モンベル| GTX ワオナブーツ メンズ
マムート|レディース トレッキングシューズ T Aenergy High GTX® Women
シリオ|『P.F 430-GTX 』トレッキングシューズ
ザ・ノース・フェイス|ウィメンズ W ウルトラ GORE-TEX サラウンド ミッド
バスク| メンズ Ms ブリーズ 3.0 GTX
メレル| Moab 2 Mid GORE-TEX
キャラバン|C 1_02S 10106 ネイビー
ザンバラン| ZA-0266GT-BR フジヤマ NW-GT ブラウン
コロニル| コンビブラシ
コロニル|みがきブラシ
コロニル ナノプロ
コロニル| ヌバックスプレー(200ml)
登山は登山靴選びから!
目的に応じた一足を選びましょう
登山装備を揃えるうえで、最も重要なアイテム「登山靴」。ストレスのない快適な履き心地は、安全登山にもつながります。更にゴアテックス素材のような防水・透湿性を備えたモデルであれば、天候を気にせず登山を楽しむことができます。登山靴には目的に応じて、冬期・雪山や長期縦走に適した「アルパインブーツ」・低山から残雪期まで幅広く活用できる「トレッキングシューズ」・舗装路や整備された登山道向きの「ハイキングシューズ」に分けられます。ここでは、日帰りハイキングから縦走登山まで汎用性の高い「トレッキングシューズ」について、選び方のポイントやゴアテックス素材のテクノロジー、そしておすすめトレッキングシューズを8選ご紹介していきます。
トレッキングシューズ選び・2つのポイント
「トレッキングシューズ」と呼ばれるタイプの登山靴は、ソールの形状やアッパー・インナーの素材などが、積雪期や厳冬期を除くあらゆる環境や気候に幅広く対応する仕様になっています。駅から登山口までのアスファルトや急斜面のガレ場、濡れた木道に対応するソールの硬さや高いグリップ力も特徴です。また、比較的軽量で足首をサポートしてくれるミッドカットやハイカットのモデルが多くなっています。
➀サイズ
トレッキングシューズを選ぶ上で一番大切なポイントが「サイズ」です。様々な地形で身体のバランスを保ち、ストレスなく登山を楽しむためには、当然ながらシューズが足に合っていなければなりません。昔から下駄やわらじなどの履き物文化のある日本人には、幅広で甲高の足型の人が多いと言われています。メーカーによって甲の高さや足型、フィット感が異なりますので、ご自身の足型に合うものを選ぶためにも店頭での試着は必ず行いましょう。
➁機能性
アッパーやインナー、ミッドソールやアウトソールの素材・形状により、「快適性」・「膝や足裏への負担軽減」・「バランス保持」・「高いグリップ力」といった機能を備えます。また、日本の山は雨が多く、どんな天候下でも登山を楽しむためにも、アッパーはゴアテックスや防水性能の高い素材を使用しているモデルをおすすめします。サイズだけでなく、登山の難易度や目的、脚力に応じた機能が必要となりますので、購入の際はチェックするようにしてください。
サイズと機能性をチェックしたうえで、デザインも重要なポイント。ボリュームのあるシルエットや、鮮やかなカラーリングは、登山だけでなくフェスやキャンプにも活躍してくれますね。
ゴアテックス素材とは
ゴアテックス素材のウェアや登山靴などは、ゴアテックス:registered:メンブレンと呼ばれる「防水・透湿性」「防風性」を備えた層を中心とした3枚以上の素材で構成されている場合がほとんどです。撥水性を持つ外側の層と、肌に触れる層にサンドされることで、ゴアテックス:registered:メンブレンの効果が発揮されます。
〈防水耐久性〉
ゴアテックスの防水性は、水を侵入させないことはもちろん、その防水性能を長期で保持する技術も高められています。また、各メーカーの開発段階での製品プロトタイプを総合的にテストし、厳しい耐候性基準を満たした場合にのみ、製品化へとつながっています。
〈透湿性〉
「透湿性」は、単に空気を通す性能ではありません。アウトドアフィールドでは、活動の程度や季節を問わず汗をかきます。そしてその汗による冷えや蒸れで不快感を感じ、時には低体温症のリスクにもつながります。ゴアテックスは、外からの雨の侵入を防ぐとともに、汗による水蒸気を効果的に放出する性能を備えています。激しい運動や夏の豪雨でも、皮膚の表面をドライに保ち、冷えによるリスクを軽減してくれます。
