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釣りのタックルとは?初心者向けにスポット別おすすめをご紹介!

釣りを始めてみたい!と思っても、初心者はタックル(道具)のことが難しいと感じています。堤防やサーフ、テトラや船・ボート釣りなど、海釣りのスポット別に必要なタックル(釣具)の用語の意味をやさしく解説していきます。これを機会に釣りの世界を知ってみましょう。
更新: 2021年4月27日
hanbaishi
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目次

釣りのタックルって一体どんなもの?

釣りのタックルとは、「道具」のことです。 釣りは楽しそうだけど、用語の意味が分からないという人も多いでしょう。 今回は、初心者向けに、海釣りで使用する道具を、 堤防・サーフ・船・ボート・テトラポットなど、釣りのスポット別に紹介していきます。 釣りの基本的な道具としては、以下のようなものがあります。

竿

ロッドとも言います。 釣りには不可欠のタックルです。 釣り場の状況や、魚の種類によって長さや硬さに多くの種類があります。 長い竿は遠くを狙うのに便利です。仕掛けも遠くに飛びます。 短い竿は足元の魚を狙う場合に使います。 リールを使って使う竿と、リールを使わず、竿の先に糸を括り付けて使うのべ竿という種類があります。

ラインとも言います。 リールといわれる、巻き取る道具で操作します。 糸には、リールから直接出ている道糸と、 針につながっているハリスがあります。 糸はなるべく細くするのが理想です。 魚に気づかれないようにすることと、 仕掛けを遠くに飛ばすためです。 しかし、細すぎると大物がかかった時には切られてしまいます。 素材はナイロンが主流ですが、 フロロカーボンやPEラインといわれる丈夫な糸もあります。

リール

糸を巻き取る道具です。 ほとんどの釣りに使います。 多くの場所で使うのが、スピニングリールといわれるリールです。 スピニングリールには、急に大物がかかった時に対応して 自動で糸を出す、ドラグという機能があります。 他にはベイトリールや太鼓リール、電動リールなどがあります。

釣り針

エサをつけて魚をひっかける金属の針のことをいいます。 フックとも言います。 大型の魚には大きい針を、小さい魚には小さい針が基本です。 針の軸にハリスという細めの糸を結び付けて使います。 釣り場や魚の種類に応じて様々な形があります。 先がとがっていて、返しといわれる逆方向の針がついており、 掛かった魚が外れにくいように出来ています。


ウキ

主に海中の中層を狙う時に使う道具です。 エサの付いたはりの先につけます。 魚がエサに喰いついたときに、沈んでアタリを知らせてくれます。 棒状のものや球状のものなど様々な形があります。 夜でも見えるように灯りがともる、電気ウキもあります。 風や波が強い時はウキの動きがわかりにくく、 釣り方としては不利になります。 のんびり釣りを楽しむときに向いている道具です。

安全に楽しむためのタックル

・ライフジャケット  海に誤って転落したときに浮いていられる道具です。釣りに限らず、  水のレジャーでは必ず着用しましょう。  肩から掛けるタイプやジャケットタイプ、ウエストタイプがあります。 ・帽子  頭部を守るための道具です。投げ釣りやルアーを使う時、  投げた仕掛けの針で頭部を怪我しないようにするものです。  熱中症の予防策としても重要です。 ・日焼け止め、サングラス  海の紫外線は強烈です。日焼けに慣れていない人は、  短時間でも火ぶくれを起こすほど重症になります。  釣行の前にしっかり日焼け止めを塗り、  サングラスを着用しましょう。 ・カットバン  海では思わぬ時にけがをしてしまいます。  釣り針で手にけがをしたりしたときなどに、  応急処置できるものは準備しておきましょう。

堤防釣りのタックル紹介

堤防とは、防波堤とも言われ、波の浸食から陸地を守るための場所です。 海のすぐ近くなため、手軽に釣りが出来る場所として人気です。 堤防のすぐ際まで魚が寄っていることも多く、 魚の多い場所でもあります。

狙える魚、釣り方

アジをサビキ釣りしたり、キスやハゼを投げ釣りで釣れます。 ファミリーに人気の釣りで、初心者にもおすすめです。 また、黒鯛などをウキ釣りしたりします。 特に投げ釣りは手軽なタックルで釣れるため、 「チョイ投げ」などと言われたりします。

