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ライトジギングにおすすめのラインとは?基礎知識から考えるライン選び!

ライトジギングでは、激しいロッドアクションを繰り返したり、時に大物のマダイや青物と格闘したりするため、各種ライン選びは非常に重要です。この記事では、ライトジギングの各種ラインの選び方に関する基礎知識と、おすすめの商品についてご紹介します。
2020年8月27日
cgjpm705
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この記事で紹介しているアイテム

クレハ| PEライン シーガー PEX8 300m 1.5号

クレハ|フロロリーダー シーガー フロロ ショックリーダー 20m 20lb(5号)

デュエル|ショックリーダー TB フロロカーボン 30m 4号 16lb ナチュラルクリアH3505

ライトジギングメインラインの選び方は?

伸びの少ないPE製メインラインの優位性が光る

ライトジギングのメインラインは、PE製が主流となっています。 というのもライトジギングは、ロッドをシャクる作業を一日中続ける釣りです。 ナイロンのような伸縮性の高い材質でできたメインラインを使用していると、ロッドをシャクった時のパワーの半分ほどをメインラインが吸収してしまい、ルアーに伝わるパワーは半減してしまいます。 メタルジグの動きは釣果に直結しますので、ルアーを大きく動かすためには、その分激しくロッドをシャクらなければならなくなり、腕への多大な負担につながります。 特に、ロッド操作の力加減について分からない初心者がナイロン製メインラインを使う場合、きちんとルアーを動かそうとすれば、30分ほどで力尽きてしまいます。 PE製メインラインであれば、伸縮性はほとんど無く、ロッドの小さい上下幅でも確実にルアーが動くため、腕の疲労を軽減できるので、初心者でもPE製メインラインの優位性を十分に感じることができるでしょう。

太さは, 1.5号のPE製メインラインが基準となる

ライトジギングで使用するPE製メインラインの太さの基準となるのが、1.5号のPE製メインラインです。 基本的には、使用するルアーのウェイトでメインラインの太さが決定しますので、80g前後の比較的重いルアーを用いる場合は、少し太めの2号のPE製メインライン、40g前後の比較的軽いルアーを用いる場合は、少し細めの1号のPE製メインラインをチョイスします。 ただし、ドテラ流しでのアプローチでは、メインラインが受ける潮流の影響についても考慮に入れたメインライン選びが重要です。 太いメインラインは潮流の影響を受けやすく、その逆も然りですから、それを踏まえた全体的なタックルセッティングが好釣果のカギとなってきます。

おすすめライトジギングメインライン2つは?

釣り具メーカー各社からは、ジギング専用のPE製メインラインが発売されていますが、正直なところ、ジギング専用商品とそうではない商品との違いはありません。 むしろ、ジギング専用商品と銘打って付加価値があるかのように見せかけ、価格を釣り上げている印象を受けます。 ですからここでは、ジギング専用商品ではないものの、ライトジギングでも安心して使うことができるおすすめ商品2つを取り上げていきます。


おすすめ1【クレハ合繊 シーガー PEX8】

クレハ| PEライン シーガー PEX8 300m 1.5号

出典:Amazon
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Amazon | クレハ(KUREHA) ライン シーガー PE X8 300m 1.5号. | クレハ(KUREHA) | ライン 通販
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大手繊維メーカー ―「クレハ合繊」のPE製メインラインです。 平均直線強度と最大直線強度 (いずれも詳細については、後述する)をきちんと併記している商品で、リーズナブルな価格ながら信頼できます。 大手繊維メーカーならではの高品質ポリエチレン素材を使用した、8本ヨリのPE製メインラインで、4本ヨリのPE製メインラインよりも高い引っ張り強度を実現しています。

おすすめ2【デュエル HARDCORE X8】

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デュエル ハードコア X8 200m (1.0~2.0号) PEラインがラインストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。

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大手釣り具メーカー ―「デュエル」のPE製メインラインです。 この商品も、前述の商品と同じ8本ヨリのPE製メインラインで、リーズナブルな価格と確かな品質が魅力です。 もちろん、平均直線強度と最大直線強度もきちんと併記されています。 ただ、筆者が実際に使用してみた感想として、若干ではあるものの、色落ちしやすいように感じましたので、リールに巻く前にぬるま湯に浸し、繊維表面の塗料を落とすようにすると良いかもしれません。

ライトジギングショックリーダーの選び方は?