注意したい点は、ゴアテックス一番外側の層の「撥水機能」がなくなってしまうと、同時にゴアテックス:registered:メンブレンの「透湿」機能もなくなるということ。使用と共に「防水・撥水」機能は低下していきますが、適切なお手入れにより長く効果を保持させることができます。購入時に付いているタグで、お手入れ・管理方法をチェックしておきましょう。
トレッキングシューズのための「ゴアテックス」
ゴアテックス:registered:プロダクト テクノロジーは、レインウェアなどのアウター、靴、グローブなどに採用されています。そしてそれぞれに、アクティビティや気象条件に応じた最適な機能を備えた製品を展開しています。ここでは、今回おすすめするトレッキングシューズに搭載されている、ゴアテックスのテクノロジーについて紹介していきます。
『ゴアテックス・サラウンド』シリーズ
ゴアテックス素材に、「ゴアテックス・サラウンド」テクノロジーを採用したトレッキングシューズやハイキングシューズは、温暖な環境下での活動に適した機能を備えています。透湿性を促すために、シューズの側面に開口部が設けられている点が特徴です。この後ご紹介するおすすめモデルの中では、➃「ザ・ノース・フェイス/ウルトラ GTX サラウンドミッド」に採用されています。
『ゴアテックス・パフォーマンス・コンフォート』シリーズ
ゴアテックス素材に、「ゴアテックス・パフォーマンス・コンフォート」テクノロジーを採用したトレッキングシューズやハイキングシューズは、季節や天候を問わず幅広いアウトドアで活用できる機能を備えて設計されています。
おすすめトレッキングシューズ8選!
ここからは、ゴアテックス素材を搭載したトレッキングシューズを8選紹介します。比較的、日本人の足型に対応しやすい幅広モデルを集めました。脚に合った一足で、ルートや天候を気にせず登山を楽しみたいですね!
ゴアテックス➀【モンベル/GTX ワオナブーツ】
ジャパンフィットなトレッキングシューズ
モンベル| GTX ワオナブーツ メンズ
●重量:525g(25.5㎝・片足) ●サイズ:24.0~29.0㎝ ●アッパー:ファブリックアッパーを合成皮革で補強。 ●アウトソール:トレールグリッパー採用。
軽装備での登山やトレッキングなど、幅広くおすすめのミドルカットのトレッキングシューズです。ゴアテックス素材で全天候に対応する優れもの。ミッドソールには、衝撃吸収性にも優れたE.V.A.が採用されており、不整地や急な斜面での膝への負担や足裏への突き上げを軽減してくれます。軽量で柔らかな履き心地で、ストレスなく足を包み込んでくれます。ソールに採用されている「トレールグリッパー」は、モンベル独自開発の高機能素材。濡れた40度以上の急傾斜でも滑らないという頼もしい一足です。
ゴアテックス➁【マムート/T Aenergy High GTX】
高機能&フィット感抜群トレッキングシューズ
マムート|レディース トレッキングシューズ T Aenergy High GTX® Women
●重量:511g(UK5.5・片足) ●素材:レザー/Dropstop Textil、インナーライニング/ゴアテックス・パフォーマンス・コンフォート・フットウェア、ソール/ビブラム・スケール・ソール
マムートはスイスのブランドであり、細めの足型を採用した登山靴が多い中、この「T エナジー ハイ GTX」は日本人に多い幅広の足型を採用することで、高いフィット感と衝撃吸収性を備えたおすすめの一足です。インナーライニングはゴアテックス素材で防水・透湿性も抜群。足首までしっかりとサポートするモデルでありながら片足511gと軽量で、クッション性やソールのグリップ力で快適な履き心地。天候を気にせずどんどん不整地を歩きたくなる、高機能トレッキングシューズです。
ゴアテックス➂【シリオ/P.F 430】
幅広さんにピッタリのトレッキングシューズ
シリオ|『P.F 430-GTX 』トレッキングシューズ