堤防で使う釣りのタックル

海が目の前なので、基本的に釣具も手軽なものでOKです。 竿も2m前後のもので充分です。 リールも小型のものでOKです。 サビキ釣りの場合、針がたくさんついたサビキ仕掛けを使います。 投げ釣りでは、天秤の付いた投げ釣り仕掛けを主に使います。


サーフでの釣りタックル紹介

サーフというのは、砂浜のことです。 夏に海水浴を楽しむ場所ですが、 実は釣り場としても、良く釣れる場所でもあります。 サーフは、海水浴客の他に、サーファーやジェットスキーを楽しむ人もいます。 仕掛けを投げる時などは注意しましょう。

狙える魚、釣り方

夏から秋にかけてキスやハゼ、小鯛、コチなどが釣れます。 冬場はヒラメやカレイがメインターゲットです。 釣り方はほぼ投げ釣りです。 堤防に比べて水深が浅いため、多少遠投する必要があります。 思いっきり遠くへ投げると、スカッとしますね。

サーフで使うタックル

サーフでは遠投が必要なため、4メートル以上の竿が必要になります。 リールは中型のスピニングリールを使います。 仕掛けは主にキス用の天秤か、ジェット天秤といわれる仕掛けを使います。

船やボートでの釣りのタックル紹介

船やボートを使って海の沖まで出ると、 狙える魚種が広がり、大物も期待できます。

狙える魚、釣り方

魚種は数限りなくあります。 シーバス、マダイ、ヒラメ、太刀魚、イカ、ブリ、カンパチなど、 大型で高級な魚が釣りやすいのがこのスポットの魅力ですね。 様々な釣り方がありますが、 大別すると、仕掛けの下に錘をつけて底まで落として釣る釣りと、 ルアーを投げて釣る釣りがあります。

船やボートで使う釣りのタックル


船で釣る場合は、数人の釣り人が同じ船に乗って釣りをする「乗り合い」と、 自分の船で釣りをするボートフィッシングがあります。 乗り合いの場合、タックルやエサなどを用意してくれる場合もあるので、 事前に相談してみましょう。 仕掛けを下に落として釣る場合は、短めの竿で、 大物の場合は硬めの竿を使います。 リールは大型のリールを使い、 深い場所を探るときや、大型魚を釣るときは、 電動リールを使用したりします。 ルアーで投げる場合は場合は、長めの竿を使う場合もあります。

テトラポットでの釣りタックル紹介

テトラポットというのは、海岸線沿いに積み木のように設置されている、 コンクリートの塊です。 海の波の力は強く、テトラポットが無いと防波堤は壊れていきます。 テトラポットは魚が隠れる格好の場所になっているため、 多くの魚が生息しています。 半面、テトラポットは足場が悪い場所が多く、転落の恐れもあります。 充分注意して、釣りを楽しみましょう。

狙える魚、釣り方

テトラポットでは、主に「根魚」という種類の魚が釣れます。 カサゴ、ソイ、メバル、アイナメ、マハタ、アコウなどです。 主に白身の魚です。 いずれも刺身や煮付けに美味しい魚です。 特にアコウは超高級魚として有名です。 テトラポットでは、仕掛けを投げずに、 テトラポットの隙間に落として釣る独特の釣り方で、 「穴釣り」とも言われます。 テトラポットの隙間に仕掛けを投入し、 少ししゃくってやると、いきなり食ってきます。 シンプルで釣果も見込める釣りです。

テトラポットで使うタックル

テトラポットでは、隙間を狙って次々に仕掛けを落としていきますので、 長い竿は不向きです。 穴釣りロッドと呼ばれる、長さ1.2m前後の竿を使います。 また、仕掛けをテトラポットの奥の奥まで届かせるために、 オモリと針が一体になった、「ブラクリ」という仕掛けを使います。 いかに深いところまで仕掛けを落とせるかが、 この釣りのポイントになります。

釣りタックルまとめ

釣りを始めてみたい人向けに、場所別に必要な道具をご紹介してきましたが、 いかがだったでしょうか? 初めて聞く釣具に、意味不明な用語、 ちょっと初心者は戸惑いますね。 何だか気後れしそうになりますが、 先輩釣師や釣具屋さんにどんどん聞いてみましょう。 用語の意味も丁寧に教えてくれます。 実は、釣り人は教えたがりの人が多いんです。 気軽に尋ねて、釣りの楽しさを体験してみてください。