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活力材特集!肥料とは違う?使い方とおすすめ10選をご紹介!

活力材と肥料の違い、説明できますか? ガーデニング初心者さんの中には、「肥料なら分かるけど、そもそも活力材って何?」という人もいるかもしれません。活力材と肥料の違いを基礎から解説し、選び方と使い方、おすすめの10選を紹介していきます!
更新: 2021年12月6日
三ツ矢ナオ
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活力材とは何?

まず、活力材とは何かを確認していきましょう。 活力材とはその名の通り、植物に活力を与えることのできる商品です。 植物を丈夫にすることを目的に、さまざまな成分が配合されており、栽培を助けてくれます。 「でも、それじゃ肥料と同じじゃないの?」という感じがしますよね。 しかし、そうではありません。ちゃんと違いが法律で定められているんです!

肥料と活力材の違いは、法律で決まっていた!

配合されている肥料成分で、肥料か活力材かが決まる

活力材と肥料の違いは、「肥料取締法」という法律によって定められています。 肥料取締法とは、ある一定以上肥料成分が配合されていないと、製品を「肥料」として販売してはいけない、という法律です。 つまり肥料成分が肥料取締法の規定以上配合されていれば、「肥料」と名付けて販売していいというわけです。 肥料とは、法律の規定をクリアしている商品にのみ与えられる称号のようなものなのです。 対して活力材とは、配合されている肥料成分が法律の規定に満たないもの、ということになります。

肥料に配合されているのは主要三大要素、活力材に配合されているのは微量要素

もう少し詳しく見ていきましょう。 植物の活動に必要な元素は16種類あると言われているのを知っていますか? この元素のうち、13種類が肥料成分と呼ばれるものです。肥料取締法によって定められているのは、この13種類の肥料成分が規定以上含まれていなくてはいけない、という内容ですね。 さらに、肥料成分には、主要3大要素といわれるチッソ・リンサン・カリのこと。 この3大要素が、おもに肥料の中身を構成しています。 では、活力材は? というと、「微量要素」と呼ばれるその他の成分をメインに構成されているのです。

活力材は肥料に劣っているわけではない!

活力材は植物のサプリメント

なんとなく「活力材は肥料より劣っているのではないか」「肥料だけを使っていればいいのではないか」なんて気がしてくるかもしれません。 でも、そうではないんです。 肥料が植物にとっての主食だとすれば、活力材はサプリメントのようなもの。 人間も、普段の食生活だけでは必要な栄養分を補いきれないことってありますよね。それは植物も同じです。 肥料には、植物をすくすく「成長」させる効果があります。栽培には必須ともいえる、メインとなる栄養です。 対して活力材は、植物を「元気づける」ために補助的な栄養として与えていくものです。 つまり、植物の元気がないときや、丈夫に育てたいとき、特定のお悩みを解決したいときこそ、活力材の出番というわけです。

「肥料は使っているのに、植物の元気がない……」そんな時こそ活力材を使おう

植物を育てていれば、肥料をあげているのに「植物の元気がない」「植物が発芽しない」「丈夫に育たない」という悩みを抱えることが少なからずありますよね。 そんな時こそ、活力材を使ってみましょう。 活力材はサプリメントですから、人間のサプリメントに鉄分を補うものやカルシウムを補うものがあるように、商品ごとに効果が違います。 ベースは「植物を元気にする」というものですが、栽培で気になるポイントに合わせて商品を見つけていきましょう。活力材の選び方のコツ、使い方とおすすめの商品は、以下の項目で解説しています。

活力材の選び方

1.まずは植物をよく観察しよう

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自分の植物にどんな効果が欲しいのか考えるには、植物を観察することが欠かせません。 日頃のお手入れのときに、注意深くチェックしてみましょう。

2.元気がない原因を考えよう

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元気がないのは日光不足のせいなのか、気候に少し無理があるからなのか……。 もしくは植え替えのときに根がうまく定着してくれていないのか……。 観察に基づき、思い当たる問題点をピックアップします。 余裕のある人は「実験」をするのもおすすめです。 水の量を調整したり、土を配合成分の異なるものに変えてみたりするのです。今まで悪かったポイントと、これから欲しい効果が見えてきますよ。 鉢栽培の人は、鉢植えの置き場所を変えて日光の供給量を変えてみるのもいいですね。


3.問題点が見えてきたら、お店に行こう

いよいよお店に行って活力材を購入しましょう。 活力材は多くの場合、園芸用品のコーナーにあります。 実際の店舗に足を運べば、自分の目で商品のサイズ感を確かめることができ安心です。 ですが管理しているお庭が大きい方や、たくさん使ってみたい方は、インターネットでの購入をおすすめします。活力材は液体ですので、数リットルあるものを購入すると持ち運ぶのが大変です。無理せずご自宅に届けてもらいましょう。

もし問題点が分からなかったら……

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「元気のない植物を観察してみたけど、原因が分からない!」そんなこともあると思います。 その時は、バランスのよい総合的な効果がある活力材を購入することをおすすめします。 活力材は植物を元気づけるためのものですので、どの活力材にも元気を回復させる効果が期待できます。 より自分の悩みに合った商品を購入すれば大きな効果が期待できるので、栽培の問題点を理解した上でお店に行くに越したことはありませんが、分からなかったときは「植物を元気づける」ことを先頭にアピールしているような商品を手に取ってみましょう。

活力材の種類

活力材には2つのタイプがある!

