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カツオを船から狙う!船釣り攻略の釣り方15のポイントをご紹介!

パワフルな釣りが楽しめる船カツオ釣りについてです。船カツオ釣りに必要な道具や釣り方の概要、釣果を伸ばすコツについて紹介しています。コマセの撒き方やカツオとのやりとり、当日の様子を動画でチェックして海のお祭りに挑戦してみましょう!
更新: 2021年9月5日
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船釣りでカツオに挑戦!

エキサイティングな釣りが人気!

群れを見つけるまでひたすら走り 群れに当たればガンガン食ってくる、 ギャンブル性の高さとお祭り感で 人気の高いカツオの船釣りについてです。 道具や仕掛け、釣り方のコツなど 始める前にチェックしておきたい ポイントをまとめて紹介しています。 パワフルな魚と力勝負が出来る カツオ釣りに挑戦してみましょう!

1.カツオ釣りが楽しめる時期は春と秋

5月と10月が回遊の時期

カツオは日本近海に留まらず 大きな生息圏で活動している魚です。 太平洋側の魚なので時期を問わず 日本海側にはあまり出現しません。 日本に入るルートは3つと言われており その年の海水温状況や黒潮の流れによって 日本に近づく時期が前後します。 釣りでメインとなるシーズンは春と秋、 4月頃から11月頃までが釣れる時期になりますが 群れ移動速度が速いので突然姿を消す事も。 地域によって ピークとなる時期が異なるので 釣果情報をチェックして 釣れているタイミングで釣りに向かいましょう!

2.初めてのカツオ釣りは空いている船宿を選ぼう!

時期になると人気船はいつも満席!

姿を現せば競って釣りに向かうのがカツオ釣り。 情報が流れるとポイントは船だらけ、 どの船も両舷満席という状態になります。 もちろん釣果も期待できますが 釣り人同士の間隔が狭く 魚のコントロールが難しい釣りなので 初めての方は釣りにくさを感じるかもしれません。 動作に慣れてしまえばバッチリ楽しめますが 船釣りに不慣れな方は少しタイミングをずらして 空いている船宿を見つけましょう。 釣りに慣れたら 人気船で大型狙いに挑戦です!

3.中乗りさんがいる船宿がベスト!

中乗りさんにサポートしてもらおう!

中乗りさんは釣り人をサポートする 釣り船のスタッフです。 オマツリ時の指示や取り込みのサポート、 釣りをしながらという場合も多いですが 初めての方には釣り方も教えてくれます。 オマツリの多いカツオを得意としている 船宿であればほとんどの場合 中乗りさんがいますが船長同様、 お客さんの様子を見ていてくれるので 金額や予約状況、貸し道具の有無と合わせて 船宿選びの参考にしてみてください。

4.船カツオ釣りのタックルをチェック!

強めのタックルを用意しておこう!

パワフルで横に走るカツオとのファイトは 強引なやりとりが出来る タックルでの早期決着が理想です。 他のコマセ釣りよりも強めの道具立てで カツオとのファイトに備えましょう。 釣り竿はトルクのあるグラス製のワンピースロッド、 長さは操作性の高い2m前後がおすすめ。 マダイ竿は魚をコントロール出来なくなるので しっかり胴の残る6:4調子、7:3調子の 青物竿を用意してください。 道糸はPE8号前後、糸送り出来る 電動リールを使用される方が多いです。 タナは30m前後の場合が多いですが キハダが掛かる場合があるので 500m前後巻ける大き目のリールがおすすめです。 ドラグ性能が必要な釣りなので ミドルクラス以上の製品を選択しましょう!

ルアータックルも強めにセッティング!


ルアーの場合はPE3号、 キハダ狙いならPE5号前後を使用します。 こちらもキャパシティに余裕の持てる 大型のリールを用意してください。 ロッドは使用するPEに合わせた強度、 キャスティング向け、ジギング向けから モデルを選びましょう。

5.船カツオ釣りの仕掛けをチェック!

仕掛けは定番のコマセ仕掛け!

