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【磐梯山の登山ガイド】初心者におすすめの登山コースをご紹介!

【磐梯山の登山ガイド】初心者におすすめの登山コースをご紹介!

abaraman

福島県の磐梯山をご存知ですか?磐梯山は日本百名山にも数えられる福島県随一の名峰です。多くの登山者が訪れる磐梯山は、コースを選べば登山初心者でも簡単に登頂することができる楽しい山です。今回は磐梯山の魅力と見どころ、初心者向けコースをご紹介!

磐梯山とは

磐梯山は福島県にある活火山です。福島県耶麻郡猪苗代町、磐梯町、北塩原村の3町村にまたがる福島県を象徴する山となっています。また、磐梯山は山体の形状から別名・会津富士とも呼ばれており、福島県民に親しまれています。 標高は1816.29mで、磐梯朝日国立公園に属しています。かつては「天に掛かる岩の梯子」という意味で「いわはしやま」とも呼ばれていました。

磐梯山は噴火によって形作られた

磐梯山は麓の南側が表磐梯、北側が裏磐梯と呼ばれており、表磐梯から見る山体は、会津富士の異名のとおり整っていますが、裏磐梯から見ると、過去の噴火による山体崩壊の荒々しい痕跡が残っています。山岳地図で見るとよくわかりますが、表磐梯は整った等高線をしており、裏磐梯の等高線は乱れています。そういったことから、地質的にも貴重な山で、2007年には日本の地質百選に選ばれ、2011年には日本ジオパークに認定されています。

登山家にも親しまれている磐梯山

深田久弥の日本百名山にも選定されており、古くから登山家たちに親しまれています。福島県には磐梯山のほかにも、会津駒ケ岳や安達太良山、燧ケ岳などの日本百名山があります。

磐梯山の登山コース

磐梯山には6つの登山コースがありますが、特に簡単で、初心者でも安全に楽しむことができる八方台コースがおすすめです。

初心者向けの八方台登山口

八方台登山口からの登山コースは、磐梯山の登山コースの中でも最も簡単で、小学生の遠足にも使われる比較的安全なコースです。高低差620m、往復3時間半、総距離7㎞ほどの短いコースなので、初心者でも登頂は難しくないでしょう。磐梯山を訪れる登山者の多くが八方台登山口から山頂を目指します。

八方台登山口へのアクセス

八方台登山口へは観光道路の磐梯山ゴールドラインを使ってアクセスします。以前は有料道路でしたが、東日本大震災以降は無料で開放されています。 自家用車で行く場合は、磐越自動車道・磐梯川東ICからは案内看板が出ているので、それに従ってゴールドラインを目指します。登山口には60台ほどの無料駐車場がありあますが、休日は満車になることもあるので注意しましょう。駐車場には公衆トイレも整備されています。この先にトイレはないので、ここで済ませておきましょう。なお、山小屋では携帯トイレを販売しています。 公共交通機関を利用する場合は、JR猪苗代駅が最寄り駅になります。そこから八方台登山口までのバスは運行されていないので、タクシーを利用することになりますが、料金が8,000円ほどかかってしまうので、可能ならば自家用車で行くことをおすすめします。



磐梯山登山におすすめのシーズン

山開きシーズン(5月下旬頃)

磐梯山の山開きは例年5月下旬頃(2017年は5月27日)です。山開きの日には、安全祈願式典や、各登山口で先着順に記念ペナントの配布もあります。 山開きの頃は、ミズバショウや遅咲きのサクラを楽しむことができますが、残雪があるので足場がぬかるむこともあります。また、天候によっては冷えることもあるのでウインドブレーカーなどの用意をおすすめします。

高山植物のシーズン

磐梯山では6月から7月にかけて高山植物がシーズンを迎えます。磐梯山にはバンダイクワガタという貴重な固有種が生息しており、6月頃に見頃を迎えます。バンダイクワガタは10cm~25cmほどの草丈で、青紫色の小さな花を咲かせます。 その他にも、ニッコウキスゲやウラジロヨウラク、ハクセンチドリ、カラマツソウなどの高山植物を楽しむことができます。