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活力材には大きく分けて、2つの形状の商品が存在します。 それぞれの特徴と使い方、どんな人におすすめかを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

アンプルタイプ

アンプルタイプの特徴

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土に液体の入った注射器のようなものが刺さっているのを見たことはありませんか?  この活力材はアンプルタイプと言って、買ってきたら土に刺すだけで使えるお手軽な商品です。 屋外の植物だけでなく、室内でも使いやすいです。

アンプルタイプの使い方

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使い方はとても簡単。 キャップの先端をねじるか、切るかして取り外します。 あとは株元から少し離れた場所に、倒れないよう差し込むだけでOKです。 土が乾いているときは、水やりしてからの使用をおすすめします。 また、通常の水やりが不要になる商品ではないので、今まで通り定期的に水をあげてください。

アンプルタイプは、こんな人におすすめ

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アンプルタイプの魅力は、なんといっても刺しっぱなしでOKなところ。 活力材の初心者さんにとっては、適切な使用量や使い方を難しく考えなくても「刺すだけ」なので手を出しやすいでしょう。 活力材を使うのが初めてな方や、なるべく手間をかけずに植物の面倒を見たい、でも活力材は与えたい……という方におすすめです。

ボトルタイプ

ボトルタイプの特徴

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ボトルタイプはアンプルタイプと違って、一本のボトルにすべての容量が入っています。 使いたいときに使いたい量だけ使用できるのが特徴です。 また、多くの場合、使用前に水で薄める必要があります。

ボトルタイプの使い方


ボトルタイプも使い方はそう難しくありません。 使用前に商品のパッケージに記載されている比率で液に水を混ぜ、植物に与えます。 利用のタイミングは、植え替え時や、植物の元気がない時がおすすめですが、任意なので自分の好きなタイミングで使ってみましょう。

ボトルタイプは、こんな人におすすめ

たっぷり使いたい人、植物をさまざまな場所に分けて栽培している人、たくさん育てている人におすすめです。 また、植物のようすに応じて使用量を自分で調節したい人、植物の弱りやすいタイミングごとに使用したいにもおすすめします。 葉面散布液として使うことのできる商品も多いので、応用の利くものを求めるならこちらです。

おすすめの活力材10選!

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ここではおすすめの活力材を紹介します。 アンプルタイプ、ボトルタイプ、特定の植物に合わせた商品、切り花用のものまでピックアップしました。 植物の悩みや、自分のガーデニングスタイルに合った活力材を見つけてみてくださいね。

簡単&手間いらず! 土に差し込んで使うだけのアンプルタイプ

1.初めての人におすすめ! お手頃な10本入り

ハイポネックス リキダス アンプル 35ml×10

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

「活力材を使ってみたいけど、失敗したくない……」そんな人は、お手軽に使えて小容量なこちらの商品から試してみませんか? 500円程度で入手でき、小さなお庭やベランダ菜園でも余りにくいですよ。液をこぼす心配もほとんど無いので、室内でも使いやすいです。 配合成分は主に、コリン・フルボ酸・アミノ酸。植物がもとから持っている力を引き出し、元気な植物を育ててくれます。

2.アンプルタイプを考案した「レインボー薬品」の活力材

レインボー薬品 レインボーフラワー液α 33ml×12

出典:楽天
出典:Amazon

アンプルタイプの活力材を考案したのは、レインボー薬品(旧東和商会)という会社だというのをご存じでしたか? 社長の塩井一浩氏が病院の点滴を見て、植物にも人間と同じように点滴を使ったらどうかと考えたのが最初だそうです。こちらはその会社の、元祖と呼べる製品です。海藻エキスが配合されており、土壌の有機微生物を活性化させます。植物の栽培環境を改善したいときに効果があります。

3.10本入!観葉植物に

ヨーキ産業 観葉植物用活力剤 35ml×10P

出典:楽天
出典:Amazon

アンプルタイプのこちらの活力剤は、観葉植物用となっています。かなり安価で売られているのが特徴的で、10本入りで1000円以下で購入可能です。そのため、試しに活力剤を購入してみたいという方にピッタリ。