カツオ釣りの仕掛けは天秤にビシカゴ、 1本針のシンプルな構成ですが タックル同様強度の高いセッティングです。 ハリスは3mを基本に6mまで、 フロロの14号前後を使用します。 ハリはヒラマサやメジ・カツオ針の14号、 ヒネリの無いタイプを使用。 どちらも群れのアベレージに合わせた 選択がベストなので船長と相談しながら 強度を選択してみましょう。

ビシカゴはプラ、金属どちらでもOK!

サニー商事(SANY) マグロプレミアムBK 100号

出典:楽天
出典:Amazon

ビシカゴは80号から100号の青物向け、 大量にコマセが放出される タイプを選択します。 プラ製と金属製がありますが 放出量の制限が確実、 沈降速度に優れる金属製が人気。 天秤は固定式の他、 キハダに強い誘導式を選ぶ方も多いです。 クッションゴムは跳ね返って危険なので 天秤とハリスは直結で仕掛けを作りましょう。

6.船カツオ釣りの餌をチェック!

餌は定番のオキアミ!フカセ餌にはイワシも

コマセ釣りの場合は付け餌にも 定番のオキアミを使用します。 カツオ、マグロは意外とセレクティブなので 形の良いもの、目の付いているものを キレイにハリにつけてください。 コマセ用のオキアミから付け餌を取らず 付け餌用のキレイなオキアミを用意しましょう。 ゴム製の疑似餌とセットで付ける方法も効果的です。 フカセで釣る場合はイワシを使用、 こちらは活き餌を使用するので 大きすぎず元気なものを選んでみてください!

7.カツオ釣りにあると便利な道具をご紹介!

指ゴムを用意しておこう!

青物は浮かせてからも強烈に走るので ハリスを手繰るときに糸が指に食い込みます。 ケガの原因にもなるので 指ゴムなど手を保護できる道具を用意して 素早く取り込む準備をしておきましょう! 釣り向けの製品もあるので 釣具店で購入できます。 その他の道具は他の船釣りと同様でOKですが カツオ、マグロは血が多い魚なので 汚れてもいい服装、洗い流せる長靴や 使い捨てに出来るタオルが複数あると便利です。

8.素早く動いて遅れない事が釣果を上げる最大のポイント

カツオを船下に留めよう!

カツオの群れは移動速度が速く 船は群れを追いかけて走り続けます。 群れと船の位置が合致したタイミングで 投入指示があるので 素早く仕掛けを落としてコマセを撒きましょう。 船下のコマセについてしまえば 数釣りのチャンス到来です。


落とした瞬間のヒットが多く コマセがなくなると カツオはどんどん移動していくので 仕掛けをすぐ落とせる状態に準備しておく事、 指示があったらすぐに仕掛けを投入する事が カツオ船釣り最大のポイントです。 ルアーの場合もポイントに着いた瞬間が 最大のチャンスになるので すぐ落とせるようにタックル、 ルアーを準備しておきましょう。 どちらの場合も焦ると道具の破損に繋がるので イメージと心構えが大切です。

9.オマツリ頻発、魚の取り込みを最優先にしよう!

協力しあって釣りを楽しもう!

カツオはタナが浅く横に走るので 数人を巻き込んだ 大規模なオマツリが発生する場合があります。 焦るとタックルの破損に繋がるので 船長、中乗りさんの指示に従って 協力しながら魚を取り込みましょう。 解くよりも天秤より下はどんどん切って オマツリを早期解決、 次の投入へ向かうのがおすすめです。 カツオ船では良くある事、 お互い様の精神で気持ちよく カツオ釣りを楽しんでください。

10.船長に指示されたタナを守って仕掛けを投入!

PEラインのマーカーでタナを確認!

