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管理釣り場を攻略!ルアーやタックルなど、おすすめの釣り方をご紹介!

管理釣り場でのルアーフィッシングは、自然のフィールドではなかなか出会えない大物トラウト類を手軽に狙うことができる、夢のような釣りです。この記事では、管理釣り場でのルアーフィッシングで必要なタックルや、釣果アップにつながる攻略テクニックについて取り上げます。
2020年8月27日
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使用するタックル5つは?

管理釣り場におけるルアーフィッシングでは、釣りのターゲットの中でも特に引きが強いトラウト類を相手にするため、使用するタックルには十分に気を配る必要があります。トラウト類を狙うルアーは、重量が非常に軽いものが多いため、リールに合わせた細いラインを使用しないとルアーが遠くに飛びません。特に最近では、大物を中心に放している管理釣り場が登場しているので、細いラインと軽いルアーで繊細なルアー操作を行いながら、時に80cm級の大物と格闘しなければならないため、管理釣り場専用のタックルを用いることが不可欠でしょう。ここでは、管理釣り場で使用する5つタックルの選び方と、おすすめの商品についてご紹介します。

管理釣り場タックル1【ルアー】

スプーンでの釣り方の場合

エサの代わりとなるルアーの一つである「スプーン」は、総金属製のルアーで、食器のスプーンの柄の部分を取った形状を原型としています。スプーンでの釣り方は、管理釣り場での釣り方の基本となるので、管理釣り場初心者はスプーンでの釣り方から始めるのが望ましいでしょう。管理釣り場で使用される主なスプーンのウェイトは、1.6 - 4.5gとなります。スプーンは、形状によって動きやレンジが大きく異なりますが、管理釣り場初心者のうちは、最もオーソドックスな円形に近い楕円形のスプーンが使いやすいでしょう。カラーは、釣り場の状況に合わせて柔軟に選択できるように、系統の異なる数種類のカラーを用意しておきます。

ミノーでの釣り方の場合

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「ミノー」は、トラウト類のようなフィッシュイーターのエサとなる小魚の形状をしたルアーで、数あるルアーの中で最もポピュラーな種類のルアーです。管理釣り場においても、スプーンへの反応が鈍い魚を狙う場合や、アングラーから積極的に誘い掛けてバイトを引き出すアグレッシブな釣り方を楽しみたい場合などに、非常に有効です。多くの管理釣り場では、ボディーレングスが10cm前後までで、重さが7g前後までのミノーの使用しか、レギュレーションで認められていないため、この範囲内でのミノー選びとなります。また、釣り場によっては、レギュレーションでフックの本数を1本に制限している場合もあるため、注意が必要です。

《おすすめのルアーもご紹介!》

スプーンでの釣り方の場合

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ミノーでの釣り方の場合

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管理釣り場タックル2【ロッド】

スプーンでの釣り方の場合

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釣り具メーカー各社からは、管理釣り場専用のトラウトロッドが数多く発売されていますので、使用するスプーンのウェイトやフィールドの広さに合わせて、最適なロッドを選ぶことが重要です。ロッドパワーについては、主に使用するスプーンのウェイトが1.6 - 3gであれば、XUL (エクストラウルトラライト)かSUL (スーパーウルトラライト)が、主に使用するスプーンのウェイトが2.5 - 4.5gであればSULが、それぞれベストでしょう。ロッドレングスについては、通常は5feet6inch前後で事足りるものの、遠投が必要なフィールドでは、6feet3inch前後のロングレングストラウトロッドが威力を発揮する場面もあります。

ミノーでの釣り方の場合

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/presso-press/index_3.html

ミノーでの釣り方の場合のロッド選びも、基本的にはスプーンと同様ですが、ミノーではロッドアクションを多用するため、アクションの付けやすさも考慮に入れる必要があります。ロッドパワーについては、主に使用するミノーのウェイトが3 - 5.5gであれば、SULかUL (ウルトラライト)が、主に使用するスプーンのウェイトが5 - 7gであればULが、それぞれベストでしょう。大手釣り具メーカーの商品の中には、「ファストアクション」と呼ばれる、通常表記のロッドパワーよりも若干パワーが強い商品もありますので、場合によっては選択肢に入れてみるのも良いでしょう。ロッドレングスについてもスプーンと同様で、長いロッドほど遠投力に優れます。

《おすすめのロッドもご紹介!》

スプーンでの釣り方の場合

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管理釣り場タックル3【リール】


管理釣り場でトラウト類を狙う釣りでは、小型のスピニングリールを用いることがほとんどです。リール選びで考慮に入れるべき点は、ラインキャパシティーとギア比です。ラインキャパシティーについては、使用するラインを100m巻けるものがおすすめです。というのも、特に大物のトラウト類を放していて、かつフィールドも広い管理釣り場では、30m以上走られることがザラにあるため、ラインが50m程度しか巻けないリールでは、ファイト中にラインが無くなってしまう可能性があるからです。ギア比については、遅いハンドル回転でもリトリーブが可能なハイギアタイプのリールだと、快適に釣りを楽しめるでしょう。