ミネラルをたっぷりと配合しており、観葉植物の生育に適しています。また、こちらの活力剤は国産品なのもポイント。品質にこだわりたいという方も、ぜひこの機会に購入してみてください。

水でうすめて使ってみよう! 使用量・用途に幅広く対応してくれる活力材たち

4.100ccで使いやすい! 活力材の基本にこの一本

フローラ 植物活力剤 HB-101

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

初めて活力材を使う人におすすめの商品です。 杉、桧、松、オオバコといった、植物から抽出した成分が使われているので、安心安全です。 インターネットにも「今より植物が元気になった!」という声がたくさん寄せられています。 100ccと内容量も少なく、挑戦しやすいですよ。 また、微生物を活性化させるので、土壌改善の効果が期待できます。

5.100ml入りから20L入りまで! 発根を促す活力材

メネデール 活力剤 メネデール 500ml

出典:Amazon

植物が生長するのに必要な鉄を、根から吸収されやすいイオンの形で含んでいる活力材です。毎日いつでも使えますが、発根を促すので、弱ったときはもちろん、種まき・植え付け・植え替えのときに使うとより効果を実感できます。100ml入りから20L入りまで、さまざまな容量が販売されているのも使いやすいですね。お庭の規模や試してみたい量に合わせて選んでみてください。


6.植物の力をすぐ引き出したいときに

ハイポネックス リキダス 450ml

出典:楽天
出典:Amazon

植物が本来持っている力を引き出す活力材です。 養分の吸収を高めてくれる、コリン、フルボ酸、アミノ酸に、各種ミネラルが配合されています。 土の中で植物に吸収されやすいので、与えてすぐに効果を発揮するのもうれしいポイント。 暑さ、寒さへの抵抗力をつけたいときや、植え付けや植え替えで根の成長が心配なときにおすすめです。

7.暑さ・寒さ・日光不足……環境に耐えられる植物を作る!

ハイポネックス ハイグレード活力液 450ml

出典:楽天
出典:Amazon

植物の生理的活性を高める活力材です。 暑さや寒さから植物を守りたいとき、日光が不足しているとき、葉や花の色を良くしたいときに適しています。効果が充実しているうれしい商品です。 このシリーズは他にも、開花を促進するものや観葉植物用のものが売っているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

こんな活力材もある! 特定の植物の栽培をマスターしよう!

8.デリケートなバラもこれで安心!

住友化学園芸 活力剤 マイローズばらの活力剤

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

「バラはガーデニングで1度は育ててみたい植物!」と感じる人も多いのではないでしょうか。お庭の主役にしやすく、優雅なバラの花は、見る者の心まで美しくしてくれるようです。でも、品種改良が進んできたとはいえ、どうしてもデリケートで育てるのが難しそうな植物というイメージがつきまといますよね。 そんなバラ栽培の心強い味方が、この活力材です。土壌の力を強くし、バラを丈夫に育てることができるとあれば、ぜひ試してみたいですよね。 配合成分は、鉄、カルシウム、マグネシウムの他に、ミネラル9種類、アミノ酸17種類、ビタミン9種類です。中身が沈殿するので、使用前はよく振ってください。

9.スイレンや水生の植物を育てているならコレ!

メネデール 水草の活力素 500ml

出典:楽天
出典:Amazon
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水生植物に使える活力材まであるんです。 スイレン鉢で可憐な花を観賞するのも、ホテイアオイのような水草でメダカのビオトープを作るのも、ガーデニングの楽しみのひとつですよね。でも、水生植物は土で栽培するのと勝手が違い、なかなか花が咲かなかったり、冬の寒さで株の元気がなくなってしまったりと、悩みを抱えやすいものです。 そんなときは水草用の活力材を用意してみてください。

使い方も簡単。1週間~10日に1回、水槽の水に加えるだけで、水生植物が元気になります。あらかじめ水で薄めておく必要はありません。水が濁ったり、コケが発生してしまったりという心配もご無用です。観賞魚に影響を与えることもなく、アクアリウムにももちろん使用できます。

10.庭で咲いた花は、切り花にして活力材で長持ちさせよう

お庭で栽培した植物を切り花にして、室内で楽しむところまでがガーデニングだとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。大切に育てたお花はできるだけ長く楽しみたいですよね。 こちらは切り花に使える活力材です。 1本持っておけば、いただいた切り花や、お仏壇の切り花にも使えて便利です。 しおれたお花を飾っているようでは、日々の潤いも半減するというもの。ぜひ活力材を与えて、大切なお花と長くお付き合いしましょう。

活力材を使いこなして、植物を元気に育てよう!

いかがでしたか? 活力材は肥料と違うということ、栽培のとても心強い味方だということ、使い方やどんなものを選んだらいいかまでご理解いただけたのではないでしょうか。 ぜひ使いこなして、快適なガーデニングライフを送ってくださいね!