OF040G1000
マムート ネオン ライト
カリマー レインカバー 25+
Frelaxy ザックカバー
モンベル ガレナパック
グレゴリー ジェイド 28
カリマー|リッジ 30
ミレー リュック サース 30
オスプレー|エーリエルAG 65 OS50066
登山用リュックの特徴
タウンユースのリュックとは異なる、登山のために設計された登山用リュック。「ザック」や「バックパック」とも呼ばれます。その違いは「ショルダーハーネス」・「ウエストベルト」・「背面パネル」・「収納性」・「素材」にあります。
快適に登山を楽しむために、どのような工夫がされているのでしょうか。まずは登山用リュックに搭載されている各機能について、ご紹介していきます。
ショルダーハーネス
通気性のよい素材と柔らかいパットで、肩にかかる負担を減らします。上部に付いたストラップで、背中へのフィット具合を調節できます。
また、チェストストラップを使用することで、ショルダーハーネスを両肩の正しい位置で安定させることができます。
ウエストベルト
安定感のある太目のウエストベルトは、腰でしっかりと重量を支えることができる位置にあり、同時に荷重をうまく分散させてくれます。また、腰にストレスがかからないよう、腰骨を包むようにクッション性のある素材でできています。
レイヤリングに合わせて、こまめにフィット感を調整しましょう。
背面パネル
背中にピッタリとフィットする構造で、通気性がよく長時間背負っていても蒸れない工夫がされています。リュックと背中の間に空間を作り、メッシュになっているものは更に通気性UP。
こちらは人気ザックブランド【オスプレー】の「タロン22」に採用されている背面パネル構造です。高い通気性を確保するため、Airscapeというメッシュパネルを採用し、さらにその奥にあるフォーム材でできたパネルが、換気とフィット感を高める役割を果たしてくれています。
機能・収納
ドリンクが取り出しやすいサイドポケットや、行動食や小物を入れておくのに便利なウエストベルトのポケットなど、登山中にストレスなく出し入れできる工夫がなされています。
また、2気室構造になっているものや、雨蓋にポケットが付いているものは、防寒着やレインウェアを収納するのに便利です。ハイドレーション対応のモデルも多くなってきています。
素材
重い荷物を入れたり、枝などに引っ掛けても破れにくい耐久性に優れた素材が使われています。また最近では、登山用品や装備の軽量化が進んでおり、キューベンファイバーや、PUタフタなどの軽量で強靭な素材を使用した超軽量リュックが人気です。
こちらは、ウルトラライトな山道具で人気のブランド「ハイパーライトマウンテンギア」のザックです。40L~50Lの荷物に柔軟に対応し、キューベンファイバー素材で、重量わずか800gと驚きの軽さです。
(おまけ)登山用リュックのバリエーション
登山リュックの中には、「トレイルランニング」に特化した軽量でコンパクトなモデルや、「クライミング」に特化したシンプルで効率よくギアを出し入れできるモデルなどがあります。
それぞれに、フィールドで使用するうえで充実した機能をそなえています。
OMM Classic 25
OF040G1000
容量 | 25L |
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OMMレースに出場するランナーのために開発されたリュック。荷物の容量に合わせてコンプレッション位置を変えられることで、どんなコースでも体にピッタリフィットします。
黒が基調で、オレンジのアクセント的な差し色が加わったカラーが施され、遊び心あるデザインに仕上がっています。安定性が高く、登山の快適性を高めてくれることは間違いないでしょう。
マムート ネオンライト
マムート ネオン ライト
容量 | 12リットル |
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マムートのクライミング用リュックです。フロントはシンプルですが、クライミングギアが効率よく収納できるため、スムーズにクライミングを楽しむことができます。
背面ジッパータイプで、メインポケットが大きく開くのが特徴です。登山中の物の出し入れに便利な仕様となっており、快適に山登りを楽しんでもらえます。
レディースリュックはここが違う!