日本人に特徴的な甲高で幅広の足型を研究し採用された専用ラストと、イタリアの高い技術で作られたシリオのトレッキングシューズ。舗装路・不整地問わず歩きやすく、軽量でタフな点もおすすめです。もちろんゴアテックス素材で、防水性・透湿性を備え、天候を気にせず快適に登山を楽しむことができます。この「P.F430」モデルには、ワイズを女性の足型とボリュームに合わせて、よりフィット感を高めた「3E+Ladies」の展開も。
ゴアテックス➃【ザ・ノースフェイス/ウルトラ GTX サラウンドミッド】
透湿性抜群のトレッキングシューズ
ザ・ノース・フェイス|ウィメンズ W ウルトラ GORE-TEX サラウンド ミッド
●重量:429g(7インチ・片足) ●サイズ:(USサイズ)5.5、6、6.5、7 ●素材:〈アッパー〉ゴアテックス・サラウンド、PUコーティング合皮レザー、FLASH DRYライニング 〈ボトムユニット〉圧縮成型CRADLE GUIDEミッドソール、ヒールサポートCRADLEテクノロジー、ビブラム・メガ・グリップ・アウトソール
360度の透湿性を備えたゴアテックス:registered:サラウンド・システムを採用したトレッキングシューズです。アッパーとボトムの横に設けられた開口部から透湿を促し、足全体を包み込むように配備されたゴアテックス:registered:メンブレンが足の蒸れを抑えてくれるので、様々なシーンで快適な履き心地。さらにソールには高いグリップ力を発揮するビブラム:registered:メガグリップラバーアウトソールが採用され、CRADLEヒールサポートが衝撃を吸収、快適な歩行を促します。高機能システムが詰め込まれたおすすめの一足。
ゴアテックス➄【バスク/ブリーズ3.0】
グリップ力抜群トレッキングシューズ
バスク| メンズ Ms ブリーズ 3.0 GTX
●重量:599g(サイズ9・片足) ●サイズ:US7.5~10(ハーフサイズあり) ●ラスト:アークテンポ+ ●アッパー:2.0㎜防水ヌバックレザー、エアメッシュ ●フットベッド:デュアルデンシティEVA ●ミッドソール:TPUシャンク、A.T.CミッドソールウィズEVAクッショニングポッド ●アウトソール:VASQUEエクスクルーシブビブラムコンタクト/メガグリップコンパウンド
こちらは、バスクのベストセラーモデル「ブリーズ2.0」を進化させ、快適性・安定性・サポート性を向上させたモデルです。アウトソールにはビブラム社のメガグリップを採用し、つま先側と踵側のベンチレーションで透湿を促し快適な履き心地。アッパーの防水性・通気性を備えたゴアテックス素材により、天候を気にせず、あらゆる地形に対応してくれるおすすめの一足です。
ゴアテックス➅【メレル/モアブ2 ミッド GTX】
コスパ優秀トレッキングシューズ
メレル| Moab 2 Mid GORE-TEX
●重量:468g ●サイズ:25.0~30.0㎝ ●アッパー:ゴアテックス・ウォータープルーフ・メンブレン、シンセティックレザー、メッシュアッパー ●ビブラム・アウトソール
登山だけでなく、様々なアクティビティに対応するメレルの定番モデル「モアブ」が進化しました。これまでの防水・透湿性や履き心地に加えて、サイドからヒールにかけてシリコンレイヤーを搭載。シリコンが身体の左右のブレを軽減してくれるため、歩行時の安定性が向上します。また、後ろ足部分を樹脂素材で覆ったE.V.Aインソールを採用することで、サポート力も高められています。アッパー部分にゴアテックス素材、そしてこの機能性で1万円代とは、驚きのコストパフォーマンスです。
ゴアテックス⑦【キャラバン/C1-02S】
入門モデルにおすすめトレッキングシューズ
キャラバン|C 1_02S 10106 ネイビー
●重量:590g(26.0㎝・片足) ●サイズ:22.5~30.0㎝ ●ワイズ:3E ●アッパー:メッシュポリエステル/合成皮革 ●ライニング:ゴアテックス:registered:メンブレン ●ソール:キャラバントレックソール(ミッドソール:EVA) ●フレックス:ライトフレーム ●インソール:EVAインソール
