ソロキャンプ
ソロキャンプの楽しさをみなさんはご存知でしょうか?「ソロキャンプに行く!」と言うと必ず「一人で寂しくないの?」や「危なくないの?」などの言葉が返ってきます。そんな事は全然ないのです。ソロで活動すると自由がきく、誰にも気を使わず行きたい所に行き、休みたい所で休み、もちろんキャンプ場にテントを設営すれば危険なことはそれほど無いのです。 また、グループキャンプだと他のキャンパーとは話も出来ず身内だけで盛り上がってしまいますが、地元の方やソロでキャンプを楽しんでいる他県の人(海外の方もいますね)と仲間になれるチャンスがあります。一期一会を大切にしながら楽しんでみてはいかがでしょうか?
ソロでのキャンプ場での楽しみ方
ソロでキャンプに行き、キャンプ場で一人で何をして楽しむか。実はこれも自分次第なのです。何をしても良いのです。自分で考え、自分のやりたい事をやる!これがソロキャンプの楽しい所なのです。また「自然」という日常のなかで過ごす「誰にも縛られないきままな時間」それだけでも贅沢で魅力的な事だと思います。
ソロでのキャンプ場楽しみ方 その1 「趣味を堪能する」
釣りが好きな人は釣りの道具を持って釣りを楽しんだり、本が好きな人は誰にも邪魔されず木陰やハンモックに揺られながら読書に没頭する。また料理が好きな人はキャンプ料理の下ごしらえや調理など、カメラが好きな人はキャンプ場付近を散歩しながら写真を撮るのも良いでしょう。 また、なにもせずボーっと海を眺めたり、自分がいきたかった山に登ってみたり、テントを設営後にサイクリングを借りてキャンプ場周辺をぐるっと散策なども素敵だと思います。
ソロでのキャンプ場の楽しみ方 その2 「人との出会い」
普段の生活をしていると中々人との出会いがありません。ソロキャンパー同士話をしてみるのもたまには良いかもしれません。色々な情報やまだ自分が行った事が無い場所など教えてもらえます。ソロキャンプにしか出来ない事ですね。
ソロでのキャンプ場の楽しみ方 その3 「心の洗濯をする」
現実社会にいると、時間に追われたり、人間関係で悩んだり、上手くいかない事が多かったりそんな事が沢山あります。ソロでキャンプをしていると普段の生活のしがらみがとれて心の洗濯が出来ます。ゆっくりとした時間の中でテレビもなく、静かな空間で星空を眺めて焚き火をする。非日常的な場所で心が洗われると前に向かって進める!そんな気がしてきます。
ソロキャンプでの注意点!!
ソロキャンプは全て自己責任となってきます。誰にも邪魔されず自由な時間、まったりとした時間、自然と一体になって楽しむなど、やりたい事が自由に縛りも無く出来る代わりに、注意しなければならない事もあります。 *マナーが悪すぎて素晴らしいキャンプ場が無くなっていたり、また規則がとても厳しくなりまるで「合宿キャンプ」のような場所も増えてきています。とても悲しい事ですが、ここまでしないと安全にキャンプ場で、キャンプが出来なくなってしまっているのも現実です。マナーを守り楽しいキャンプを心がけましょう。
1、野営や山の中でテント張りには注意!
野営などで山の中でテントを張る場合・・ベテランの方でも注意が必要です。山の中は携帯電話の電波が届かない場合もあり、土砂崩れや遭難の危険も出てきます。場所の選択を間違えないように連絡がとれる安全な場所にテントを張りましょう。初心者の方はソロでの野営はおすすめしません!やってみたいといった場合は、ベテランの方と一緒に行くなどして、慣れて来てからソロを楽しむようにしましょう。
2、天候などの自然環境には注意しておこう!
自然を堪能できるすばらしいキャンプですが、自然は時として私たちに牙を向けて来る事があります。予測出来ない天候の変化や、突風、竜巻など、また野生動物に襲われる場合もあります。たとえキャンプ場で管理人がいたとしても100%安全ではありません。就寝前は、食べ物をテントの中にしまう。あまりの悪天候の場合には早めに安全な場所に避難するなど最低限自分の身は自分で守るようにしましょう。
3、ゴミ捨てはきっちり行いましょう!