人気ブランドのリュックでも、登山中に肩が痛くなったり、左右にリュックがぶれたり、という経験はありませんか?体にフィットしていないリュックは、体への負担が大きいだけでなく、ルートによってはバランスが崩れて転倒や滑落などの危険にもつながります。
体にフィットしたリュックを使用するためにも、女性の体に合わせて設計されたリュックをおすすめします。登山用リュックのレディースモデルには、構造や機能面で女性に嬉しい工夫が一杯ですよ!
➀レディースサイズの背面長!
ブランドによって異なりますが、レディースモデルのリュックの背面長は、約38~46㎝の間で調節できるものが多くなっています。背面長が長すぎると、ショルダーハーネスとウエストベルトが正しい位置でフィットせず、リュックを背負った時の負担が大きくなってしまいます。
特に容量の大きいリュックを選ぶ時には、この背面長をチェックするようにしましょう。
※「背面長」は、首の付け根(第7頸椎骨)から、腰骨の最上部までの長さを測ります。
➁レディースサイズのウエストベルト!
女性の骨盤は、男性と比較して左右の幅が広く、丸い形状をしています。レディースモデルのウエストベルトの多くは、その骨盤を包み込むように設計されています。
➂レディースサイズのショルダーハーネス!
男性に比べて肩幅が狭い女性に合わせ、ショルダーハーネスは狭い位置に取り付けられています。またハーネスに付いているチェストストラップは、バストに干渉しないよう、細く適正な角度に設定されています。
➃レディース好みのデザイン・カラー!
可愛いカラーもレディースモデルならでは。お気に入りカラーのリュックなら、重い荷物も平気かも。おしゃれで元気に登山を楽しみたいですね!
登山用リュックを選ぶ時の3つのポイント
レディースモデルの特徴をふまえた上で、リュックを選ぶ時にチェックしたいポイントを3つ紹介します。女性に嬉しい機能を最大限に活かすためにも、3つのポイントを意識して選んでみて下さいね。
➀リュックの容量
どんな山に、どんなスタイルで登りたいか。そのためには、どんな荷物が必要になってくるか。イメージを膨らませてからリュックを選ぶようにしましょう。
「大は小を兼ね」ますが、荷物が軽ければそれだけフットワークも軽く登山を楽しむことができます。また大きすぎるリュックは、ついつい荷物を入れすぎてしまう場合も。行先と荷物に応じた容量や収納性を備えたリュックを選ぶようにしましょう。
日帰り登山や小屋泊りでの登山では、レインウェアや着替え、防寒着などが入る25L~35Lの容量がおすすめです。また長期の縦走やテント泊の登山では、55L~65Lの容量が必要になってきます。
テントやギアが軽量・コンパクトになってきていますので、お持ちの装備に合わせてサイズを選んでください。
➁リュックのフィット感
快適な登山を楽しむためには、リュックの体へのフィット感が大切です。歩くたびに左右に揺れたり、腰でうまく背負えず、肩に負荷がかかりすぎてしまっては登山中のストレスの元。適切な背負い方で、きちんと体に合ったサイズのリュックを選びましょう。
また、レディースモデルであっても、女性一人一人の適正サイズは異なります。ブランドごとのサイズチャートをチェックしたり、背負い心地を比較してみることをおすすめします。
ショルダーハーネスは左右の肩の中央部分にのるように調整し、肩から背中にかけての曲線を包み込むように沿っている状態が理想です。ウエストベルトは、腰骨の上端から2.5㎝ほど上に、ベルトのパッド部分の上端が触れるように装着します。
ウエストベルトをしっかりと締めた状態で、左右のベルトの間に10~15㎝ほどの間隔がある状態が適正サイズです。店頭で試着をし、体にあったリュックを見つけてください。
➂リュックの機能性
リュックの素材や収納性、開口部の形状や構造などもチェックしたいポイントです。レインカバーが付属していたり、多少の雨や雪ならば弾く素材のものでなければ、ザックカバーも同時に購入したい商品です。
収納性や構造は、入れる荷物をイメージしながらチェックしてみましょう。フロント部分からダイレクトに中身を取り出せるファスナーや2気室構造など、「使いやすさ」は場面や使う人によって異なります。じっくりとチェックしましょう。
(おまけ)一緒に買いたいおすすめザックカバー
日本の山は雨が多いため、付属のザックカバーが付いていない場合はぜひ一緒に購入しておきましょう。リュックと同じメーカーや同じカラーリングのもので統一してもよし、急な雨でも気分が上がる元気カラーを選んでもよし。
せっかくならば、雨の登山を楽しめるものがいいですね!