《おすすめのリールもご紹介!》

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管理釣り場タックル4【ライン】

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リールに最適なラインは、釣れるトラウト類のサイズや、キャストするルアーのウェイトで異なります。ラインの太さについては、主に釣れるトラウトのサイズが30cm前後の釣り場や、キャストするルアーのウェイトが2g前後の場合は2.5 - 3lbが、主に釣れるトラウトのサイズが40cm前後の釣り場や、キャストするルアーのウェイトが3g前後の場合は3 - 3.5lbが、主に釣れるトラウトのサイズが50cm前後の釣り場や、キャストするルアーのウェイトが4g前後の場合は3.5 - 4lbが、それぞれおすすめできるでしょう。ラインの材質については、管理釣り場初心者であれば、最も扱いやすいナイロンラインが無難でしょう。

《おすすめのラインもご紹介!》

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管理釣り場タックル5【その他】

管理釣り場でのトラウトフィッシングでは、前述の4つのタックルの他に、釣れた魚をすくうためのランディングネット (魚を傷付けにくい、ラバー製のものがおすすめ)、ルアーを収納しておくための各種ケース、仕掛け作りに必要なハサミやプライヤー類などが必須アイテムとなります。その他にも必要に応じて、ロッドを立てておくためのロッドスタンド、釣れた魚をキープするためのクーラーボックス、ラインやルアーの視認性を高めるための変更グラスなどもそろえる必要があるでしょう。これらのタックルは、メーカーやデザインにこだわらなければ、低価格でも入手可能です。

管理釣り場の攻略テクニック2つは?

管理釣り場に行くと、周りのアングラーたちの釣果が思わしくないにもかかわらず、安定した釣果を出すアングラーを目にすることがあるでしょう。どの釣りにおいても言えることですが、より好釣果を目指すのであれば、状況に合わせた様々なテクニックを確実にマスターすることが重要です。ここでは、釣果アップにつながる管理釣り場の2つの攻略テクニックについて見ていきます。

攻略テクニック1【ルアーの選び方】


管理釣り場でのルアー選びは, 自然のフィールド以上にシビア

自然のフィールドの場合、普段魚たちは、昆虫などの自然界のエサを口にしているため、あまりルアーを見慣れておらず、活性が上がる条件がそろっていれば、比較的どのルアーにでも積極的にアタックしてきます。一方の管理釣り場では、日頃からあらゆる種類のルアーを目にしているため、トラウト類もスレやすく、エサを食べようとする捕食本能を効果的に刺激することができなければ、魚は口を使ってくれません。また釣り場によっては、水に沈まない (動かない)ペレットエサを与えている場合もあり、魚が積極的に動くエサに反応する環境が整っていないこともあります。ですから、自然のフィールド以上に、管理釣り場でのルアー選びはシビアになる傾向があります。

カラーは, 系統の異なるタイプを複数チョイスしたい

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管理釣り場で用いられるルアーのカラーには、いくつかの系統があります。ルアーのカラーチェンジの際に、効果的に魚の反応に差をつけられるように、系統の異なるカラーのルアーをそろえておくことが、管理釣り場を攻略するうえで重要なテクニックとなります。なかでも「ペレット系」と呼ばれる、ブラウンカラーなどのペレットエサに近いカラー系統のルアーや、「光物系」と呼ばれる、シルバーカラーやゴールドカラーなどの、太陽光を反射してギラギラと光るカラー系統のルアーは、ぜひとも用意しておきたいカラーと言えます。

リトリーブスピードに応じて, 最適なウェイトを判断する

ルアー選びにおいて、カラーと併せて重要なのがウェイトです。管理釣り場では、基本的にリトリーブスピードによって、最適なウェイトを判断していきます。ルアーやアングラーの考え方によっても異なりますが、筆者は、ミディアムリトリーブの場合は、スプーンで3g、ミノーで4.6gを基準に、スローリトリーブの場合は、スプーンで2g、ミノーで3.5を基準に、ファストリトリーブの場合は、スプーンで4g、ミノーで5.5gを基準にしています。言うまでもありませんが、ウェイトの重いルアーは遠投性に優れているため、広いフィールドではヘビーウェイトのルアーの出番が多くなります。

攻略テクニック2【アクションの付け方】

トラウト類をはじめとするフィッシュイーターは、動くエサに本能的に反応する性質を持っています。ただし管理釣り場の魚たちは、日頃からたくさんのルアーを見ているため、全てのルアーに反応してくれません。ですから、攻略のためにはカラーチョイスが重要なのはもちろんのこと、アクションの付け方にもテクニックが必要です。例えば、スプーンでの釣り方の場合は、ロッドを鋭く横に振るアクションで、ルアーの姿勢を崩すようにしたり、ときどきハンドルを巻くスピードを早くして、ルアーの動きを激しくしたりするだけでも、バイトが引き出す効果が期待できます。また、ミノーを使う釣り方でも、連続トゥイッチでテールを左右に振るようにするなど、工夫は無限大ですよ。

管理釣り場のルアーフィッシングを楽しもう!

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/presso-press/index_3.html

大物いかがでしたか。もちろん管理釣り場では、ルアーフィッシングだけではなく、フライフィッシングでもトラウト類を狙うことができます。とはいえ、ルアーの種類や釣り方のバリエーションが豊富なルアーフィッシングは、フライフィッシングとは一味違う魅力があります。またフライフィッシングは、キャストや釣り方にコツがいるため、初心者が入門しづらい面もあります。ですから、初めて管理釣り場に足を運ぶ方は、ぜひルアーフィッシングで大物を狙ってみませんか。