠するので、水やりはほとんど不要です。断水してしまっても良いでしょう。他の季節は、土が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。

その他の手入れ

マミラリアはほどんど手がかかりません。肥料も基本的に不要です。 もし肥料を与えたければ、5月から6月にかけての間か、8月から9月にかけての間のどちらかが良いでしょう。

マミラリアの増やし方

初心者さんは特に、「サボテンってどうやって増やすの?」と思うのではないでしょうか。 マミラリアの場合、挿し木、株分け、胴切りの3種類の増やし方があります。 挿し木、株分けは他の多肉植物の項目でも解説したので割愛しますが、「胴切り」は聞き慣れない言葉だという方もいらっしゃることでしょう。 胴切りとは、柱状のサボテンを増やしたいときに使う方法です。 上の緑色の部分を切り落とし、風通しの良い場所に置いておくと発根するので、それを乾いた土に植えて新しい株へと成長させます。 挿し木の茎ではなく胴を切ってしまうバージョンだと考えてください。

多肉植物は品種によって育て方もさまざま! コツをつかんで上手に育てよう

日当たりのよさ・風通しのよさ・乾燥、この3つが多肉植物の多くに共通する、好ましい環境です。 けれどそれぞれの特徴に応じて、調整が必要なのだとお分かりいただけたのではないでしょうか。 植え替えや寄せ植えを行おうとすると、少し難しく感じられるかもしれませんが、慣れれば初心者の方でも簡単です。増やし方もぜひマスターしてくださいね。 コツをつかんで多肉植物を上手に育てましょう!