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5つの釣り道具収納グッズごとの使い方は?
釣り具メーカー各社からは、便利な釣り道具収納グッズが多数発売されていますので、収納する釣り道具の種類や釣り方のスタイルに合わせて、最適なものを選ぶ必要があります。 ここでは、「大型タックルボックス」、「中型タックルボックス」、「汎用ケース」、「小物ケース」、「各種バッグ」の主な5つの釣り道具収納グッズごとの使い方について、詳しく解説します。
釣り道具収納グッズ1【大型タックルボックス】
大型故に, 圧倒的な収納力が魅力だが・・・・
大型タックルボックスは、何と言っても広い収納スペースが魅力です。 ほとんどの釣り道具一式を丸ごと収納可能で、釣り道具が増えすぎて収納に困っている方にはもってこいでしょう。 とはいえ、大型タックルボックスは持ち運びがしづらいという決定的な弱点があります。 特に、投げ釣りで使用するような重いオモリを多数入れてしまうと、持ち上げるのもやっとの状態になってしまいます。 また、磯釣りやルアーフィッシングのような、荷物をなるべくコンパクトに整理しなければならない釣り方にも不向きです。 また、釣りを始めたばかりの初心者は、収納する釣り道具もさほど多くはないため、広い収納スペースを持て余してしまうので、後述する中型タックルボックスの方がおすすめできるでしょう。
必要な釣り道具のみを小分けするのが理想的
大型タックルボックスは、持ち運びこそしづらいものの、高い収納力が最大のメリットです。 そのため、自分の持っている全ての釣り道具を大型タックルボックスに収納しておいた上で、車のトランクなどに置いておき、必要な釣り道具のみを必要な分だけ取り出し、持ち運びが容易なコンパクトな各種釣り道具収納グッズに小分けして釣り場に持参するのが理想的な使用方法でしょう。 ただし、大型タックルボックスは、釣り場で作業台や荷物立てなどとして活用できる場合もありますので、必ずしも釣り場に持っていくのは望ましくないというわけではありません。
釣り道具収納グッズ2【中型タックルボックス】
収納力と持ち運びやすさとのバランスが特徴
中型タックルボックスは、大型タックルボックスよりもコンパクトなので、持ち運びも容易です。 収納力は大型タックルボックスに劣りますが、それでも、一つの釣り方に使用する釣り道具一式を収納するスペースは十分に確保されており、収納力と持ち運びやすさとのバランスが取れた釣り道具収納グッズと言えます。 収納する道具が少ない釣り初心者や、特定の釣り方しか行わない釣り人には、大型タックルボックスよりも持ち運びや整理がしやすく、扱いやすいでしょう。 また、収納スペースが複数に区切られており、釣り道具の種類ごとに細かく整理して収納できる設計になっているのも特徴です。
コンパクトなので, 釣り場に気軽に持参可能
中型タックルボックスは、コンパクトでかさばりにくいため、釣り場に気軽に持参することが可能です。 中には、後述する各種バッグに収納可能なサイズのものもあります。 ただし、ルアーフィッシングで使用する小型の各種バッグや、フローティングベストのポケットに収納するのは困難です。 ただし、複数の釣り方を楽しむ釣り人の場合は、使用する全ての釣り道具一式を収納することは難しいでしょう。 そのため、大型タックルボックスに収納してある釣り道具の中から、必要なもののみを小分けするために利用したり、中型タックルボックスを複数用意しておき、釣り方や収納する釣り道具ごとに割り当てたりする使い方が、最も最適です。
釣り道具収納グッズ3【汎用ケース】
組み合わせ方次第で, 多彩な収納が可能
汎用ケースは、様々な大きさや収納スペースの区切り方のパターンのものが市販されているので、組み合わせ方次第で、多彩な収納が可能です。 例えば、釣り方や収納する釣り道具ごとに汎用ケースを複数用意し、大型タックルボックスや各種バッグに重ねて収納することもできます。 また、後述する小物ケースに収納できない仕掛けアイテムを汎用ケースに、ハサミやメジャーなどの仕掛けとは直接関係の無い釣り道具を中型タックルボックスに、それぞれ分けて収納する使い方など、他の各種釣り道具収納グッズとの相性も抜群です。
ルアーフィッシングでは, 最もポピュラー
ほとんどの汎用ケースは、ルアーフィッシング用の小型の各種バッグや、フローティングベストのポケットにスッポリと収まるコンパクトなサイズなので、ルアーフィッシングでは最もポピュラーな釣り道具収納グッズです。 また、収納スペースが深めに設計されている汎用ケースの場合は、梱包材に入ったままの状態でハードルアーやソフトルアーを収納することができるので、収納中のルアーの劣化を防止できます。 加えて、太陽光を遮断する黒い半透明色の汎用ケースは、太陽光による変質や偏食の恐れがあるルアーの収納にも便利で、筆者も愛用しています。
