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オリヅルランの育て方!枯らさずに長く元気に育てる方法とは?

細長い葉っぱが印象的なオリヅルラン。今回はオリヅルランの育て方として、置き場所や株分けなども含めてご紹介いたします。 オリヅルランを上手な育て方を覚えて、インテリアの一つとして飾って楽しんでみませんか?増やし方も簡単です。
更新: 2021年2月20日
printemps117

オリヅルランを育ててみよう!

オリヅルランはこんな植物

観葉植物としても人気のある「オリヅルラン」。常緑多年草で、乾燥にも強い性質があります。 太い根の中に水分を蓄えているので、水やりを少々忘れるぐらいでは枯れません。 また比較的過湿な環境であっても根腐れが起きにくく、初心者が育てやすい観葉植物です。

見た目の特徴としては、細長い葉が優雅な曲線を描きながら放射状に茂っており、主に釣り鉢に植えて育てます。 ちなみに、NASAの研究結果では、空気洗浄機能の強い観葉植物NO1ともいわれています。


オリヅルランの育て方ポイント

オリヅルランは寒さにも強く、耐陰性もあって丈夫な植物ですが、できれば日当たりのよい環境で育てるのをおすすめします。 屋外で育てるなら、花壇やコンテナの縁取りとしても植えることができます。 生育が旺盛で、根が太いので根詰まりを起こしやすいという性質もあります。 株が大きくなってきたら、早めの植え替えもしましょう。

オリヅルランを元気に育てる場所の選び方


霜に当てなければ越冬も可能

オリヅルランの育て方ポイントでもご紹介いたしましたが、長い間暗い場所に置いたままでは、葉の模様が薄くなり、生長も鈍りがちになってしまいます。

屋外で育てることをおすすめしますが、室内であってもガラス越しの直射日光が良く当たる窓辺などの場所を選んでおきましょう。 一部の品種を除いて、冬場の温度が0℃以上で、霜に当てなければ越冬も可能です。

購入後、徐々に日に当てていくことが大事

もともとビニールハウスなど、日光の柔らかい場所で育てられていたオリヅルランは、春や秋など涼しい季節であっても、いきなり屋外の直射日光に当てると葉焼けを起こして株全体が傷んでしまう場合があります。

ですので、初めは無理に屋外に出さず、少しずつ室内の日当たりのよい場所から、屋外へ出していくほうがいいでしょう。購入時点ではあまり日光に慣れていないことも

オリヅルランが育ちやすい用土


オリヅルランを育てる土ですが、水はけがよく、肥えた土を選びましょう。 市販の観葉植物用の土が一番手軽でおすすめですが、自分で配合して作るなら、小粒の赤玉土5:腐葉土もしくはピートモス3:川砂2の割合で混ぜて植え付けます。

オリヅルランを上手に育てる水やりや肥料の与え方

水やりは季節によって頻度を変える

オリヅルランは、春~秋にかけてよく水を吸って生長し、秋~冬にかけては水を吸う力が弱まり、生長スピードも遅くなります。 水やりですが、4~10月の間は土が乾いたら水やりをしましょう。特に真夏は土が乾きやすいことや、オリヅルラン自体もよく水を吸う季節なので、毎日水やりしても大丈夫です。

また11月~3月の生長がゆっくりになる季節は、鉢の土が乾いて数日たってから水やりしても遅くありません。 水やりの他に、葉っぱ自体が乾燥しているときは霧吹きなどで葉っぱに直接水を吹きかけると生き生きとして、きれいな色合いを保つことができます。

緩効性肥料や液体肥料が有効

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オリヅルランは、生長する春から秋の間に緩効性化成肥料を2か月に1回の割合で株元に置く、「置き肥」をするか、速効性のある液体肥料を1週間から10日ぐらいに1回の頻度で施すようにします。

オリヅルランは肥料を与えることで、葉の色や艶が良くなり鮮やかになりますので、必ず与えるようにします。 なお、冬の時期は肥料を与える必要はありません。

オリヅルランがかかりやすい病害虫は?

