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【ナイフの研ぎ方入門ガイド】基礎から教える研ぎ方のコツをご紹介!

登山にナイフは便利な持ち物で、種類もいろいろあり、どんなナイフを持てばよいか悩みます。ナイフを購入して、使った後に自分で研いでますか?研ぎ方にはコツがあります。自分のナイフは自分で研げるように、研ぎ方の基礎を紹介します。
更新: 2021年12月21日
wisura2519
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ナイフの研ぎ方は誰でも出来るの?

登山に行く時やアウトドアに、持っていて便利なアイテムの一つに、ナイフがあります。最初は良く切れたのに、切れ味が悪くなったという事がありませんか?もう使えないと思って、新しいナイフを購入していませんか?

ナイフは自分で研ぐことが出来るので、研ぎながら使いましょう。基礎からの、誰でも出来る研ぎ方のコツを紹介するので参考にして下さい。

ナイフに種類はある?

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ナイフには色んな種類があります。サバイバルナイフ・ステンレスナイフ・チタンナイフ・登山ナイフ・トレッキングナイフ・タガーナイフなど、自分の用途によって持つと良いでしょう。ナイフは研いで使うと、長く使うことが出来ます。自分専用のナイフを持つことをおすすめします。そして研ぎ方のコツを覚え、自分のナイフを大事に使いましょう。

ナイフの研ぎ方コツ:必要な道具の準備

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ナイフを研ぐ道具で必ず使うのが、砥石です。砥石も荒砥石・中砥石・仕上砥石があります。刃が欠けてしまっているときは荒砥石が適しています。

切れ味が悪い時は中砥石、切れ味をより一層よくしたい時は、仕上砥石、というように、歯の状態で砥石を選ぶと良いです。砥石の他にもシャープナーや、オイルを使う砥石もあります。ナイフの種類に応じて選ぶと良いでしょう。

砥石で研ぐ時の滑り止めに、不要になった布巾(研ぎ汁でよごれるので)を用意して下さい。新品では勿体ないので、捨てても良いような布巾がおすすめです。砥石は、濡れた布巾の上に置くことによって、砥石の滑り止めになります。オイルストーンの場合はミシンオイルやハイスピードオイルなどがおすすめです。

ナイフの研ぎ方のコツ:砥石の種類

ナイフはアウトドアでは料理をしたり、木を削ったり結構活躍します。大事なナイフを長く使うには、研ぎながら使うことをおすすめします。研ぐ道具で一般的なものは、砥石やシャープナーなどです。どうやって研ぐのか、コツを紹介します。参考にして、自分で上手に研いでみましょう。

1.水に浸して使う砥石

ナイフを研ぐ時、水砥石を購入して、すぐ研ぐことは出来ません。水に5分くらい浸します。研いだ時に研ぎ汁が出てきます。それが重要です。水に浸さなと研ぐことは出来ません。

研ぎ汁で手が汚れるのが欠点ですが、一番ポピュラーな砥石です。浸す時間が短い場合は、研ぐ前に砥石に水をかけてみて、砥石が水を吸い込み表面が乾くようであれば、浸し方がたりません。

乾いた砥石では研ぎ汁が出ないので研げません。 砥石で絶対やってはいけない事は、水道水を出しっぱなしにしたままで研ぐことです。水砥石は研ぎ汁で研ぐものなので、水の出しっぱなしの中で研ぐことは、せっかくの研ぎ汁が、水で流れ意味がなくなります。水砥石の性質を理解して使い方に注意しましょう。

2.オイルを使う砥石オイルストーン(油砥石)


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ナイフを研ぐ時使うオイルストーンは、水砥石で研いで仕上に使うと、より細かい仕上になるものもあると言われています。水砥石より仕上向きですが、水砥石の方が削る力に優れています。

ナイフの種類によっては、オイルストーンのみで良いナイフもあります。種類によって使い分けると良いでしょう。オイルストーンは、形も手のひら大のサイズからブロック型、細いスティック状のものと種類は様々です。