キャラバンの代表的なモデル「C1-02S」は、履き口周りのクッション性や、ホールド感、足首の浅めのカットなど、登山入門者でもストレスなく履ける設計になっています。コストパフォーマンスも良いので、これから登山に挑戦しようという方も購入しやすい点が魅力。しかし、ソールのグリップ力や衝撃吸収性を高めたインソール、防水・透湿性に優れたゴアテックス仕様など、あらゆるルートに対応する本格的な機能を備え、天候を気にせず低山から富士山まで長く履けるおすすめの一足です。
ゴアテックス⑧【ザンバラン/フジヤマ NW GT】
オールレザーの堅牢トレッキングシューズ
ザンバラン| ZA-0266GT-BR フジヤマ NW-GT ブラウン
●重量:820g(EUR42・片足) ●サイズ:23.0~27.5㎝(EUR36~45) ●アッパー:ハイドロブロック・ベルワンガースウェードレザー ●ライニング:ゴアテックス・パフォーマンス・コンフォート ●ソール:ビブラムNorTRACK
アッパーと内貼り共に質の高いレザーを使用したザンバランの「フジヤマ」。ソールは衝撃吸収性に優れたビブラム・ノルトラックソールを採用し、ゴアテックスで防水性もバッチリ。オールレザーのトレッキングシューズは、慣れるまでは重たく感じますが、履けば履くほど足に馴染み、深い味わいが出てくるのが魅力です。専用のクリームでのお手入れが必要になりますが、丁寧なメンテナンスで長く登山の相棒となるおすすめの一足です。
ゴアテックス製トレッキングシューズのお手入れ
トレッキングシューズは、登山後の泥汚れや汗で蒸れた状態のまま放置しておくと、カビや悪臭、ソールの劣化、そしてゴアテックスの防水・透湿性能の低下につながります。また新たに防水スプレーを施しても、汚れたままではその効果が期待できません。トレッキングシューズを長く登山の相棒として使用するためにも、正しいお手入れが必要です。登山から帰ってきたら、疲れていてもお手入れだけは忘れずに。
1.泥や汚れを落としましょう
靴の外側の汚れを、布やブラシを使って落とします。汚れがひどい時はぬるま湯で優しく落とします。靴紐は外して、手洗いかネットに入れて洗濯を。中敷きを外して、靴の中の砂利やほこり、ソールに挟まった泥や石も丁寧に落としましょう。革靴の場合は、レザー用のクリーナーや保護オイルを使用します。
2.自然乾燥で乾かしましょう
雨に降られなかった場合でも、天候に関係なく登山中の足は常に汗をかいています。直射日光を避け、自然乾燥でしっかりと乾かしましょう。直接、靴に熱を当てることは避けてください。撥水・防水スプレーをするのは、汚れが落ち、乾いたこの状態で行います。
3.風通しが良い所で保管しましょう
しっかりと乾燥させた後は、風通しがよく、直射日光の当たらない場所で保管してください。購入時の靴箱や袋、車のトランクなどの保管は、高温や湿気で靴にダメージを与えます。また収納したままではなく、定期的に使用し、フィールドで足に馴染ませていく事も大切なポイントです。
トレッキングシューズのお手入れアイテム
トレッキングシューズは、正しいお手入れをすれば長く「心強い登山のパートナー」となります。汚れを落とすと共に、ソールやアッパーの状態をチェックし、必要であればソールの張替えやメーカーによるメンテナンスサービスを利用することをおすすめします。
コロニル| コンビブラシ
4種類のブラシが1本に。これ1本で登山靴のアッパーからソールまでの汚れ落としが完了する、なんとも頼もしいブラシ!
コロニル|みがきブラシ
馬毛100%の革靴・登山靴用ブラシです。登山靴の細かい汚れ落としとして、またスプレー後のブラッシングに使用すれば表面の撥水効果が高まります。
コロニル ナノプロ
超微細ナノ分子が、登山靴にしっかり浸透・コーティング。登山靴だけでなく、ウェアやザックにも使用できる便利な一本です。
コロニル| ヌバックスプレー(200ml)
こちらは栄養成分が含まれたヌバック革用防水スプレーです。ゴアテックスの登山靴にも使用可。
まとめ
いかがでしたか?ゴアテックス仕様でどんな天候下でもフィールドを楽しめる、そんな相棒となる一足が見つかりますように!
ゴアテックス製品についている黒いハングタグ。これはその製品の用途に応じた最適の「防水耐久性」「防風性」「透湿性」を備えていることの証明書!