フロロカーボン製ショックリーダーが無難

フロロカーボン製ショックリーダーは、耐摩耗性の高さから、ストラクチャーや魚の歯との摩擦による劣化が心配される釣り方を中心に、幅広い釣り人に使用されています。 とはいえ、筆者の経験では、金属製のワイヤーを使わない限り、たとえフロロカーボン製ショックリーダーであっても、摩擦による強度低下や、それに伴う破断は免れられないと感じています。 ただ、フロロカーボン製ショックリーダーはコシが強いという特徴もあります。 シャキッとした弾力のあるフロロカーボン製ショックリーダーは、水中で素早くまっすぐになってくれるため、激しいロッドアクションが続くバーチカルスタイルでのアプローチでも、シャープな釣り心地をサポートしてくれます。 また強いコシは、初期段階のライントラブル (ライントラブルが発生する原因となる要素)を防止する効果もあり、ライントラブルを起こしやすい初心者にも、使い勝手が良いショックリーダーと言えるでしょう。 このようなことから、耐摩耗性の高さには疑問が残るものの、コシの強さというメリットを鑑みた時、やはりフロロカーボン製ショックリーダーが無難だと結論付けることができます。

太さは, メインラインの強度と同等のものが基準となるが・・・・

肝心の太さについてですが、基本的にはメインラインの強度と同等のものを使えば、初心者でも問題なく釣りを楽しめます。 ただし、各種ラインの強度表記には、明確な基準や規格が存在しません。 ラインの強度には、「平均直線強度 (商品によっては、「AVE」と表記しているものもある)」と「最大直線強度 (商品によっては、「MAX」と表記しているものもある)」という概念があります。 平均直線強度は、新品の状態において、ノットやタックルの摩擦などによる“強度低下を考慮に入れたうえ”で、引っ張り強度を複数回測定した際の平均値です。 最も実質的な強度表記が、平均直線強度でしょう。 最大直線強度は、新品の状態において、ノットやタックルの摩擦などによる“強度低下を考慮に入れず”に、引っ張り強度を複数回測定した際の平均値です。 実際の釣りでは、ノットやタックルの摩擦によって、引っ張り強度は多少なりとも低下していきますので、最大直線強度は実質的な強度表記とは言えません。 メーカーによっては、自社の商品の引っ張り強度を過大にアピールしたいがために、お世辞にも信頼できるとは言えない最大直線強度のみを表記しているメーカーも数多くあります。 ですから、メインライン選びの際は、平均直線強度をきちんと表記している商品を選ぶようにし、ショックリーダーは、メインラインの平均直線強度と同等のものを選ぶようにしましょう。

おすすめライトジギングショックリーダー2つは?

ここでは、筆者が自信をもっておすすめする商品2つをご紹介します。

おすすめ1【シーガー フロロ ショックリーダー】

クレハ|フロロリーダー シーガー フロロ ショックリーダー 20m 20lb(5号)

出典:Amazon
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クレハ(KUREHA) リーダー シーガー フロロショックリーダー 20m 20lbがラインストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。

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クレハ合繊のフロロカーボン製ショックリーダーです。 クレハ合繊では、この「クレハ合繊 シーガー フロロ ショックリーダー」の他に、「クレハ合繊 シーガー R18 フロロリミテッド」という上位商品を発売していますが、前者の方がコシが強く、前述したメリットを享受しやすいように感じます。 また、前者の方が太さのラインナップも多く、あらゆる太さのメインラインに対応することができるでしょう。

おすすめ2【デュエル TB CARBON ショックリーダー】

デュエル|ショックリーダー TB フロロカーボン 30m 4号 16lb ナチュラルクリアH3505

出典:Amazon
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デュエルのフロロカーボン製ショックリーダーです。 トータルバランスが高く、最もクセの無い使用感がウリです。 この商品に表記されている「標準強力」(引っ張り強度)は、かなりのシビアな条件における数値ですので、実際には表記値よりも20 - 30%程度高い強度を叩き出せるでしょう。

ライトジギングでは, 各種ライン選びが重要

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/series/lure-x/ocea/gt-gatling.html

ここまで、ライトジギングの各種ラインの選び方に関する基礎知識や、おすすめの商品について見てきましたが、いかがでしたか。 メタルジグという比較的重いルアーを用い、激しいロッドアクションを多用するライトジギングでは、各種ライン選びが非常に重要です。 また、大物が掛かった時にも、安心してやり取りができる各種ラインを選んでおかないと、後で激しく後悔することになりますよ。 ですから、ベストなメインラインやショックリーダーをチョイスし、ライトジギングを思う存分楽しみましょうね。