3.シャープナー

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水砥石は面倒と思う方には、シャープナーがおすすめです。シャープナーと言ってもいろんな種類があります。細い棒状のものや、テーブルに置いて刃を入れて研ぐだけのものと様々です。

簡単砥石として初心者の方が多く利用してます。ですが、せっかくシャープナーを買ったのに、余計切れ味が悪くなった、という方もいます。そのような場合には、シャープナーと砥石と併用することをおすすめします。水砥石は、面倒と思っても持っていると重宝します。

ナイフの研ぎ方のコツ:上手に研ぐコツ

1.ナイフを研ぐ角度に注意!

ナイフを研ぐコツで一番重要な事は、研ぐ角度です。角度の基本的なコツは2つあります。一つはナイフを寝かせる角度で15度です。と言ってもわからないと思いますが、目安としては10円玉1枚くらいと言われています。2枚や3枚と書いてる説明もありますが、それでは上げ過ぎになりますので注意して下さい。

最初はナイフと砥石の間に10円玉を挟み、角度の感覚をつかむことをおすすめします。そして砥石に対して、上から見た時にナイフが45度になるように置きます。最初はゆっくり研ぐと良いです。寝かせる角度15度。砥石に置く角度45度と覚えましょう。

2.ナイフの刃の状態で砥石を替える

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ナイフの研ぎ方は常に同じ砥石と言うわけではありません。ほとんど痛んでないナイフであれば、中砥石からで良いでしょう。刃こぼれしたナイフは荒砥石から始めることをおすすめします。

荒砥石は粒子が荒く研ぐ力が強いので刃こぼれに最適です。刃こぼれがなくなったら、中砥石に替えてて研ぎます。最後は仕上砥石を使う綺麗に仕上がるのでおすすめします。

3.研ぎたい位置の刃に指を添える

ナイフのを研ぎ方の基本は、研ぐ角度も大事ですが、力の入れ具合も重要です。押す力を強く、引く力は弱くするのが基本中の基本です。砥石は安定した場所に置き、濡れタオルを敷いて砥石が動かないようにしましょう。刃を研ぐ時には、必ず研ぎたい位置を押さえましょう。右利きの場合、左手の指は刃の研ぐ位置を押さえます。

真ん中の刃を研ぐ時は真ん中の刃を指で押さえ、刃先を研ぐ時は刃先を指で押さえる、という具合に常に研ぐ刃の位置に合わせ、指で刃を押さえる事が、上手に研ぐコツです。

ナイフに研ぎ方コツ:おすすめのナイフは?


1.サバイバルナイフ

アウトドアでナイフを持つときどんなナイフが良いか、用途によって選びますが、サバイバルナイフはいろんな使い道があるのでおすすめです。料理や木を削ったりと重宝するナイフです。

サバイバルナイフの研ぎ方のコツは特になく、荒砥石と中砥石があれば充分といえます。 刃を寝かせすぎくらいで研ぎと、鋭い刃になり、鈍角で強くしたいなら立たせすぎぐらいにしてみると良いでしょう。

何に使うかで、研ぎ方を変えていくと良いです。サバイバルナイフは洋刃なので、一番適しているオイルストーンだという人も多いです。水砥石、オイルストーン、ダイヤモンドシャープナーなど、どちらが良いか、自分にあう方法で研いでみて下さい。

2.ステンレスナイフ

アウトドアに持つナイフに、ステンレスナイフを持つ人が多いと言えます。ステンレスナイフは錆びにくいからです。ステンレスナイフも研いで使うと長持ちします。ただし安物は研いでも切れ味は良くありません。

なぜなら、安物は材質が違います。アウトドアに使うなら良い材質のステンレスナイフをおすすめします。砥石は荒砥石、中砥石が良いでしょう。砥石の角度がわからない方用に、スーパートゲールというナイフホルダーがあります。簡単に研げる、シャープナーもおすすめです。

3.チタンナイフ

アウトドアにチタンナイフを持つ方は、かなり通なのではないでしょうか?チタンの良さは軽い事と錆びにくい事です。ですがチタンはナイフとして切れ味が良くないと言われてきました。

そして研究され出来たのが、ベータチタニウムです。錆びにくさは最高です。アウトドアでも海に最適です。チタンは海水や酸に沈めても反応を起こさないと言われています。チタンナイフの研ぎ方は、中砥石以上の砥石かダイヤモンドシャープナーがおすすめです。

ナイフの研ぎ方のコツ:砥石も手入れが必要!