↑バンダイクワガタ

紅葉シーズン

磐梯山の紅葉は10月上旬頃にシーズンを迎えます。登山道はもちろん、山頂からは360°の大パノラマでの紅葉を楽しむことができます。この時期は気温が低くなるので、防寒対策はしっかりと準備しましょう。また、八方台登山口に行くまででのゴールドラインの紅葉もなかなかの見応えなので、おすすめです。

冬山登山シーズン

この地方は豪雪地帯だけあって冬は非常に雪深くなります。また、磐梯山は傾斜がきつい箇所があるので、アイゼンなどの装備も必要になるため、初心者にはおすすめしません。

磐梯山のおすすめスポット

磐梯温泉「中の湯」跡地

八方台登山口から30分ほど登ると、辺りに硫黄の臭いがたちこめてきます。そこはかつての温泉宿、中の湯の跡地が廃墟となって残っています。 かつての磐梯山は湯治場となっており、その当時は中の湯のほかに、上の湯と下の湯もありましたが、その2つは1888年の噴火の際に、山体崩壊による岩くずれで埋没してしまいました。中の湯も被害を受けましたが、源泉は残っていたので、その後も湯治場として残りました。

その後は1990年代後半まで残っていましたが、最後の1件の温泉宿が廃業し、現在は中の湯跡地として、温泉宿の廃墟が残っています。ちなみに、温泉自体は現在も湧き出しているので、登山客が足湯として利用したり、秘湯マニアが入浴している光景が見られます。

弘法清水

中の湯跡地から1時間ほど登ると、今度は弘法清水が見えてきます。弘法清水は磐梯山の4合目(山頂は5合目)にあたり、標高が高いところにある珍しい水場となっています。また、弘法清水からは荒々しい裏磐梯の山肌を眺望することもできます。 弘法清水には、休憩小屋の弘法清水小屋と岡部小屋があります。どちらの山小屋も売店になっており、飲食物や記念バッジを販売していますが、特におすすめなのは手作りのナメコ汁です。会津産のなめこが使われており、ボリュームもあるのでおにぎりのお供にもピッタリです。暖かいナメコ汁は紅葉シーズンの気温が低いころにはとてもありがたいですね。

少し話は逸れますが、実はなめこの菌床栽培は福島県が発祥なんです。昭和38年頃に偶然発見されて以来、昭和40年代中頃までをピークに全国に広まりました。現在では、工場での大規模生産が主流になっており、設備は近代的に変わりましたが、今でも菌床栽培なのは変わりません。そんな福島県とかかわりの深いナメコに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

山頂の岡部小屋

磐梯山には山頂にも山小屋があります。名前は弘法清水にある山小屋と同じ岡部小屋ですが、こちらは頂上岡部小屋として区別されています。こちらも売店になっていますが、弘法清水の山小屋と比べて値段がやや高めになっています。

磐梯山の山頂

磐梯山の山頂はガレ場になっており、大きめの石がゴロゴロしています。山頂からは南側に猪苗代湖、東側には吾妻山や安達太良山が見えるので、天気がよければ最高の景色を楽しむことができます。

山頂には三角点「磐梯」が設置されています。三角点は1904年に設置され、当時は標高1,818.61mが公式に用いられていました。しかし、長年の雨風によって三角点が消失してしまったため、2010年に同じ場所に新設されたものが現在の三角点となっています。新三角点設置の際には、90名を超える参加者が約50㎏の標柱と資材を運び上げました。 そして、その後の測量によって、標高が現在の1,816.29mに改められました。100年ほどの間に2m以上も標高が変わってしまったことを考えると、自然の力の凄さを感じますね。

八方台コース以外の登山道

磐梯山には八方台登山口のほかに、5つの登山口がありますが、登山者の8割以上が八方台登山口を利用しています。八方台登山口以外はいずれも、傾斜がきつかったり、登山道が不明瞭な箇所があったりと、難易度が高くなっています。

裏磐梯登山口

裏磐梯登山口は八方台登山口に次ぐ人気のコースになっています。裏磐梯スキー場の入り口が登山口になっており、ゲレンデを登っていく形になっています。このコースを利用するのは中上級者が主で、初心者はほとんど利用しません。また、あまり登山者は多くないコースなので、迷ったときのために地図を持っていくようにしましょう。地図は猪苗代観光協会のサイトでダウンロードすることができます。登山地図以外にも、猪苗代の観光地図や、各種外国語地図もダウンロードできます。