釣り道具収納グッズ4【小物ケース】
小物の仕掛けアイテムが多いエサ釣りには欠かせない
小物ケースは、手のひらに乗るコンパクトのサイズで、収納スペースがセル状に細かく区切られており、ハリやガン玉オモリなどの、小物の仕掛けアイテム一式を整理して収納するのに便利な設計です。 小物の仕掛けアイテムが数多く存在するエサ釣りにおいては、欠かすことのできない釣り道具収納グッズでしょう。 中には、収納スペースを区切る板が可変式になっていて、釣り人が自由に収納スペースの区切り方を設定できるものもあり、まだ自分独自の収納方法を確立できていない釣り初心者にもピッタリでしょう。
タックルボックスやポケットに収納できるのがうれしい
小物ケースは、中型タックルボックスや大型タックルボックスに収納するのはもちろん、ライフジャケットや衣服のポケットに収納できる非常にコンパクトものも多く、ウキフカセ釣りのような、小物の仕掛けアイテムを頻繁に交換する釣り方で便利です。 ただし注意しておきたいのが、安価な小物ケースは、寿命が短いものが非常に多いという点です。 特に、フタにバネが付いていて、ロックを解除するとフタが跳ね上がる仕組みになっているタイプの小物ケースなどでは、バネの部分の耐久性が価格に比例していることを知っておく必要があります。
また、収納スペースを区切る板が可変式になっているタイプの小物ケースでは、区切り板の圧着力が十分ではなく、ケースをゆすると、区切り板の隙間から収納しておいた小物の仕掛けアイテムがはみ出てしまい、収納しておいたものがゴチャゴチャに混ざってしまう粗悪品もよく見かけます。 なるべく釣り具収納グッズにお金を掛けたくないという釣り初心者の気持ちも理解できますが、小物ケースは一定の価格のものを選ぶことが大切ですよ。
釣り道具収納グッズ5【各種バッグ】
中型タックルボックス、汎用ケース、小物ケースなどの各種釣り道具収納グッズ一式を収納し、釣り場に持っていくために用いる各種バッグには、主に「タックルバッカン」、「タックルバックパック」、「ショルダーバッグ」の3種類があります。 ここでは、それぞれの使い方について見ていきます。
タックルバッカンは防水性が高く, 筆者も一押し
タックルバッカンは、ウキフカセ釣りなどで使用するコマセバッカンと同じEVA素材でできています。 EVA素材は防水性が高く、海水を被る磯での釣りにも便利ですし、汚れても簡単に丸洗いできるので、いつでも気持ち良く釣りを楽しめます。 また、EVA素材は衝撃や傷にも強いため、扱いに慣れていない初心者にもピッタリなバッグと言えます。 真四角の広い収納スペースは、複数の中型タックルボックスや汎用ケース一式をまとめて収納することができますし、各種釣り道具収納グッズ以外の釣り道具も併せて収納可能です。 ただ、小物ケースを収納可能なポケットなどは付いていないため、小物ケースは別の各種釣り道具収納グッズなどに収納しておく必要があり、頻繁に小物ケースを出し入れする際の使い勝手は、あまりよくありません。
歩く釣り方には, タックルバックパックがおすすめ
タックルバックパックは、背中に背負うことができ、両手が自由に使えるようになるのが利点です。 そのため、ルアーフィッシングや渓流釣りなどの、足を使って釣り場を歩く釣り方には便利でしょう。 収納力は、タックルバッカンには劣るものの、複数の汎用ケースを収納可能です。 タックルバックパックもタックルバッカンと同様に、各種釣り道具収納グッズ以外の釣り道具を一緒に収納できるスペースが用意されていることが多く、当日の釣行で使う全ての釣り道具一式を収納するキャパシティーを持っています。 また、大小さまざまなポケットがあちこちに付いているので、多彩な収納ができるのも便利な点です。 小物ケースやその他の良く使う釣り道具を外側のポケットに入れておき、ワンタッチで出し入れできるメリットは、非常に大きいですよ。
ショルダーバッグはかさばらないが, 収納力が課題
肩にベルトを掛けて使用するショルダーバッグは、コンパクトサイズでかさばりません。 ルアーフィッシングでも、バッグを肩に掛けたままで釣りをすることが可能です。 ただし、問題は収納力です。 肩掛けする使い方を想定している故、収納スペースはあまり広くありません。 どんなに上手に整理して収納しても、釣り道具一式を全て収納することは困難です。 そのため、使用する釣り道具が多いエサ釣りなどでショルダーバッグを用いる場合は、収納力の高い各種釣り道具収納グッズを車のトランクなどに入れておいた上で、必要な釣り道具のみをショルダーバッグに小分けして入れておき、駐車場所の周辺で釣り座を構えるようにするほかありません。 あくまで、軽装備と少数のルアーで楽しめるルアーフィッシングでの使用が中心となります。
おすすめの釣り道具収納グッズ5つをご紹介!