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アブラムシやカイガラムシに注意

オリヅルランは、気温が上がり、新しく芽が生えたところにアブラムシがつくことがあります。 アブラムシは葉や茎から養分を吸い取ってしまうので、オリヅルランの株全体を弱らせてしまうこともあります。

またアブラムシの排泄物が別の病原菌を招く原因にもなるので、見つけたらできるだけすぐ捕殺します。 カイガラムシも同じく、1年間を通して葉や根に発生することが多いです。 数が少なければそのまま手で取ってつぶしますし、アブラムシの場合は牛乳を薄めずそのまま吹きかける方法も有効です。

カイガラムシなどは、薬に抵抗がなければ殺虫剤を吹きかけて駆除しましょう。 その他、病気については、やはり気温の高い時期に「炭そ病」が発生することがあります。これも専用の薬剤を吹きかけて予防・対処します。

オリヅルランを育てて植え替える方法

すぐに根が伸びるので定期的に植え替える

オリヅルランの根は太く、根は良く伸びるのですぐに鉢の中が根で詰まってしまう傾向にあります。 5~9月が植え替えに適した時期ですが、できれば毎年植え替えし、鉢の大きさを変えていくといいでしょう。 植えっぱなしにしておくと根が鉢の上まで盛り上がってしまうこともあります。

植え替えですが、鉢から抜いた株の土をよく落としたら、根先をハサミで切り落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。 毎年のように鉢を大きくしていくと、いつのまにか大株になりますが、それ以上大きくしたくない場合は「株分け」をしましょう。

株の増やし方(ランナーから増やす)

オリヅルランの株の増やし方ですが、オリヅルランは「ランナー」といって蔓の先から発生する子株を切り取って植え付けるもしくは、大きくなった株を増やしていく方法があります。

ランナーから切り取って植え付ける方法ですが、葉の数が8枚以上ついている子株を選んでランナーから切り取り、観葉植物用の土を入れた小さめの鉢に植え付けます。 ちなみにランナーから切り離さずに他の用土の入った鉢に子株を載せてそのまま放っておくとそのまま根付くので、根付いてから親株から切り離すという方法もあります。

株分けも簡単!

株分けは、大きくなった株を土から抜き取り、土をよく落とした後、地際の芽が一株に3つ以上つくようにナイフなどで切り目を入れて株分けします。 切り目を入れた株はそれぞれ鉢に植えて育てましょう。 株分けの少し詳しい手順としては以下の通りです。

1.鉢底ネットと鉢底石を敷いた鉢の1/3まで土を入れます。 2.古い株からオリヅルランを抜き出し、オリヅルランの根についた土を1/3ほど落とします。 3.土を落としたあと、黒く腐った根や傷んだ根などがあれば、ハサミで切り落とします。

4.葉っぱの分かれ目を裂くようにハサミで根を切り分けます。 5.切り分けた株をそれぞれ新しい鉢の中心に置き、縁から2~3cmの位置まで土を足します。最後にたっぷりと水やりをして完成です。

オリヅルランの株の増やし方や枯れた場合の対処方法

冬越しについて

寒さに強いオリヅルランですが、もともと暖かい地域で生まれた植物なので、長く、氷点下を超えるほど寒い場所では耐えることができません。 また先にもご紹介しましたが、霜に当たると葉っぱや根が枯れることがありますし、0度以下の場所に長く置いていると葉っぱの先が黒ずんでくることもあります。

真冬は軒下など雨風のあたらない場所、できれば室内で育てることをおすすめします。 外に置き続ける場合は、土の上に防寒用の木材などを被せ、根元に直接霜が当たらないように注意します。 冬は葉っぱが枯れてなくなることもあるかもしれませんが、根は生きているので春まで待つと新しい葉っぱが生えてきますよ。

オリヅルランを育てていたのに枯れてしまった場合

枯れてしまった原因はやはり根詰まりかも…

オリヅルランの下葉が茶色くなって枯れこんできた。このままだと枯れてしまうかもしれないと思った際には、根詰まりを疑いましょう。 鉢土の表面や鉢底から白い根が見えていたら、根が鉢の中で詰まっている証拠です。根詰まりを起こすと下葉が黄色く変化し、茶色く枯れこんできます。

株がすべて枯れてしまわないように、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをするようにすると症状が改善する可能性があります。 また単に、下葉が茶色く枯れていたら株元から切り取りましょう。

またこの他、ランナーが伸びすぎて見た目が悪くなりがちな時は、大きめの子株は適宜間引きましょう。また間引いた子株は新しい鉢などに植えこむか、場所がなければそのまま切り落として処分します。

どんな部屋にも合わせやすいオリヅルラン

オリヅルランの育て方で重要なのは、水やりと日光に当てること。 細長い葉っぱが印象的なオリヅルランですが、鉢の形や飾り方によって、洋風、和風問わずインテリアとしてコーディネートすることができます。 ぜひ、上手に育てて楽しんでみてください。