カツオの足が止まったら タナをキッチリ守って入れば 初めてでも数が伸ばせます。 海面からビシカゴまでで タナを指示しているので 電動リールのカウンターよりも PEラインのマーカーを使って 確認する方法がおすすめです。 タナの指示は30mから40m、のように アナウンスされます。

走っている船から投入する場合もあるので ラインの角度も計算に入れなければいけないのが 難しいところです。 10mほど余分に出してから 10m巻き上げると道糸が直線に近づくので 初めての場合はこの方法を試してみてください。 ビシカゴが指示タナに到着したら 指示タナの下からコマセを振って 一番高い位置でアタリを待ちましょう。

11.船カツオ釣りは一気にコマセを撒くのがポイント!

放出量重視で鋭くシャクろう!

青物を狙う場合のコマセワークは 放出量重視で鋭くシャープに行います。 道糸がたるんでいる時間が短くなるよう 糸の巻き取りは素早く行いましょう。 投入後支持されたタナの中ほどまできたら ゆっくりシャクって仕掛けを安定させます。 鋭くシャクると仕掛けが浮いて 付け餌がコマセの中から外れてしまうので ゆっくり大きく持ち上げて ゆっくりおろす動作で 仕掛けを安定させてください。 アタリをまって反応が無ければ 再度鋭くシャクってコマセを放出、 ゆっくりシャクって置き竿でアタリを待ちましょう!

12.竿先を見てアワセを入れよう!

シャープなアワセでハリを掛けよう!

コマセに対して強烈な速度で 突っ込んでくるカツオですが アタリは以外にも繊細です。 モジモジしたアタリや 食い上げるアタリもあるので 違和感を感じたら竿をあおって アワせを入れましょう。 反応がなければ仕掛けを回収し 付け餌を交換するのも 釣果アップの大切なポイントです。

13.強引に巻き続けてカツオを取り込もう!

遊ばせず一気に巻き上げよう!


走らせすぎるとオマツリに繋がり キャッチ率が低下します。 ハリス切れのリスクを考慮に入れても やや強引に巻き上げてしまう方が トータルのキャッチ率は優秀です。 手持ちでポンピングせず ロッドキーパーに竿をかけて 一気に道糸を巻き上げましょう。

キハダとのファイトは慎重に!

キハダが掛かった場合は 力が強くドラグが出るのですぐ分かると思います。 追い合わせを入れたらハリスが切れないように ドラグを出しながら巻上げを行ってください。 走られてオマツリしてしまうケースが多いので 専門に狙う場合は太仕掛けを使って 強引に巻き上げる必要があります。

14.カツオに混じるキハダに備えておこう!

太仕掛けを準備しておこう!

カツオの群れに混じって回遊してくる キハダマグロ。 タナはカツオの下ですが 釣っていると混じる場合も多いです。 キャッチ率を高めるためには カツオよりもワンランク上の 道具立てが必要になるので 仕掛けは用意しておくのがおすすめ。 当日の状況によって カツオよりもキハダという場合もあるので いくつか予備を用意しておきましょう。 太仕掛けはカツオの食いが悪くなるので 別々の仕掛けを用意しておくと便利です。 より確実にとりたい場合は 予約時に船長と相談しながら 仕掛けだけでなく タックルも強いものを用意してください。

15.釣りの様子を動画でチェック!

動画で当日の予習をしておこう!

キハダマグロをメインに狙う キハダ、カツオの船釣り動画です。 キハダ狙いなのでタックルは強めですが 当日の様子を事前にチェックする事が出来ます。 当日はポイントに船が集り 速いペースで移動を繰り返します。 入れた瞬間のアタリが多いので 集中して竿先の様子を見守りましょう。 群れが入っていても 食わない場合もあるので 当たり外れが大きい釣りですが 当たれば数、型共に大きく カツオ釣り独特のお祭り感が楽しめます!

海のお祭りを楽しもう!

餌釣り、ルアー共にエキサイティングな体験が楽しめる!

時には3時間以上走り回って 群れが見つからずボウズ、なんて事もありますが 当たった時のお祭り感に魅せられて 毎年時期になると多くの釣り人が カツオ、キハダを追いかけます。 鮮度の高いカツオは食味も抜群、 大型は脂も乗って絶品なので 美味しいターゲットをお探しの方も 是非カツオ釣りに挑戦してみてください!