地図のダウンロードはこちら

見どころは銅沼と火口壁

ゲレンデを登っていくと途中でゲレンデが二手に分かれており、そこから登山道2つに分岐します。片方は中の湯を経由するコースで、もう1つは裏磐梯の火口壁を直登するコースになります。いずれのコースも登りに4時間、下りに3時間ほどかかります。ゲレンデのコース分岐点に案内標識はないので、地図があると便利です。 中の湯経由コースでは、1888年の噴火の際に火口にできた銅沼(あかぬま)を通ります。銅沼の水は火山性の強酸性で、鉄やアルミニウム、マンガンなどが溶け出しており、湖底には水酸化鉄を含んだ泥が堆積しているため全体的に赤色に見えます。

銅沼から磐梯山を望むと、噴火による爆裂火口壁が見えます。火口壁からは磐梯山を形成している火山角礫岩と溶岩の互層がはっきり確認できるので、地層マニアにはたまらない景色となっています。磐梯山は現在も火山活動を続けており、所々に噴煙も見ることができます。 余談ですが、銅沼はNHKのブラタモリで五色沼の水源としても紹介され、実際に足を運ぶ人が増えているようです。

上級者向けの火口壁直登コース

ゲレンデの分岐を直進すると、火口壁直登コースに入ります。しばらく歩いて樹林帯を抜けると、火口原が見えてきます。火口原はガレ場になっていて足場が悪いので注意しましょう。火口原を抜けると、いよいよ火口壁の直登に入ります。火口壁は急登箇所も多く、ガレ場なので落石を起こさないようにしましょう。

↑火口壁

裏磐梯山登山口へのアクセス

自家用車で行く場合の駐車場は、裏磐梯スキー場の無料駐車場が利用できます。公共交通機関の場合は、JR猪苗代駅から磐梯高原駅(バス停)までは磐梯東武バスが利用できますが、そこからスキー場までは徒歩で40分ほどかかります。磐梯高原駅からタクシーを利用すると5分ほどで着きます。

翁島登山口

翁島登山口は急勾配のガレ場を直登していく上級者向けのルートになります。コースの後半は岩場が続きますが、コース上に遮蔽物がないので、コースからの眺めは素晴らしいものとなっています。所要時間は登り3時間半、下り2時間半が目安です。

翁島登山口へのアクセス

自家用車でのアクセスは、グランサピア猪苗代リゾートホテルの駐車場を利用します。

渋谷登山口

渋谷登山口は樹林帯の中を進むコースです。登山道が不明瞭で、十分な登山道の知識がないと迷ってしまう恐れがある上級者向けのコースとなっており、高山植物や森林浴を楽しみたい人にはおすすめです。全体的に勾配の緩いコースなので、初心者でも上級者と一緒の登山なら楽しめると思います。所要時間は登り3時間半、下り2時間40分が目安です。

渋谷登山口へのアクセス

自家用車でのアクセスは、ファミリースノーパークばんだい×2(スキー場)の駐車場が利用できます。

川上登山口

樹林帯を進むコースです。利用者が少なく、登山道も不明瞭なので迷わないように注意が必要です。所要時間は登り3時間50分、下りは2時間40分が目安です。

川上登山口へのアクセス

登山口は川上温泉内の国道458号沿いにあります。駐車場もありますが、あまり目立たないので気を付けましょう。

猪苗代登山口

猪苗代スキー場のゲレンデを登っていくコースです。スキー場の斜面がなかなか急勾配ですが、眼下に広がる猪苗代湖を楽しむことができます。所要時間は登り3時間30分、下り3時間が目安です。

猪苗代登山口へのアクセス

自家用車でのアクセスは、猪苗代スキー場の駐車場が利用できます。

磐梯山まとめ

いかがでしたか?磐梯山はコースによって様々な姿を見せてくれる貴重な山です。 この機会にぜひ福島県を代表する山、磐梯山を楽しんでみてください。

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