「人間」が「自然」にお邪魔させていただいているという気持ちを持ちゴミなどは分別できる所に捨て、出来ない場所では必ず持ち帰りましょう。また牧場などのキャンプ場では、羊や牛、馬などを放牧しています。テント設営で使用したペグやビニールなどは必ず確認して持ち帰りましょう。動物達が食べてしまいとても危険となります。
ソロキャンプにおすすめキャンプ場 6選!!エリア別
ソロキャンプを実際にやってみたいけど、どこがおすすめか迷いますよね。 エリア別におすすめのキャンプ場をご紹介していきます。 関東・関西・東海 どこにいってもおすすめな場所はありますが、人気があり、実際にキャンプをしてみて、良い場所だなと感じた所をおすすめします。
ソロキャンプにおすすめなキャンプ場 関東エリア
1/6.関東おすすめ 武甲キャンプ場(埼玉県秩父)
関東にある武甲温泉キャンプ場は、埼玉県秩父の横瀬町の大自然に囲まれたペットも一緒に楽しめるキャンプ場です。関東の山々に囲まれた静かな場所なのでテントを設営して自然を散策できます。また、人気の温泉「武甲温泉」併設なので、温泉にゆっくり入ってキャンプを楽しむ事が出来ます。 オートキャンプ(車・テント・タープあり)5名まで ¥5.000 オートキャンプ(車 無し)5名まで ¥4.000 バイク(1人用テント) ¥1.500 となっています。また場所的には山の中なので、石や砂利が多くあります。テントの下に敷くものを用意したほうがゆっくり眠れるかもしれません。穴場ですのであまり混む事もなく、レトロな感じがなんとも言えません。まったり時間を過ごすのには最高だと思います。
2/6.関東おすすめ ならまたキャンプ場(群馬県 みなかみ)
尾瀬から最も近いキャンプ場です。関東屈指のカヌーの聖地でもある人気のキャンプ場です。また全サイト芝生のサイトなのでまったり時間を楽しむ事ができておすすめです。もちろんサイト内への車の乗り入れもOKです。テント設営も人気の高い、芝生サイトなので楽にできます。 入場料:大人¥1.000+シングルサイト(お一人様専用)¥1.500~(テント+タープ+車1台) になっています。 営業時期は6月~11上旬くらいまでになります。
ソロキャンプにおすすめなキャンプ場 関西エリア
3/6.関西おすすめ 塩岬望桜の芝生キャンプ場(和歌山県 串本)
場所は和歌山県串本町の塩岬展望台にあり、関西エリアでも日本の最南端のキャンプ場です。普段は無料開放だがG・Wやシルバーウィークなどは¥600で泊まれます。 芝生サイトでフカフカです。潮風に当たりながら星空を眺めまったりできます。また夕日がとても綺麗な場所なのでカメラ撮影している人が多くいました。夜は野生動物が出る為、食べ物はテントの中にしまいましょう。 お問い合わせ:串本役場0735-62-0557まで
4/6.関西おすすめ 美波バンガロー(和歌山県 白浜町)
場所は和歌山県白浜町(関西エリア)のキャンプ場です。 料金は、大人¥1000、小学生¥800、幼児¥500+バイク¥500、乗用車¥1000です。 やっていない期間もある為事前に問い合わせをしたほうが良いかもしれません。 お問い合わせ:0739-42-4071です また、夕日の人気スポット円月島や千畳敷などにもとても近いので、観光などしながらキャンプが楽しめます。海がとても綺麗で夏などは水着持参で泳ぐのもありですね。 テントの設営には砂地なのでペグなどでしっかり固定したほうが良いかもしれません。
ソロキャンプにおすすめなキャンプ場 東海エリア
5/6.東海おすすめ ふもとっぱらキャンプ場(静岡県 富士宮市)
東海地方ならではの、富士山を眺めながらキャンプが出来るキャンプ場です。ロケーションはかなりよい為、多くのキャンパーに人気のあるキャンプ場です。また、フリーサイトでサイト内もかなり広い為、テントの設営に迷ったり、隣の人と近すぎる。という事もありません。また、ソロキャンプ初心者でも人がいなくて寂しいという事がないので、おすすめできます。 ソロキャンプ¥2.000(入場料+テント+車またはバイク1台) タープがある場合は+¥500になります。炭や薪なども購入できますので、足りなくなっても安心です。
6/6.東海おすすめ ハートランド・朝霧(静岡県・富士宮市)
東海エリアにある、ハートランド・朝霧はふもとっぱらの道の反対側にあるキャンプ場です。こちらもソロキャンパーには人気のキャンプ場です。アットホームなキャンプ場で牧場もやっているので色々な体験もできます。せわしない日常から、ゆっくりとした時間を過ごせる遊び場です。 施設使用料1泊1張り¥3.000(バイク用は1張り¥1.000)になっています。またテント泊の場合、時間の細かい設定が無い為チェックインは早朝からでもOKで、チェックアウトは夕方頃までに撤収できればOKとの事です。1日牧場のなかでまったり過ごし、思い切り朝寝坊してお昼を食べて撤収でも可能ですね。
まとめ
今回はソロキャンプについての楽しみ方や、おすすめのキャンプ場をエリア別にご紹介してみました。ソロキャンプはマナーやルールをきちんと守れば怖いものではありません。むしろ楽しくて病み付きになってしまいます。せわしい日常の時間を忘れ、ソロキャンプで癒されて心の洗濯をしてみてはいかがでしょうか。
志摩でのソロキャンプにて