様々な種類の釣り道具収納グッズを使い分けて、釣り道具を適切に収納しなければ、快適に釣りを楽しむことはできません。 ここでは、釣り道具の整理術に長けてない初心者にもおすすめできる、各種釣り道具収納グッズをご紹介していきます。
おすすめ1【大型タックルボックス】
ダイワ PB-2000R
こちらの大型タックルボックスは、3000円程度で購入できる安価モデルです。耐久性の高い素材を採用しており、万が一高い場所から落としてしまっても安心。また、完全にフタをロックできる構造を採用しています。
タックルバックの内部は使いやすい用のトップにアイテムを分けておける場所を搭載しており、ハサミやナイフの収納にピッタリ。大型ハンドル付きで、持ち運びもラクラクです。
おすすめ2【中型タックルボックス】
メイホウ(MEIHO) ノベルティボックスL
中型タックルボックスをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。価格は1000円程度と非常に安価なので、初めて収納用具を購入するという方にも適しています。
衝撃に強い素材を採用しているだけでなく、小物を分けておける構造を採用しているのもポイント。また、使用する際はご自身の使い方に合わせて仕切りの位置を調節しましょう。さまざまな大きさのアイテムに対応します。
おすすめ3【汎用ケース】
メイホウ(MEIHO) VS-3010NDM
汎用性の高い釣り用ケースをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。ワンアクションで操作できる留め具を採用しているため、片手でも開け閉めが行えます。安価で売られているのもポイント。
また、3つの仕切り板を搭載しており、アイテムの大きさに合わせてサイズを調節できます。角を丸く設計することにより、怪我の防止やバックへの出し入れのしやすさに役立つのが特徴的です。
おすすめ4【小物ケース】
ダイワ UC-900JP
針などの細かいアイテムを収納しておきたい場合は、こちらの小物ケースを活用しましょう。フタは3つ搭載されており、それぞれ3つの仕切りがあります。そのため、最大で9つのアイテムを分けて収納可能。
こちらのアイテムは同じものを連結でき、両面使用も行えます。組み合わせは自由自在なので、ご自身の釣りスタイルに合わせて組み合わせてみてください。また、フタを透明にしているのもポイントです。
おすすめ5【各種バッグ】
タックルバッカン
ダイワ ATタックルバッグD
1万円以下で購入できるタックルバッカンをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。おしゃれなデザインが取り入れられており、カラーは全2色から選択可能。プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです。
また、ショルダー部分はラクに着脱できる形を採用。ファスナーを搭載することにより、しっかりとフタを閉められるようになっています。ぜひこの機会に購入してみてください。
タックルバックパック
アブガルシア システムバックパック
リュックのように背負えるタイプの収納をお探しの方には、こちらのタッカンバックパックがおすすめです。防水性を備えたバックパックなので、水に濡れることの多いシチュエーションでも大活躍。
また、こちらのタッカンバックパック内にはクリアポケットが搭載されており、フックなどの細かいアイテムをパッケージのまま収納できます。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
ショルダーバッグ
アブガルシア ワンショルダーバッグ2
手軽に持ち運べる釣り具の収納をお探しの方には、こちらのショルダーバッグがおすすめです。価格は5000円ほどと手に取りやすく、初心者や初めて購入するという方にもピッタリ。
メイン収納はたっぷり入るようになっており、サイドポケットや内ポケットに小物を収納できます。ワンショルダータイプとなっているので、腕の動きを妨げません。ロッドホルダーも搭載されているので、そちらも利用してみてください。
上手に収納できれば, 釣り道具が増えても安心!
ここまで、各種釣り道具収納グッズの使い方や、おすすめの商品についてご紹介しましたが、いかがでしたか。 釣り初心者の場合は、釣りの上達と同時に、釣り道具もどんどん多くなっていくことになりますが、各種釣り道具収納グッズを十分に活用すれば、きちんと整理して収納することができます。 また、今まで釣り道具の収納に困っていたという方も、便利な釣り道具収納グッズがあれば、いくら釣り道具が増えても安心ですね。