カリマー レインカバー 25+
カリマー レインカバー 25+
こちらは人気ブランド、カリマーのザックカバーです。カラーラインナップは全部で3色展開。明るいカラーのカバーなら、気分が沈みがちな雨の登山も楽しくなりますね!
どれも使いやすいデザインが揃っているので、好みに合わせてテンションが高まりそうな一つを選びましょう。
Frelaxy ザックカバー
Frelaxy ザックカバー
サイズ | S〜XXL |
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色 | 全7色 |
こちらはFrelaxyの商品です。3つの保護層構造で耐水性、耐久性が以前のモデルと比べて約2倍になっています。また、上下左右を固定できる高品質のクロスバックルがついているのも魅力です。
軽量かつ、付属のケースに入れると、非常にコンパクトに収納できるので、携帯性にも優れています。
人気ブランドのおすすめ登山リュック7選!
ここからは、日帰り登山におすすめサイズ〈容量25L以下のリュック〉、小屋泊におすすめサイズ〈容量35L以下のリュック〉、そして縦走やテント泊におすすめサイズ〈容量65L以下のリュック〉に分けて、おすすめリュックを7選ご紹介します。
人気ブランドの定番モデルから最新人気モデルまで、優しさの詰まったリュックばかりでワクワクしますね!
日帰り登山に〈小型(~25L)リュック〉
タウンユースから、日帰り登山、そしてアタックザックとして。25Lまでの小型サイズのリュックは広い用途で活躍します。驚くほどの軽さや、収納性、そして女性に嬉しいカラーリングなど、各ブランドのラインナップも豊富です。
1.モンベル/ロゼパック20(レディース)
[シンプルで機能的]登山用リュック
モンベル ガレナパック
容量 | 20L |
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重量 | 722g |
色 | ブルーベリー(BBR)、コーンシルク(COSK)、マルベリー(MULB) |
シンプルで機能的・低価格な登山用品が人気のブランド【モンベル】。こちらはスッキリとしたデザインで、鮮やかなカラーが嬉しい女性用パックです。登山中でもアクセスしやすいサイドポケットを含め、ポケットが充実した作りになっています。
また、通気性抜群のショルダーハーネス、凹凸のあるバックパネルがムレを抑えて、快適な背負い心地を実現しています。
2.ノースフェイス/フライウェイトリーコン(レディース)
[200gの超軽量]登山用リュック
NM62203
容量 | 22L |
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重量 | 200g |
色 | 全3色 |
タウンユースとしても人気のアウトドアブランド【ザ・ノース・フェイス】。このリュックの人気の秘密は、なんといってもその軽さ。200gという軽さですが、リップストップナイロン素材で耐久性も抜群です。
さらにショルダーハーネスはエアメッシュ生地になっているので、蒸れず快適な背負い心地。ポケッタブル仕様で、収納ポーチにまとめれば、とてもコンパクトで携帯に便利です。
日帰り登山から小屋泊登山に〈中型(~35L)リュック〉
季節を問わず、幅広く活用できる安心サイズの中型リュック。防寒着・レインウェア・飲料・食料などを十分に収納でき、機能面でも充実したモデルが多くなっています。
最近は女性の体型に合わせたモデルを展開しているブランドも多く、フィット感は抜群。これから登山を始める方にもおすすめのサイズです。また、シーズンごとにモデルチェンジされていたり、限定カラーが出たりするので、選ぶのも楽しくなりますね。
3.グレゴリー/ジェイド28(レディース)
[着るように背負う]登山用リュック
グレゴリー ジェイド 28
容量 | 26L、28L |
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重量 | 1.16kg(XS/SM)、1.16kg(SM/MD) |
色 | エーテルグレー,マヤンティール |
快適な背負い心地を追求し、進化を続ける高機能バックパックブランド【グレゴリー】。こちらのモデルは、軽量で中身へのアクセス性も高い高機能な仕様となっています。