ナイフの研ぎ方で使う砥石は、常に平らでなければなりません。プロが使う砥石はデコボコなく、砥石が薄くなるまで使っても平らです。素人は砥石の真ん中だけ減ってしまう事が多いので、使った後はくぼみがないか確認してみましょう。くぼみがあったら、砥石を面直し砥石や金剛砂で平らに直しましょう。

ナイフの研ぎ方のコツ:刃返りとは?

ナイフを砥石で研いでいると。刃返りが出来ます。表、裏と同じ回数で同じ力で研いでいきます。片面で刃返りが出来たら、もう片面研ぎ、繰り返すと刃返りが取れ、カミソリのような鋭い切れ味に仕上ります。刃返りは、研ぐことによってできた、ペラペラの薄いものです。それが無ければ研ぎ方が足りない目やすになります。

ナイフの研ぎ方コツ:研いだナイフの保管方法は?


ナイフを研いでも保管が良くないと意味がありません。間違った保管をしないように注意しましょう。せっかく研いだナイフも綺麗になるかと、熱湯で洗ったり、火であぶったたりしては絶対いけません。

火であぶることによって、ナイフの焼が戻ってしまい、切れ味が悪くなる原因になります。また、長い間使わない場合は、ミシン油などを軽く塗っておくと良いと言われています。

ナイフの研ぎ方のコツ:危険なナイフってあるの?

ナイフの中でも危険と言われているナイフがあるので、絶対に持たないように注意しましょう。ダガーナイフの15センチ以上の物は、銃刀法違反になります。それ以下なら良いのかと言うと良いとは言えないのではないでしょうか?

アウトドアに使うナイフは色々あるので、法律違反にならない、安心して使うことの出来るナイフを選ぶことを、おすすめします。

ナイフの研ぎ方の基本知識をしかっり覚えよう!

ナイフの研ぎ方のコツをご紹介しました。ナイフは基本的な事をしっかり覚えれば、誰でも研ぐことが出来ます。アウトドアにナイフは欠かせません。せっかくナイフを持つなら、材質の良い物で研ぎながら、長く使うことの出来る物を選ぶようにしましょう。切れ味の良いナイフを使うと気分の良い物です。

面倒だからと言って、有料でナイフを専門家に頼んでしまうことの無いように、自分のナイフは自分で管理しましょう。

ナイフの購入は何処が良いの?

ナイフは登山専門店、スポーツ用品店、刃物専門店などで取り扱っています。一番来店しやすいのは登山専門店ではないでしょうか?登山グッズを選ぶ感覚で気軽に行くことが出来ます。販売店で用途の説明も聞くことが出来るのでおすすめです。自分の用途にあって安心して使えるナイフを、自分で研ぎながら長く使いましょう。

ナイフを研ぐ砥石の購入は何処が良いの?

砥石はホームセンターや金物店などで購入出来ます。刃物専門店もあるのではないでしょうか?確認してみると良いでしょう。ホームセンターより専門的な説明を聞ける、金物店や刃物専門店、砥石専門店がおすすめです。自分で研いだナイフは愛着がわき研ぐのが楽しくなるのではないでしょうか?

ナイフの研ぎ方がに慣れて来ると、砥石の種類や研ぐ方法なども研究するようになってきます。自分で研いだナイフが、いつまでも切れ味が良ければ嬉しいと思いませんか?マイナイフをピカピカで抜群な切れ味にしてみましょう。そして思う存分に、アウトドアライフを楽しみましょう。