細部まで、女性の体に馴染む高いフィット感は、どこまでも歩けそうな背負い心地です。26L、28Lとコンパクトなラインナップですが、伸縮性のサイドポケットやヒップベルトポケットなど、高い収納力もおすすめポイントとなっています。
4.カリマー/リッジ30・タイプ1(レディース)
[人間工学でストレスフリー]登山用リュック
カリマー|リッジ 30
容量 | 30L |
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重量 | 1.55kg |
【カリマー ジャパン】のリュックは、イギリスブランド【カリマー】の高機能・高品質なザックを、日本人の体型に合わせてモデルチェンジされています。
人間工学に基づき新しく設計されたショルダーハーネスとヒップベルトを搭載。荷重を理想的に肩と腰に分散させる仕組みで、首や肩骨、腰骨への干渉も少なくなっています。
チェストストラップもワンタッチで操作できるシステムで、細部までストレスフリーな設計になっているのが魅力です。初心者の方から、今まで体にフィットするリュックに出会えなかった方にもおすすめのブランドです。
5.ミレー/エリウム30(レディース)
[快適な背負い心地]登山用リュック
ミレー リュック サース 30
容量 | 30L |
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重量 | 1.5kg |
鮮やかなカラーが人気のブランド【ミレー】の、スッキリとしたシルエットの中に優れた機能が詰まったおすすめリュックです。背中とリュックの間に空間を設け、通気性を高めたバックシステムにより、夏山でも蒸れることなく快適に登山が楽しめます。
パッキングに便利なフロントダイレクトアクセスや、ウエストベルトのジップポケットなど、収納面も充実しています。
テント泊・縦走に〈大型(~65L)リュック〉
縦走やテント泊登山では荷物が多くなり、パッキングにもコツを要します。リュックが大きくなる分、小柄な女性はバランスを取るのも大変。
サイズが身体に合っていなかったり、正しい背負い方になっていなければ、歩行中や下山後の体への負担が大きくなってしまいます。大型ザックのフィッテイングを行う際は、背負うだけでなく、中に重量のあるものを入れて背負ってみるのもおすすめです。
6.ノースフェイス/テラ55(レディース)
[荷物整理も安心]登山用リュック
NMW62018
容量 | 55L |
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重量 | 1.701kg |
色 | アーバンネイビー |
おしゃれなデザインとカラーリングで人気のブランド【ザ・ノース・フェイス】からは、背面長の調整が可能で、しっかり体にフィットしてくれる大型モデルのご紹介。
通気性に優れたエアメッシュの背面構造に、体への負担を和らげるパッドの入ったショルダーハーネスとヒップハーネスで、テント装備を背負っての縦走でもストレスなく登山を楽しめます。
また、1気室を2気室に仕切ることができるファスナーが付いている点も魅力的。荷物の増減で調節するだけでなく、濡れたテント装備を分けて収納したり、共同装備と個人装備を分けたりと、パッキング時に活躍してくれる嬉しい機能です。
7.オスプレー/エーリエル65(レディース)
[女性の腰を守る頼もしい]登山用リュック
オスプレー|エーリエルAG 65 OS50066
容量 | S/62L、M/65L |
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重量 | S/2.22㎏、M/2.27㎏ |
サイズの展開が豊富で大型リュックに定評のあるブランド【オスプレー】。フロントから直接アクセスできるジッパーや、取り外しができるトップポケットは、長期縦走やテント泊登山では嬉しい仕様。
トップポケットは、荷物の増減に合わせて取り外したり、貴重品を入れてサブザックとしても使用できます。女性の骨格に合わせて熱形成されたアイソフォーム・ヒップベルトは、長時間の歩行でもストレスなく骨盤を包み込んでくれます。
まとめ
いかがでしたか?女性に優しい設計になったレディースモデルの登山用リュック。ピッタリフィットのお気に入りのリュックで、美味しいご飯と安心を背負って楽しい登山になりますように!